ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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今回は凛ちゃん回と言ったな?あれは嘘だ。

やはり、11月1日当日に書こうかとw


では、神綺の物語....はじまります。


63話

やぁ、神綺だ。たのしい打ち上げも終わり、みんなを家に送って自宅についたのが夜8:00って.....

 

 

いやぁ疲れた疲れた。寝よう。

 

「おやすみ母さん」

 

「えっ 今帰ってきたばかりじゃない。お風呂は?夕飯は?」

 

「すまん...朝シャワー浴びるから....寝かせて」

 

「ちょっ この時期にシャワーって...」

 

「それでも寝かせて...」

 

「え.....っ.....」

寝よう。

 

-------------------

Pipipipipipi

 

「はっ!」

......朝か。....シャワー浴びるか。

 

-----------------

ふぅー さっぱりした。

 

「おはよう神綺」

 

「あぁ、おはよう母さん」

 

「昨日はどうしたの?帰ってきたと思ったらすぐに寝ちゃって」

 

「いや~ 穂乃果達送ってたらあの時間でね」

 

「送ってた?」

 

「あぁ、あいつらって女子だろ.....夜道って結構危険が有るだろ?」

 

「....なるほどね」

 

「朝ごはんは?どうする?」

 

「私が作るわよ?」

 

「そ、じゃぁよろしく。学校の準備してくる」

 

「はーい」

---------------

やぁ、神綺だ。もう放課後だぜ。いや~時間が過ぎるのは速い速い。

今日は何すっかなぁ....とりあえず学校出て歩きながら考えるか~

 

 

「あ、あの!すみません!」

ん?

 

「? なにか?」

 

「そ、そのっ 斎藤神綺さんですよね!」

 

「え、えぇ...そうですけど」

なんだ?

 

「えーっと...これを!」

 

「...色紙?」

 

「サインください!」

 

「....は?」

サインだぁ?

 

「だ、駄目でしょうか?」

 

「い、いや....なんで俺なのかな...とねμ'sの彼女達ならわかるんだが....」

 

「実は....私....斎藤さんのサインがずっと欲しかったんです....」

 

「は、はぁ.....」

なんで俺なんだよ....転売ヤーか?まぁ、いいか。

 

「いいですよ。....しかし、ペンを...」

 

「あ!どうぞ!」

 

「......はい、どうぞ」

ちょっと前世のサインを簡略化してみたぜ。流石に元のままだと派手すぎてな.....表役者でもないのに派手だと調子乗ってると思われるし。

 

「ありがとうございます!私!μ'sさんのコーチってどんな人だろうってずっと思ってたんです」

 

「へぇ」

モノ好きな人もいるんだなぁ。

 

「それで、前のファッションショーの時に....」

 

「あ、あぁ....あの写真撮影か...」

 

「は、はい。あの.....付き合われているんですか?星空さんと」

 

「いいや。フリーさ。ただ彼女とは小学校からの付き合いでね。だから結構あういうことを平気で出来るんだと思うよ」

 

「そうだったんですか....私も実はダンスを習っているのですが...」

 

「おぉ」

 

「うまく踊れるにはどうしたらいいでしょうか....」

 

「うーん....ダンスにも色々種類があるからねぇ.....共通してるは兎に角体を柔らかくして、動きを滑らかにするしかないかな」

 

「なるほど!私ってまだ体固くて....ありがとうございます!」

 

「いえいえ、それでは私はこれで」

 

「はい!サインにアドバイス、ありがとうございました!」

....転売ヤーには見えなかったが....わからんな。

彼女には悪いが、どうもあういうのは疑ってしまう。特に今の俺みたいな裏方のサインを貰う奴は....表役者のμ'sが売れたら、μ'sのコーチの名前を使って売る可能性も無きにしもあらず....ま、俺がひねくれすぎか。売られたら売られただ。

 

んー、今日はなにしようかな....本当に.....

