今回でメイド編は終わりですー。
では、神綺の物語...はじまります。
やぁ、神綺だ。さっきことりからメールが来たんだが、今度の日曜にライブをやるらしい...見に行かないとな。
「ういーっす斎藤ー」
「おーっす彰。どうした?」
「いや~ 暇だな...っと」
「勉強しろよ....受験だぞ」
「んなこと言ってもさ...お前はいいよな~成績もいいし」
当たり前だ何年生きてると思ってるんだ。第一前世でミッチリ家庭教師にやられたんだ。忘れることが逆にできんぞ....
「俺だって頑張ってんるんだ。いつも遊んでるばかりじゃぁない」
「ふ~ん....なんかいい話題とかない?マジ暇」
こいつは.....
「....話題ねぇ....お前こそ最近掘り出した情報とかないのか?」
「う~ん...あったかなぁ......ん?..いや、あったぞ」
「おー。どんなんだ?」
「....スクールアイドル」
....おぅふ。
「ほ、ほ~ スクールアイドルか~あのA-RISEとかか?」
「おー お前知ってるのか~ だが、俺の見つけたのは...」
「....見つけたのは?」
「...最近人気の出てきた音ノ木坂学院のμ'sだ。こっからも近いぞ」
......おぅふ。...でも彰にも知られるとは...ほんと有名になったな~。
「μ'sかぁ」
「気になるか?」
気になるもなにも...
「....いや....知り合いがやってるグループ...」
「え?....まじ?」
「....あぁ」
「...じゃぁ、今度の日曜日に秋葉原で路上ライブするってのも...知ってるか?」
日曜...ライブ...あれか。
「...ついさっきメールが来た...」
「おー知ってたか。ならさ今度の日曜に見に行こうぜ」
「お、おぅ....」
「...んで?誰から来たんだ?」
「....お前が追ってたメイド...ミナリンスキーだ」
「....え? ミナリンスキーさん?まじ!?」
「あ...あぁ」
「....あー 確かに....まんま本人だ...なんで気がつかなかったんだろ」
「しらん」
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やぁ、神綺だ。今日も彰に誘われてことりがバイトしてる喫茶店に来たんだが.....
「なんでこんな混んでるんだ?」
「し、知らん....」
「最後尾こちらでーす!」
「お、向こうまで並んでるのか..」
おい、待てさっきの声.....
そしてあのオレンジ髪.....
「ここが最後尾ですよね?」
待て!彰!?
「あ、はい! ....ん?神綺先輩?」
「っ! ....やっぱり穂乃果か....なんでここに....バイト?」
「はい!海未ちゃんもいますよ!」
「....なんで?」
「うーん...面白そうだから?」
....そうか。
「...そうか...頑張れよ」
「はい!海未ちゃんはホールなので会うかもしれませんね!」
「わ、わかった....」
「....(神綺先輩ってこういうの好きなのかな?)」
「....斎藤って結構女友達多いのな」
「友達...まー友達だが...後輩だしなぁ」
「....俺にも出会いが欲しい」
「....頑張れ」
そのうち出会いはくるさ...
