バカとペルソナと召喚獣   作:まっき~

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はじめまして、まっき~です。
今までは読むだけだったのですが、思いきって書いてみました。
これがはじめての作品となります。
文の構成等なれていない部分がありますが、暖かい目でみていただけると嬉しいです。
それでは、本編へどうぞ。


01 プロローグ1

悠 side

 

 

季節が春になりひと月たった4月のはじめ。

鳴上悠は友人に見送られながら一人電車に乗った。

今日から文月市にいる叔父さんの所にすむことになったからだ。

なんでも、両親が海外に転勤することが決まってしまったらしい。

両親共に海外転勤もなにか変だがそこは気にしないでおこう。

 

 

『次は文月、文月です。お降りの際は…』

 

 

電車のアナウンスが聞こえた。

どうやら目的の駅に到着したみたいだ。

 

 

「お、どうやらあの子みたいだな。おーい!!」

 

 

駅のホームを出てすぐに俺を呼ぶ声がした。

 

 

「お久し振りですね。叔父さん」

 

「ああ。何年ぶりかな?それにしても、大きくなったな。写真で見るよりも男前じゃないか」

 

「お陰さまで。ありがとうございます」

 

 

そんな話をしていると、叔父さんの後ろから一人の女の子が出てきた。

 

 

「そういえば、悠君はまだ知らなかったな。紹介するよ。この子は俺の娘で、菜々子って言うんだ」

 

「……」

 

「よろしく、菜々子」

 

「……よろしく……」

 

 

それだけ言うと、すぐに叔父さんの後ろに隠れてしまった。

 

 

「すまないな。菜々子は人見知りでな、特に初対面だとこれなんだ」

 

「そうなんですか」

 

「まあ、立ち話もなんだから、早いところ車にのって、俺の家にでも行こうか」

 

 

俺はこくりと頷き、叔父さんの車に乗った。

そして、疲れていたのかすぐに寝てしまい、気がついたら家についていた。

 

 

「よっぽど疲れていたようだな」

 

「すいません。慣れない電車だったもので」

 

「まあ気にするな。そろそろ引っ越しの荷物もくるだろうからな。それまでは話でもしていようか」

 

「そうですね。ああ、そういえば」

 

 

俺はふと思い出したことを聞いてみた。

 

 

「次にいく学校では振り分け試験と言うものがあるって聞いたんですけど、いつだかわかりますか?」

 

 

そういうと、叔父さんは驚いたような表情になって、

 

 

「姉貴から聞かなかったのか?」

 

「振り分け試験があるとしか言ってませんでしたね」

 

 

そういうと、叔父さんは手を頭に当てて、少し困ったような表情を浮かべていた。

そして数秒たって、こう言った。

 

 

「振り分け試験は、昨日あったんだ」

 

 

少しの沈黙の後、叔父さんから「引っ越しが終わってから、1回学校の方に行ってみるといい」と言われたので、荷物を素早く運び終えたあと、文月学園の方に行ってみたが、振り分け試験を受けることは出来ないと言われたので、すぐに叔父さんの家にとんぼ返りすることになってしまった。

後で母親に話を聞いたところ、振り分け試験の日程を教えることまではすっかり忘れていたらしい。

高校2年のクラスはどうやら決まってしまったみたいだ。




いかがだったでしょうか?
ペルソナはかじっている程度なのでおかしいかもしれません。
それと、更新は不定期です。
文を書く才能があまり無いので、どうしてもかかってしまいますが、すいません。
次回もプロローグです。
今度は振り分け試験の出来事です。
アドバイスや誤字脱字等ありましたらよろしくお願いします。
感想もお待ちしてます。

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