ハイスクールD×D/Re:Zext Night   作:有栖川アリシア

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第九十七話 英雄派襲撃

昼を食べてから、数刻した後の事だった。

「おやおや、こうなるとはな」

士郎達三人に突然、ぬるりと生暖かい感触が全身を包み込んだ。それと同時に、周辺を見渡すと、三人以外周辺に人がいなかった。

「――この霧は」

霧を真剣な眼差しで見つめるサツキ。

「あぁ、感触からして間違いねぇな――『絶霧(ディメンションロスト)』、アクションなしだとは恐れ入るぜ」

そう言いながら、士郎はすぐさま王の財宝(ゲートオブバビロン)から"原罪(メロダック)"を取り出し構える。

「士郎、どういうこと?」

八雲が説明を求めてくる

神器(セイクリッド・ギア)絶霧(ディメンションロスト)』、霧のチカラで転移させられた、そういうことだ」

 

「八雲、気の流れでイッセー達の場所わかるか?」

「えぇ、やってみるわ」

そういうと、八雲の狐耳が現れ、それがピクピクと動く

「・・・見つけたわ」

「場所は?」

「渡月橋よ――けど、9人あるわ」

「なに!?」

どう考えても二人多いことは明白だった。士郎は、状況を考えて、走り出した時だった。

 

 

 

ゴォォォォォォォォォオオオオン!!

 

突如火柱が三人の行く手を遮った。

士郎とサツキは、いち早く敵の方向を向くと同時に、士郎は全身から冷や汗が滲みでた。

激しく燃え盛る豪炎。軍服に身を包み、舞い散る火の粉をその身に纏っている。燃える焔を宿した凄絶までに美しく輝く紅玉の瞳。そして、焔をその身に宿したような紅蓮色の長い髪の少女

 

「(・・・何者だ?)」

士郎は警戒を緩めない。そんな中

「あなた、いい度胸しているじゃない」

「……」

サツキの言葉に答えない少女――同時に、サツキは神器で作られた刀を構える

「――俺の名前は、丹羽士郎、はじめまして――お嬢さん」

士郎がそういうと

 

「はじめまして、お三人方、私の名前は、スカーレット・リン・イグファニトゥスだ、お嬢さんとは、なかなか嬉しいものだな」

「そういうつもりはないんだがな――スカーレット(紅蓮の使者)さん」

皮肉を込めてそういうと、いよいよ戦闘態勢に入る士郎とサツキと八雲。それをみて、彼女も金と紅で装飾された剣を構える。そして、再び焔の柱が立ち上る

「さてと、あっさりと、通させてくれそうにないな」

「えぇ」

そういうと

「ここを通りたければ――私を倒してからにしろ!!」

その言葉とともに彼女が飛び出してきた。

 

 

「サツキ!!」

「えぇ!!」

二人も飛び出していく。

ギンッ!!

士郎の剣――原罪(メロダック)がスカーレットの剣とぶつかり、火花を散らす。その直後、サツキが下から無銘・弐型を振り上げて攻撃をおこない、相手を浮かせる。そこからコンボ技を繰り出そうとするが

 

ヒュンッ!!バッ!!

「――ハァァッ!!」

スカーレットは、空中に巨大な炎の柱を噴出させ、 四散させてから、地上へ炎の弾丸を 無数に降らせてこちらに攻撃してくる。

ズガガガガガッガガガッ!!

士郎は、それを熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)で防ぐ。

「(なんつぅ、おもさだ!?)」

かなり思い重撃に驚く士郎。そして、スカーレットは更にその場でスピンし その効果で炎の輪を作り出して、それを飛ばして攻撃をしてくる。士郎は、すぐさま絶世の名剣(デュランダル)を反対の手に持ち、そこから縦の剣圧を飛ばし焔の輪を相殺し、飛ばした剣圧に追いつくように翔んでいきすれ違い様に 横の斬撃を繰り出し十字にスカーレットを斬り裂こうとするが

「――っ!!」

軽々と避けられスカーレットが、カウンターに四回の連続攻撃放ってくる。

ズバァァンッ!!

士郎の腕に剣先がかする

「――ぐっ!!」

しかし、後ろから――

「下がって!!」

サツキが居合いのような感じで直線上を無銘・弐型でスカーレットを一閃する

 

ギンッ!!

