ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

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これからもよろしくお願いします!

では、神綺の物語....はじまります。


35話

やぁ、神綺だ。絵里が倒れてから3日か...今はアイドル研究部の部室に向かっている。太田先生も復帰したからやること減って楽でいいな...

 

ガチャ

「うーっす」

「っ 先輩!」

 

「っ な、なんだよ...」

驚かせるなって...

 

「こっちついてきてください!」

グイッ

 

「えっ ちょ、おい!なんだよ!?」

え?なに?

 

 

 

「これ見てください!」

 

「ん?....っ」

おいおい...こりゃ...

 

「....来年度の生徒募集決定....」

 

「はい!廃校は撤回されました!」

 

「と言っても、再来年はどうなるかね」

 

「っ 西木野か....取り敢えずよかったな...存続できて」

 

「...ふん」

 

「凛達にも後輩ができるにゃー!」

 

「やったね!凛ちゃん!」

....なんとか廃校は阻止。元々の目的はクリア...か。

 

「....やることが決まったな」

 

「? やることですか?」

 

「あぁ、受験生徒数増加はお前たちのおかげだ。μ's目的で来る奴もいるかも知れない。という事は?....μ'sに新しく加入する奴もいるかも知れない」

 

「っ!」

 

「だから、これからもっと頑張らないとな。勿論無理はするなよ。自分で首絞めることになるからな」

 

「「「はい!」」」

 

「よーっし。なら早速屋上行ってこいー練習だ」

 

「え、先輩は来ないんですか?」

おいおい海未さんや。

 

「...あのさ、今の君たちの服装は?」

 

「?制服ですが」

 

「...制服で練習するわけじゃないんだろ?...俺に着替えてるとこに居ろと?」

 

「....すぐに行きます」

 

「いい子だ。俺はちょっと教員室寄ってから行くから。それまでに着替えとけー」

さてさて、今日の報告せんとな。

 

 

-----------------------------

「ういーっす。着替え終わってるかー?」

ガチャ

「あ!先輩.....」

「!?」

 

「っ!?......そ、その.../////」

 

「...すまなかった」

バン

....おぉう....ことりが着替えてたし.....ハハッ

 

キィ....

「...着替え終わりました////」

 

「そ、そうか?」

やっべぇ....弄られる未来が見えるよ。

 

「....神綺はスケベっと」

早速か!

 

「おい!やめろ希!?」

 

「...事実やん」

 

「スケベではないぞ!?何当たり前の様に言っちゃってんの!?」

 

「....でもことりちゃんの見たやん...」

 

「うっ...ごめんなさい。...し、しかし!仕方ないだろう!?俺が来るとわかっていながらなぜあそこで着替えてるんだ!?」

 

「すみません///」

 

「...それもそうやな...けどスケベなのは本当やろ?男の子やし」

 

「違う!?そこから離れろ!」

 

「...ちっ」

舌打ちしたよあの子!?怖いよ!?

 

「....練習しませんか?」

 

「っ そうだな」

ナイス海未。流石だ。

 

「...えーじゃぁいつも通りストレッチからだ」

 

----------------------------------

んー....17時か。ここまでだな。

 

「よーっし。ここまでにするぞ!汗拭いて、着替えたやつから部室来いよー」

 

「「「はーい。ありがとうございましたー」」」

 

キィ...パタン

ふーやっと終わった....そういえば俺はいつまで音ノ木坂で臨時教師してりゃいいんだ....今度聞いてみるかなぁ....

