ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

お気に入り登録700超え、ありがとうございます!
気がついたら通算UAも10万超え....嬉しいです!
これからも頑張ります。

では、神綺の物語....はじまります。


81話

やぁ、神綺だ。ラーメンを食べ終わり、店を出た所だ。

 

「美味しかったにゃ~」

 

「美味しかったな。また今度こようか。今度はみんなで」

 

「お~、いいですねそれ」

 

「これからどうする?」

腹は落ち着いたが。

 

「そうね.....どうする?凛」

 

「んー....かよちんは何がしたい?」

 

「私?んーっと....なんでもいい....かな?」

なんでもいいか....。

 

「先輩は何がしたいですか?」

 

「俺か?俺は.....」

なにすっかなぁ。あ、そうだ。

 

「最終予選の会場とかってもう決まってるのか?」

 

「会場ですか?えぇ、決まってますけど」

 

「ならそこの下見行こうぜ」

 

「下見ですか?ですがまだなにもないですよ?」

あ...

 

「そうだよなぁ.....うーん、特にないかな」

 

「んー...」

 

「行程にはこれからのこと組んでなかったのか?」

 

「....実は中止にしようって言って途中までしか考えてなくて...」

 

「あー、そっか....ふむ。なら、ショッピングでも行くかい?」

 

「ショッピング?」

 

「ここなら後楽園が近いし、あそこにショッピングモールなかったか?そこでブラブラしようぜ」

 

「お~ お買い物にゃ~」

 

「私はそれで」

 

「私も」

 

「んじゃ、そこ行こうぜ」

 

「「「はーい」」」

---------------

やっぱりショッピングモールだ。見間違いじゃなかったな。

 

「人でいっぱいにゃ~」

 

「やっぱり休日だもの、それなりに人も来るわね....」

その分、周りの目が多いから俺への視線も痛いんだがな....サングラスでも掛けてればよかったぜ。....絵里達の時はそうしようか。

 

「さ、案内盤探そうぜ。なにがあるかもわからん」

 

「そうですね」

 

「あれじゃないかにゃ?」

 

「ほんとだ。よし、行ってみよう」

 

 

 

 

「色々あるね....」

 

「おぉ.....」

.....流石女の子って所かな。こういうショッピングだと食い付きが違うな.....俺はウィンドウショッピングとか苦手だからよくわからんが。

 

「どこ行くか決まったかい?」

 

「は、はい!まずは3階に行こうかと」

 

「わかった。向かおう」

-----------------

やぁ、神綺だ。....どうしてこうなったと言いたい。

3階について服屋さんに行ったのはいい。問題はそのあとなんだ。どうして下着屋に来るかなぁ.....俺男なんですが?

 

「そ、それじゃぁ俺は向こうのベンチにいるからゆっくり見てな」

 

「えー?先輩はこないんですか?」

 

「....俺男なんだけど?」

 

「えへへ、冗談ですよ!すぐに戻ってきます!」

こういう時のすぐ戻るは信用ならん......てか喉渇いたな。水買いに行くか。

 

「なぁ凛ちゃん!」

 

「? どうしました?」

 

「俺ちょっと飲み物買いに行ってくるから。ここにいなかったらまだ買ってると思ってくれ」

 

「了解ですー」

たぶんすぐ買えると思うが....こういうところって来ないからどこに売ってるかしらないんだよな....

 

 

 

ん、アンテナショップか。ここならなんか飲み物売ってるだろ......あったあった。いや~ 近くて助かったぜ。

 

「これお願いします」

 

「150円です」

...ほいっと。

 

「ありがとうござました」

さてさて、....ゴクゴク...はぁ。なんか生き返ったわ。飲み物買ったし。戻るか。

 

 

 

 

 

よいしょっと.....まだ凛ちゃん達は中か。....はぁ、今日はなんか疲れたな。.....まぁ、悪くない疲れだ。だが来週は絵里達か....ま、一番マシな組かな。ゆったり過ごしたいものだ。

 

「あの、すみません」

ん?

 

「あ、はい。なんでしょうか」

なんだ?

 

「失礼ですが....斎藤神綺さんでしょうか?」

 

「? えぇ、そうですが....」

 

「!やっぱり....あの、握手してください!」

 

「ん? いいですけど...」

 

「っ ありがとうございます!」

....なんで俺なんかと?

