ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

....LOVELESS WORLDのHARDがフルコンできなくて頭抱えてます。


それでは、神綺の物語...はじまります。


36話 講堂ライブ

やぁ、神綺だ。今は放課後、部室にいる。

.....遂に明日....講堂ライブ。...今のところは体調を崩している奴はいない。

気を引き締めないとな。

 

「っ 遅れました!」

 

「おー 来たか。よし座ってくれ」

 

「はい!」

座ったな。

 

「よし、穂乃果も来たことだし....明日の確認をするぞ!集合は7:30に講堂だ。曲目は1曲....穂乃果達が初めて歌った曲...『START:DASH!!』だ。ここまではいいな?」

 

「「「はい!」」」

 

「よし、次に並び順だ。どうする?学年ごとに並ぶ?それともクジかなんかで決めるか?」

 

「私はクジかな~」

 

「クジもおもしろそうにゃ」

 

......クジね。

 

「....ちょっと思いついたことがある.....ちょっと待っててくれ」

 

「「「??」」」

 

えーっと、μ'sは9人だから.....これで...切ればっと....よし、後はちょいごちゃまぜにして....

 

「できた。各自これのどれか1つもとってくれ」

 

「おークジだにゃー!」

 

「あーじゃぁ私これ!」

 

 

 

 

「...よし、みんな引いた奴に書かれてるやつを見てくれ。番号が1~9ある。若い順に座席から見て左からの配置だ」

 

 

...えーっと、左から...凛ちゃん...絵里...ことり...にこ...花陽ちゃん...穂乃果...希...海未...西木野..か

 

「よし、なら1~3、4~6、7~9の3組にわけるぞ。基本的には3人の内1人がメインになってもらう。...誰がメインになる?」

 

「...神綺が決めて」

 

「..そうですね。先輩が決めてください」

 

「そ、そうか?いいのか?」

 

「はい」「いいと思うにゃ!」

 

「..わかった。...なら、メインを絵里、穂乃果、西木野にしよう。各学年から1人ずつだ」

 

「おー」

 

「詳しくは後で説明するから次だ。今言った組で進行するがサビ前に....花陽ちゃん」

 

「っ はい!」

 

「..サビ前になったらセンターを花陽ちゃんから穂乃果にチェンジだ。一応穂乃果メインだからな」

 

「わかりました!」

 

「よし、...後は講堂に行ってからだ!荷物持って行くぞ!」

 

「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」

 

 

「...そういえば神綺?」

 

「あ?どうした絵里?」

 

「..どうして真姫のことだけ西木野..って苗字で呼んでるの?」

 

「へ?あー そりゃぁ名前で呼んでーとか言われてないからな。絵里達は元々俺に名前で呼んでくれ、とか名前でいいですよーとか言ったし」

西木野はそんなこと言ってないからな。俺にしてみれば...

 

「逆に名前で呼べだなんて普通親しいやつ以外には言わないはずなんだが...そこが不思議でな」

 

「...そ、それは....」

 

「そそそ、そんなことより!真姫ちゃんだけ仲間はずれみたいじゃないですか!ねっ真姫ちゃん!?そう思うよね!?ね!」

 

「う゛ぇえ....別にそんなことは....」

 

「そう思うよね!?」

 

「...な、なぁ穂乃果?なんでそんな必死なんだ?」

 

「べっべべ別にい!?至っていつも通りですよ!?」

 

「....そうか」

どう見ても....慌ててるじゃないか.....

 

「ね!真姫ちゃん!」

 

「....そ、そうね....」

 

「ほら!真姫ちゃんもいつも通りだって!」

 

「....そうだな」

お前の気迫に押されてるだけじゃねぇか....

 

「まぁまぁ穂乃果ちゃん....真姫ちゃんも困ってるし...それくらいにせぇへん?せないと...ワシワシするよー?」

 

「ひっ」

...ワシワシ?....手つきがエロオヤジだぞ....