「――ッ!!」

サツキとスカーレットの武器がぶつかりあう。士郎はすぐさま、体勢を立て直して、一気に突っ込んでいき、一瞬だけの密着状態時に相手を踏み込みと共に 手で掴んで吹き飛ばすことが出来る技を繰り出そうとしたとき

 

フニッ・・・

「あ……」

見れば思いっきり、スカーレットの胸元に思いっきり手が入っていた。いや鷲掴みしていた。

「「「……」」」

サツキと八雲からはジト目、目の前のスカーレットは顔を紅くして、少し涙をうっすらと浮かべ

「い、いやぁあああああああ!!」

悲鳴を上げられた。

 

「わ、わるい!わざとじゃないんだ!!」

すぐさま士郎は手を離す。と同時に、彼女は胸元を手で隠し

「うぅ…」

若干、やってしまったことに罪悪感を感じる士郎。恥ずかしさのあまり、その場に蹲るスカーレット

「「サイテー」」

「う…」

二人から声の攻撃をモロに食らう

 

士郎は、武装と解いて、彼女に駆け寄り

「あ、あの、ごめんさない」

精一杯の誠意を込めて謝る

「……」

涙を浮かべる彼女。彼女は、士郎を少し睨みつけたあと、なぜか知らないが、不思議なそれも助かったような表情をしている。士郎は彼女の顔を覗き込む。再び彼女は士郎を睨みつけ、炎を舞い上げその場を去っていくスカーレットだった。それから、翔けていく三人の視線の先には、『魔獣創造(アナイアレイションメーカー)』で作られた大量の対悪魔用アンチモンスターがいた。

 

『ゴガァァァァァァアアアアア!!』

不気味な鳴き声を唸らせるモンスター。

「突破するぞ!!」

士郎は戦闘を走ると同時に無毀なる湖光(アロンダイト)を構え、速度上げ飛び上がり

「――!!」

ズバァァンッ!!ズガガガガガッガァン!!

空中に上がると同時に、無毀なる湖光(アロンダイト)がビームソードのような巨大な剣になり、空間ごと敵を一掃にしてしまう。そして、サツキは、目の前に巨大な魔法陣のようなものを発生させ、 そこから8つに枝分かれするエネルギー弾を一斉に発射して 広範囲を殲滅する。辺り一帯の敵が一掃されたことを確認すると再び走り出す。

 

「八雲、渡月橋までどれくらいだ!?」

「今が丸太町だから、すぐよ!」

 

ズバァァァンッ!!

進行方向の先で壮大な爆発があった。

「(あそこだな――)」

二人は速度をあげた。

 

 

「いいじゃないか、僕がいなくなったところで教会にはまだ最凶の戦士が残っているよ、あの人だけで僕とデュランダル使いのゼノヴィアの分も十分に補えるだろうし、案外あの人は『御使い』のジョーカー候補なんじゃない?――と、紹介も終わったところで剣士同士やろうじゃないか、デュランダルのゼノヴィア、天使長ミカエルのA――紫藤イリナ、そして聖魔剣の木場祐斗」

教会関係者だった三人に対して宣戦布告するジークフリート

「――魔帝剣グラム、魔剣最強のこの剣なら聖魔剣を難なく受け止められる」

木場とジークフリートがつばぜり合い、壮絶な剣戟を繰り広げる

「……木場と互角……いや!」

木場が徐々に押されているのだ。そう神速で動く木場が捉えられているのだ。

「木場!お前一人では、無理だ!悔しいかもしれんが、私も加勢する!」

「――っ!ありがとう」

木場はこの場で剣士としてのこだわりを捨て、ゼノヴィアとの同時攻撃に乗った。

「私も!」

そこにイリナも参戦し、三対一のバトルになる。しかし、三人相手でもジークフリートは剣一本でいなしていき、数をものともしてない、木場が神速で分身を作り出し、かく乱させて相手の死角から加える技の構えをとり始める。ゼノヴィアは、上空から巨大なオーラを纏った聖剣で切りかかり、さらにイリナが背後から光の剣で突き刺そうとする――この同時攻撃ならと確信した時だった。ジークフリートは背後からの攻撃を後ろに手を回して防ぎ、さらに、空いた手で腰の帯剣を一本抜き放った。

ギィィィンッ!!

銀光を走らせながら、上空から斬りかかっていたゼノヴィアの剣をまるでガラスを砕くように儚い音を立てて壊してしまうジークフリート。

「――バルムンク、北欧に伝わる伝説の魔剣の一振りだよ」

そして、木場の死角からの攻撃がはいろうとするが

ギイィィィン!!

「ノートゥング、こちらも伝説の魔剣だったりする」

三本目の魔剣を――三本目の腕で木場の攻撃を受け止めた。

 

しかし、そんな中

 

『下がれ――三人とも!!』

上空から、これほど頼もしいまでの声が聞こえた。と同時に

 

「――幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)!!」

ズバァァァァァンッ!!

半円状に拡散する黄昏の波が放たれた。しかし、それは一点に収束され

ドガァァンッ!!

ジークフリートに直撃した。

 

スタッ!!

