FAIRY TAIL 波地空の竜   作:ソウソウ

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そろそろ本格的に始動していきます!!

───では、go!!


第j話 セカンドオリジン

 妙な魔力とはまさか、ソウ達の目的と何らかの影響が関わって来ているのではないだろうか。

 それは、直接確かめてみないと何とも言えないが可能性は捨てきれない。

 

「なんじゃ、そりゃ?」

「大魔闘演武にはフィオーレ中のギルドが集まるんでしょ?」

「怪しい魔力の一つや二つ………」

「俺たちも初めはそう思っていた。しかし、その魔力は邪悪でゼレフに似た何かなんだ」

「ゼレフに似た何かだと!?」

「それはゼレフに近すぎ過ぎた俺たちだからこそ、感知出来たかもしれない」

 

 そんな微弱なものだと、ソウの魔法でも感じ取れるのは難しくなってくる。距離や魔力の種類によって難易度は変わっては来るが。

 

「私達はその魔力の正体を知りたいの」

「ゼレフの居場所を突き止める手掛かりになるかも知れないしな」

「勿論、勝敗とは別の話よ。私達も影ながらフェアリーテイルを応援しているから、それとなく探って欲しいの」

「雲を掴むような話だが請け合おう」

「助かるわ」

「いいのか、エルザ?」

 

 グレイはエルザにそう尋ねた。

 ソウとしても特に異論はなかった。

 

「妙な魔力の元にフィオーレ中のギルドが集結しているとなれば、私達も不安だしな」

 

 それは良いのだが、問題と言えば一つ浮かび上がる。

 それは修行不足だと言うことだ。

 このまま大魔闘演武に出場して恥を会うことだけはどうしても避けたい事態だった。

 

「報酬は前払いよ」

「お金!」「食費!」

 

 もはや、金に飢えてるルーシィと食べ物に飢えてるナツとハッピーが残念な人に見えてきた。

 

「いいえ、お金じゃないわ。この進化した時のアークがあなたたちの能力を底上げするわ」

 

 そう言ってウルティアが取り出したのは一つの大きな掌サイズの真珠のような球体だった。

 ウルティアはこれを使い、時を操る魔法を使うのだ。

 

「パワーアップと言えば聞こえはいいが、実際はそうじゃない」

 

 そして、ウルティアによる説明が始まった。

 魔導士にはその人の魔力の限界値を決める器のような物がある。

 例えその中が空になったとしても、大気中のエーテルナノを体が自動的に摂取してしばらくすれば元に戻るらしい。ただ、最近の研究によるとどうも、いつもは使われていない部分があると判明した。

 それが誰もが持っている潜在能力“セカンドオリジン"らしい。

 

「セカンドオリジン?」

「時のアークがその器を成長させセカンドオリジンを使える状態にする。つまり今まで以上に活動時間が増やし強大な魔法を使えるようになる」

 

 それはなんという奇跡なのだろうか。

 こんな都合の良い話が回ってくるとは思いもしなかった一同は歓喜の声を上げた。

 

「おぉ!全然意味分かんねぇけど」

「ただし!想像を絶する激痛と戦うことになるわよ!」

 

 ウルティアの目が光った。

 

「はわわ………」

「目が怖い………」

 

 ウェンディとレビィが怯えている。

 ナツはそんなの問答無用にウルティアに抱きついた。

 

「構わねぇ!ありがと!ありがと!どうしよ、だんだん本物の女に見えてきた」

「だから女だって!」

「まだ引きずっていたのか………」

 

 ナツが初めてウルティアと会ったとき、ウルティアは老人の姿をしていたようでその時の事がまだ根に残っていたらしい。

 

「ソウ、どうするの?」

「まあ、一応損は無さそうだからやってみるよ」

 

 頭の上にいるレモンが尋ねた。

 ソウもセカンドオリジンとやらを体感してみることにしたのだった。

 

 

 

 

 

 ◇

 

 時は夕刻。

 場所は砂浜に移り、早速セカンドオリジンを開放するための魔法をウルティアにかけてもらうことにした。

 一番と名乗りを上げたのはナツだった。

 性格からしてそう来るだろうと思っていた皆は譲ることにした。というか、その激痛とやらを見てみたかったようだ。

 

「うがあぁぁぁぁぉぁぁ!!!」

 

 それは悪い方向に一回り上回るものだった。

 砂浜に寝転んでいるナツは手を空に上げて、苦しそうに抗っていた。

 嗚咽を洩らしそのまま暴れまわる姿は見るに耐えない状況だった。

 

「服脱がなきゃ………魔方陣かけてもらえねぇのかな………?」

「あんたがそれ、心配しなくてもいいんじゃない…………」

 