 

 

~~~~♪

ん...電話か。だーれだ.....穂乃果?

 

「もしもし」

 

『あ!先輩!助けてくださいぃ』

 

「...何があった」

 

『生徒会のことで相談がぁ!?』

 

「...は?」

生徒会だぁ?

-------------------

やぁ、神綺だ。なぜか穂乃果達が俺の家に来るらしい....どうしてこうなった。

 

ピンポーン

来たか

 

「はい」

 

『穂乃果です....』

 

「あいよ、開いてるから入ってきな」

 

『はい....』

そうとう参ってんな。何やらかした...

 

ガチャ

「よぉ、d「うわぁぁぁぁぁん!!!」ダキッ  !?」

 

「ちょっ おい!?」

 

「どうしよーう!!」

 

「はぁ!?主語を言え!主語を!」

 

「....すみません急に」

 

「おい!海未!お前達に何があった!?穂乃果がこうなるって相当な事じゃないか!?」

 

「....結構大問題です...」

 

「そ、そうなのか....」

生徒会で大問題って....

 

「と、取り敢えずこっちにあがれ.....ゆっくり、落ち着いて話そう。な?穂乃果も...な?」

 

「うぅ......んぐっ.....はい」

....いや、まじでなんなの。

 

 

 

 

 

 

 

「はい、お茶」

 

「ありがとうございます」

さて、本題だ。

 

「単刀直入に聞こう。何があった」

 

「実は....」

 

「私が話すよ海未ちゃん....実は...前に生徒会で仕事をしている時だったんですけど....」

 

「あぁ」

 

「その時に美術部の子から予算の希望書をもらったんですけど....」

 

「....」

 

「それを間違えて認可してしまって...」

 

「....は?」

どゆこと。

 

「少なくとも音ノ木坂は希望書をもう少し後に提出してもらって、その後に審査会を開いて話し合うのですが...」

 

「その前に審査通しちゃったからどうしようっと?」

 

「...はい」

 

「なるほどねぇ」

 

「どうしましょう!?先輩!」

 

「俺に聞かれても....絵里じゃだめなのか?」

 

「ちょっと言いにくくて...」

 

「ふーむ....だがやることは決まってるじゃないか」

 

「...え?」

 

「謝罪だよ。まだ予算自体は組まれてないんだ。一回部長とか会計集めてさ、私達生徒会のミスでした。って言ってな?妥協案じゃないが、代わりの案持ち出して賛成されるの願うしかないぞ?」

 

「....なるほど」

 

「こうなった以上。やってしまったことは仕方がない。だがな、そのまま通すわけにもいかない案件なわけだ。そうだろ?」

 

「....はい」

 

「なら、どうにかして代替案を提出して可決するしかないな」

 

「....そうですね」

 

「....ちゃんと誠意を込めて謝罪をしろ。なんとかしてくれるなんて思うなよ。これは、忠告だ」

 

「っ わかりました」

 

「よし.....さ、こんな所でしょんぼりしててもなんにもならんぞ。....今書類持っているか?」

 

「もちろんです....家でやるつもりでしたので、許可をもらってきました」

 

「ほぅ、それは丁度いい。俺に見せてくれ」

 

「え....しかし..」

 

「確かに俺は他校の生徒だな。だが、バレなきゃいいのさ。それに、俺だって生徒会の仕事はしたことある」

 

「「「え!?」」」

 

「去年まで友達が生徒会でなー 度々助っ人として呼ばれてたのさ...その時も失敗があってなー。.....こういう時の対処方も知っている。安心しろ、アドバイスするから」

 

「本当ですか!?」

 

「あぁ、だが殆どお前達がやれ。じゃないとお前達自身の為にもならん....本当なら部外者の俺は口挟んじゃいけないんだからな」

 

「「「はい!!」」」

 




閲覧ありがとうございます。


数話前に神綺が海未に対し、メンバーの体重管理を徹底しろと伝えている為、ダイエット騒動は起きていません。


Nemeshisさん、ドラゴン使いさん、よしじょーさん、Fron29さん、Mr.エメトさん。投票ありがとうございます。
そして!お気に入り登録数600人突破!ありがとうございます!!

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