挿絵描いてたら投稿できませんでしたw
1から絵を描いたのって久しぶりです....クオリティはあれですがねw
補完してなんとかしてくださいw
では、神綺の物語.....はじまります。
「それじゃぁ、お披露目といこうか。オープン!」
おぉ、うまそう。
「おぉ~ 美味しそうにゃ~♪」
「流石先輩ですっ たった数回でこのレベルのお米を炊けるなんてっ...真姫ちゃんもそう思うよね!」
「え?えぇ...そうね」
残念!優秀なのは俺じゃなくて炊飯器だよ花陽ちゃん!
「あとは取り皿と菜箸か」
あとお浸しも忘れずに持ってこないと。
「これで揃ったかな?それじゃぁ....いただきます!」
「「「いただきます!」」」
「水炊きはポン酢掛けな~ ついでにお浸しは醤油な」
「は~い」
「おぉ♪ご飯が美味しいですぅ!」
「それはよかった。作った甲斐があったよ」
炊飯器だがな。
「んむ。そう言えば真姫ちゃん」
「ん?何かしら」
「私達が寝てる時何してたの?」
「あ!凛も気になるにゃ!」
「あぁ、やることなかったから先輩のお手伝いしてたわ」
「「お手伝い?」」
「あぁ、野菜切ったり色々だ。いや~助かったよ」
「ふ、ふん!////」
「おぉ~ 流石真姫ちゃん!偉いにゃ~」
「し、仕方ないでしょう?凛達寝ちゃって暇だったんだからっ」
「別に悪く言ってないにゃ~」
「っ////」
「そうだ、おかわりしたい時は言ってくれ。よそうから」
「「は~い」」
沢山食べて元気になってもらわないとな。
「先輩っていつ頃から料理を?」
「ん?いつからかな~.....前世でも一人暮らしで自炊はしてたから結構長いな~ 生まれ変わってからは小学校中学年ぐらいからかな?」
気にしたことなかったぜ。
「ほぇ~ 一人暮らしだったんですか」
「あぁ、引越しが続いてね。最初は家族で引っ越してたんだが頻度がね.....だから途中で俺一人で移動してたんだ」
「どうしてそんなに引越しを?」
「....その地に馴染めなかったからかな~ ま、今ではいい思い出さ」
「そういえば....」
「どうしたの?真姫ちゃん」
「先輩ってソロ曲ってあったんですか?あと、ラブソングとか」
「あ~ あったなぁ。ラブソングなんて歌って悲しくなるだけど」
「悲しく?」
「だって俺彼女いなかったし。いないのに歌詞は恋愛の歌詞だぜ?歌ってて自分が悲しくなったよ。俺何やってるんだろうって」
「あはは....」
「なら....なにかアドバイスとか欲しいんですけど...」
「アドバイス....ねぇ」
んなこと言われても....
「俺自身恋愛なんてしたことないし?渡された歌詞歌ってるだけだし......でもま、やっぱり思ってることを表現するしかないんじゃない?」
「うーん.....」
「ま、今度の週末に考えればいいさ。ほら、食べようぜ」
「そうね」
「ご飯おかわり!」
「はいよ」
「凛も!」
「別にいいが....ラーメン入るの覚えてるか?」
「う゛....どうしよう.......」
「ははっ それじゃぁお茶碗の半分でいいかな?」
「おぉ!それで!」
「了解」
よく食べることで....俺自身驚きだ。
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「「「ご馳走様でした」」」
「お粗末さまでしたっと」
「食べたにゃ~」
「お腹いっぱい....」
完食とは....少し残ると思ったんだがな。
「さて、んじゃぁ土鍋洗ってくるな」
「はーい」
土鍋は水に浸けることできないからな....先に洗っちまおう。
「おまたせ」
「あ、先輩。もうそろそろ帰りますー」
「お、そうか。なら俺も準備してくるよ」
「「「え?」」」
「ん?」
「え、どうして先輩が準備を?」
「俺が付き添うに決まってるだろ?もしかしてお前らだけで帰らせると?」
「う、うん」
「そんなことしないさ。いつも凛ちゃん達が帰る時もついてってるだろ?」
「そうですけど....今日は真姫ちゃんもいるし...」
「お前達が家に着いた時。真姫は一人か?」
「「あっ.....」」
「別にいいわよ...」
「駄目だ。何があるかわからないんだ。変な人が出ない保証はない。だから俺が付き添うよ。待ってな」
「....はい」
さてさて、急いで準備せんと...
