では、神綺の物語.....はじまります。
--side神綺--
あら、凛ちゃんたちが校門で待っとる。急がんと... タッタッタッタッ....
「おまたせ、ごめんね。待たせちゃって」
「だいじょうぶですよ~」
「じゃぁ公園行こうか」
「「はーい」」
「さて、ここら辺でいいかな」
「先輩。お話って...なんですか?」
「あぁ...あのね。今日で学校をやめて転校するんだ」
「「....え?」」
--side凛--
「あぁ...あのね。今日で学校をやめて転校するんだ」
え?転校?
「同じクラスの子にはお別れ会で挨拶したけど2人には言っt「ちょっと待ってください!」っ...なにかな?」
かよちん...
「て、転校って...なんでこんな時期に!?」
うん...そこは気になったな....
「....親の都合でね。俺自体昨日知らされてね...。次は東京の学校だってさ」
東京...遠いいなぁ...
「っ...先輩はいつ引っ越すんですか?」
「10日にここを出ると母さんは言ってたよ」
日曜日....そうだ!
「私決めた!」
「どうしたの..凛ちゃん?」
「私、先輩の見送りする!」
「「....え?」」
ふふん!先輩驚いてる~!
「....私も見送りします!」
「え”ぇ”!?」
おぉ!かよちんもか!
「....先輩はほかの男の子と違って優しいから....いつも助けてくれるから!見送りだけでもします!」
おぉぅ!かよちんすごいね!...先輩もびっくりしてる...そりゃそうだよね。かよちんが叫ぶって珍しいもん。
「.....わかった」
先輩はそう言ってお財布を取り出した。どうして?
「...この紙に今の住所が載ってるから参考にしてくれ。あとメールアドレスも載ってるから、もし携帯を買う機会があれば登録しといてくれ。なにかあれば相談にのるよ」
おぉ なくせないね。これ。
「俺が言いたかったことはこれで全てだ。2人からはなにかあるか?」
言いたいこと....
「...私はないです。先輩を見送りするときに言います!」
なるほど
「凛もそうする!」
「わかった。じゃぁまた日曜日に会おう。たぶん10時ぐらいに出発するから時間を見て来てくれよ?」
10時だね。よし!
「「さようなら~」」
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--side神綺--
まさか見送られるとは思わなかったなぁ。
せっかく来てくれるんだ。なにか形のあるものでも渡そうかな...う~ん。
...ん?そういえば神社あったよな。そこでお守りでも買うか?...う~ん。
いいや、お守りで。
-そうして神綺は神社へ向かい2人分のお守りを購入した。
閲覧ありがとうございます。
次で[お別れ]は完結。なんとかして原作突入させます。
色々な方に読んでもらっているのですが...ご指摘とかありませんか?ほんと心配でw