 

 

 

 

 

「全員来たな?よし。明日やることを言っておくぞ。明日の練習はないと思ったほうがいい。ほとんど話し合いだ」

 

「話し合い..ですか?」

 

「あぁ。講堂ライブで何を歌い、どういう並び順でやるかなどを決める機材設置とかもあるから早めに決めておきたい」

 

「「「わかりました」」」

 

「よし、じゃぁ今日は解散!」

 

「「「お疲れ様でした!」」」

 

「あーい おつかれー」

さ、帰るぞ。

 

「あ、神綺先輩!一緒に帰りましょ!」

 

「あぁいいぞ?どうせ穂むら寄るつもりだったしな」

 

「ほんとですか!やった!」

 

「私も一緒にいいですか~?」

 

「おー ことりもか。海未はどうするよ?」

 

「私もご一緒します」

 

「よーっし、んじゃ出発!」

 

「「おー!」」

...留学の件が片付いたからことりがはっちゃける様になったな。

 

「今日は何を頼むとするか...」

 

「あ、そうそう!餡蜜の新作ができたんですよ!」

なんだと?

 

「それは本当か?」

 

「はい!私考案です!」

....大丈夫だ。こいつの和菓子系はうまい。

 

「ならそれを頼むか....しかし、いくらするんだ?」

 

「あ゛......」

えー.....

 

「おいおい。まさかまだ商品化されてないのを...」

 

「....あはっ」

 

「....あはは」

 

「....フォローできませんね」

 

「....はぁ」

 

「うー ため息つかなくてもいいじゃんー!」

 

 

 

 

ガラララ....

「ただいま~!」

 

「あ、お姉ちゃんおかえり~  っと園田さんに南さん、斎藤さんもいらっしゃいませー」

 

「どうも」

 

「ねぇねぇ雪穂」

 

「ん?どうしたの?」

 

「.....ゴニョゴニョ」

 

「.....はぁ。わかった。お母さんに聞いてくる」

 

「! ありがとー」

.....絶対さっきの餡蜜絡みだよな.....なんか悪いことしちゃったなぁ。

 

 

 

 

「どうぞ。お姉ちゃん考案の餡蜜です」

 

「おぉ」

「これは...」

「おー!」

.....なんとも穂乃果らしい?ものだな。

 

「随分と果物を使うんだな.....」

 

「はい!やっぱりフルーツ入れたほうが美味しいかなって!」

....ま、まぁいいとは思うが...果物高いぞ。

 

「....いい案だとは思うが」

「....あはは...流石にこれは...」

「....これ、元取れるんですか?」

 

「へ?」

....駄目だこいつ...

 

「...はぁ。確かに厳しいです。少しでも高騰すれば赤字ですね」

 

「だろうな....まぁ、いただきます」

 

「「いただきます」」

 

...うん。普通においしい。

 

「んー おいしい!」

「...そうですね。美味しいです」

 

「やった!神綺先輩は?」

 

「...美味しいぞ。ちょっと蜜と合わせるときついんじゃないかと思ったが...思ったより喧嘩しないな」

 

「うふふ~ そんな褒めないでくださいよ~」

....駄目だこいつ。

 

「....はぁ」

「あはは....」

 

「喜ぶのはまだ早いだろうに....喜ぶなら原価をなんとかしろ」

 

「...はーい」

 

「んじゃ..えーっと」

誰だっけ...穂乃果の妹さん....

 

「雪穂です」

そうそう。

 

「あー雪穂ちゃん?これお代ね」

 

「あ、私も....どうぞ」

「私も...はい」

 

「ありがとうございますー」

 

「んじゃ、俺はこれで帰るか...」

ん?...外暗いな...もう日が短くなる季節か...

 

「なら、私も...」

「私も!」

 

「んじゃ、ごちそうさまでした~ またな穂乃果」

 

「「ごちそうさまでした~」」

 

「ありがとうございました~」「またね~」

 

....さて。

 

「よし、2人共。もう空も暗くなったから送っていくぞ」

 

「「えっ」」

 

「流石に一人では帰らせることはできんからな。先にことりの家に向かうがいいか海未?」

 

「...はい。大丈夫です」

 

「よし、んじゃ出発だ」

明日からまた忙しくなるな.....




閲覧ありがとうございます。

もう少しで1期分が終わりますねー。頑張ります。

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