 

「私...μ'sのファンなんです!それでそのコーチさんにも興味がありまして...いつか握手したいと思ってたんです」

 

「そうだったんですか....」

 

「嬉しかったです!ありがとうございます!」

 

「いえいえ...」

行っちまったか。....なんで俺なんかに興味をねぇ....不思議なもんだ。

 

 

「? さっきの誰ですか、先輩?」

ん、花陽ちゃん達か。買い物終わったのか。

 

「俺もしらん。ただμ'sのファンだとさ」

 

「おぉ~」

 

「移動するかい?」

 

「はい。次行きましょう」

....なんか軽くキリキリしてね?店で何あったし。

 

「でも次って言ってもどこ行くんだ?」

 

「そうですねぇ....向こうの小物屋さんに行きましょう!」

 

「賛成にゃ~」

「いいわね」

 

「了解....」

今度は小物かい。よく飽きないなぁ。

 

 

 

 

「あ!これ可愛い!」

「お~」

.....前に希に連れて行ってもらった場所とはまた違ったものが売ってるな....種類多すぎるだろ....

 

「先輩!これどうですかね?」

 

「うーん....真姫ならそこよりここにつけたほうが...うん。俺はこっちの方がいいかな~」

 

「そうですか?なら.....これは?」

 

「それなら....目の横らへんとか」

 

「ここですか?」

 

「そうそう。.....あー、なんか合わないな。こっちにしてみてくれ」

 

「....どうですか?」

 

「あぁ、こっちだな」

 

「じゃぁこれにします♪」

 

「あー先輩!凛のも選んでくださいよぅ」

 

「え゛ あ、あぁ....」

俺のセンスが試されるってか?んなもんねぇよ。大丈夫かな....

てか前にプレゼントあげたばっかだろ....気に入らなかったのかな?

 

「凛ちゃんなら......これ?偶に髪結くだろ?」

 

「おー.....あ、これは?」

 

「あー どっちもどっちだなぁ...」

元が可愛いからなんでも合うんだよなぁ。

 

「じゃぁ両方買います♪」

 

「お、おぅ」

 

「せ、先輩....私のも....選んでください」

 

「り、了解....」

なんで俺に選ばせるんや.....

 

 

「花陽ちゃんなら.....あ、この花のやついいんじゃないか?」

 

「お~」

 

「ちょっと左目の上あたりにかざしてくれ」

 

「こうですか?」

 

「......あぁ、それでいいと思う。一応自分でも確認してくれ」

 

「はーい.......おぉ.....これにします!」

なんとか....喜んでくれたかな?

はぁ、ファッションとかオシャレはマジでわからん。

--------------------

 

「よし、みんな買ったな?」

 

「「「はい」」」

 

「なら....これからどうする?時間的にはちょうどいいが...」

買い物って時間掛かるよな。もう16時だよ。

 

「本当だ....じゃぁもう帰りましょうか」

 

「はーい」

「わかったにゃ~」

 

「どうやって帰る?電車で帰るか?」

 

「そうですね、荷物もありますし」

電車で帰るほど重いのか?

 

「なら、その荷物貸せ。凛ちゃんと花陽ちゃんも」

 

「「「え?」」」

 

「重いんだろ?俺が持つから貸してくれ」

 

「え、でも....」

 

「いいんだよ。ほら」

 

「....じゃぁ、お願いします」

 

「....お願いします」

 

「お願いします」

 

「はいよ.....よっと」

あー...何買ったんだ?こんな重さ普通なる?

 

「さ、行こうか」

 

「「「はい!」」」

 

 

 

 

「今日は沢山はしゃいだにゃ~」

 

「久しぶりかも。こうやって遊ぶのって」

 

「そうね。最近はμ'sの練習ばっかだったものね」

やはりこういうのは久しぶりか。

 

「楽しんでくれたならいいさ。はい真姫、荷物」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「いいって、んじゃ俺らはここで。じゃぁな」

 

「「またね~」」

 

「えぇ、また明日」

 

「よーし、じゃぁ凛ちゃん達の家に直行だ!」

 

「おー!」

「お、おー....」




閲覧ありがとうございます。

海援隊総督さん、響響也さん。投票ありがとうございます。

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