 どうでも良いことをグレイが呟く。

 グレイは常にと言っていいほど裸なので気にすることはなかった。

 

「頑張って、潜在能力を引き出すのは簡単じゃないの」

 

 必死に耐えるナツ。

 一体どんな激痛が走っているのか想像したくない。

 

「ちょっと、あれ、大丈夫なの………?」

「どんだけの痛みなんだよ………!」

「感覚リンクしてみる~?」

「ふざけんな!」

 

 冗談混じりにメルディが言った。

 遠くから見ていたジュビアは冗談も言えるようになったんだと感心していた。

 

「私達もあれやるの…………?」

「泣きそうです!」

「って、泣いてるじゃない」

「服、引っ張りすぎだって」

 

 ソウを挟むようにしてウェンディとレビィが見ていた。

 二人ともソウの服の袖を掴み思いっきり引っ張りすぎているのだ。

 ウェンディに至ってはほとんどソウに抱きついている。

 

「俺たちには関係ねぇし………」

「帰ろうかなぁ………」

 

 ドロイとジェットは忍び足でその場を退散していく。

 

「ナツ………」

 

 不安そうに見守るハッピー。自分の相棒がこんな姿になっているのでとても心配しているのだろう。

 シャルルとレモンが誰かを探しているのか辺りを見回した。

 

「そういえばエルザは?」

「どこ行ったの?見かけないね」

「ジェラールと二人でどこかに行ったよ」

 

 ハッピーの返答に反応したのはジュビアだった。

 

「二人で!そういうことならジュビア達も!」

「どういうことだよ………」

 

 ジュビアに何処かへ連れていかれそうになるグレイ。

 一部始終を見たメルディが一言。

 

「やっぱり、恋は進展してないのね………」

「エルザ………」

 

 ルーシィは呟いた。

 今、二人はどこに行ったのだろうか。

 

「お兄ちゃん………」

「どうした?」

「手………握っていい?」

 

 ナツの苦しむ姿を見て、今から自分もあれを受けないと考えたら嫌になってきたのだろう。

 それにウェンディはまだ少女だ。

 だけど、強くなるためには通らないといけない試練でもある。

 そんな妹の少しでも役に立てるのなら兄としての本望という奴なのか。

 ソウは即答でこう返した。

 

「いいよ」

 

 

 

 

 

 ◇

 

 そして、セカンドオリジンを使えるようにするための苦痛が始まった。

 小屋の中では必死に激痛に耐えるナツ達の姿が確認された。もがきあがき苦しむ姿は、見るに耐えない光景だ。

 その中でソウは隣で激痛と戦っているウェンディを見守っていた。

 というのも何故か、ソウと外にいるエルザは特に何事もなく平気な様子でいた。彼にとっては案外その痛みとやらは感じなくなっており、思わず小首を傾げたほどだ。

 ウェンディは激痛に襲われながらもしっかりとソウの手を握っており、心の支えとしていた。

 外にいるエルザはジェラール達と別れの挨拶をしている。

 

「お陰様でソウ以外は動けそうにない」

「なんで、あんたとソウってやつは平気なのよ………」

 

 普通なら激痛が襲うはずだが何事もないようにエルザは堂々と立っていた。

 

「ギルドの性質上、一ヶ所に長居は出来ない。俺達はもう行くよ」

「大魔闘演武の謎の魔力の件、何か分かったら後で報告して」

「了解した」

「競技の方も影ながら応援しているから、頑張って頂戴」

「本当は見に行きたいんだけどね~」

「変装して行く?」

「止めておけ。それじゃあ行くぞ、去らばだエルザ」

「バイバ~イ」

「皆によろしくね───グレイのこともお願いね」

 

 別れの言葉を言うとジェラール達は何処かへと歩き出した。

 エルザはそれをただ見つめているだけだった。

 一度ジェラールが振り返るがすぐに前を向いた。エルザはにっこり微笑んだ。

 姿が見えなくなると夜風がエルザの髪をなびかせた。

 近い日にまた会える。エルザはそう思った。

 エルザは砂浜を歩き出した。

 思い出すのは、ジェラールから告げられた衝撃の事実。

 婚約者がいるということ。

 二人で話しているときに言われたので知っているのはエルザだけだった。

 が、それも嘘だとはエルザには分かりきっていた。ジェラールは昔から嘘をつくのが下手だった。それは今も変わらないことだった。

 自分とジェラールの関係はこういうもので良いんだと自分に言い聞かせたエルザ。

 

「見てみて、エルザ」

 

 近くにいたハッピーがエルザを呼んだ。

 どうやら、枝を使って砂に何かを書いていたようだ。

 ハッピーはエルザに見せるようにその場を一歩横に移動して両手を口元に当てた。

 

「プププ………」

 

