ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。いや~μ'sのみんなが可愛すぎてつらい。


では、神綺の物語....はじまります。


43話 合宿 中

やぁ、神綺だ。ついに今回の合宿場?まぁ西木野の別荘についた.....立派だなぁ....

 

「「「「「「「「「お~~」」」」」」」」」

 

「ひゃ~」

 

「相変わらずすごいわねぇ」

 

「うぐぐぐぐ....」

にこ.....悔しいよな。俺も悔しいぞ....これが格差か。

 

 

「さ、行きましょ」

 

「わーい!」

 

「あ、穂乃果!真姫より先に行っても鍵開いてませんよ!」

 

「あ゛」

....いつも通りだな。

 

 

カチャ...

「どうぞ、あがって?」

 

「おっ邪魔しまーす!」

 

「しまーす!」

おぉぅ、元気だねぇ。

 

「すごいですね....」

 

「そうやねー。流石真姫ちゃんや」

 

「うぎぎぎぎ」

 

「にこ、落ち着け」

 

「っ わかってるわよ!」

....はぁ。

 

『おぉー!』

ん?

 

「どうしたんだ穂乃果?」

 

「ピアノがある!」

 

「....そりゃぁ、西木野はピアノ弾くし...ないほうがびっくりだろ...」

 

「それにお金持ちの家でよく見る奴!」

......子供かよ....

 

「.....そうだな。ちなみにそれはシーリングファンだ」

 

「シーリング...ファン?」

 

「あぁ、室内の空気循環をよくするための物だな。室内の温度差を減すことができるから暖房とかの効きが良くなるぞ」

 

「ほぇ~」

 

「よく知ってるわね」

 

「個人的に興味が沸いてね。調べたことがあるんだ」

 

「なるほど」

 

「あっ!」

 

「今度はなんだ....」

 

「暖炉もある!」

ほーすごいな。

 

「すごいにゃ~!初めて暖炉見たにゃ~」

確かにそんな見ないもんな。

 

「すごいよね~ ここに火を....」

 

「点けないわよ」

 

「「えぇ!?」」

 

「まだそんな寒くないでしょう?」

そうだな。

 

「それに....冬になる前に煙突を汚すと....サンタさんが入りにくくなるって、パパが言ってたの」

 

.....はい?...パパ?西木野が...?まじか。

 

「パパ....」

「サンタ...さん?」

 

「素敵!」

 

「優しいお父さんですね」

 

「ここの煙突はいつも、私がキレイにしてたの。去年までサンタさんが来てくれなかったことはなかったんだから」

ほー、いいことじゃないか。

 

「「おぉ~」」

 

「証拠に、中見てごらんなさい?」

ん、なになに~?

 

「ちょっと横すまんね穂乃果」

 

「いえいえ」

 

んー?Thank you....ほー

 

「「おー」」

 

「....ぷぷぷぷ...んぐふふふふふっ」

ん? 笑い声?

 

「あんた...真姫が...サンタ..」

!? まさか!?

 

「にこ!?」「にこちゃん!?」ガシッ

 

「それは駄目よ!?」

そうだ!言ってはならん!?

 

「痛い痛い!っなによ!?」

 

「ダメだ!それを言うのは万死に値する!?」

 

「そうだよ!重罪だよ!」

 

「そうにゃ!真姫ちゃんの人生を左右する一言になるにゃ!?」

 

「だってあの真姫よ!あの真姫が...」

 

「駄目だ!」

なんとしても口を塞がなければ!

 

「だめぇ!?」

あれをするか....

 

「なぁ....にこ」

 

「っ な、なによ?(神綺の雰囲気が変わった!?)」

 

「その後の禁句を言うのなら.....くすぐられる覚悟はあるか?」

 

「え、なによそれ...くすぐり?」

 

「お?神綺もやるん?なら....ウチもワシワシMAXを...」ワキワキ

 

「っ 駄目よにこ!?言ってはならないわ!神綺のくすぐりはマズイわ!?」

 

「な、なによ....私にくすぐりは効かないわよ!」

ほう....挑戦状....受け取ったぞ?

 

「ウチもいるでぇ...?」

 

「ひっ」

 

「ならにこ....受けてみろ!」

くすぐりを....舐めるな!絵里にも効いたこの一撃!

