それはそうと書いている途中、レモンの存在を忘れていたことに気づいた笑笑
ふぅヾ(´▽`*)ゝ………危ない、危ない………大会中、一人応援だから忘れそうになります\(^^)/
後はそうですね…………。
正直、この展開に対しての皆さんの反応が怖いです(。>д<)
あ、でも感想や評価は無論、大募集!!
────では、どうぞ!!
ルーシィは愚痴っていた。
大魔闘演武二日目の日程を終えたルーシィは自身の宿へと帰る途中である。傍らにはナツ、ウェンディ、シャルル、ハッピーも一緒だ。
ルーシィの愚痴内容は主に部屋が一緒だということ。
ナツはイビキがうるさい。
グレイはすぐに服を脱ぐ。
エルザは他人のベッドに侵入してくる。
全員が同じ部屋だということに初めて知ったウェンディは少し照れていた。少しして、兄がいないことには残念がっていたが。
「そう言えば………」
グレイとエルザがいない。ルーシィが気付く。
シャルル談によれば、グレイは途中でリオンに捕まったらしい。巻き込まれるのも遠慮願いたいシャルルは見て見ぬふりをしてきたようだ。
エルザに至っては誰も知らない。夜道では危険だから、一人になるなとあれほど厳重に口にしていたエルザ。自分がなってしまっているではないか。が、エルザのことだから懸念することはない。心配しても無駄だろうとエルザのことについての追求は止めることにした。
ハッピーが、ぼそっと「一人じゃないと思うなぁ~オイラ」と言っていた。ニヤニヤとしているその顔の裏では何が想像されているのであろうか。
ハッピーは話題を変える。
「でも、凄かったよね~」
「何がよ?」
シャルルの返答にハッピーは待ってましたと言わんばかりに声を張り上げる。
「ソウの試合だよ!!」
「あぁ………流石、エルザと同じS級魔導士よね。剣咬の虎相手でも、余裕そうだったのは相変わらずだってところだと思ったわ」
ルーシィは思い返す。
今日の最大の盛り上がりを見せたのは確実にソウとユキノの試合だっただろう。観客共々ルーシィも二人の試合は一部始終逃さないとしていたほどだ。
「ソウに絶対に勝ってやる!!燃えてきたぁ!」
ナツは隣で拳を握り締めて、一人勝手にソウに対して勝利宣言を掲げている。
「私達はお兄ちゃんに勝てるのでしょうか?」
ウェンディの純粋な、そして、心奥に秘めた触れてほしくない核心をついた疑問。彼を打ち破り、妖精の尻尾を優勝へと導けるのだろうかと。
「大丈夫でしょ。それにこっちにはとっておきがあるんだから」
ルーシィは楽観的なようだった。
それほど、ソウから勝利をもぎ取る秘策に自信があるのだろうかとウェンディは思った。
その事についてウェンディは詳しく尋ねようとしたが、ナツの声が先に上がる。
「誰か宿の前にいるぞ!」
「あ、ほんとですね」
「よく見えるわね………」
ルーシィが目を拵えると、宿の入口付近の階段の根元に誰かが立っている。その姿は誰かを待っているように見える。
ルーシィには見覚えがあった。というか、先程まで話題に出ていた彼女だった。
「お前は………!!」
「剣咬の虎の………!!」
「星霊魔導士!!」
“ユキノ・アグリア”。
彼女の俯いていた顔がゆっくりと上がり、こちらへと向く。
◇
「ソウ~ー!!待ってよ~ー!!」
背後からの呼び声にソウは立ち止まる。
振り返ると、黄色い猫が飛びかかってきた。
「レモン、どうした?」
「散歩なら私も行くぅ!!」
「ん?まぁ、いいぞ」
レモンは定位置───ソウの頭に乗った。
昼はお祭り気分のばか騒ぎをしている反面、夜は人気がなくとても静か。
ソウとレモンの間にそれ以上の会話もなく、歩いていく。
───と、レモンがあることに反応した。
「あ、良い匂い」
食欲をそそる肉の匂いだ。
匂いの元を辿っていくと、一つの店があった。店員と思われる一人の男性が、一人暇そうに骨付き肉を焼いていた。
