今回からルイズが大好きほんわか美女のカトレアお嬢様が登場します。
それでは11話をお楽しみ下さい。
自分だけ除け者になっていて、独り寂しくイジケテいたヴァリエール公爵ピエールに対し。その姿を見てルイズは内心でこれはマズイと思っている最中であった。
(……あちゃあ~私が母さまとばかり仲良くしてるから、父様が拗ねてるわ……このままじゃダメだから、私が何とかしないといけないわね……)
拗ねてイジケテいたヴァリエール公爵にルイズは優しく声をかける。
「父様もそんな処で肩を落としていないで、元気を出してねえ~父様にも素敵な良いお土産を用意しているからね」
こんなヘタレで打たれ弱い駄目な父親に優しい声で励ますルイズは、このハルケギニアに還ってきたばかりだというのに両親に気を使っていると、いくら短時間の昼寝をしてリフレッシュしてもその内疲れてくるのは必定なのである。
「ぅうおぉぉぉおお! ルイズはぁぁぁぁぁ、何て優しくて良い娘なのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
うれし涙を流し、大きな叫び声を喚きながら歓喜に震えた表情で物凄いまるで異世界地球に存在するブルドーザみたいな勢いのある突進力で、妻と娘に抱き着こうとしてくるヴァリエール公爵またの名を愚か者ピエールの鬼気せまる姿を見たルイズは思わず顔が引きつった様になっていた。
一方カリーヌのほうは、さすが若い頃から “烈風のカリン”と2つ名で呼ばれているくらいのスゴ腕メイジなだけ有って、夫のピエールに対して背中を向けていながらも、今までいろいろな処で数々の実戦でかなりの窮地を潜り抜けて研ぎ澄ました恐ろしいレベルまで上り詰めた判断力により、一瞬でスカートに装着していた隠しフォルスターから長年愛用の短い杖を引き抜くと高速で呪文を唱え“エア・ハンマー”を一切躊躇する事なく、まぁそれでも多少は手加減してはいたがそこは風のスクウェア・メイジのカリーヌの威力有りまくりの魔法でヴァリエール公爵ピエールを容赦なく壁まで吹き飛ばしていた(あぁ、恐ろしい、恐ろしい)。
さすがは普段から奥さんカリーヌの制裁をうけて慣れていた公爵ピエールは何とか壁際から立ち上がると、妻に抗議の声をあげていた。
「……ぐぉっ。はぁ、げほっ……ごぉはぁ、な、何をする……のだ………カ、カリーヌよ……よ、ようやく、ルイズが、還ってきたと、言うのに……お、お前ときたら………」
カリーヌのエア・ハンマーの魔法により吹き飛ばされ壁に激しく衝突した公爵は髪がグシャグシャに上服はマントを含めズタズタのボロボロに成り果て、シャツやズボンもズタボロと最早原型を保ってはいなかった。
「あなたこそ、物凄い勢いで激しく抱き着こうと、飛び込もうとしてきて! 私とルイズに大怪我でも負わせるつもりなのですか!! 」
激しいくらい威力のあった魔法攻撃を喰らい抗議するヴァリエール公爵ピエールに対してカリーヌは逆ギレみたいな感じな物凄い剣幕で叱りつけていた。
「……いや、しかし、だな、あれは……お前が………その、何というか……わ、悪気は……ない………無いのだ……カ、カリーヌ………済まん……みな、儂が悪かった……………」
最初は自分の都合が良いように言い訳しようする公爵でしたが、奥さんのカリーヌが自分を睨み付ける姿の向こう側に見えた雰囲気からは、カリーヌの身体全体からいま直ぐにも襲い掛かってきそうなくらいの轟音が渦巻くみたいな物凄い蒼く猛々しい深淵のオーラを纏っているのが感じられたので、それ以上は強く言えず最後は謝ってしまうのであった。
「今回はルイズが私の元へ10年ぶりに還ってきてくれて、気分がたいへん良いので……あなたの失態も今日は特別に、赦して差し上げますわ……でも次はありませんから、気をつけて下さいね。あなた……」
「……あ、ありがとう……カリーヌ………」
と真面目な表情で自分の奥さんに謝罪する。名門大貴族の当主としては凄く情けないと言わざるを得ないヴァリエール公爵のピエールである。
ヴァリエール公爵が情けない事をしているうちに、時間が通りすぎていきルイズが還ってきた祝いに少し豪華な晩餐の準備を迎えようとしていた夕方の頃。ヴァリエール公爵ピエールは自分の執務室にいてほんの後僅かの仕事をしていた。
ヴァリエール城正門前に大型の八頭立ての豪奢な馬車が到着して大きな幅広の水壕前にある詰所から出てきた門番の衛兵に、お付きの護衛の警備隊員がヴァリエール公爵家2女、カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラン・ド・ラ・フォンティーヌの来場を告げると門番の衛兵が慌てて、とある言葉述べていた。