 

「希もそこまでにしときなさい....まぁ、いつでも呼び名なんて変えられるんだし。今争っても...ねぇ」

 

「火種が何言ってやがる」

このポンコツチカ。

 

「....ほ、ほら!早く講堂に行きましょ!」

 

「.....」

 

 

 

 

 

「よーっし、んじゃぁお前らは1回ステージに上がってくれ。さっき言った組みで並んでもらいたい。

 

俺から見て左...そう今海未がいる方から順にいくぞ?一番左から凛ちゃん、絵里、ことり、にこ、花陽ちゃん、穂乃果、希、海未、西木野の順だ。よーし並べ!」

 

 

 

「並んだな?んじゃぁ、絵里、花陽ちゃん、西木野は1歩前へ。そうだ。基本的にその配置で動いてもらう。...じゃぁもう一度1列に戻ってくれ。....次はサビ前の配置だ。穂乃果と花陽ちゃんは位置を入れ替えて...そうだ。次は...絵里、にこ、花陽ちゃん、西木野が1歩前へ...そうそう。それで最後まで行くからな。聞きたいとこはあるか?」

 

「....ないな?なら次だ。-------」

 

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やぁ...神綺だ....遂に講堂ライブ....当日だ.....しかし...穂乃果だけいないのだ...どういうこと!?

 

「な、なぁ..?穂乃果はどうしたんだ?」

まさか倒れたか!?

 

「知らないわよ!?あんたは知らないの!?もう時間になっちゃうわよ!?」

 

「....ここに来てこれか.....これでμ'sも解散か....」

おわりだ...

 

「な、何言ってるのよ!?絶対来るわよ!あんたが諦めてどうするのよ!?」

 

「....はぁ」

 

「ちょっとー!?」

 

バンッ!

「おわっと!?っとっとっとぉ!?」

 

ドサッ!

 

「いったーーい!」

.....穂乃果か!?

 

「ほ、穂乃果!?」

 

「やっときたにゃ!」

 

「みんなごめーん!寝坊しちゃった!」

....はぁ。よかった....

 

「遅いぞ穂乃果.....心配したぞ」

 

「ごめんなさい!」

 

「穂乃果ちゃんも来たことやし...ここは部長のにこっち。挨拶してや」

 

「う゛ぅえ!?私?...なーんってね!ちゃんと考えてあるわ!....今日みんなを...一番の笑顔にするわよ!!」

....そうだな。

 

「1!」

「2!」

「3!」

「4!」

「5!」

「6!」

「7!」

「8!」

「9!」

.........。?

 

「...どうした?」

なんで黙るんだよ....

 

「先輩もですよ!」

 

「...は?」

 

「早くしなさいよ!番号言うだけなのに何してんのよ!」

そうかい....

 

「...10」

 

「ふふっ よーっし!行こう!」

「「「「「おー!!」」」」」

 

さて、俺は放送室に行くかね......

 

 

...! すごい人だ.....満席じゃないか.....よかったなみんな。

 

~~~~~♪

 

パチパチパチパチ

.....すごいな...拍手が止まないじゃないか....さてと....んじゃぁもうひと仕事しますか....

 

 

 

ガチャ...

「っ!あなたは」

 

「あぁ、どうも。斉藤です。...と言っても授業で会いましたね」

 

「そうですね~ ...どうしてここに?」

 

「いえ、ちょっとしたことをやりに....そこの機材に入ってるディスクを抜いてもらえないでしょうか?」

 

「ここですか? はい。どうぞ....しかし、ここのは...」

 

「えぇ、さっきの彼女達の踊りを動画サイトにアップしようかと」

 

「なるほど。最初からそのつもりで?」

 

「えぇ、絵里から色々聞いてセットしておいたんです」

 

「なるほど....どうですか?あなたから見てμ'sは」

 

「....どうと言われても...最高としか言えませんね....変に飾るよりシンプルに表現しようとしたら...最高...ですね」

 

「最高...ですか」

 

「最初はお客2人。それが今では満席で中々拍手も鳴り止まない.....最高ですね」

 

「確かに...私も驚きですね.....あ、彼女達が表に出てきましたね」

本当だ....なんだ?

 

 

 

「私達のファーストライブは...この講堂でした!その時...私は思ったんです!いつか...ここを満席にしてみせるって!一生懸命に頑張って..今私達がここにいる....この思いをいつかみんなに届けるって!その夢が今日...叶いました!....だから!私達はまた駆け出します!新しい夢に向かって!」

 

新しい...夢ねぇ.....

 

 

「皆さん!今日は本当にありがとうございました!!...あぁそうだ、大事なことを言い忘れていました!...私達μ'sは次のラブライブに向けてまた歩き出します!」

 

なに!?次のラブライブだとぉ!?

 

「では....皆さんご一緒にぃ!」

 

『μ's!!ミュージック!スタート!!』

 

...後で詳しく聞かないとなぁ...俺に黙っているとは...くくくく。




閲覧ありがとうございます。

一応アニメ1期での内容はここまでですね....いや~閲覧してくれる方がいないだろうと思って当初は凍結前提で進行していたのですが....ここまで来ることができました!
ありがとうございます!

これからもよろしくお願いします!

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