「よし、それじゃぁ行くぞ」
「....よろしくお願いします」
「おぅ。任せとけ」
鍵かけてっと....
「んじゃぁ先に凛ちゃん達の家行って、その後真姫の家でいいか?その方が楽だろ?」
「私はそれで構わないわ」
「私も」
「よし、出発だ」
「おー!」
.....乗ってくれたのは凛ちゃんだけか。
「そういえば凛と花陽って2人暮らししてるんだっけ?」
「そうだよ~ 結構楽しいよ」
「大変じゃない?」
「たしかに大変だけど...もう慣れたにゃ~ それに偶に先輩の家でご飯食べるし」
「そうだったの....」
「真姫ちゃんも来る?」
「私はいいわ.....遠いし」
まぁ、確かにな。逆方向だもんな....
「遊びたい時はいつでも歓迎さ。ただ、今日みたいに急だと困るがな」
「あはは....今日はお世話になりました」
「いいって。さ、もうそろそろだろう」
「あ!見えてきたにゃ!」
「....んじゃ、俺たちはここぐらいでいいか。じゃぁな」
「「さようなら~」」
「...それじゃ、行くぞ真姫」
「...えぇ」
....2人だし、話してもいいか。
「なぁ、真姫」
「?」
「曲作り....進まないか?」
「っ......えぇ。全く」
「そうか.....別にラブソングじゃなくてもいいんじゃないかと俺は思う」
「....他になにかあるかしら」
「そうだなぁ.....今ならクリスマスソングとか.....そう言えばクリスマスか...」
「クリスマス...ソング...」
「来月は12月だもんな~ それに最終予選もクリスマス近いだろ。丁度いいんじゃね?」
「んな適当な....」
「し、仕方ないだろう....今思いついたんだし」
今までクリスマスなんて無縁だったからな。彼女いないし....
「クリスマス......でもクリスマスソングもラブソング寄りよね」
「そうだなぁ....けど、参考にできる幅は広がったな」
「そうね....」
「まだ時間はあるんだ。焦る時じゃないよ」
「っ...そっか...ラブソング....そっかそっか」
「ん?どうした?」
「ううん、なんでも。ちょっと思いついたことがあるの」
「ほぅ?そりゃぁいいことだ。ま、今度みんなでまた会ってさ。話し合えばいいさ」
「そうね。そうするわ...あ、そこの交差点右」
「ん、了解」
本当は真姫ん家までの道うる覚えなんだよね~。
「そうだ。週末の予定....どこ行くんだ?」
「そうねぇ.....ま、凛が譲らなくてラーメンめぐりかしら」
「...まじで?」
「ふふっ 半分冗談。でもお昼はラーメンよ。そこはどうしても譲れないみたい」
「まじか....」
本当にラーメン好きだなぁ。
「オススメを紹介してくれるらしいわよ?先輩も知らない所ですって」
「ほー そりゃ楽しみだ」
俺が知らないラーメン屋...か。
「ちなみに、私はトッテオキをチョイスしておいたわ」
「トッテオキ?」
「えぇ、ちょっと水道橋の方のね。後楽園よ」
「ほぅ....真姫が選ぶとは珍しいな」
「そうかしら?」
「あぁ、真姫は静かなイメージがあるからな~ そういうワイワイした所を勧めるとは思わなかったなぁ」
「....確かに前の私なら提案しなかったわね。でも、私は変わったもの」
「そうだな....それじゃぁ楽しみにしてるよ」
「えぇ!絶対に楽しかったと言わせるわ!」
「ははっ じゃぁ思いっきり楽しまないとな.....お、ここだっけ」
「えぇ。ここまでありがとう、先輩」
「いいって。それじゃ、おやすみ」
「おやすみなさい....今日はありがとうございました」
「楽しかったよ。じゃぁね」
「さよなら~」
よし、帰るか。
閲覧ありがとうございます。
真姫ちゃんを描くのに一番苦労しましたw
サララランさん、弱酸性さん。投票ありがとうございます。