ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

35 / 113
どうも、レイヴェルです。

今回でメイド編は終わりですー。

では、神綺の物語...はじまります。


21話

やぁ、神綺だ。さっきことりからメールが来たんだが、今度の日曜にライブをやるらしい...見に行かないとな。

 

「ういーっす斎藤ー」

 

「おーっす彰。どうした?」

 

「いや~ 暇だな...っと」

 

「勉強しろよ....受験だぞ」

 

「んなこと言ってもさ...お前はいいよな~成績もいいし」

当たり前だ何年生きてると思ってるんだ。第一前世でミッチリ家庭教師にやられたんだ。忘れることが逆にできんぞ....

 

「俺だって頑張ってんるんだ。いつも遊んでるばかりじゃぁない」

 

「ふ~ん....なんかいい話題とかない?マジ暇」

こいつは.....

 

「....話題ねぇ....お前こそ最近掘り出した情報とかないのか?」

 

「う~ん...あったかなぁ......ん?..いや、あったぞ」

 

「おー。どんなんだ?」

 

「....スクールアイドル」

....おぅふ。

 

「ほ、ほ~ スクールアイドルか~あのA-RISEとかか?」

 

「おー お前知ってるのか~ だが、俺の見つけたのは...」

 

「....見つけたのは?」

 

「...最近人気の出てきた音ノ木坂学院のμ'sだ。こっからも近いぞ」

 

......おぅふ。...でも彰にも知られるとは...ほんと有名になったな~。

 

「μ'sかぁ」

 

「気になるか?」

気になるもなにも...

 

「....いや....知り合いがやってるグループ...」

 

「え?....まじ?」

 

「....あぁ」

 

「...じゃぁ、今度の日曜日に秋葉原で路上ライブするってのも...知ってるか?」

日曜...ライブ...あれか。

 

「...ついさっきメールが来た...」

 

「おー知ってたか。ならさ今度の日曜に見に行こうぜ」

 

「お、おぅ....」

 

「...んで?誰から来たんだ?」

 

「....お前が追ってたメイド...ミナリンスキーだ」

 

「....え? ミナリンスキーさん?まじ!?」

 

「あ...あぁ」

 

「....あー 確かに....まんま本人だ...なんで気がつかなかったんだろ」

 

「しらん」

 

-------------------------------

 

やぁ、神綺だ。今日も彰に誘われてことりがバイトしてる喫茶店に来たんだが.....

 

「なんでこんな混んでるんだ?」

 

「し、知らん....」

 

「最後尾こちらでーす!」

 

「お、向こうまで並んでるのか..」

 

おい、待てさっきの声.....

そしてあのオレンジ髪.....

 

「ここが最後尾ですよね?」

待て!彰!?

「あ、はい! ....ん?神綺先輩?」

 

「っ! ....やっぱり穂乃果か....なんでここに....バイト?」

 

「はい!海未ちゃんもいますよ!」

 

「....なんで?」

 

「うーん...面白そうだから?」

 

....そうか。

 

「...そうか...頑張れよ」

 

「はい!海未ちゃんはホールなので会うかもしれませんね!」

 

「わ、わかった....」

 

「....(神綺先輩ってこういうの好きなのかな?)」

 

 

 

「....斎藤って結構女友達多いのな」

 

「友達...まー友達だが...後輩だしなぁ」

 

「....俺にも出会いが欲しい」

 

「....頑張れ」

そのうち出会いはくるさ...

 

 

---------------------------------------

「い、いらっしゃいませ...ご主人様...(どうして神綺先輩がここに!?)」

 

.....海未....似合ってるのな。

 

「おーすげー」

「お客様。2名様でよろしいでしょうか?....それではご案内致します」

 

「は、はい」

 

「こちらのお席になります」

 

「彰は奥行きな」

 

「おう」

 

「...こちらがメニューとなります....ごゆっくり」  ササッ

 

 

「なんで神綺先輩がいるんですか?(ボソッ」

「俺からしたらなんで海未達がいるんだよ...ことりだけのはずだろ?(ボソッ」

「そ、それは....穂乃果に連れてこられて....(ボソッ」

「そ、そうか....まぁ似合ってるぞ。頑張れ(ボソッ」

「!?////// 失礼します!」タッタッタッ

 

「....おい斎藤....あの人も知り合いか?...一体なにしたんだよ」

 

「ん?メイド服を褒めた」

 

「あっ.....」

 

「なんだよその反応」

 

「...いや なんでもないさ....それより、何頼むよ」

 

「俺は前頼んだやつだな、あれ気に入っちまった」

 