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「い、いらっしゃいませ...ご主人様...(どうして神綺先輩がここに!?)」
.....海未....似合ってるのな。
「おーすげー」
「お客様。2名様でよろしいでしょうか?....それではご案内致します」
「は、はい」
「こちらのお席になります」
「彰は奥行きな」
「おう」
「...こちらがメニューとなります....ごゆっくり」 ササッ
「なんで神綺先輩がいるんですか?(ボソッ」
「俺からしたらなんで海未達がいるんだよ...ことりだけのはずだろ?(ボソッ」
「そ、それは....穂乃果に連れてこられて....(ボソッ」
「そ、そうか....まぁ似合ってるぞ。頑張れ(ボソッ」
「!?////// 失礼します!」タッタッタッ
「....おい斎藤....あの人も知り合いか?...一体なにしたんだよ」
「ん?メイド服を褒めた」
「あっ.....」
「なんだよその反応」
「...いや なんでもないさ....それより、何頼むよ」
「俺は前頼んだやつだな、あれ気に入っちまった」
「ほー なら俺は前と違うのにするか....これいいな」
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「いや~ 食った食った....外れないのな、あそこ」
「そ、そうだな....」
「どうしたよ斎藤」
「....いや~ ちょっと消費切り詰めないとな~って」
「...財布ピンチ?」
「...あぁ、流石にキツかった。まぁ一応少しずつ貯金はしてるから切り崩せば問題ないんだがな~」
「...あー、一回切り崩すと歯止め聞かないとか?」
「そうだ、そうなってバンバン使いそうでね」
「わかる。すごくわかる」
「ま、なんとかやりくりするさ」
「なら、暫くこの店にはこれないな~」
「...なぜ?」
「だってお前以外について来てくれる奴いないし...」
「そ、そうだったな。別に1人でも来れるだろ?」
「いや~流石にキツいわ。それに俺も人の財布どうこう言える状態じゃないし」
「なんだ、お前もか」
「うぐっ....ま、まぁな~」
「....んじゃ、俺は向こうの道だから」
「ん?おぅ!今度は日曜だな」
「そうだな。別に土曜に決めればいいだろ?」
「それもそうだな。じゃ!また明日」
「おぅまた明日」
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やぁ、神綺だ。今日はμ'sのライブがある日曜日....詞はことりのを見たから知っているが曲は聞いたことないからな....楽しみだ。あの西木野が作ってるんだろ?すごすぎる.....
「おっす、斎藤」
「よぉ、来たか」
「すまんちょっと遅れて」
「いいさ、路上ライブだろ?時間は関係ないさ。それより、行くぞ」
「あぁ」
「...あそこか?人だかりできてるし」
「もうか?まだライブ時間じゃないんじゃないのか?」
「...以外に始まってたりして...」
「おいおい...一応急ごう」
「おう!」
~~~~♪
「げ 始まってるぜ」
「まじか...」
....ん? あれは...みんなメイド服...いや似合ってるけどさ。
「お~、綺麗な歌声だな」
「...そうだな」
あの歌詞がこうなるとは.....すごいな。
ん、ことりがこっちに気がついたか......ウィンクねぇ..
「おぉ!ミナリンスキーさんがこっちにウィンクしたぞ!?」
....そういえばこいつファンだったな。
パチパチパチパチパチ.....
これが結成数ヶ月のグループねぇ.....すごすぎる。
「....お疲れ様」
「あ!神綺先輩!」
「おー ウチ、神綺の私服初めて見たわ~」
「...そういえばいつも制服かジャージだったものね」
「別にいいだろ?ジャージは動きやすいんだ」
「ねぇ!ねぇ!凛達のライブどうでした?!」
「...よかったぞ。これなら人気上昇間違いなしだろう」
「やったー!>ω<」
....元気な子だ。
「お、お疲れ様です」
「あなたは?」
「っ 小林彰って言います!今日は斎藤と一緒にライブ見に来たんです」
「おぉ!どうでした!?」
「すごくよかったです!これからも頑張ってください!」
「ありがとうございます!」
「まぁ、今日はお疲れ様。これから穂乃果達はどうするんだ?」
「んー....どうします?絵里先輩」
「んー...着替えてから普通に解散でいいんじゃないかしら?」
「そうか。んじゃ、俺は先帰るな~ お疲れ~い」
「「「「「「「「お疲れ(様です!)」」」」」」」」 「...お疲れ様」
「っ お疲れ様です! おいっ!まてよ斎藤!」
「ん?」
「なんであんなに仲いいんだよ....」
「んー....俺さ、実はあいつらμ'sのサポート役してんだよ」
「サポート役だぁ?! ...ってどんなことしてんの?」
「んー。あいつらの練習メニュー発案だったり、ダンス指導だったりやってるうちにな」
「...そういえばお前ダンスできるって言ってたな」
「よく覚えてるな」
「情報収拾が趣味なのに記憶力悪いとか笑えないぞ...」
「ははっ そうだな....んじゃ、今日はお疲れ。また明日な」
「...おう、また明日」
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