異世界から幻想殺しを持った転生者と問題児たちが来るそうですよ? 作:Pyromane
そういうのが嫌だという方は最後の方まで読み飛ばしてください
前回のあらすじ:番犬を手に入れるぞ~!
『ギフトゲーム名"DEAD OR ALIVE"
・プレイヤー一覧
神代守
・プレイヤー側勝利条件
ケルベロスを戦闘不能にする
ケルベロスの殺害
・ホスト側勝利条件
プレイヤーの殺害
プレイヤーの屈服
・プレイヤー側敗北条件
プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合
・ホスト側敗北条件
プレイヤーに勝利条件を満たされた場合
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します
"冥界の番犬"印』
これは・・・純粋な決闘か?殺し合いなのか?どちらにせよ黒ウサギたちに怒られるな。
犬「それでは行くぞ!」
守「来いよわんこ」
とはいったもののどうすっかな~。三つの頭がそれぞれ考えて行動してるのかひとつだけが考えてるのかがわからないと頭の一つに攻撃した瞬間にほかの頭から反撃を喰らうことになるからな。
犬「戦闘中に考え事か!余裕だなぁ!!」
守「余裕なんてねえよ。お前の倒し方を考えてんだよ」
犬「ほう。もう勝ったつもりでいるのか!」
そう言いつつ俺とケルベロスは戦っていた。
と言っても、俺が3つの頭からの攻撃をよけながら軽く炎を飛ばして反応を見ているだけだが。今真ん中の頭を攻撃したのに何か反応がおかしかったような?
犬「その程度の攻撃では私は殺せんぞ!」
守「そんなことはわかってるさ」
そう言って左の頭に攻撃した時、ケルベロスが反射的に避けた!
左の頭が弱点か!そう思い俺は攻撃を始めた。
守「『レーヴァティン』起動」
犬「炎の勢いが増しただと!?(今までは私の反応を見るために力を抑えていたのか・・・やはりな)」
守「これで終わりだぁぁ!」
俺は最大威力でケルベロスに攻撃した。
守「ごふっ!?」
犬「甘いな!私がお前の作戦に気づいていないと思っていたのか?」
作戦がバレていたのか!?ならば弱点は左の頭じゃないはずだ!どっちだ?どっちを潰せばやつを確実に倒せる?
守「お前の弱点は胴体と”右”の頭だ!」
犬「!?」
今の反応で確信できたぜ!コイツの弱点は”真ん中の頭”だ!
犬「それがわかったところでどうするというんだ?貴様は今から私に殺されるのだ!」
守「いや、このギフトゲーム、勝つのは俺だ!」
犬「まともに動けん貴様に負ける私ではないわ!」
よし!気づかれてない!もう少しだ。もう少し・・・
守「いや、まだ動けるさ」
犬「そんなにフラフラで何ができる!」
守「お前を隷属させられる!」
犬「生意気な!」
これで準備は整った!あとはタイミングだけだ。落ち着け、落ち着いて相手の次の行動を見極めるんだ。
ケルベロスは俺の狙い通り俺に向かって突っ込んできた。
守「あと少しだ・・・
今だ!!」
犬「なっ!なんだと!」
そう言い俺はレーヴァティンから最大威力の炎を真ん中の頭にぶつけ、保険で右の頭
にグングニールをぶつけた。
『勝敗結果:プレイヤー側の勝利
以降"冥界の番犬"ケルベロスはプレイヤーに隷属します』
ふう、終わったか。
白夜叉「よかったのじゃ!守が無事で・・・」・゜・(ノД`)・゜・
雅「しん・・・ぱいしました・・・」・゜・(ノД`)・゜・
守「すまなかった。だがノーネームの子供たちを安全に過ごせるようにしたかったんだ」
白夜叉「そう・・・じゃの。ではケルベロスを倒した報酬としてケルベロスの隷属と四桁クラスの魔王を打倒したことの報酬を渡すが後者はノーネームに直接送るぞ?じゃが、今日はここに泊まっていけ」
守「わかった。黒ウサギたちに連絡しておいてくれないか?」
雅「わかりました」
ケルベロスが隷属したことで子供たちが安心して暮らせるようになるだろう。
白夜叉「待たせたの。連れてきたぞ」
守「おう、大丈夫だ。そんなに待ってな・・・え?」
白夜叉が連れてきたのはケルベロスのはずなのになんで女の子なんだ!?
犬「おまたせしました、ご主人様♪」
守「ご、ご主人様ァ!?」
犬「はい。ご主人様に隷属しましたので///」
はあ、面倒なことになりそうだなぁ・・・
おまけ?
雅「やりましたね!オーナー」
白夜叉「そうじゃろ?(うまく守を引き止められたのじゃ)」
これで守(さん)との距離を少しは詰められるはず!
to be continued
皆様の中で東方のいい曲を知っている方がいれば教えていただけますか?