そうするとヴァリエール城正門の重く大きい頑丈な扉が自動自立型のマジック・アイテム先進国のガリア王国から大金で購入した割と大きなゴーレム二台が巻き上げ機を用いるとゴゴォと大きい音を発してかなりの速さで幅広の水壕を跨いで対岸へ跳ね橋を通していた。
水壕を渡る準備が整ったので早速、豪奢な八頭立て大型馬車が跳ね橋を通り抜けて正門を潜り館前の広場まで来ると馬車の扉が開かれ中から先ずはフォンティーヌ館メイド長のソフィーが降り立ち、次にカトレアがソフィーに手を添えられて降りてきた。
「ようやく着いたのね。ヴァリエール館に……あぁ、早くこの手でルイズを抱きしめたいわ……私の小さなルイズはどのように成長しているのかしら? 今から逢えるのが楽しみね」
ヴァリエール公爵家に到着してカトレアは10年ぶりに大切な妹ルイズに逢えると思い、気分が弾んでいた。
「カトレアお嬢様が嬉しくなるお気持ちも理解できない訳でも、有りませんが……そんなに浮かれなくても、もうすぐルイズお嬢様に出逢えますから、はしゃぎすぎるとお身体に障りますから、どうかご自重下さい」
フォンティーヌ館メイド長のソフィーがカトレアに浮かれる気持ちも解らないでもないけども、あまりはしゃぎ過ぎると普段から弱い身体に負担がかかるといけないので、少し自分が仕える主の美女に苦言を述べていると壮麗で豪奢な4階建てのヴァリエール館の荘厳にみちた正面玄関の重々しい扉が開かれて、正門の門番からマジック・アイテムによる連絡によって、急遽駆けつけた執事長のジェロームが馬車を降りたばかりのカトレアに急ぎ近づいて来るのであった。
「これはカトレアお嬢様。お久しぶりにございまする。これ程お早くお屋敷へ来られるとは思いも致しませず、お出迎えに遅れましてこのジェローム不徳の極みにございまする」
いくら想定していた時間より早く到着したとはいえ、ヴァリエール公爵家第2公女の出迎えに遅れた事を恥じて深々と頭を下げて謝罪の言葉を述べる執事長のジェロームに対してカトレアは逆に、微笑みうかべた優しい声で労いの言葉をジェロームにかけていた。
「ジェロームが恐縮する事はないわ……小さなルイズに早く逢うため、急いで来た私がいけないのだから、ジェロームが気にする事は無いから頭を上げて下さい」
「いえ! それでは他の者たちに示しがつきませんので、このわたしめに叱責の言葉をどうか賜り下さい」
このまま何事もなく自分を赦せばヴァリエール公爵家に仕える他の使用人すべてに示しがつかないからと言って、処罰を乞う執事長のジェロームに対してカトレアはとても困惑したような表情になっていた。
「相変わらずお堅いのですね、ジェローム殿は……カトレアお嬢様が気にしないで良いと言って下さるのだから、それでこの件はお仕舞いになるところなのに……ルイズお嬢様に早くお逢いしたいカトレアお嬢様にとっては逆に迷惑かけているのを自覚していないから、そんな自分勝手な物言いができるのですね。あなたは……」
自身に罰を与える事をカトレアに乞う執事長のジェロームにソフィーはそんな身勝手な願いは早くルイズに逢いたいと思っているカトレアにすれば迷惑な事だと、ジェロームをバッサリ切り捨てる言葉を述べていた。
ソフィーの叱責によりジェロームがはっとなり、自分が如何に身勝手だったのか気がついた途端。
「カトレアお嬢様の心情に配慮が足りず申し訳もございません……では応接室へは配下のメイド2名をお付けいしますので、そこで暫しお待ち下さい。すぐに公爵様とカリーヌ奥様にご連絡致しまする。勿論お部屋に居まするルイズお嬢様へ大至急お知らせ致しまするのでご安心ください」
ジェロームが謝罪の後すぐにそう述べるとカトレアは
「ではその様に手配して下さい。ジェローム……じゃあ行きますわソフィー婆や」
とそう言ってカトレアは静に自分つきのメイド長ソフィーを伴い応接室へ向かう。
~~此処はヴァリエール城内の公爵の執務室~~
ヴァリエール公爵ピエールにとって今日は早朝からうれしい出来事があって、とても仕事にはならず。普通なら多くの各種書類が貯まっていくハズが、今日は使い物にならない公爵の代わりに執事長のジェロームが大半の書類を処理しており、残りは後すこしだけになっていて後は書類の中身の確認とそれを承認するために必要なヴァリエール公爵直筆のサイン及び代々伝わる由緒正しいヴァリエール公爵家の家紋を元にした固定化の魔法を何十にも重ね掛けした年代物の印章を押すだけだったので、晩餐が始まる直前までそれらの仕事をこなすことだけをしていれば良い公爵ピエールであったが、不意に執務室扉がノックされて、ジェロームが重要な報告があると言うので「入れ」と威厳ある言葉で公爵が一言述べて入室を許可していた。