昼頃なら人通りも多そうな道だが、今は夜なので人っ子一人見当たらない。
「いるか?」
「うーん?食べてみる」
ソウは店員へと声をかけた。
「すみません、これをください」
「おう、まいど~………って、兄ちゃん!!大魔闘演武に出てたと違うか!?」
「そうですよ」
「おおっ!!兄ちゃんに来て貰えるとは光栄だなぁー」
軽く談笑をしながら、店員は骨付き肉を何本か容器に入れる。
ソウが料金を手渡すと、店員は容器を彼へと渡した。レモンが彼の頭上から覗き込むとあることに気付く。
「あれ?多くない?」
「俺からのサービスだ。これからも大魔闘演武を盛り上げっていってくれよな」
「ありがとうございます」
店員はとても優しい人だ。
思わぬ収穫に、気分が上がりながらもソウは店を後にした。
「良い人だったね」
「そうだな。ほら、レモンの分」
「ありがとー」
骨付き肉はとても美味しかった。
◇
───やっぱり、受け取れない───
ユキノは現在、夜道を一人歩いていた。
つい先程まで、妖精の尻尾メンバーが滞在している部屋にいたのだが、用件を済ました彼女はその場に余計に留まるのは気が引けたので、こうして一人歩いていた。
ユキノが用件を持ちかけたのはルーシィに対してだった。同じ星霊魔導士であるルーシィにある頼み事をしたかったのだ。
それは───ルーシィに双魚宮、天秤宮の鍵を預かってもらうことだ。ユキノには色々と悩んだが、彼女に渡すことが適切だと決めたのだ。
それでもルーシィは断った。星霊魔法は星霊とオーナーの絆と信頼によって成り立つ魔法なので、簡単にそれを引き離す訳にはいかないと。
ユキノにとって鍵を明け渡すことは簡単な決断ではなかったのだが、これ以上しつこく頼んでも引き受けて貰えないと感じたユキノはその場を後にした。
二人の所持している王道十二門の鍵。奇跡なのか、必然なのか全てが同じ場所に集まっている。古い言い伝えには十二本が揃うとき、世界を変える扉が開くとある。それが真か嘘かは分からないが、現在の星霊魔導士はユートピアの件等の影響で極端に少なくなっている。
残り少ない星霊魔導士。少しでも星霊が幸せになれるのなら、自分よりも星霊を愛して、星霊に愛されているルーシィの方が適任だとユキノは考えた。
さっきは断られたが、ユキノには何故だか確信があった。必ず時が来れば、鍵は自然と揃うと。
「………」
ユキノの足が止まる。
彼女には帰る場所も行く場所もない。路頭に迷った少女に行く宛もなく、ただその場で立ち止まるしかないのだ。
ぽつん、と夜空を見上げたユキノ。
「私は一体何をしたかったのでしょうか………」
「あれ?こんなところで奇遇だな」
「っ!!」
突如との声にユキノは声の主へと振り返る。人がいるとは、気が付かなかった。
ユキノの視線の先には一人の青年。頭には黄色い猫。
ユキノにとっては、ある意味居場所を奪われた人でもある。その人は───
◇
三首の竜、宿泊施設“宝石の肉“。
「ソウとレモンはどこに行ったの?」
「ちょっと夜風に当たってくるって」
「ふーん」
「ソウのことだから、なんか持って帰ってきそうだなぁ」
ジュンがぼそっと現実味を帯びた予言をし始めた。だが、質問したサンディーもそれに答えたアールも誰も反応してこない。ジュンは軽くへこんだ。
サンディーがベッドにダイブ。
両手両足を大きく広げて、全身でベッドの弾力に身を委ねる。
現在、何もやることがない今の彼女にとって一番退屈な時間だ。
「暇だぁーーー!!!!」
「うるさい」
ルーズにぴしゃりと言われた。
◇
「ソウ………様………」
ユキノは彼の名前を紡いだ。
「こんな所でどうしたんだ?」
「いえ………」
茶を濁すようにユキノは顔を俯く。
ソウは気付いた。彼女が自分に気付かれまいと必死に隠している荷物。それはまるで、長旅に出るような大荷物だった。
「これ、食べるか?」
「え………でも………」
