今回で状況が変わります。自分でもこんな展開にするつもりなかったのですが...
では、神綺の物語....はじまります。
やぁ、神綺だ。彰によると、もうそろそろで音ノ木坂学院で文化祭があるらしい...
もし...その文化祭で穂乃果達μ'sが成功すれば.....受験する人も増えるかもしれないな....そういえば、ラブライブに出場可能な圏内に一時的だが入ったらしいな、絵里からするとこれからが一番大事なんだと....これから俺も本格的にμ'sと連携を取らないとな...最近はこれといって協力していないからな....今日あたり尋ねてみるか....
えーっと携帯携帯....あった。
電話っと....
『もしもし?』
「ん、もしもし絵里。神綺だ。今時間取れるか?」
『今?大丈夫だけど...』
「ならよかった。俺の友達から聞いたがもうそろそろ文化祭なんだってな」
『えぇ、そうよ。....それでね』
「ん?」
『さっき部長のにこがね?文化祭中に講堂が使えるかのクジをやりに行ったんだけど...外れちゃってね』
「なっ...じゃぁライブできるとこないんじゃないか?」
『そうなのよ....それで今みんなと話し合ってるの』
「...そうか.....なぁ絵里達はいつもどこで練習してるんだ?」
『屋上よ。ここしかできるとこないのよ....』
「....ならそこでライブすればいいんじゃないか?練習できるだけのスペースあるんだろ?だったらそこの一部に仮設作ってそこでやれば....ワンチャン?」
『.....人くるかしら?』
「来るかじゃない。来るようにするんだ。穂乃果みたいなことを言わせてもらえば....歌が屋内にも聞こえるぐらい大きく歌おうっかな?」
『確かに言いそうね....わかったわ。ちょっと聞いてみる』
「あぁ」
屋上か....しかし問題が天候なんだよなぁ....屋内の利点は天候に左右されないこと....どうなるか。
『...もしもし?ちょっと省いてみんなに話したら穂乃果が神綺の言ったことまんまを言ってきたわよ?』
「ほぅ....俺も穂乃果に毒されたか」
『なによ毒されたって....まぁ、いいわ。それで?遅くなったけど私に何か用かしら?』
「あぁ、そうだった。最近はずっとダンス面とか絵里に任せっぱなしだったからな。俺も手伝えることはないかと」
『あぁ、そのこと?...別に私は好きでやってるしいいんだけど...やっぱり教えられる人が欲しいわ』
「....そうか。だがどうする?俺も加われる用な場所あるか?俺は音ノ木坂行けないから....」
『....神綺はいつも学校にはどうやって行ってるの?』
「え?徒歩だが」
『....自転車登校できる学校?』
「あぁ...一応駐輪場もあるが...」
『....なら1つ提案があるの』
「...なんだ?」
『神綺は自転車登校。下校時に自転車のまま、音ノ木坂学院へ来る。そして屋上で練習。どう?』
「....どうって....言ったろ?俺は男で部外者だ。入れるわk『穂乃果達の初ライブ。どうやって来たのかしら?』.....理事長の引率の元入らせてもらった」
『それよ、私から理事長に頼んでみるわ』
「なっ そこまでしなくても...」
『これでも神綺に感謝してるの。μ'sの初ライブが成功したのも神綺がいたからよ。...私自身μ'sに入ってるのも...神綺が私に言ってくれた言葉が響いたからだもの、頼んでみる価値はあるわ』
「......」
響いた...か。
『少しぐらいは恩返しさせて、まぁこれでOKが出たらまた教えてもらうことになるけど...』
「....わかった。もし許可されたら教えてくれ。挨拶に行く」
『...わかったわ。じゃぁね』
「あぁ、ありがとう。またな」
......はぁ...感謝ねぇ...俺はただ言いたいこと言っただけで動いたのは絵里なんだが...まぁいいか。
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~~~~♪
ん。
「もしもし」
『もしもし、神綺?今理事長に提案したらあっさり許可してくれたわ。でも条件付きでね』
なに?
「条件だと?なんだ?」
『絶対に成功させること。そして、今そちらの校長さんと話し合い中よ、なんでも友達なんですって。そちらの校長が許可すれば....これから一時的に神綺は音ノ木坂所属とするんですって』
「は?」
『だから、音ノ木坂に通うってことよ。一時的に』
「は? 何言ってんだ。そんなの許可する訳無いだろ。選択科目、授業の進行ペースも違うんだぞ」
『だから今交渉中なのよ』
......