「何の用だ。ジェローム」
落ち着き払った言動で部屋に入ってきたジェロームを見据えながら用件を訊ねる公爵である。
「公爵様。フォンティーヌ館からの馬車がご到着しておられまする」
「……いくら何でもカトレアが着くにしては早すぎるのでは無いのか? 」
そう言って、娘のカトレアが今朝ふくろう便で連絡したにしては、フォンティーヌからヴァリエール城までの距離を考えると来るには些(いささか)早すぎると思い訝る公爵でした。
「いえ、そのカトレアお嬢様にございまする」
ジェロームの説明うけた公爵はすこし驚いた表情を見せながらも言葉を呟いていた。
「カトレアがもう来たというのか」
「只今のところ応接室にお通し致しており、そこで公爵様及びカリーヌ奥様とルイズお嬢様が来られるまで、お待ち戴いておりまする」
執事長のジェロームが丁寧な言葉で主のヴァリエール公爵にいまカトレアが滞在している場所を説明しているところであった。
「うむ、儂も今からすぐに応接室へ向かうとしよう。カリーヌとルイズもカトレアが来ている事を知り今頃は応接室に急いでいるところだろうからな……あぁそれからお茶を4人分と何等かのお茶菓子と一緒に応接室へ持ってきてくれるか、ジェローム」
そう言って公爵はジェロームにとある指示を出すと、自身は急ぎ足で大切な娘カトレアが待っている応接室へ行くのである。
ルイズはメイドからの報せをうけて愛しい姉カトレアがフォンティーヌ館からこのヴァリエール公爵家応接室にいることを知ると、急ぎ支度を整えると寝室を出て応接室へ向かうために廊下を考え事をしながら早足で歩いていた。
(ちい姉さまにお逢いするのは10年ぶりになるのだから凄いうれしいのよねぇ~でも10年前はいまの私よりもすこしだけ歳が下だったけど……もう成人して20歳を超えているから、もの凄くきれいになっていると思うと……ちょっぴり胸がドキドキしてくるわねえ……それにしても病気はもう治ったのかしら……それともまだなのかしら、とても心配だわねえ…………………)
ルイズがカトレアの事でいろいろ考え事をしている間に、気が付けばいつの間にか知らないまに応接室の前に到着していたので、気を取り直してスカートのポケットから敷島博士から貰った大事なブランド物のコンパクトな折りたたみ式手鏡を取り出すと手早く簡単に身嗜みをチェックして素早く整えると、ノックして名前を告げて部屋の中に入っていくと。
応接室のソファーには、もう既にこの部屋に到着していた両親のカリーヌとヴァリエール公爵ピエールが仲良く座っており、ルイズから見て正面のところには少しゆったりした純白の素敵なデザインのドレスを纏っている。
上からの身長及びスリーサイズ( T168B92W59H89)の腰先まである色鮮やかなすこしウェーブがかかる見事なピンクブロンドの長い髪に、すごく整った端整な顔立ちにスタイル抜群のプロポーションを誇りながらも何処か暖かみを感じるほんわかした癒し系の雰囲気を醸し出していた。ルイズがこの10年間何度も夢にみるくらい逢いたくて仕方なかった愛しい姉、凄い美女のカトレアが満面の微笑みをうかべて愛している妹ルイズを10年ぶりに出迎えていた。
(…………………………………………………あぁ、いま目の前にいる人は間違いなく、ちい姉さまだわ……10年前に比べたら背も高くなっているし、手脚も細くて長くおなりになっているのね……それに胸が物凄いほど成長為さっていたのね……これで私にも希望が持てるわ………あぁ、あれほど逢いたかったちい姉さまがすぐ目前に居るのに……こ、言葉がでないのは何故なのかしら? きっと柄にもなく、き、緊張しているせいなのよね……きっと…………最初はどんな言葉をかけて良いのか解らないし……早く緊張を解かないと、ちい姉さまに10年ぶりに逢ったというのに挨拶1つできない礼儀知らずの妹と思われちゃうわよ、シッカリしなさいよ! ルイズ・フランソワーズ! )
10年ぶりに愛しの姉カトレアに逢えて緊張したのか、身体が硬直して言葉1つ発する事もできなくなっていたルイズでした。
ルイズが10年ぶりに愛しい姉のカトレアと対面していたその頃。