柄に青い宝玉が埋め込まれた黄金の大剣を持ってた士郎とサツキと八雲が上空から降り立った。

 

「すまん、加勢する」

士郎は、そう呟くと

「――まさか、こうなるとは…」

そこには、かなりダメージを負ったジークフリートがいた。見れば所々衣服が破けている。

 

「バルムンクにノートゥング、それにグラムを使ってもこのレベルか…いやはや、恐ろしいな」

「それは、どうも――」

皮肉ながらも挨拶する士郎

 

「サツキ、八雲」

士郎は、ジークフリートを睨みつけながら、左手でサツキに幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)を渡す。

「わかったわ」

そういうと、士郎は下流域のアサゼルの下に向かっていった。下流域では、ドンパチやってるアサゼルと槍使いの男子の姿があった。

 

「――アサゼル!加勢する!」

「来たか!あいつは、神滅具(ロンギヌス)の一つ『黄昏の聖槍(トゥルーロンギヌス)』を持ってやがるぞ!」

「了解――日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)"!!」

士郎は、太陽の輝きを放つ強力な防御型宝具を身にまとい

「――刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)!!」

士郎は、バビロンから刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)を取り出し、ためらわずに必殺必中の一撃を放つ

「ッ!?それは!?――黄昏の聖槍(トゥルーロンギヌス)!!」

曹操の顔が凍りつき、同時に因果を逆転させる「原因の槍」と黄昏の聖槍(トゥルーロンギヌス)の因果操作がぶつかり合い、ものすごいエネルギーを放つ

 

ビキンッ!!バンッ!!

両槍がお互いのところに戻ってくる。見れば、曹操の息が上がっている。士郎は、ためらわず飛び出していく。

そして、空中から真下へ刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)による突きを繰り出し、 背後に回り込み、突きを繰り出して斜め上に吹き飛ばす。

 

「――ッ!!」

しかし、間一髪のところで止められる。曹操はそこから空中斜めから槍を士郎に向けて、連続で突いて攻撃する。

 

「――七つの円環(アイアス)!!」

士郎は、七つの花弁でそれを防ぎ、槍で突き刺し攻撃で曹操の体勢を一瞬だけ崩させたところに、大きなつむじ風を 巻き起こして敵を空中に放り投げて、とどめに槍で一閃する。

 

シュパァァンッ――!!

エネルギー同士がぶつかり合い爆発が起こる。曹操も、ダメージを受けている。

 

「いい眷属悪魔の集団だ、これが悪魔の若手でも有名なリアス・グレモリー眷属と士郎チームか、もう少し楽に戦えると思ったんだが、意外にやってくれる、俺の理論が正しければ、この馬鹿げた力を有するグレモリー眷属と士郎チームの面々を集めたのは、兵藤一誠と丹羽士郎か、それにしても、不運だな私は」

「は!!いってくれるぜ、狂喜乱舞していたくせに」

「だからこそ、俺たちは旧魔王派のように油断しないつもりだ、なぜなら最も危険な赤龍帝に最も仲間の多い滅神龍帝、そして眷属も仲間も同様、今のうちに摘むか、もしくは解析用のデータを集めておきたいものだ」

と、めんどくさいことをいう曹操。そんな中、隣に降りてきたアサゼル先生が訊いた

 

「ひとつ聞きたい、貴様ら英雄派が動く理由はなんだ?」

「堕天使の総督殿、意外にも俺たちの活動理由はシンプルだ、人間としてどこまでやれるか知りたい、そこに挑戦したいんだ、それに悪魔、ドラゴン、堕天使、その他もろもろの超常の存在を倒すのはいつだって人間だった――いや、人間でなければならい」

「英雄になるつもりか?って、英雄の子孫だったな」

曹操は、人差し指を青空に向かってまっすぐ突き立てる

「――よわっちい人間のささやかな挑戦だ、蒼天のもと、人間のままどこまでいけるか、やってみたくなっただけさ」

それを聞いて、先生が嘆息する。

「……イッセー、士郎、油断するなよ、こいつは――旧魔王派、シャルバ以上の強敵だ、お前を知ろうとする者はこれから先、全て強敵だと思え、特にコイツはその中でヴァーリと同じくらいの危険性が抜きんでいる」

底知れない雰囲気ならどう考えてもヴァーリよりもありそうだと感じる士郎。それに最強の聖槍だけども相当な脅威だ。

 

そんな中、士郎達と英雄派の間に魔法陣がひとつ、輝きながら出現した。

「――これは」

どうやら先生は知っているみたいだ。そして、中から魔法使いの格好をしたかわいらしい外国の女の子が現れた。中学生くらいの容姿に魔法使いのかぶる帽子に、マントをしていた。そして、彼女はくるりとこちらに体を向けると、深々と頭を下げてきた。