 そこに書かれていたのは中央に大きな亀裂が入ったハートだった。

 つまり、失恋の意味を表している。

 というよりも、それを書いた本人が完全に嘲笑している態度にムカついた。

「あいさぁぁぁぁーーーー!!」

 

 次の瞬間、ハッピーはエルザに蹴飛ばされて大きく飛んでいった。一瞬、空が光ったような気がした。

 ふぅーーと取り敢えず一安心したエルザ。そこに別の誰かがやって来た。

 今、まともに動けるのはエクシードとエルザ、それにソウぐらいだ。

 

「こんなところにいたのか、エルザ」

「ソウか、皆はどうしたんだ?」

 

 ソウだった。

 既にまともに動けるソウは小屋の皆の様子を見ていたはずだったのだが、様子を見て外に出てきたようだ。

 

「まあ、峠は越したみたいで一先ずは落ち着いたって所か」

「そうか」

「エルザ、俺とレモンは明日にはギルドに戻っておく」

「どうしてだ?」

「マスターと話があるからな」

「………分かった。だが、ウェンディはどうする?」

「連れていくつもりだったんだけどな………今の状態じゃあ流石に無理だろうし、俺の方も急用だから後で皆と一緒に来てくれたら大丈夫だと思う」

「いつ、ギルドには戻るのだ?」

「明日の朝早くから行くつもりだ。皆にはエルザの方から伝えて欲しい」

「了解した」

 

 用件はそれだけだったようでソウはまた小屋の方へと戻っていった。

 峠を越したと言ってもまだ痛みは続くようでソウはウェンディの支えとなるために戻ったのだろう。

 

「お前はまた………いつものことか」

 

 ソウが勝手にふらりといなくなることは日常茶飯事とも言える。故にこんなことをあらかじめ言っておくのは珍しいことだった。

 大魔闘演武を目前にマスターに話があると言っていたがソウのことだからまた、ろくでもない話なんだろうとエルザは思った。

 

 ───大魔闘演武まで後、少し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇

 

 早朝。

 小屋の中では激痛から逃れて体の力が一気に抜けたのか、ナツ達はぐっすりと眠っていた。

 小屋の外の砂浜ではソウが朝日に照らされた静かな海面を眺めていた。

 動き出す時がついにきたのだ。

 ソウの背後に近づく影が一つあった。

 

「ソウ、準備できたよ」

「なら、行きますか」

 

 レモンはいつもの場所───ソウの頭の上へとエーラを使い、ポンと乗った。

 ソウは背中を海に向けて歩き出した。

 

 

 

 しばらくしてソウとレモンは懐かしのギルドへ戻ってきていた。

 扉を開けて中に入ったソウに一番に話しかけたのはマックスだった。

 

「ソウとレモンじゃないか。先に帰ってきたのか?」

「まあな。マスターに用があってな」

「マスターなら裏庭にいるぜ」

 

 ソウは「サンキュー」とマックスに軽く礼を述べながらソウはギルドを出て裏庭の方へと回った。

 すると、切り株の上にマスターが座っているのが目視で確認された。

 辺りに誰もいないことを確認してから、ソウはマスターに話しかけた。

 

「マスター、ちょっと良いですか」

「む………ソウか……そういえばそうじゃったのう………」

「はい」

「大魔闘演武に出場して欲しかったのじゃが、仕方ない。約束だからのう………」

 

 そう言うと、マスターはソウの背中へと手を伸ばした。

 そして、背中に浮かび上がっていた紋章が消えた。

 次にレモンの紋章を消した。これでフェアリーテイルの魔導士を証明する証がなくなった。

 

「ソウよ、ウェンディのことはどうするのだ?」

 

 その質問はエルザにも言われていた。

 周りの認識はそうなっているのだろうか。

 

「ギルドの皆がいるから大丈夫かと」

 

 今回はあの時とは違い、妖精の尻尾の皆がいる。

 寂しさは仲間が埋めてくれる。

 これが最後の兄としてのわがままだと思って妹には理解してほしい。

 

「後、これをお願いします」

 

 ソウが取り出したのは二つの手紙だった。

 さすがにまたなにも言わずに消えるのはあれだろうと思い、今回はちゃんと準備していた。

 

「皆へのと、後、ウェンディへのと二個ありますので」

「分かった。預かろう」

 

 マカロフはソウから手紙を預かる。

 

「ギルダーツの真似事か?」

「まあ、そんなところです。じゃあ、そろそろ失礼します」

「またね~、マスター」

 

 レモンは尻尾を振り別れの挨拶をした。

 妖精の尻尾を去るのは名残惜しいがそれでもまた、戻るので気にすることはなかった。

 

「ソウ、もしや大魔闘演武に出場する気なのか?」

 