「........」
『....理事長に会って直接お話する?』
「...勿論だ。考え直してもらう」
『...そう。なら知らせておくわ』
..............何考えてやがる.....
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確かここが守衛室だよな....よし、行くぞ。
「すみません。斎藤神綺と言うものです。理事長さんへ用事があるのですが...」
「あぁ、話は聞いてます。こちらをお掛けください。これで怪しまれることはないでしょう」
「ありがとうございます」
「理事長は理事長室におります。ご案内しましょうか?」
「いえ、大丈夫です。覚えてますので」
「そうですか、ではお気をつけて」
「ありがとうございます」
.....行くぞ。
ここか。 コンコン....
『はい、開いてますよ』
「...失礼します。斎藤神綺です」
「...こんにちは」
「こんにちは。....お時間はありますか?」
「えぇ、大丈夫ですよ....まぁ、お聞きしたいことはわかっています」
「...でしたら単刀直入にお聞きします...どういうおつもりですか?」
「どういうつもり...とは?」
「惚けないで頂きたい。一時的にとはいえ編入とはどういうおつもりですか」
「.......斎藤君はこの音ノ木坂の現状を知ってますよね?」
「...えぇ、人並みには」
「そこで、生徒数もそうなのだけど教員の人数も少ないの。けど....斎藤君は成績優秀らしいじゃない?」
「....前世でのことがありますので」
「...そう。それで表向きは編入となっているけど....本当は臨時教師。教員補佐をしてもらいたいの」
「....臨時教師?資格もないのに?」
「だから表向きは編入。いや書類上...ね」
「.......あまりいいことではありませんね」
「...わかっています。けど、そうしないと実際厳しいの。しかもそう難しいものじゃないわ。今年度着任の新人教師がいるのだけれど...慣れてなくてね。それの補佐を頼みたいの」
「....あの、教室の後ろに立って生徒の様子を見ることですか?」
「...そうよ。質問されたら答える...できるかしら?」
「....うちの校長の判断は?」
「許可します。とのことよ。あなた学校では結構大人しいんですって?これもいい経験だろうって。あと騒ぎは起こすな。起こしたらどうなるかわかるな?ってね」
「......」
あの校長め.....
「引き受けてくれるかしら?」
「......こちらに編入した上でどのような制約がありますか?」
「制約ですか....道徳に反することしなければ、基本的には自由です。特例としてあなたが補佐する教師の授業がない時間は自由とします。アイドル研究部の部室にいてもよし、散策しているもよし、授業を受けるもよし。ただし....女子高なのでトイレの問題がありますが...」
「教員用トイレを使用すれば問題ないですか?」
「えぇ、うちにも男性教員はいるので」
「.....放課後の拘束は?」
「ありません。元々彼女達μ'sの為に来ていただいてるので。練習に割り当ててください」
.......。
「......わかりました。お引き受けします」
「....ありがとうございます」
.....なんでこんなことに.....
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「失礼しました....」
パタン....
「はぁ...」
「どうだったの?」
「!?....絵里か」
「結構長かったのね。どうだったの?」
「....表向きは生徒として編入だが、実際は教師の補佐だと....新任がいるんだって?その人の補佐を頼まれた」
「..っ...そう。あなたが補佐...か」
「なんだ?不満か?」
「いえ?たださっきまでとても不満そうだったのに引き受けてるのが...ね?」
「....俺の目的はμ'sの補佐だ。それに差し支え無ければある程度は我慢するさ」
「...っ.......ありがとう」
「ふんっ.....俺は帰るぞ」
「あっ 私も一緒に帰るわ」
「なに? まぁいいが....穂むらに寄るぞ」
「穂むら....確か穂乃果のお家だっけ?」
「そうだ、そこの餡蜜を食いに行く」
「....私も食べようかしら」
「奢らないぞ」
「...わかってるわよ。さっ行きましょ!」
閲覧ありがとうございます。
私自身この展開にはびっくりしてます。これからどうしましょうか.....
リアルでの事情で投稿ペースが落ちます。文化祭まで1週間切りましたので....