「はじめまして、私はルフェイ、ルフェイ・ペンドラゴンです、ヴァーリチームに属する魔法使いです、以後お見知りおきを」

どうやら、ヴァーリの仲間がやってきた。

「……ペンドラゴン?お前さん、アーサーの何かか?」

「はい、アーサーは私の兄です、いつもお世話になっています」

あの残酷紳士の妹さんだった。

「ルフェイか、伝説の魔女、モーガン・ル・フェイに倣った名前か?確かにモーガンも英雄アーサー・ペンドラゴンと血縁関係にあったと言われていたな……」

と顎に手をやりながらい先生に対して、目をキラキラと輝かせながらイッセーの方をみる彼女

「あ、あの…」

イッセーに近づき、手を突き出すルフェイ

「私、『乳龍帝おっぱいドラゴン』のファンなのです!差し支えないようでしたら、あ、握手してください!」

「(エェ・・・)」

こんなシリアスな戦場でこうなるのかと、半ば唖然とする士郎

「ありがとう・・・」

とりあえずといった状況で握手してあげるイッセー

「やったー!」

すごい喜んでいる、と同時に何しに来たんだと感じる士郎。ちなみに曹操側もみたいだ。

「ヴァーリのところの者か、それで、ここに来た理由は?」

「はい!ヴァーリ様から伝言をお伝えします!『邪魔だけはするなと言ったはずだ』――だそうです♪――うちのチームに監視者を送った罰ですよ~」

ガゴンッ!!ゴゴゴゴゴゴゴ

「ゴオォォォォオオオオオォォンッ!!」

視線を送れば、大地を揺らす振動とともに地面が盛り上げり、地を割り、土を巻き上げながら地中から雄叫びをあげる巨人が現れた。

「――ゴクマゴクか!」

先生が巨人を見上げて叫ぶ

「はい、私のチームのパワーキャラで、ゴクマゴクのゴッくんです♪」

ゴクマゴクとは、古の神に作られたゴーレムで機能停止した状態で次元の狭間に放置されていたはずの代物だ。

と自分に解説している間にもゴクマゴクは、馬鹿でかい破砕音と共に、一撃で渡月橋を破壊してしまう。と同時に、大量のアンチモンスターを屠る中

 

「ん?なんだ、ありゃ?」

アサゼル先生が、その上空の巨大な魔法陣に気づいた。見れば、士郎の胸元にぶら下げている緑のペンダント"ティンカーベル"が光っている。

「(・・・なんか、嫌な気配がするわ…)」

士郎自身の直感が告げる。と同時に、士郎の約束された勝利の剣(エクスカリバー)の宝玉部分が輝いている。士郎はそれを取り出して、少し掲げてみると魔法陣から閃光が落ちた。

小規模の爆発に少し戸惑う『禍の団(カオス・ブリゲード)』の構成員達。そして、次の瞬間

ズガガガガガガガガ!!バシュンッ!!バシュンッ!!バシュンッ!!バシュンッ!!ズドドドドドドドォォォォン!!

 

無数のエネルギーの槍が雨のように降りそそぎ、極太のレーザーが魔法陣の中から飛んできて、それが大量に分散させて、雨の如く矢を降らせて『禍の団(カオス・ブリゲード)』の方を攻撃する。あらゆる生命を消滅させかねない細かな光弾を連続で飛んでくる。そして全員の頭上に巨大な火球を落下してくる。それは着弾したと同時に、ドーム状の爆発を巻き起こす。まるで絨毯爆撃のような攻撃だ。まさに爆弾攻勢と言わんばかりの攻撃だった。

とんでもない規模の爆撃のような攻撃と共に、周囲を問答無用で豪快に吹き飛ばしながら、『禍の団(カオス・ブリゲード)』も問答無用で吹き飛ばしている。

 

「少々、乱入が多すぎたか――が、祭りの始まりとしては上々だ、アサゼル総督!我々は今夜この京都という特異な力場と九尾の御大将を使い、二条城でひとつ大きな実験をする!ぜひとも制止するために我らの祭りに参加してくれ!」

曹操は楽しそうに宣言する。少々もクソもかなり乱入したと思う、主に絨毯爆撃のあたりから。それから、霧が濃くなり――空間が戻った

 

 

ガンッ!!

「……ふざけた事言いやがって……ッ!京都で実験だと……?舐めるなよ、若造が!」

マジギレする先生、かなり怖い

「……母上、母上は何もしていないのに……どうして……」

体を震わせる九重、それを見たイッセーは、彼女の頭を撫でていた。

「…士郎、どうして」

士郎の胸に顔をうずめてくる八雲を、士郎は安心させるためにゆっくりと抱きしめてやるしかなかった。

 


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