ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

今回もことり回ですね~。

では、神綺の物語.....はじまります。


20話

やぁ、神綺だ。前にアイドルショップ行った日に回収しておいたことりのメイド服写真を本人に返そうと翌日にメールしたんだが....どうも相談があるらしい。まぁ断る理由ないから指定された場所に行くぞーって返信したら、私の家に来てくださいーだってさ...何?最近の子ってさ...異性の人をさ、気軽に家にあげちゃうの...?まぁ、了解したけどさ....

 

 

 

「...お邪魔します」

「すみませんわざわざ」

 

「あぁ、いいさ。それより.....ほい」

 

「!! ありがとうございます」

 

「後どうするかは任せるよ」

 

「....わかりました。あの後穂乃果ちゃん達はどんな感じでしたか?」

 

「んー....俺が止めたから反発したけどなだめておいたけど」

 

「....そうですか...」

 

「何かあいつらの雰囲気変わったのか?」

相談ってそのことか?

 

「ううん、違うんです。余りにもいつもどおりだったので」

 

「なるほどな。それで?相談ってなんだ?」

 

「....ちょっとこっちに来てください」

 

「ん?」

なんだ?

 

「...これなんですけど...」

 

「んー?....詩か?これ」

 

「はい...実は絵里先輩が、今度秋葉原でライブをしないか~って...」

 

え....なにそれ...絵里さんや...ぶっ飛びすぎじゃないかえ?

 

「...なにか理由とかあるのか?」

 

「私達μ'sの人気をあげるなら、やっぱり人の多い秋葉原でライブをしよう!と...」

 

「なるほどねぇ.....んじゃぁその詩もライブに関係してるのか?」

 

「...はい、秋葉原でライブをするにあたって....秋葉原にバイトでよくいる私に作詞の白羽の矢が立ちまして....」

 

「....な、なるほどな」

えー....作詞ってさ....誰でもできる物じゃないんだぜ絵里さんや。

今度お仕置きだな。

 

「というと、作詞で行き詰った...とか?」

 

「....」コクッ

 

Oh....まずいよ!俺作詞なんてしたことないよ!?

 

「....すまないが、俺に作詞はできない...」

 

「...そうですか」

 

「なぁ、ことり」

 

「?」

 

「この作詞をお前に頼んだ時、絵里は何を元にして書いてくれっといったんだ?」

あいつが根拠もなく頼むとは思えない。

 

「.....秋葉原をよく知っている人に書いてもらいたい....相応しい歌詞...と」

 

よく知っている....秋葉原に相応しい....相応しい....相応しい...か

 

「なるほどねぇ....」

 

「どんな感じにすればいいんでしょうか....」

 

「なぁ....ことり」

 

「はい?」

 

「お前はさ。秋葉原でバイト始めただろ?」

 

「はい」

 

「それでさ、バイトしてて....何か感じたか?」

 

「...?」

 

「あー...例えばお客さんの接客してさ、なんか元気をもらえるーとか。アルバイトして自分は変わったーとか?」

 

 

「あー.....あります」

 

「ならさ、それを歌詞にすりゃいいんじゃないの?秋葉原に相応しい...つまり、秋葉原で少しとはいえ過ごして感じたこと、思ったことを書けばいいんじゃないか?」

 

「...........」

 

「難しいと思う、思っていることを言葉として伝えるのは...けど、ちゃんと伝えられた時の達成感はすごいぞ?...頑張ってみろ」

 

「....はい!」

 

「んじゃ、俺は帰るよ」

 

「! 待ってください!」

 

「ん?」

 

「すぐ作りますから!それを見て感想をください!」

 

「....わかった。だが焦るなよ」

 

「はい!」

....なら、本でも読むか....

 

 

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「...!! ...い....せん...い!....し....きせ..い!....神綺先輩!?」

 

「うえあぁ?!」

なんだ!?

 

「...やっと起きましたね...」

 

「え...え?」

 

「...寝てましたよ」

うそん。

 

「...まじ?」

 

「はい。グッスリと」

 

「そ、そうか....今何時かわかるか?」

 

「...19時ちょっと前です」

 

「....すまない。結構寝ちまったな」

 

「疲れてるんでしょう....そうだ!歌詞出来ましたよ!」

まじ?

 

「お、見せてくれ」

 

「どうぞ」

 

「ん、.....Wonder zone...驚きの地域...か?」

 

「はい!....今までしたことのないこと。驚きの連続だったので...」

 

「なるほどな...」

いいじゃないか....まぁ作詞なんて全くわからないんだが....

 

「これで曲を付けてライブか....」

 

「はい!っと言ってもこれでOKが出るかはみんな次第ですけど...」

 

「大丈夫さ、通るよ。ライブの日程決まったら教えてくれ。....もう絵里がいるから大丈夫だとは思うがダンス面で怪しければ協力する」

 

「..!ありがとうございます!」

 

「いいっていいって。それよりすまない長居しちまって」

 

「大丈夫ですよ~ なんなら夕ご飯の準備もしますけど...」

 

「いや!流石にそこまでやってもらうわけにはいかないさ!」

 

「そうですか?」

 

「あぁ、俺はただ写真渡しに来ただけだしな」

 

「そんなことないです!作詞のアドバイスもいただきました!」

 

「でも作詞の仕方だけで後は全部ことりの力だよ。...んじゃ、俺は帰るよ。お邪魔しました」

 

「あ はい!またいらしてくださいね」

 

「あぁ、時間があれば来させてもらうよ」

 

 

母さん怒ってるかなぁ....げ。メールめっちゃ来てるし...速く帰らなければ!




閲覧ありがとうございます。

リョーマさん。投票ありがとうございます。

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