SR猫凛ちゃん。無事2枚取りでき、覚醒させてレベルMAXにしました。
Happy maker!来ましたね!今フルコンしてきました。ハードじゃ物足りなくなった自分が怖い。
やぁ、神綺だ。今は穂乃果達の生徒会の業務訂正の様子を見ている.....
穂乃果が会長だなんて大丈夫かと思ったが....俺は穂乃果への認識を改めなければな....いつもこのくらい真面目で真剣に取り組んでくれれば....海未達も苦労してるのな。...お。
「そこはちょっと違うぞ。そこは7割ぐらいにしておかないと後で余裕なくなった時に辛くなるぞ」
「そうですね...わかりました」
今は彼女達に代替案を作成させている。こういうのは気づいたらすぐに対処しないといけないからだ。猶予なんてない。できなければ徹夜でも作らせなければならない。
「先輩!これでどうでしょうか!」
「見せてくれ....」
.......大体予算希望の7,8割か....まぁ妥当か。
「これにより余りは?」
「余りなしのギリギリです。来年ならともかく、今はまだ生徒数が少ないので....」
余りないのか.....
「例年の平均予算表はあるか?」
「こちらです」
「ありがとう」
.....fm。
「ここの文化部を数%削るんだ。そしてこっちの運動部に上乗せだ」
「どうしてですか?」
「文化部の方はいくら8割といっても元々の希望額が高すぎだ。これでは話にならん。代わりに備品消費の一番多く出ているこっちに回すんだ。逆にこっちの運動部は希望額自体がギリギリだから辛いだろう」
「わかりました」
.....結構早く終わりそうだな。
「神綺先輩。これでどうでしょうか」
「どれどれ......これはっ」
「....なぁ穂乃果」
「はい」
「今ことりから貰った年間の領収書履歴を見てるんだがな」
「はい」
「......どうしても計算があわない部がある」
「...え?」
「ほら....この部だ」
「....えーっと.....ふんふん....あ、ほんとだ」
「明日部長に聞いてみてくれ」
「わかりました」
「あとは.....ないな。海未。そっちは?」
「もう少しです」
「穂乃果は?」
「終わりました...どうぞ」
「ありがとう.........OKだ」
あとは海未のが終われば.....
「お待たせしました」
「見せてくれ.....ありがと」
どれどれ......これと、これか。よし。
「完成だ。お疲れ様」
「「「はぁー....」」」
「書類は全て机の上に置いておけ」
「?はーい」
「んじゃぁこっちにおいで」
「「「?」」」
「これは.....」
「おやつだ。食べていいぞ」
「本当ですか!?」
「しかし....いつのまに....」
「さっき洗濯物を取り込んだ時だ」
「なるほど....」
「うわ~ 美味しい~」
「ねー!」
「....では、私も」
「あぁ、お茶入れるからちょっと待ってな」
「「はーい」」
えーっと茶葉茶葉....あったあった。
「はい、どうぞ」
「「「ありがとうございます」」」
「あとは明日が勝負だな」
「そうですね....」
「まずは各部の部長、会計を集めて会議をするしかないから....明日早朝に会議室が空いてるか確認するんだぞ?なければ最悪、生徒会室でやるんだな」
「わかりました」
「さっきも言ったが、誠意ある謝罪が必要だ。代替案もそんないい加減ではなくちゃんとした物だから蹴られることはないと思うが、当の本人がヘラヘラしてたら認めてはくれない。いいな?」
「「「はい!」」」
「よし、じゃぁそれ食べ終わり次第解散だ。忘れ物するなよ?指差し声だし確認をしろ」
「はい」
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「今日はありがとうございました....助かりました」
「いいよ。だがお礼はまだ早いな、全て終わってからそのお礼は受け取るよ」
「....そうですね」
「いや~ なんかお腹減っちゃったー」
「穂乃果....あなたには危機感というものがないんですか?」
「へ?」
「生徒会長でありながら書類の確認を疎かにしたのです!あなたも責任はあるんですよ!」
「うっ」
「そうだな。確かにことりは間違えてしまったが、それに気がつかなかったお前達2人も問題だ。反省しろよ?特に穂乃果」
「は、はい.....」
「今度はもうするなよ?したとしても絵里を頼れ。俺ではなくな」
「えー!?どうしてですか!」
「......わからないのか?」
「....穂乃果。いいですか?私達生徒会はやってはならない間違いを犯しました」
「うん」
「...そして、前生徒会長、副会長である絵里達ではなく....全く関係のない先輩に相談したんですよ?これはあまりしてはいけないことですよ....」
「海未は気がついていたのか?」
なのになぜ止めなかったんだ?