「旨いぞ。ほら、あそこ」
彼は後ろの曲がり角を指した。
そこは飲食店。露天販売もしているようで、髭面の男性が暇そうに店番をしている。
彼が差し出したのは、香ばしい香りを放つ骨付き肉。黄金色に焦がされた表面は食欲をそそること間違いがない。
彼はあえて自分の核心に触れていない。ユキノはそう確信した。
自分がこんな夜道を一人でこんな大荷物を運びながらいるのには、何かしら理由があるはずなのに、彼は一切触れてこない。
何故だろうか。こんな気持ちになったことがない。これが何なのか分からない。
「わ、私ぃ………ぃ」
ユキノは思わず両手で口を押さえる。
だが、彼女の気持ちとは裏腹に彼女の体は嘘をつかなかった。
両瞳がゆっくりと潤う。
予期せぬ彼の行動にユキノの心情の衝動は抑えられなかった。
潤いは、涙へと変わった。
一筋の水滴が彼女の頬を通る。
「えっ!?どうした!?」
「ソウが女の子を泣かした………っ!!」
彼が珍しく狼狽えた様子で、ユキノの側に近寄る。
ユキノはその場にしゃがみこみ、涙を見せまいと顔を隠した。
彼女にとって、初めての他人からの優しさだった。彼にとっては些細なこと。それごときで、いちいち泣かれてしまっては相手も困り果てるだろう。
でも、ユキノにとっては触れたことのない感情。この胸に込み上げてくる何かを止める手段を彼女は知らない。
「人に気遣われたのは………初めてなもので………」
彼女はポツリと言った。
ソウは何かを言おうと口を開こうとして、閉じた。レモンも静観すると決めた。
黙って、ソウはゆっくりとユキノの背中をさする。
数分後して、彼女は落ち着きを取り戻した。小さく震えていた彼女もすっかり冷静に戻ったようだ。
「取り乱して………すみません」
「まぁ、誰にだって泣きたいことぐらいはあるさ」
顔を赤く染めて、ユキノは申し訳なく言う。
誰かに慰めてもらった時の返事の仕方が分からないユキノは謝ることを選択した。
「あっ」
「おっ」
と、そこにナツとハッピーが走ってきた。
ユキノが路上にうずくまり、ソウが彼女の背中をさすっている異様な光景。
ハッピーは驚きの声を上げた。
「ああっーー!!ソウとユキノが一緒にいる~!!」
「私もいるよ!!」
「あ、レモンも」
ハッピーの声にソウが気付く。
レモンが一目で気づかれなかったことに不満たらたらにしていた。ハッピーからはソウの影にレモンが居たので、分からなかったのだ。
ソウは特に驚く様子も見せずに、彼は二人へと尋ねる。
「どうした?」
「謝りにきた」
「誰に?」
ナツの視線の先にはユキノ。
「私………ですか………?」
顔を上げたユキノ。
ユキノには心当たりがない。一体、彼に何をしたのだろうか。
自分の格好に恥ずかしさを覚えたユキノ。ナツにも失礼なのでさっと、立ち上がる。
「いやーお前って、悪ぃ奴じゃなかったんだなぁ」
「え………?」
目を丸くするユキノ。
ハッピーが事情を補足する。
「ほら………ナツってば、剣咬の虎ってだけで悪者って決めつけちゃって」
「だからこうして謝りにきてんだろーが」
「謝る?」
「ごめんなー」
「「軽っ!?」」
ソウには事情が分からない。
ナツはただ単に宿へと訪ねてきていたユキノに対して、きつい態度をとってしまったことを反省して謝罪してきていたのだ。肝心の謝罪は何も知らないソウが見ても軽い。
「ごめんね。こう見えてもナツは大人になったほうなんだよー」
「どういう意味だぁ!!こらぁ!!」
ナツとハッピーが言い争いを始めた。
この時点で、ナツの大人になった説は怪しい。ハッピーも分かって言っているようだ。
「わざわざその為だけに、私を追って………?」
「お前、ずいぶん暗い顔してっからさ。オレ………気分悪くさせちまったかな………って」
「いいえ………すみません」
「いやいや、謝られても困るんだけど」
遠慮ぎみのナツ。
