今回から2期突入!頑張ります。
では、神綺の物語....はじまります。
40話
やぁ、神綺だ。まだ音ノ木坂にいた頃の怠けが抜けん.....きっついわぁ....
「まだ帰らないのか?斎藤」
「....あー そういえば放課後だなー」
「....もう日数経ってんだからいい加減慣れろって」
「....わかってんだがなー...一回弛むとここまできついとは....よっと」
「俺は帰るぞ。じゃぁな」
「あぁ、また明日なー」
~~~♪
ん?電話だと?....花陽ちゃん?
「もしもし、どうした?」
『せ、先輩ですか!?』
焦ってるのか?
「あ、あぁ。どうした?」
『じ、じじ実はですね!夢のようなことが!?』
「....は?」
『ラブライブが!来年度とか暫く先ではなく!今年度中にもう1回開催することになったんです!』
「なっ それは本当か!?」
『HPを見てください!これから穂乃果ちゃん達も集めて話し合います!』
「お、おぅ!」
.....ラブライブ.....今度こそは.....出たいものだな。
『では!』
「あ!ちょっと待ってくれ!」
『っ なんでしょうか!』
「俺も音ノ木坂に行く!」
『! わかりました!お待ちしています!では!』
「あぁ!」
ピッ
今日が晴れで良かった。走ればイケル!
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よし!着いたぞ!
「あ 斎藤先生じゃない?」
「ほんとだ。どうしたんだろぅ」
覚えてもらえてるとはな。もう忘れられてるかと思ったよ。
それより守衛室だ!
「すみません!」
「? あら、斎藤さん。どうしたんですか?」
「入校許可証を下さい!μ'sに用がありまして!」
「わかりました。取り敢えず落ち着いてください。.....こちらに名前を」
「っはい」
..斎藤神綺っと。
「では、どうぞ」
「ありがとうございます!」
部室に直行だ!
っここだ!
バンッ!
「揃ってるかお前ら!?」
「っ 神綺先輩!?」
「どうして!?」
「...花陽ちゃんから聞いてな....すっ飛んできた....ラブライブがあるんだってな」
「そうなんです!来年の3月に行われ!第1回目よりも規模が大きくなるんです!」
「...なるほどな。3月ならギリギリ絵里達も出れるな.....勿論やるよな!講堂であんな堂々と宣言したんだからな!」
「....みんなごめんね!私ちょっとこれから用事あるから!先輩もさよなら!」
なに?....まぁ、仕方ないか。
「あぁ....またな」
バタン....
「穂乃果.....」
「なんか焦ってるようだったが....あいつに何があったんだ?」
「...実は神綺先輩がくる直前に、穂乃果がラブライブエントリーしなくてもいいんじゃないか...と」
「は?」
なんだと?
「何考えてんのかしら!真っ先に出場するって言いそうでしょ!?」
「.....あぁ」
何を考えてるつもりだ.....
「穂乃果は他になんか言ってたか?」
「...確か、歌って踊れてみんな楽しいならそれでいいっと....」
......ふむ。
「最近穂乃果の環境は変わったか?」
「....穂乃果が生徒会長になったわ」
「は?」
なんで?
「....それは...投票とかでか?」
「えぇ、μ'sのお陰で廃校阻止できたから....そのリーダーである穂乃果が選ばれたのよ」
「....なるほどな」
....これは少し話をしないとな....
「お前らは全員出たい。ということでいいんだな?」
「勿論!」
「....わかった。俺もできる限り協力しよう」
「っ でも、前はもうやらないって」
「それは、次のラブライブ開催まで随分空くと思ったからだ。それが3月。うまくいけばにこ達も出れる。これは大きいチャンスだ...」
「しかし.....問題があります」
「穂乃果か?」
「それもあります...けど、トーナメントへの出場条件に問題があるんです」
「....なに?」
「....今回のラブライブでは地区予選形式で行われます。そしてここは東京地区に分類され.....A-RISEも同じ東京地区です」
「っ.....なるほどな。強敵がすぐそこか」
「...はい」
ほう。
「いいじゃないか!」
「っ....どうしてですか?」
「ん?お前たちはラブライブ出場が目的か?それとも優勝が目的か?」
「そりゃぁ....優勝したいわよ」
「なら、どの道A-RISEにぶつかるだろう。それがただ早まっただけだ。何の心配もない」
「....しかし....今までの曲は使用禁止になってるんです」
「それはA-RISEも一緒だ。海未、西木野、ことり、にこ。お前たちに頑張ってもらわないとな。俺も協力するからさ。相談とかあったら俺を頼れ。いいか?」
「っ はい!」
「よし、....俺は穂乃果に真意を聞いてくる。いい報告出来るように期待しといてくれ」
「っ....よろしくお願いします」
「...じゃぁな」
用事なんて嘘だ。穂むらに直行だ。
よーし着いたぞ。
「あれ?斎藤さん?」
ん。
「...君は...雪穂ちゃんだっけ?」
「はい!...どうしたんですか?ここで」
「ちょっと穂乃果に話があってな」
「お姉ちゃんに? もう帰ってきてるんですか?」
「わからん。出来れば確認してもらえないかな?」
「わかりました~ あ、中にお入りください」
「...ありがとう。お邪魔します」
「...帰ってきてますね。どうします?」
「出来れば呼んで欲しいな」
「わかりました~」
....一先ず家にはいるな。後は面会をしてくれるかどうか...か。
「斎藤さん!お姉ちゃんが部屋に来て欲しい、と」
部屋に?
「わかった。....すまないが案内してくれるか?忘れちまってな」
「こちらです」
「お姉ちゃーん!斎藤さん来たよー」
「開いてるよー」
「...では、どうぞ」
「あぁ、お邪魔するぞ」
「こんばんは...ですかね?先輩」
「あぁ、そうだな。こんばんは」
「どうしたんですか?」
「....なーにちょっと話があってな?」
さて、吉と出るか、凶と出るか。
閲覧ありがとうございます。
それ僕のEXがなくなってちょっと悲しいです....