「はい....しかし、絵里達に相談する勇気がなかったんです....ごめんなさい」
「いや、俺に謝られても....取り敢えず、この件は後はお前達の問題だ。俺はもうなにも手伝わん。いいな?」
「はい」
「ことりも。やってはならないことには違いはない。だが、お前一人のせいではないんだ。そこまで、追い詰めるなよ?」
「...はい」
ちょっと空気暗すぎんよ。たしかに重大なミスだけどさ。.....ちょっと試しに言ってみるか。
「よし、無事にこの件が終わったら俺らでよければどこか出かけるかい?」
「「「え?」」」
.....穂乃果達の目が変わった。
「い、いやぁ。最近お前達って生徒会やμ'sで大変だろ?息抜きがてらどこか行かないかーって....」
「い、行きます!」
「私もです!」
「私も!」
「そ、そうか....じゃ、じゃぁこの件解決しないとな」
「「「はい!」」」
あれぇ....断られると思ったんだが?どういうことなの。
「じゃぁ....またな」
『今日はありがとうございました!!』
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やぁ、神綺だ。後日、無事彼女達の代替案で可決され、事態は終息した。だが、しかし。穂乃果達は案の定、事件が露呈した際に絵里達から小言を言われたらしい。当たり前だわな。
それプラスだ!俺にもその小言回ってきやがった。
「ちょっと神綺!聞いてるの?」
「聞いてるって....」
「なんで穂乃果達のこと手伝ったのよ!あなたなら私や希に相談すべきだとわかるでしょう!?代替案の可決の後になぜか私達に質問とか色々来たんだからね!」
「あぁ、わかっていた。それはあいつらにも言ってあるぞ」
「なら、なんで....」
「俺が最後まで引き受けたか...と?」
「えぇ」
「あの後、もし俺があいつらを突き返して絵里達に電話でもなんでもしたとしよう。そして絵里が現状把握するまでの時間、そして絵里がアドバイスして代替案を作り始めるまでの時間。どのくらいかかると思う?」
「....1,2時間かしら」
「そうだな。その時間がもったいないから俺が要点だけ言って作らせた」
「だからって!」
「よく考えてくれ。ああいうのは早急に作成し、提示しなければならない。時間が欲しかったんだ。だからできるだけ時間を削減し、作成させた。.....お前達ならわかるだろ?」
「......まぁ....わかるわ」
「確かに俺自身これが最善の方法だったとは思っていない。しかしだな、あいつらに変に負担にならないように動いたつもりだ」
「....え?」
「もし、俺が玄関で突き返したとしよう。あいつらの精神状態はどうなっていると思う?」
「それは....」
「折角俺の家まで来て、どうにかなるかもと思った矢先に突き返され...焦るだろうな。その後、絵里達に連絡して着手した所で....どこかでミスが出るだろう。だったら俺の目の前で作成させて、ある程度リラックスさせたほうがいいかと思ったんだ」
「......」
「甘やかしすぎと言われればそれまでだが....これでミスをすれば理事長の目に止まり....解散の危険もある」
「っ....」
「失敗は許されないんだ。だからこのことは....理解して欲しい.....」
「.....わかったわ」
本当...お前には苦労を掛ける.....
「だけど」
「ん?」
「条件があるわ」
「....条件?」
「今度、私と希をどこかに連れてってくれないかしら」
「...なぜ?」
「穂乃果達とどこか行くんでしょ?当の本人達は遊んで、その後の後処理する私達になにもないの?」
「....いいだろう」
「決まりね」
.....絵里ってこんな奴だったか?
閲覧ありがとうございます。