ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。
今日は遂に凛ちゃんの誕生日ですね!!

お誕生日おめでとう!>ω</

妖怪にゃんこ凛ちゃんのライブ成功後の『にゃ~んにゃ~んにゃ~~ん!』が可愛すぎて悶えた。


【閑話】凛の誕生日

やぁ、神綺だ。

今日は11月1日......なんと凛ちゃんの誕生日だ。

前に希にお願いして絵里のプレゼントと一緒に凛ちゃんのも買ったんだ。

....ラーメンのストラップをね。ま、それとちゃんとした髪留めも買ったんだけどね。

んで、今は凛ちゃん達の住んでるアパートの前にいる。....この時間なら家にいるだろ....

 

ピンポーン

......あれ?いないのか?

「はーい!」

お、いたか。

 

ガチャ

 

「およ?神綺先輩?」

 

「や、やぁ凛ちゃん.....躊躇いもなくドア開けたね....」

 

「うん」

 

「....できればドア越しに誰か確認してからの方がよかったかな....無用心すぎるよ」

 

「あっ....気をつけます」

 

「そうしてくれ....上がってもいいかな?」

 

「?  どうぞー」

 

「それじゃ....お邪魔します....」

綺麗に掃除されてるな....

 

 

「お茶お出ししますねー」

 

「あぁ、お構いなく。そこまで長くはいないつもりだから」

 

「そうなんですか?今日はどうしたんです?」

 

「今日は凛ちゃんの誕生日だろ?だから.....ほら」

 

「おぉ!そういえば!」

.....忘れてたのか。

 

「お誕生日おめでとう、凛ちゃん」

 

「ありがとうございます!プレゼントまで.....」

 

「ははっ 去年と種類は同じだけでね」

 

「っ!!ラーメンですか!」

 

「あぁ」

髪留めもだけどね。

 

「開けていいですか?」

 

「いいぞ」

 

「やった!.....おぉー....ラーメンだにゃ!」

喜んでくれたか.....よかった~。

 

「もう1つあるからそっちも開けて見な」

 

「もう1つも!?.....こ、これって!」

 

「髪留め、だな。女の子だし、使うかな~って」

 

「.....嬉しいです!ありがとうございます!」

 

「喜んでくれたならなによりだよ」

 

「付けていいですか?」

 

「お、いいよ」

似合ってるといいが。

 

「よっと.....どうですか?」

 

「ほー.....似合ってるよ。それを選んで良かった」

これで安心だな。

 

「えへへ♪  あっ こっちのストラップもカバンにつけちゃおっと」

凛ちゃん本人はそうでもないみたいだが、結構女の子っぽいよな。元気で活発でさ....ってそれはっ

 

「り、凛ちゃん....それって...」

まさか....

 

「ん?...あぁ、これですか?忘れちゃいました?」

 

「い、いや....だって....それは....」

俺が渡した...

 

「神綺先輩から引越しの時に貰ったお守りですよ~。ちゃんと今でもつけてます!」

 

「そ、そうか.....」

まだ付けてるのか....どこかにおっぽってると思ったんだが....

 

「かよちんもまだつけてますよ」

 

「そうなのか?って....花陽ちゃんは?」

 

「お買い物です。今日はかよちんが当番なので」

 

「そうだったのか......正直な所、まだ持ってるとは思わなかったよ」

 

「えー?先輩から貰ったものですよ?そう簡単に手放せませんよー」

 

「そうか?....だがありがとうな。大切に扱ってくれて....そこまで傷んでないし」

 

「今日からはここにストラップが1つ増えるんですけどねっと....ここは先輩からのプレゼントを付ける場所かな?」

 

「ははっ 大事にしてくれるなら嬉しいよ.....」

 

ガチャ

 

「ただいま~凛ちゃん」

ん。

 

「おかえりかよちん!先輩来てるよ!」

 

「先輩?って神綺先輩!?」

 

「お邪魔してるよ」

 

「どどど、どうしたんですか?」

 

「いや....今日って凛ちゃんの誕生日だろ?プレゼントを渡しにな」

 

「そうだったんですか....そうだ。はい凛ちゃん」

ん?箱?

