ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

風邪引きました^q^ 最近気候変動が激しいですからね...皆さんもご注意ください。

では、神綺の物語....はじまります。


41話

「話?なんですかー?」

 

「....ラブライブについてだ」

 

「っ」

 

「あぁ、落ち着け。責めに来たんじゃないから....」

 

「え?」

 

「ただ、なんで断ったのかな。とな」

 

「........」

黙っちゃったか....

 

「飽きた?」

 

「.....」フルフル

 

「...疲れて、もうやりたくない?」

 

「.....」フルフル

 

「...前みたいに誰かが倒れて解散するのが怖い?」

 

「っ....」

ビンゴ....か。

 

「当たりのようだな」

 

「っ 違います!」

 

「....俺は人の表情、仕草に敏感なんだ。誤魔化すのは無理だ.....別に説得や責めに来たわけではないと言ったろ?ただ真意を知りたかっただけさ」

 

「っ....どうして怒らないんですか?」

怒る....か。

 

「怒れはしないさ....意欲ない者に何言っても無駄だからな」

 

「っ....」

 

「お前のことを言ったんじゃないぞ?ほんの一例だ。....穂乃果は誰よりもアイドルを楽しんでいたからな。なにか理由があるんじゃないかと思ったんだ。もし、無理矢理穂乃果を復帰させて活動したとしても、いつかは崩れる。それが嫌だから穂乃果の気持ちが知りたかったのさ」

 

「.....私の気持ち....」

 

「あぁ...まぁ、大体わかったがな」

 

「えっ.....」

 

「さっきお前は失敗して解散するのが怖いと言ったら反応したな?」

 

「....」コクッ

 

「....いつも穂乃果の様子を見てればわかる。....お前、絵里が倒れてから雰囲気変わったしな」

 

「っ.....そうですか?」

 

「とぼけても無駄だぞ~。.....表では明るく振舞ってるが....フッと偶に絵里のこと思い出して暗くなってるだろ」

 

「......はい」

 

「気にしてるんだろうな~とは思ってはいたが...なぜそこまで自分を追い詰めるんだ?」

 

「......絵里ちゃんが倒れた時....私のせいだと思って....先輩は連帯責任って言ったけど....」

 

「そうだな。俺たち全員が悪い。なにもお前だけが悪いわけじゃない」

 

「....いいえ。私が悪いんです」

 

「....なぜそう思う?」

 

「....私が風邪引いて寝込まなければ....みんないつも通りにしていて....絵里ちゃんの不調にも気づけていたかもしれないじゃないですか....」

 

「そうだな」

 

「.....ね?私のせいじゃないですか....」

だが...

 

「言ったろ?みんなのせいだと。もちろんお前も含まれている。もしもの話をしようか。 もし、穂乃果が風邪を引かずに本番まで来たとして....絵里の不調を感知できる保証は?穂乃果の場合は俺が通りかかったから軽い風邪で済んだんだ」

 

「.....」

 

「もしもの話なんていくら考えたって意味がない。....絵里だってそうやって悩んでいたが....本人がなんとか立ち直ったんだ。お前が転んでどうする....

確かに穂乃果自身生徒会長になって環境は変わっただろう。練習する体力が持つかもわからない。だが....後悔をできるだけしない選択をするんだ」

 

「....後悔をできるだけしない選択....」

 

「そうだ。解散を怯え、のほほんと過ごすか。楽しいアイドル活動をして、みんなで騒ぐか」

 

「.......」

 

「それにだ。開催は3月。それまで頑張れば....いい結果を出せれば....お前の妹、雪穂ちゃんも音ノ木坂を受験してくれるかもよ?」

 

「っ......」

 

「自分に素直になれ。安心しろ。俺が目を光らせて無事ラブライブに行けるようにサポートしようじゃないか」

 

「っ でも....先輩は受験があって無理だって....」

 

「こんな大チャンス見逃すわけないだろう?絵里達も参加できるかもしれないんだ。死ぬ気でやるさ」

 

「.....」

 

「本当はやりたいんだろ?ステージ立ちたいんだろ?」

 

「......はい」

 

「ならやろうじゃないか。ここで、エントリー取り消ししたら.....お前自身後悔するぞ。....俺も前世でそういう奴を見てきたが、成功した奴はいてもどこか後悔してたからな」

 

「お前たちは高校生とはいえ....まだ道はたくさんあるんだ。だから....後悔をできるだけしない道を探すんだ」

ま、俺も今は高校生なんだが...

 

「.....はい」

 

「...よし。んじゃぁ俺は帰るよ。すまなかったな、こんな時間に来ちまって」

 

「い、いえ....ちょっと考えてみようと思います」

...いい効果かな?

 

「それがいいと思う。じゃぁな」

 

「はい、おやすみなさい」




閲覧ありがとうございます。

....久しぶりに字数少なくなりましたね.....
ちょっと話構成ミスっちゃいました。穂乃果との会話で2000字いかないとは...

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