ヴァリエール公爵家に向かって、飛行を続けている豪奢な竜籠の中ではとある20代後半と思われる胸は絶壁の洗濯板で有ったが、その他のスタイルは抜群を誇るが性格がキツい所謂残念美女と周囲の者たちに呼ばれているエレオノール・アルベティーヌ・ル・ブラン・ド・ラ・ブロワ・ド・ラ・ヴァリエールと言う名の美女が高級ワインを各種アルコールのつまみをついばみながら飲み干しながらとある独り言(世間一般ではそれを愚痴と言う)を大声で呟いている最中であった。
「…………もう、お父様ったらアカデミーを2週間も休みを取って、しかも急の事だったから親友のオードリーに私の代わりに休暇願いの申請書の手続きをしてもらう代わりにかなり高価なお土産をしなくちゃならない羽目になったのだから、これで急に家に帰って来いなんて、どれ程の重要なお話が有るのか知れないけど……もしもこれがくだらないしょうもない話だったら私ものすごく怒っても良いのかしらねぇ? ……………それとも、もしかしたらバーガンディ伯爵様との婚約話が進展して何か有ったとでも言うのかしらねえ……何かとてもすごく気になるわねえ………それとも今まで何も進展していなかったルイズの行方不明の事に関して、何か重要な手掛かりでも有ったのかしらねえ? それこそまさかよね~今までお父様がヴァリエール公爵家の総力を結集してこの10年間ハルケギニア中隅々まで隈無く捜して回っても見付からなかった私の大好きな妹のおちびルイズが今更見つかってヴァリエール公爵家に帰ってきたともでも言うのかしら………お母様たちも今では口にこそ出さないけどもう半分以上は諦めている様子は私からみても解っている事だしね………もしこれで、私がヴァリエール公爵家に到着してあの妹のルイズが何も無かった顔して家に還ってきていて、涼しい態度で私にお帰りなさい、エレオノール姉さま何てセリフの言葉を喋ったりなんかしたら絶対驚愕してしまうわねえ……この私ならばそうなるわねぇ……………」
「………それにしても、どうしたら大好きなおちびのルイズを探し出す事が出来るのかしらねえ………このまま何の手掛かりも無かったら……もう二人とも良いお歳だから、お父様とお母様も心が折れてしまうかも知れないわね……そんな事態になったら後は絶対におちびが還ってくると信じているカトレアと私が奮闘しなくちゃ、他の誰がルイズがハルケギニアに還ってくる事を信じて待っている人がいると言うのよ! ……………そうよ! 私とカトレアの二人だけはどれ程時間が過ぎようともルイズの事を何時までも待ち続けて見せるわ……例えそのせいで、婚約者のバーガンディ伯爵様と結婚できなくなっても絶対に後悔だけはしないと始祖ブリミル様にも誓えるんだから! 」
「……………あれ、もうワインが無くなったわ……ちょっと、追加のワイン一本と何か適当にお酒のつまみ持ってきなさい」
エレオノールがワインの追加とついでにつまみを傍に控えていたメイドに持ってくるように命じていた。
「ワインとおつまみをお持ち致しました。エレオノール様」
メイドがトレイにワインと新しいグラスに各種のお酒のつまみを簡易テーブルの上に置いてすぐにこの場から下がるとエレオノールは再びワインをグラスに注ぎ入れて、つまみと共に口に入れていた。
「………あぁ、早くおちびのルイズに逢いたいわねぇ………本当に家に到着してルイズが私を出迎えてくれたら、どんなに良いかしら……でも、そんな奇蹟みたいな事なんかこの世の中にあるハズはそうそう無い訳よねえ……それでも、もしか有ったらそれこそまさかよねえ………」
まさかこの時呟いた独り言が、この後すこしの時間で、ルイズと10年ぶりの奇蹟の再会が待っているとはこの時点のエレオノールはまだ知らないことであった。
続く。
カトレアお嬢様は執筆していても、今一つ性格が掴みきれないのは作者が悪いと思いこれから、より一層精進していこうと思います。
久々にあとがきショート劇場を始めます。
「……あによ、今回の私の出番は最後すこし出たあれだけなの! もっと私の出番増やしても良いと思わない、ねえサイトもそう思うでしょう? 」
「なに贅沢言ってるんだよルイズは……俺なんか最近まったく出番ないからな、それ考えたらルイズは余程恵まれてるじゃないか! 」
「あらあら、二人とも凄く仲良しさんなのね」
「これの何処が仲良しなんですか、ちい姉さま……」
「………………す、すげえ………本当にこの人がルイズの姉さんなのかよ……全然そうは見えないぜ……特に胸見比べたら絶対、姉妹とは思えねえよなぁ」
「ちい姉さまを厭らしい目線で見るな! この変態バカ犬! これでも喰らいなさい! 錬金! 」
「ぐあぁぁぁ、久しぶりのオチがこれか……がく……」
次回はヴァリエール3姉妹が勢揃いしますから、お楽しみにしてくださいね。