異世界から幻想殺しを持った転生者と問題児たちが来るそうですよ? 作:Pyromane
第二話 ~問題児たちとの遭遇~
~神界~
~主人公side~
アイ「この手紙を読んだらすぐに出発できますよ」
守「付き合ってるんだから敬語じゃなくてもいいだろ?」
アイ「は・・・うん、わかった」
俺たちは神界でイチャイチャしていた。
守「もうそろそろ行かないとな」
アイ「行っても私といつでも話せるようにしといたけどたまには私と会ってよ?」
守「わかった。じゃあそろそろ行くよ」
そう言って俺は手紙を受け取った。手紙には神代守殿と書いてあった。
そして手紙を読むといきなり地上4000mから紐なしバンジーをさせられていた。
?「うおっ」
??「「キャァァッ!」」
猫「ギニャァァァァァァ!!(お嬢ォォォォォォ!)」
このまま落ちたら俺たちは大丈夫かもしれんが猫は危なそうだな。
守「そこの猫!こっちに来い!」
そう言って俺は猫を抱き寄せた。
ん?あれは・・・人かウサギ?
ボチャン
??「し、信じられないわ!問答無用で引きずり出した挙句、空に放り出すなんて!」
?「全くだぜくそったれ。場合によっちゃその場でゲームオーバーだぞ。石の中に呼び出された方がまだマシだ」
石の中に呼び出されたら身動きが取れないと思うが・・・・
?”「三毛猫を返して?」
守「この子は君の友達か。わかったよ」ニコッ
?”「///」
三毛猫「ニャーニャァー。ニャニャニャァァー?(ありがとな兄ちゃん。お嬢まさかこの男に惚れたんか?)」
ボンッ!!
なんで赤くなったんだろう???もしかして動物の言葉がわかるのか?
?「まず間違いないだろうが一応確認しとくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が?」
飛鳥「そうだけど、まず”お前”って呼び方を訂正して。私は久遠飛鳥よ。以後は気を付けて。それで、そこの猫を抱えて赤くなってる貴女は?」
随分と高圧的だなぁ。
耀「!?・・・春日部耀」
飛鳥「そう。よろしく春日部さん。それで野蛮で凶暴そうなそこのあなたは?」
十六夜「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義者と三拍子揃ったダメ人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれよお嬢様」
ふ~ん。こいつは強いな。そのうち勝負でもするか?
飛鳥「それで、そこの白いあなたは?」
俺の番だな。どうすっかなぁ。ってかそんなに白いか?
チラッ(自分の格好の確認)
え?・・・え?
守(アイ、俺の着てる服がそっちで来てた服と違うんだけど?)
アイ(それはあなたに似合いそうなものに変えたからですよ)
守(ありがとう。着心地もいいよ)
アイがやってくれたことだったのか。
飛鳥「・・・っと、ちょっとあなた、聴いてるの!?」
っと自己紹介の途中だったな。
守「すまない。自己紹介は聞いてたんだが少し考え事をしていた。俺は神城守だ」
to be continued