 

「っ くっぁははははははは!ちょっなにこれぇはははは っ やめっ あはははははっ」

 

「っ....止められなかったっ」

 

「.....神綺ー いつまでやるん?終わったら言ってな?ウチも....やるから!」

 

「おぅ....」

 

「ちょっやめっ はやくやめなさいよぉぉぉ!?あっははははははは!」

 

「....もう禁句は言わないか?」

 

「言わないから!だからっ あはははははやめっ やめて!?」

....いいだろう。

 

「....はぁ....はぁ.....はぁ....『ワキッ』!?今度はなに!?」

 

「次はウチの番やでぇ?」

 

「ひっ....やめてぇ!?」

....遊びすぎたか...だがにこ、お前が悪い。言ってはならないことを言おうとしたのだから....

 

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「...よくわからなかったのだけど....終わったかしら?」

 

「あぁ.....なんとか守れたぞ..西木野っ」

 

「....なんのことよ」

 

「分からなければそれでいい!」

 

「ナニソレ!イミワカンナイ!」

世の中には知らなくていいものもある!

 

「ま、まぁこれでこの話はおしまいにしましょう?」

ナイス話題打ち切りだ。絵里。

 

「そうだな...んじゃぁ、西木野。俺は外に居るからみんな着替えさせたら外に向かわせてくれ」

 

「早速練習?わかったわ」

 

「おっと....忘れてたぜ。海未、ことり、それと西木野」

 

「「??」」

「私も?」

 

「あぁ、お前ら三人には穂乃果たちと一先ず別行動にするよ。曲作りに専念してくれ」

 

「っ はい!」

 

「はい」

 

「わかったわ」

 

「みんな聞いたな?ほかの奴は着替えしだい外に集合だ。ストレッチとかの基礎練だ」

 

「「「「「「わかりました!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーし揃ったなー。んじゃぁ、早速レッスンを始めよう」

 

「「「「「「よろしくお願いします!」」」」」」

 

「よろしく。んじゃぁ各自スペースを取ってくれ。いつも通り柔軟からだ。何をするにしても準備運動からだ」

 

「はーい」

こいつらと海未たちを離してしまえば....うるさくて気が散るなんてこともないだろぅ。

 

「よし、座って足ひらけー 穂乃果もっと開くだろ」

 

「っ こう?」

 

「そうだ。んじゃぁ上半身倒せー 地面にお腹つけろー」

ほー結構柔らかくなってきてるじゃないか。

 

「いつもとなんか違和感があるーとか感じるか?」

 

「ぜんぜーん」

 

「私もなにも」

 

「よし、なら崩していいぞー んー....穂乃果と凛ちゃん、希と絵里、花陽ちゃんとにこ、に別れてストレッチだ。ほい、動いた動いた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、休憩だー」

 

 

「ん~~~ 気持ちいね~」

 

「やっぱり山はスピリチュアルパワー全開やー」

 

「眠くなってきちゃうね....」

 

「くぅぁー...すぅ.....くぅぁー....すぅ...」

 

「ん?寝てる!?」

え、誰が....穂乃果.....

 

「ま、まぁ...昼寝もいいだろう。寝たかったら寝るか?といっても数分だから起きたら辛いかもしれんがな」

 

「ちょっと...休憩は5分よー?」

 

「わかってるわー。....ん?」

 

「どうしたーにこ?」

 

「あぁ!?」

っ なんだよ....リス?に...リストバンド?..25...にこ....にこのか!

 

「私のリストバンド!?」

 

「あー 可愛いにゃ~」

 

「そうねぇ...って!言ってる場合じゃないでしょう!?返しなさーい!?」

 

「あっ おいにこ!」

勝手に行くな!?...ちっ

 

「俺も行ってくる!地図とかあるから迷いはしない!」

 

「わかったわ!」

 

「おい!待てよにこ!?」

 

「んぐぐぐ...」

 

「どうしたにこ...っ! おいにこ!俺に代われ!お前じゃ届かないだろう!」

リスはびっくりしてリストバンド落としたか....まぁそりゃぁびっくりするか...

 

「っ わかったわ....でもちゃんと取ってよね!」

 

「わかってるって......よっと......取れた!」

 

「やった!」

 

「よし...ほら、リストバンド」

 

「....ありがとう」

 

「んじゃぁ戻るぞ」

 

「...でもどっから来たっけ...」

 

「....良かったな俺がいて。こっちだ」

 

「...ふん!なによ!私もそっち行こうとしてたわよ!」

はいはい....

 

 

 

 

 

「戻ったぞー」

 

「神綺!にこ! どうだったの?」

 

「ほれ、無事取れたぞ」

 

「よかった....どうする?もう少し練習する?」

 

「....それもいいが...一度別荘に戻ろう。海未達が順調かどうかも知りたい」

 

「それもそうね。みんなー!一度別荘に戻るわよー!」

 

「「「「はーい!」」」」




閲覧ありがとうございます。んー....時間が中々取れなくて進みませんね....

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