ソウは蚊帳の外となり、黙って骨付き肉を貪っている。
今度は先程よりも耐えることが出来なかった。
ユキノがボロボロと泣き始める。
ナツが面食らった顔になる。
「泣かれても困るんだけどーーー!!」
「ど………どうしたのー!?」
「ナツ、これでおあいこだな」
「嬉しくねぇーーよ!!」
彼女の一度解かれた感情は収まることを知らない。ましてや、それが嬉しいから来るものだと余計に抑えらない。
再び、ユキノはその場にへたれこんでしまった。
「もう………ダメです………先程、ソウ様の前でもお見せしまって………ご迷惑なのは分かってるつもりですのに………体が言うことを聞かなくて………」
「別に気にしてないさ。人に気遣われたのは初めてってのは本当なのか?」
ソウの発言にナツとハッピーが目を丸める。
無理もない。それが原因で彼女の涙がこぼれるとは誰も想像が出来ないだろう。
「言いづらかったから、言わなくていい。俺達ごときが君の事情に深く関わっては迷惑だろう」
「いえ………ソウ様達なら………」
人の人生。
そう易々と他人が口出しするような安い問題ではないのだ。それでも、彼女は話すことを決意した。
その覚悟は正しかったのだろうか。
◇
三首の竜、宿泊施設“宝石の肉”。
「あーー!!もう一回!!」
「何回やるのよ、サンディー………あなた、流石に弱すぎよ」
「~~っ!!弱くないよ!!取り敢えずルーズに勝つまでやる!!」
「………はぁ、精々頑張ってね………」
オセロゲーム。
サンディー、0勝。
ルーズ、20勝。
◇
「私………ずっと
「はぁ?」
「どういう事なの?」
ナツとレモンが首を傾げる。
ソウには今の彼女の姿を見れば、ある程度推測は出来るが………あまり口にはしたくないことだ。
「たった1回の敗北で……やめさせられたのです」
ユキノのギルドを追い出されたと言う発言に、ナツは目を見開いた。
「大勢の人の前で裸にされて………自らの手で紋章を消さねばならなくて………悔しくて、恥ずかしくて………自尊心も思い出も全部壊されちゃって………それなのに私には帰る場所がなくて………!!」
押さえきれなくなった大粒の涙を流しながら辛そうに叫ぶユキノの言葉。そこに彼女の苦しみが全て詰まって溢れでていた。
目の色が変わったナツはギリッと歯噛みしながら口を開く。
「悪ィけど、他のギルドの事情はオレたちにはわからねえ」
「ナツ!!」とハッピーが余計なことを言うなと咎める。
ソウは何も言わず、ナツを見た。
「はい………すみません。私………つい………」
「他のギルドだけど同じ魔導士としてなら分かるぞ。辱しめられ、紋章を消されて悔しいよなぁ。仲間を泣かせるギルドなんて──そんなのギルドじゃねえ」
ナツは怒っている。
まるで道具みたいに扱うギルドに対して、怒りを向けている。彼の目は完全に燃えていた。
一方で、ユキノはナツを見つめる。
仲間───ユキノの心に大きく響いた。
「ハッピー、行くぞ」
ナツは背を向けて、その場から去ろうとする。慌ててハッピーも彼の後を追った。
「ナツ」
そんな彼にソウは呼び止める。
ナツの足が止まる。後ろへと振り返らずソウに答える。
「なんだ」
「はぁ………止めろとは言わないが、せめて、ほどほどにしておけよ」
「………おう」
そして、ナツは再び歩き始めた。
ソウには彼がこれからしようとすることは分かっていた。それも、下手によっては結構大問題となる行為だが、ソウは彼を止めなかった。例え、止めようとしても彼は絶対に止まらないだろう。
ナツは自分で出来ることをなし得ようとしているのだ。横から邪魔するのは仲間ではない。
それにナツはソウにあることを託していた。
「ナツ様………」
ナツの姿が見えなくなるまで、ユキノはずっとそちらを見ていた。いきなり何処かへと立ち去っていた彼を気にするのは仕方ない。
