異世界から幻想殺しを持った転生者と問題児たちが来るそうですよ? 作:Pyromane
お菓子作りの工程は全部省略しています。お菓子なんて作ったことがないので・・・(苦笑)
私は審判などでお給料をもらっていますが自分で使える分なんてほんのわずかで今まで使うこともなくためていたとはいえそこまで多いものでもないです・・・。
黒ウサギ「はぁ。どうやって守さんに手作りチョコを渡しましょうか・・・」
そう呟きながら歩いていると大安売りのギフトゲームを見つけた。
黒ウサギ「こ、これは・・・!」
『ギフトゲーム名 ”本当の気持ち”
・クリア条件 正直に好きな人への気持ちを言う
・敗北条件 自分の気持ちを偽る
・参加条件 この
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗のもと“ ”はギフトゲームに参加します
”商業コミュニティ連盟” 』
これなら安く良い材料を集めることができます!六本傷のコミュニティならどこでもいいのでしたらここにもあるので問題ありません!
~ウサギ移動中~
黒ウサギ「すみませ~ん!」
猫店員(六本傷)「はいは~い」
黒ウサギ「このギフトゲームなんですけど・・・」
猫店員(六本傷)「あ、はい!わかりました。ついてきてください」
~少女移動中~
猫店員(六本傷)「では正直に答えてくださいね?もし偽りの答えを言った場合、次に”六本傷”に買い物や軽食を食べに来た時に元の値段の10倍を出してもらうことになりますので」
黒ウサギ「は、はい。わかりました」
というか元の値段の10倍ってうちのコミュニティの1食分に相当しますよ!?
これは正直に答えないとコミュニティにも迷惑になりますね・・・。
猫店員(六本傷)「では、あなたの好きな人の名前を答えてください」
黒ウサギ「神代守さんです」
猫店員(六本傷)「では次の質問です。あなたから見てその人はどんな人ですか?」
どんな人、ですか・・・。それならこれ以外にないですね。
黒ウサギ「普段は優しいけどたまに意地悪な人です」
猫店員(六本傷)「そうですか、本当に好きなんですね」
黒ウサギ「はい!」
猫店員(六本傷)「では、最後の質問です。その人がいなくなったらあなたはどうしますか?」
守さんがいなくなったら・・・・・・ですか。(ツゥ;;)
あれ、視界がゆがんで・・・。あ、今私泣いて・・・。
猫店員(六本傷)「だ、大丈夫ですか!?」
黒ウサギ「?・・・はい。大丈夫です」
猫店員(六本傷)「それでは改めて聞きます。その人がいなくなったらどうしますか?」
黒ウサギ「理由を伝えて、元自分のいた世界に変えるということならついていきたいですがそれはしません」
猫店員(六本傷)「なぜですか?」
黒ウサギ「ジン坊ちゃんやほかの子供たちを置いていくなんてできませんよ」
猫店員(六本傷)「これで終わりです。今日に限り、六本傷での買い物は90%OFFになります。おめでとうございます」
10%で買えるということは作れる物の幅がかなりあります!
黒ウサギ「では、これとこれとこれ、あとこれを下さい」
猫店員(六本傷)「ありがとうございました~!」
私はチョコレートマフィンの材料を買って六本傷を後にした。
そして、ノーネームの本拠に戻った私は台所でチョコレートマフィンを作り始めた。
~少女調理中~
よし!終わりましたね。あとはこれを守さんに手渡すだけですね。(ラッピングはすでにしている)
守「ふぅ、今日の昼飯もうまかったな」
黒ウサギ「あ、あの!守さん!」
守「ん?なんだ?黒ウサギ(あれ?なんかデジャブが・・・)」
黒ウサギ「こ、これ!貰っていただけますか?」
守「ああ、ありがたくもらうよ。ありがとう、黒ウサギ」
黒ウサギ「は、はい!」
to be continued?
むずかしい・・・
めちゃくちゃ短いし・・・