ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。


後1話書ける...かな?


神綺の物語....はじまります。


59話 【挿絵あり】

やぁ、神綺だ。今は凛ちゃんにドレスを着てもらっている。絶対いいと思うんだが....どうかな。

 

 

「き、着替えました....」

 

「やっと終わったのー?開けるわよー」

 

「ちょ、にこちゃん待って!」

 

「....なによ」

 

「.....っ いいよ」

 

「いくわよ」

シャー....

 

『おー!』

ほぅ....

 

「ど、どう....かな?」

 

「似合ってるよ!凛ちゃん!」

 

「可愛いじゃない。なんで躊躇うのよ...」

 

「カードが言ってた通りやな」

 

「....せ、先輩?」

 

「ん?」

 

「ど、どうですか?」

 

【挿絵表示】

 

「あぁ、可愛いぞ。どこもおかしくない」

 

「っ 本当ですか?」

 

「嘘なんて言わないさ。みんなもそう思うだろ?」

 

『はい(えぇ)』

 

「自信を持ちなよ。変なところなんてないんだから」

 

「.....わかりました」

大丈夫かな?

 

「じゃぁ凛ちゃん」

 

「なんですか?」

 

「今度のファッションショーでのライブ。センターで歌ってくれるかい?」

 

「.....はい!歌います!」

....よし。いい返事だ。

 

 

「なら練習再開だ!本番までもう日数もなんだ!気張っていこう!」

 

『おー!』

 

「まずはフォーメーションだ!あまり動かないから覚えるのは簡単だ。最初は----」

成功させないとな....。

 

 

-----------------------------

やぁ、神綺だ。いきなりだがもうライブ当日。....いや~ファッションショーとかいつぶりだよ.....今回みたいに前世でユニットとして呼ばれた以来だよ.....

 

「どこに行けばいいんだっけか?」

 

「裏手に関係者用の入口が設けられてるらしいのでそこから行きましょう?」

 

「りょーかい」

 

「にしても私達がショーねぇ」

 

「緊張するにゃ....」

 

「大丈夫よ。いつも通りにしていれば問題ないわ」

 

「そうやで?なんなら....ワシワシしようかぁ?」

 

「っ...いいです!緊張解けました!?」

 

「....なんでみんな嫌がるんかなぁ...」

 

「当たり前だろう。逆にお前はされて嬉しいか?」

 

「うーん....相手によるなぁ」

 

「なんじゃそりゃ....まぁいいか。各自衣装もあるよな?」

 

『あります!』

 

「よし。なら心配ないか....」

 

「あ、ここじゃない?」

 

「ここか。すみませーん」

 

「はい?」

 

「μ'sの者です。ほら、身分証みんな出して」

 

『はーい』

 

「あ、μ'sの皆さんでしたか....あの、あなたは?」

あ、そういえば。

 

「私は斎藤神綺と言います。彼女達のダンスコーチをやらせてもらっています。...これが学生証です」

 

「確か女子高でしたよね?...他校の方なんですか?」

 

「えぇ、なんでしたら音ノ木坂学院へお問い合わせください」

 

「....すみません。確認を取らせていただきます」

そんなの最初からわかってることだ。

 

「しかし、彼女達を先に入らせてもらえませんか?準備もありますので」

 

「わかりました」

 

「いいんですか先輩?」

 

「主役はお前達だ。俺は裏方。だったら優先するのはお前らだ。さ、行った行った」

 

「....はーい」

 

「では、失礼します」

 

「はい」

さて、どのくらい掛かるか.....

 

 

 

 

 

 

「お待たせしました。確認が取れましたので、こちらをおかけください」

 

「わかりました」

 

「....実は私....μ'sのファンなんです」

 

「おぉ、そうでしたか」

ファンなのか...すごいな。

 

「あの子達の振り付けもあなたが?」

 

「えぇ、といっても私は6割、後は細かい所を指摘して直させるだけで、後は絢瀬絵里が担当しています」

 

「あの絢瀬さんが?」

 

「えぇ、彼女もダンスに覚えがありますので....あとはスケジュールの大まかな管理とかちょっとした相談とか....裏方やってます」

 

「そうでしたか.....そういえば。メンバー紹介のところに...」

 

「えぇ、彼女達が私の顔写真を載っけましてね.....そのまま放置してます」

 

「そんなことが.....あっ すみません。引き止めてしまって!」

 

「いえ、大丈夫です。では、失礼します」

 

「はい!応援しています!」

-------------------------

たしかここが控え室だよな...

 

コンコン....