 ソウは振り返るが、ただ何も答えずに笑みを浮かべただけだった。

 マカロフも何も言わなかった。

 またソウは歩き始めた。

 今はまず、大魔闘演武での自分達の目標を果たすことだ。

 

「皆、驚くかな~?」

「驚いてもらわないと困るね」

 

 じゃないと、面白味がないってことになる。

 目指すはあのジュン達が待っているであろう草原だ。

 

 

 

 

 ◇

 

 数時間後、ナツ達が合宿から戻ってきていた。

 ソウがいないことはエルザからちゃんと言い渡されている。その時、ウェンディは不服そうだったが。

 セカンドオリジンを開放した皆は体に力が入らず、ギルドに着いた時点で既に疲労困憊になっていた。

 色々3ヶ月の間に皆はしっかりと鍛えていたみたいで特に変わったのがエルフマン。筋肉がより付いていて大きくなっていた。

 中には好き嫌いなくしたとか、高所恐怖症を克服したとか、ホラー小説全巻読み終えたとかどうでも良いことをしている奴もいる。

 

「では………大魔闘演武に出場する代表メンバー五人を発表する」

 

 ついにこの時がきた。皆に緊張が走る。

 ギルド内は静寂に包まれているが、誰もが闘志を秘めていたように感じられた。

 

「ナツ!」

「おっしゃーー!!」

「グレイ!」

「当然」

「エルザ!」

「お任せを」

 

 ここまでは皆の想定範囲といったところだろうか。

 本題は後、残り二枠が誰の手に渡るということかだった。

 

「ま、この三人は順当なところね」

「残るは二枠だね」

「ここで選ばれてこそ、漢!」

 

 ミラとリサーナは当然のような態度で待ち構えていた。エルフマンはがっちり拳を握りしめた。

 ジュビアはというと、グレイと離れるのが嫌だとかなんとか心の中で思っていた。

 

「後、二人は………」

 

皆は固唾を飲んだ。

 

「ルーシィとウェンディじゃあ!」

「「ええ!!」」

「無念……」

「そう来たか………」

 

 まさか、自分が選ばれるとは夢に思わず油断していた二人は驚愕した。

 エルフマンは男泣きをして、マックスは頭を掻いた。

 ジュビアはというと、グレイと別行動になることなんて有り得ないとかなんとか思っていた。

 ウェンディがマスターに急接近して訴えた。

 

「無理ですよ!ラクサスさんや、ガジルさん、それにお兄ちゃんだっているでしょ!」

「だって………まだ帰ってこないんだもん」

 

 ソウは既に帰ってきてまた、出掛けたので帰っては来ないだろう。

 ラクサスとガジルは特訓からまだ帰ってきていないので勝手に選ぶわけにもいかなかった。

 エルザはルーシィの肩に手を置いた。

 

「マスターは個々の力より、チーム力で判断したんだ。選ばれたからには全力でやろう」

「うん。そうだね」

「はい、頑張らなきゃ!」

 

 もはや、変えられない事実なのでルーシィとウェンディは受け入れることにした。

 マスターが俯き、静かに呟く。

 

「ガチで挑むなら、ギルダーツとラクサスとソウが欲しかったなぁ…………と思ったり」

「「口に出してんぞぉ!!」」

 

 ナツとグレイが同時に突っ込む。

 それは心の中だけで言ってほしかった。聞きたくない内容だった。

 

「皆!この大魔闘演武はフェアリーテイルの名誉を取り戻す絶好の機会だ。フィオーレ最強と言われているセイバートゥースを倒し、我らフェアリーテイルがフィオーレ一のギルドになるぞ!」

 

 エルザが全員に呼びかけた。それにより皆の気持ちがひとつになる。

 と、ここでグレイがあることに気づいた。

 

「そういえば、ソウはどこにいるんだ?」

「先に帰るって言ってたようだけど」

「ギルドにいないね」

 

 ハッピーは辺りを見回してソウがいないことを確認する。

 

「ソウなら一度、帰ってきたぜ。マスターに用があるって言ってからは見てないけどな」

 

 答えたのはマックスだった。

 皆の目線がマスターの元に集まる。

 

「皆に言わなければならぬことがある」

 

 マスターがゆっくりと話を切り出した。折角、盛り上がって来たところに釘を差すような真似をするなど普段ならマスターはしないのだが、相当大事なことらしい。

 

「ソウとレモンはこの度、フェアリーテイルを一時抜けることになった」

 

 よく意味が理解できなかった。

 

続く─────────────────────────────

 

オリジナルの敵キャラってあり?(無しの場合だと、原作に出てきた敵キャラのいずれかを主人公が奪い倒す形となる予定)

  • あり
  • なし
  • ありよりのなし
  • なしよりのあり
  • どっちでも

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