ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

40 / 113
どうも、レイヴェルです。

今回から音ノ木坂登校になりますね....

では、神綺の物語....はじまります。


26話

....やぁ、神綺だ。俺は今.....音の木坂の校門にいる。これからここに通うとなると....ちょっとな。女子高だし....

 

...だがずっとここにいてもな....約束の時間に遅れたらまずい....っ 行こう。

 

 

 

 

...守衛室にはまだ誰もいないか....教員室の場所を聞きたいんだが...

 

「?...あなたが斎藤君ですか?」

 

っ!?

 

「っ....あぁ、教員の方でしたか....はい。私は斎藤神綺です」

 

「...ここでなにを?」

 

「いえ、7:00に教員室へ...とは聞いているのですが....場所を知らなくて....守衛さんもまだいらっしゃらないのでどうしようかと」

 

「なるほど、そうでしたか....ご案内します。こちらへ」

 

おぉ、助かる....

 

「ありがとうございます」

まだ時間に余裕はあるな....初日から遅刻は勘弁。

 

「ここになります。どうぞ中へ」

 

「...はい。失礼します....」

うわぁ...本当に綺麗な校舎だな~

 

「こちらにおかけになってお待ちください」

 

「っ ありがとうございます」

 

...緊張するなぁ....でも打ち合わせって言われてもなぁ...

 

ガチャ

「おはようございます」

 

「っ おはようございます学園長」

来たか...

 

「...では打ち合わせと行きましょうか....斎藤君」

 

「はい」

 

-------------------------------------

やぁ、神綺だ....今俺は講堂にいる....まぁステージの袖だが。

あー...緊張する。しかも別に表向き編入なんだから俺のクラスだけで挨拶すればいいわけだ....はぁ。

 

「---------それでは....斎藤君どうぞ?」

....さぁ、これからどうなることやら。

 

「はい」

 

ザワザワ.....ザワザワ...

 

...よし。

 

「....ん゛んっ....皆さん初めまして。私は今まで○○高校へ通っていた...高校3年、斎藤神綺です。私は今まで、μ'sのダンス指導などをしてきたのですが、文化祭が目前である今、練習時間を少しでも増やしたい為に理事長へ申し出たところ、ご好意により一時的ではありますが私を編入させて頂けることになりました」

 

....なにがご好意だ....ちくしょうめ。

 

「そして、私は数学科の太田先生の補佐。という形で配属となります。これでも高3までなら大方、お教えできます。なにかありましたら、気軽にお聞き下さい。私は太田先生の授業がない時間は、基本的にアイドル研究部の部室にいますので」

 

こんなもんでいいだろう。....

 

「これからよろしくお願いします」

 

...パチパチパチ

 

ほぅ、拍手をしてくれるのか.....てっきり無反応かと思ったんだが....取り敢えず引っ込もう。

 

「.....はぁ」

やはり慣れないな....

 

「お疲れ様、斎藤君」

 

「..あぁ、理事長。どうも」

 

「カンペもなしによく言えたわね....覚えてきたの?」

まさか...

「いいえ?あの場で考えましたよ。そういうのは苦手で」

 

「...そうだったの。...これからよろしくお願いしますよ?斉藤先生」

 

「...冗談はやめていただきたいですね...私は何組所属となるんですか?」

 

「....確か2組だったと思います」

 

「そうですか....私はこれからどうすれば?」

 

「まずは教員室で太田先生と合流を、その後に早速授業ですね」

 

「.....わかりました」

いきなりか。

 

「鞄などは2組みへ置いてきた方がいいですか?」

 

「えぇ、ですがロッカーに入れておくことをおすすめします。何があるかわかりませんから」

 

「っ 鍵ないんですが....」

 

「あぁ、大丈夫です。用意してますので」

 

「そうですか...ありがとうございます」

 

「いえいえ。さ、行きましょう」

 

「はい」

 

---------------------------

...あの人が太田先生...か。

 

「っ 初めまして、斎藤神綺です。太田先生ですよね?」

 

「え?あっ はい!...斎藤君ですね。よろしくお願いします」

 

「よろしくお願いします」

なんかトロそうな人だな....

「っ すみません...私容量悪くて...」

 

「いえ...さ、行きましょう?次の授業は?」

 

「次は....2年2組ですね」

 

「では、案内お願いします。私は場所知りませんので...」

 

「あ、はい。ついてきてください」

...大丈夫かなこの人....

 

 

 

「ここですね、もうチャイム鳴ってますし行きましょう」

 

「はい」

ガラガラ...

「はーい授業始めますよー!皆さん席に着いてください!」

...うわぁ、好奇の目線がやべぇ....あーここ穂乃果達のクラスか....しかも海未の奴めっちゃびっくりしてる.....あ、そうか穂乃果とことりぐらいしか知らなかったか。

「えー、先ほどの朝礼であった通り。私の補佐として斎藤神綺君が来てくれました。挨拶しますか?」

 

「...えぇ、一応しておきます。....えー先ほど朝礼でお話しましたが、太田先生の補佐として配属となった斎藤神綺です。私は教室の後ろにいますので、分からないことがあれば気軽に質問してください。...以上です」

 

「はい、では授業をはじめます!教科書のp116を開いてください」

 

116....んー三角関数...なるほどねぇ。ここら辺やってるのか。

 

---------------------------------

キーンコーンカーンコーン....

「-----では、今日はここまでとします...宿題として問5,6をやってきてください。では、号令お願いします」

終わったか

 

「--起立! 礼!」

 

『ありがとうございました』

 

さて、次を聞くか。

「...太田先生。次はどうなってますか?」

 

「あ、斎藤君。4時間目までは空きなのでゆっくりしてください。いや~とっても助かりました~!これからもお願いします」

 

「はい、お疲れ様です。また後で」

 

...ふぅ。おわったか。...アイドル研究部の部室教えてもらわないとな。

 

「神綺先輩!」

 

ん。この声は...

「あぁ、穂乃果か。どうした?」

 

「どうしたなにもないですよ!本当に編入されたんですね.....」

 

「いや、まぁ。一時的だし....そういえば海未達はどうした?1人とは珍しいな」

 

「もうそろs「穂乃果ちゃ~ん」..来ましたね~」

 

「はぁ....はぁ....速いよ穂乃果ちゃん....」

 

「あはは....だって神綺先輩いっちゃうじゃん....」

 

「だからって1人で行くことないでしょう?」

 

「うっ...だって~」

 

「まぁまぁ....」

 

「それより神綺先輩!編入なんて聞いてませんよ!」

 

「....だって海未には言ってないし....」

 

「これから先輩はどうするんですか?」

 

「俺か?俺はアイドル研究部の部室で時間潰そうと思うけど...場所知らないから教えてくれない?」

 

「ならついて来てください!鍵もありますから!」

 

「あ、あぁ 助かる」

 

 

 

 

 

「ここです」

 

「おーここか~」

すげぇ立派だなぁ。

 

「ありがとう、助かったよ」

 

「いえいえ!次の休み時間にμ'sのみんな呼んできますね!では!」

 

「あぁ」

 

「「待って(ください)!!穂乃果(ちゃーん)!!」」

 

元気だな~ ...にしてもアイドル関係のグッズ多いな....

 

暇だし練習メニューでも考えますかね。




閲覧ありがとうございます。


今回を見ればわかりますが....神綺の通う高校の名前を決めていません。なので募集したいと思います。案がありましたら、私の活動報告の「1週間」の方にお願いします。
期限はありません。私が独断と偏見で決めちゃいます。よろしく願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。