「ほー なら俺は前と違うのにするか....これいいな」

 

-------------------------------

「いや~ 食った食った....外れないのな、あそこ」

 

「そ、そうだな....」

 

「どうしたよ斎藤」

 

「....いや~ ちょっと消費切り詰めないとな~って」

 

「...財布ピンチ?」

 

「...あぁ、流石にキツかった。まぁ一応少しずつ貯金はしてるから切り崩せば問題ないんだがな~」

 

「...あー、一回切り崩すと歯止め聞かないとか?」

 

「そうだ、そうなってバンバン使いそうでね」

 

「わかる。すごくわかる」

 

「ま、なんとかやりくりするさ」

 

「なら、暫くこの店にはこれないな~」

 

「...なぜ?」

 

「だってお前以外について来てくれる奴いないし...」

 

「そ、そうだったな。別に1人でも来れるだろ?」

 

「いや~流石にキツいわ。それに俺も人の財布どうこう言える状態じゃないし」

 

「なんだ、お前もか」

 

「うぐっ....ま、まぁな~」

 

「....んじゃ、俺は向こうの道だから」

 

「ん?おぅ!今度は日曜だな」

 

「そうだな。別に土曜に決めればいいだろ?」

 

「それもそうだな。じゃ!また明日」

 

「おぅまた明日」

 

 

------------------------------------------

 

やぁ、神綺だ。今日はμ'sのライブがある日曜日....詞はことりのを見たから知っているが曲は聞いたことないからな....楽しみだ。あの西木野が作ってるんだろ?すごすぎる.....

 

「おっす、斎藤」

 

「よぉ、来たか」

 

「すまんちょっと遅れて」

 

「いいさ、路上ライブだろ?時間は関係ないさ。それより、行くぞ」

 

「あぁ」

 

 

「...あそこか?人だかりできてるし」

 

「もうか?まだライブ時間じゃないんじゃないのか?」

 

「...以外に始まってたりして...」

 

「おいおい...一応急ごう」

 

「おう!」

 

 

~~~~♪

 

「げ 始まってるぜ」

 

「まじか...」

....ん? あれは...みんなメイド服...いや似合ってるけどさ。

 

「お~、綺麗な歌声だな」

 

「...そうだな」

あの歌詞がこうなるとは.....すごいな。

 

ん、ことりがこっちに気がついたか......ウィンクねぇ..

 

「おぉ!ミナリンスキーさんがこっちにウィンクしたぞ!?」

 

....そういえばこいつファンだったな。

 

 

 

 

パチパチパチパチパチ.....

これが結成数ヶ月のグループねぇ.....すごすぎる。

 

「....お疲れ様」

 

「あ!神綺先輩!」

 

「おー ウチ、神綺の私服初めて見たわ~」

 

「...そういえばいつも制服かジャージだったものね」

 

「別にいいだろ?ジャージは動きやすいんだ」

 

「ねぇ!ねぇ!凛達のライブどうでした?!」

 

「...よかったぞ。これなら人気上昇間違いなしだろう」

 

「やったー!>ω<」

....元気な子だ。

 

「お、お疲れ様です」

 

「あなたは?」

 

「っ 小林彰って言います!今日は斎藤と一緒にライブ見に来たんです」

 

「おぉ!どうでした!?」

 

「すごくよかったです!これからも頑張ってください!」

 

「ありがとうございます!」

 

「まぁ、今日はお疲れ様。これから穂乃果達はどうするんだ?」

 

「んー....どうします?絵里先輩」

 

「んー...着替えてから普通に解散でいいんじゃないかしら?」

 

「そうか。んじゃ、俺は先帰るな~ お疲れ~い」

 

「「「「「「「「お疲れ(様です!)」」」」」」」」 「...お疲れ様」

 

「っ お疲れ様です! おいっ!まてよ斎藤!」

 

「ん?」

 

「なんであんなに仲いいんだよ....」

 

「んー....俺さ、実はあいつらμ'sのサポート役してんだよ」

 

「サポート役だぁ?! ...ってどんなことしてんの?」

 

「んー。あいつらの練習メニュー発案だったり、ダンス指導だったりやってるうちにな」

 

「...そういえばお前ダンスできるって言ってたな」

 

「よく覚えてるな」

 

「情報収拾が趣味なのに記憶力悪いとか笑えないぞ...」

 

「ははっ そうだな....んじゃ、今日はお疲れ。また明日な」

 

「...おう、また明日」




閲覧ありがとうございます。

黙阿弥さん、投票ありがとうございます。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。