 

「?なーにこれ?」

 

「ケーキだよ♪私もお祝いしたかったから」

 

「っ! ありがとう!」

 

「んじゃま、俺は帰るかね」

 

「「え?」」

 

「ん?」

 

「帰っちゃうんですか?」

 

「あぁ、プレゼント渡したし、いいかなって....」

まずかった?

 

「....私達と一緒にケーキたべましょ!」

 

「えっ だが....」

俺は別に....

 

「凛も賛成!」

.....そうか。

 

「だがケーキは2人分ぐらいだろ?俺はいいって」

 

「いいんですよ!大勢でお祝いしましょ!」

 

「そうだにゃー!」

 

「そ、そうか.....なら俺も頂くよ...」

悪いことしちまったな。2人の食べる分減っちまった。

 

 

「はい、凛ちゃん」

 

「ありがと、かよちん♪」

 

「先輩もどうぞ」

 

「こ、こんなにいいのか?俺は別に小さいのでいいんだが...」

 

「いいんですよ、この時間だと太っちゃうので....」

気にするほどの体型じゃないだろうに...

 

「そうか.....ありがと」

 

「いえいえ♪それじゃぁ....凛ちゃん!お誕生日おめでとう!」

 

「おめでとう凛ちゃん」

 

 

「ありがとうにゃ!」

 

 

 

 

 

「そういえば、先輩は凛ちゃんになにあげたんですか?」

 

「ん?ストラップと髪留めをね。ほら、今凛ちゃんが付けてるだろ?」

 

「あー 先輩のプレゼントだったんですかー 凛ちゃんが付けるって珍しいなーって思ってたんです」

 

「お気に入りだにゃ!」

 

「それはよかった....あとはいつも通りラーメンのストラップな」

 

「あぁ....ほんと、凛ちゃんってラーメン好きだよね~」

 

「うん!でもかよちんもご飯好きだよね~」

 

「勿論!あの白さに艶!もうたまらない!!」

おぅ、花陽ちゃんに火が付いた。

 

「あ、そうそう。さっき凛ちゃんから聞いたんだけどさ」

 

「?」

 

「....俺のあげたお守り、まだ持ってるんだって?」

 

「っ!?//////////」

......どうして顔を赤くするん?

 

「どどど、どど、どうしてそれを!?」

 

「いや、さっき凛ちゃんのお守りがチラッと見えてな。聞いたら花陽ちゃんも持ってるって」

 

「//////」

 

「かよちん顔真っ赤だにゃ~♪」

 

「り、凛ちゃん!もう.....」

 

「ありがとうな。もう捨てられてるかと思ってたからさ」

 

「そ、そんなこと!」

 

「大事に持っててくれたみたいで嬉しいよ。ありがとう」

 

「い、いえ...////////」

 

「....さ、落ち着いたし俺は帰るよ」

 

「もう帰るんですかー?」

 

「夕飯があるんでね。もうそろそろ帰らないとな」

 

「そうですか....今日はありがとうございました!」

 

「いいっていいって」

 

「あっ!」

 

「...ん?」

 

「先輩のお誕生日っていつですか?」

 

「俺の?.......いつだっけなぁ」

覚えてねぇ...

 

「あ、携帯に書いてあるかな.....お、あったあった」

さすがプロフィール。なんでも書いてある。

 

「いつですか!?」

 

「...12月の3日だな」

 

「っまだなんですね!?」

 

「あ、あぁ....」

 

「絶対にお祝いしますので!」

 

「そ、そうか?ありがと.......じゃぁまたな。おやすみなさい」

 

「「はい!おやすみなさい!」」

テンション高かったなぁ...

 

 

 

「ねぇ凛ちゃん!---で----!」

 

「だね!」

 

.....ドア越しでも声がある程度わかるとは....ま、近所迷惑にはなるなよ?




閲覧ありがとうございます。
いや~凛ちゃん可愛いなり~

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