さやかが魔法少女になってしまった翌日、みんなで人気のない場所に集まっていた。
「これからさやかに模擬戦をしてもらいます。最初は私、次は杏子とね」
「はーい」
さやかは魔法少女に変身し、自分の武器であるサーベルをもった。
「
私もスウァフルラーメをもつ。
「どっからでもかかってきなさい!」
「はぁーーー!」
さやかの一撃を払い、首元に剣を突きつける。
「はい、私の勝ち」
「弱っ!」
「うるさい杏子!」
実際この剣をもってて私が負ける可能性なんてほぼゼロなんだけど。数秒後の未来が見える
「くそぉ!もう一回!」
フェイントもなしで真正面から切りかかってくるとか…
「すこしはフェイントの一つも入れなさい!」
「うわっ!?」
さやかの攻撃を避け、手の甲に剣をぶつけた。
「~っぅ、まだまだ!」
両手にサーベルをもち、手数で攻める戦法に変えたようだ。
「たぁ!はっ!せいっ!」
「やみくもに攻撃したって当たんないわよ!」
一撃一撃を冷静にさばいてく。
「このぉ!」
さやかはバックステップして両手のサーベルを投げてきた。
「やけくそにならず冷静になれ!当たんなきゃ意味ないわよ!」
あっさりサーベルをかわし、足に魔力を込め、さやかに一気に近づく!
「てぇい!」
「無駄!」
即座に再び手にサーベルを出し切りかかってきたが、切りかかったサーベルを弾き、再び首元に剣を突きつける。
「あーもぉ!紅葉強すぎるでしょ!?」
「まだまだね、そんな腕じゃ実戦に出たらすぐ死ぬわよ」
これでも手加減してるし。
「すこし休憩しましょ。まだ美樹さんは魔法少女になりたてだもの」
「はーい」
さやかはマミさんがもってきたお茶を飲み始めた。
「そういえば里村さん。その武器は魔女退治では使ってないわよね?」
「そういゃ、見たことねぇな」
「この武器はリスキーだからあんまりねぇ」
あれを使わなくても十分強いが。
「リスキーってどういうこと?」
「この剣、スウァフルラーメの魔法は
「つまり?」
「三回使うと私が死ぬ」
「それは…気軽には使えねぇーな」
あらゆることをゼロにできる
「裏技使えば無限に使えるけど」
「使えるの!?」
「まぁ、それでも万が一があるからなるべく使いたくないのよ」
「ふぅん」
その後にさやかVS杏子の模擬戦があり(無論さやかがボコボコにされていた)その日は訓練で終わった。
今回の話は雑でごめんなさい!この作品だとさやかVS杏子の勝負が起きないので、変わりに紅葉VSさやかの戦いをいれたのですが、うまく話が思いつかなかったんです。