『はーい?』

 

「神綺だ。入っても大丈夫か?」

 

『あー もう少し待って!今着替えてるから』

 

「りょーかい。終わったら知らせてくれ」

 

『わかったわ』

.....眠い。ちゃんと寝たんだけどなぁ...はぁ。

 

 

 

『おわったわよー』

 

「あいよー 入るぞ」

ガチャ

 

「どう?神綺」

 

「ほー 女性が着るタキシードも新鮮だな」

 

「.....似合ってるかどうか聞いてるんやけど」

 

「似合ってるぞ。変な所はない」

 

「ならよかったー」

 

「そういえば凛ちゃんは?」

 

「凛ちゃん?さっきからここに.....あれ?」

 

「凛ならそっちよ。神綺が来たら隠れちゃったわ」

 

「....なんで?」

 

「知らないわよ.....恥ずかしいんじゃない?」

 

「なんでさ。別に前試着したとき見ただろ」

 

「そんなこと私に言わないでよ...」

 

「それもそうだな」

.....。

 

「おーい、凛ちゃん?」

 

「なっ なんですか!?」

 

「なんで隠れているんだい?」

 

「そ、その....なんか恥ずかしくて」

 

「あんた本当に恥ずかしくて隠れてたの?!ぶはっ くはははっは!」

 

「ちょっとにこっち?」

 

「だって!恥ずかしいってっ ちょっ 待って!?悪かったから!ワシワシはやめて!」

 

「....ふむ。凛ちゃん」

 

「っ はい」

 

「深呼吸してみ」

 

「え?」

 

「ほら、深呼吸だよ。はい、吸ってー」

 

「.....スゥ....」

 

「吐いて」

 

「フゥ-----....」

 

「もう一回。吸ってー」

 

「スゥ.......」

 

「吐いてー」

 

「ハァ-----」

 

「どうだい?」

 

「.....落ち着きました」

 

「よし、ならもうそろそろ時間だ。俺はステージの袖で見てるからな」

 

『はーい』

 

「よし、....んじゃ行くぞ!μ's!ミュージック.....」

 

『スタート!!!』

頑張れよ!

----------------

やぁ、神綺だ。今はステージ袖でみんなの様子を見ている。....大丈夫か心配だ。

 

カチッ

ん、照明が....ほー。.....綺麗じゃないか凛ちゃん。

 

「は、初めまして!音ノ木坂学院スクールアイドル、μ'sです!!」

 

『可愛い~』

『綺麗....』

....ほらな?女の子っぽくないとか...そんなことは全くないんだよ....

 

 

「えへへ....ありがとうございます。えっと、本来メンバーは9人なのですが....今日は都合により6人で歌わせてもらいます。....でも、残り3人の思いも込めて歌いますっ!」

 

.....いいスピーチだ。

 

「それでは!一番可愛い私達を!見ていってください!」

...頑張れっ。

 

~~~~♪

 

パチパチパチパチ!

キャー

 

....大成功...かな?

 

「ありがとうございました!音ノ木坂学院スクールアイドル!μ'sの皆さんでした!!」

 

パチパチパチパチ!

 

 

 

 

「あ!先輩!」

 

「おー 凛ちゃん。おつかれぇ!?」ダキッ

な、なんだ?!

 

『おぉ!?』

 

「やっと終わりましたよー!」

 

「ちょ、凛ちゃん?!」

な、なんで抱きついてくるのさ!

 

「えへへ~」

 

「もぅ凛ったら....」

 

「こんな大勢の場所で抱きつくなんて...凛ちゃんもやるなぁ」

 

「おい、凛ちゃん。どうしたんだよ....」

 

「なんか安心しちゃってー」

 

「だからって抱きつくことないだろうに...」

 

ガヤガヤ

ん?

 

 

「ねぇねぇ、あの男の人って誰?」

 

「...あ!あの人って...斎藤って人じゃない?ほら!μ'sのコーチやってるっていう!」

 

「嘘!?あの人が....写真と全然違うねー」

 

「ねー...にしても....星空さんと付き合ってるのかなー」

 

「そうなのかな?そうだ、写真撮っとこっと」

なんだと!?

 

 

「ちょ、おい!」

 

「ピース!」

は?

 

「はぁ!?凛ちゃんなにしてんの?」

 

「ほら!先輩も一緒に撮りましょ!」

 

「なんでだよ!? えぇい引っ張るなぁ!?」

変な噂が立ったらどうするんだよ!?カシャ!

 

Noooooooooo!?撮られたぁ!?.....終わった。これで拡散されたら...終わる。ははは....




閲覧ありがとうございます。
やはり凛ちゃんは可愛いですね(*´∀`*)



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