それでも、ユキノは追いかけようとは思わなかった。今のナツに話しかけてはいけない、そんな感じがしたのからだ。
「悪かったな」
「え!?ソウ様は何も───」
「剣咬の虎に帰れなくなったのは俺が君に勝ったせいなんだろ?」
「いえ………私が弱かった………それだけです。ソウ様は何も悪くないです………」
ソウの勝利が結果、彼女を苦しめた。
いくら剣咬の虎のギルド方針が厳しいとは言え、一度の敗北でギルドを追放されるとは思ってもみなかったソウにとって彼女の受けた待遇はとてもソウにとって後ずさりの残るものだった。
本人は気にすることはないと言っているが、今の彼女をこのまま見過ごす訳にはいかなかった。
レモンが次にしようとする彼の行動にいち早く気付いた。
「なら、来るか?」
「え………!?」
ユキノが豆鉄砲を喰らったような顔になる。彼の言ったことが理解できなかったのだ。
「私がお邪魔しても………迷惑なだけです」
「んなことないさ。俺らのギルドって人数が少ないから、ちょうど良かったよ。なぁ、レモン?」
「そうだね~大会中、師匠殆どいないから、私一人だけの応援になって寂しいから来てもらったら嬉しいよ」
「だそうだしな。ほら」
立っているソウは座っているユキノに向かって手を差し伸べる。
ユキノにとって、彼の出した提案は喉から手が出るほどの内容だ。自分の居場所がそこにあるかもしれないのだ。
だが、ユキノは彼に向かって、手を伸ばせない。
「私と一緒にいたら………皆さんは不運に見舞われるんです………私がいると周りは不幸になるんです………ですから───」
「───そんなの知るかって」
「っ!!」
ソウはユキノの言葉を遮る。
ソウは無理やりユキノの手をとると、力強く手前に引っ張る。
ユキノが立ち上がり、互いに向き合った状態になり───
「幸せは待っても来てこない。己から取りに行かないと、幸せは掴めない」
───不運は初めから誰にだってある。それを消すのは、誰でもない自分自身。
───そして、誰でも目の前に幸せはある。見えないだけで手を伸ばせばすぐ掴める。
───人は一瞬の勇気で幸運にも不幸にもなれる、めんどくさい生き物なのだ。
「それでも無理って言うんなら───そんな架空の幻や幻想なんて俺が木っ端微塵にしてやる。俺が幸せの在処まで最後まで引っ張ってやる」
ユキノは今、夢を見ていた。
「だから、来い。ユキノ!!」
続く────────────────────────────
(-_-).。oO(流石にユキノの二連続、泣くのは無理があったかな………まぁ、他に何か思い付いたら書き直そう………うん)
裏設定:ユキノの三首の竜入り
原作なら王国の軍に臨時軍曹として、入るユキノだがソウの勧誘のお陰で三首の竜の一員として入る。因みにユキノの命はソウが預かっているので、拒否権はない。
と言っても、ユキノが大魔闘演武に参加する予定はなく、彼女にしか出来ない役割を果たす予定。つまりは、あれ。
このまま、ソウのヒロインとなってしまいそうな勢いのユキノ。周りの反応によってはなってしまうかもしれない。
オリジナルの敵キャラってあり?(無しの場合だと、原作に出てきた敵キャラのいずれかを主人公が奪い倒す形となる予定)
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あり
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なし
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ありよりのなし
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なしよりのあり
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どっちでも