今回もミナリンスキーさんがでますね。この時のカタコトが結構好きです。
では、神綺の物語....はじまります。
やぁ、神綺だ。今は学校が終わって帰ろうとした時に携帯に電話が来てな。なんでもにこが人気が出るにあたって変装も大事だとか言い始めたらしい....面倒な奴だ。
んで、しばく為に秋葉原の集合場所に向かっている。
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.....やぁ、神綺だ。......俺は今猛烈に秋葉原に来たことを後悔している......集合場所に.....異色を漂わせる女子高生の集団がいた....まぁμ'sなんだが....
んで、騒いでるのがツインテールの.....問題児か。はぁ。
「や、やぁ...みんな」
「....先輩」
「と、とりあえずみんな脱ぎなさい。暑いだろう」
「は、はい」
「ちょっと!?斎藤!何言ってるのよ!?」
あ?
「黙れ」
「は、はい」
「ほれ、早くしろ。ずっとその格好してたら熱中症になるぞ!」
全く...なんでこいつに付き合うんだよ....
「おい絵里。お前ならにこに反発できるだろ...なんでお前まで....」
「...ごめんなさい....あまりにもにこがうるさくて....」
「そうか....おいチンチクリン」
「チンチクリン言うな!?」
「言われたくなかったらちゃんとしろ!お前のアイドルに対する思いは素晴らしいがな!それで他人を巻き込むな!?」
「は、はい....」
「一つだけ言っておく.....変装で一番効果的なのは雰囲気を変えることだ...それは覚えておけ」
「....どういう意味?それ」
「.....例えば海未がチャラい服を着る...とかだ」
「なにそれ....どうしてそれがいいと言えるわけ?」
「.....普段の海未はチャラいか?」
「全然」
「そんな海未がチャラい格好をしていて、遠くを歩いてたら....海未だ、と確信できるか?」
「....できないわね」
「その時点で変装の役割は果たしている」
「......」
はぁ。
「んで?たったこれをする為だけにここに来たわけじゃないんだろ?」
「....そうだったわね。花陽が言うにはスクールアイドルのお店があるみたいだし、そこに行こうってなってね」
「なるほどな。じゃぁ行くぞ」
「場所知ってるの?」
「花陽ちゃんに教えたのは俺だ」
「....そうだったのね」
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「はわぁ~~~~~」
「やはり花陽ちゃんはテンション上がるか....」
「やっぱりアイドル関係ですからね~」
「ねぇ!みんな見て見て~!この缶バッチ、まるでかよちんみたいにゃ~!」
ん?....おいおい..
「...それ本人だぞ」
「えぇ~!?」
「みんな!こ、これ...」
あ?
「なっ!」
これは!?
「み、μ'sコーナー!?」
すげぇ....
「う、うそぉ!?う、うう海未ちゃん!ここれ私達だよぅ!?」
「おぉおおお落ち着きなさい」
「μ'sって書いてあるよ!?石鹸売ってるのかな」
「ななな、ななんでアイドルショップでせっせ石鹸売らなきゃならないんです!」
テンパりすぎだろ。気持ちはわからんでもないが....
「うぅぁぁあああもう!どきなさぁぁぁい!!」
「「うわぁっとと!?」」
「これ!あたしのグッズがない!?どういうことぉ!?うぅぅ嘘よ!?」
「...ん?これ...」
今度はなん....だ!?おまっこれま、まずいんじゃね!?
「こ、これ....ことりちゃん...?」
まずいぞ!?今ことりは喫茶のシフトでいない!これはまずいぞ!?
「こうやって注目されているのがわかると....勇気づけられますよね」
「えぇ...」
なんとかして話題を変えなければ!
「うっ....嬉しいね!」
「かよちんまた泣いてる~。泣き虫だにゃ~」
ピローン♪
ん?...なんだカメラか....嬉しいよな。自分のグッズがあるって。
「すみません!」
あ゛ このフワフワボイスはぁ!?
「「「「「「「ん?」」」」」」」
まずい!?
「あの!ここに写真が....私の生写真があるって聞いて...あれはだめなんです!今すぐ無くして下さい!!」
「ことりちゃん?」
「ひぃぁ!?」
Nooooooooooooooo!?
おぉぉぉぅ落ち着け。どうやればこの状況を抜け出せる...考えろ!
「....ことり。何してるんですか」
「...っ! コトォリ?What?ドゥナタディースカ?」
「っ! 外国人...」
「.......」
凛ちゃん....流石にそれはないわ。
「ことりちゃん...だよn「チガイマァース! ...ソゥレデェワ...ゴーキゲーンヨォーウ ヨキニハカラェー ミナノシューゥ.....さらば!!」あぁ!?」
!?まずい!
「待て!?穂乃果!海未! ぁあ!?お前らも待て?!」
「なんでですか!?」
「なんでもなにもあるか!?こんな人の多い所で鬼ごっこする気かぁ!?μ'sが秋葉原で鬼ごっこなんて...ファンに知られてSNSで拡散されたらどうするつもりだぁ!?」
「っ....」
「少しは自覚を持て!?.....今まで隠していたってことはことり自体も言いたくない事がきっとあるんだろぅ....ここはそっとしてやれ!」
「.....はい」
はぁ...なんとかなった....のか?
「にしては....神綺はことりちゃんがメイドさんやってるの知ってたみたいやん?さっきも全然驚かなかったやろ?」
「..........あぁ、知っていた」
「なんで私達に黙ってたんですか?!」
「それはことりに話さないでくれと言われたからだ」
「「っ」」
「その内自分から言うだろ...今はそっとしておけ。絵里達が騒がないことを見るとバイトは規則違反ではないんだろ?」
「...えぇ」
「なら見逃してやれ。あいつにもあいつなりの考えがあるんだ」
「.....わかったわ」
「蒸し返す様で悪いけど...斎藤。あんたはことりがバイトしてるのを隠す理由知っているの?」
「あぁ、聞かないようにしていたが話してくれた。なんでも、穂乃果達を心配させたくないからだと」
「「......」」
「もうこの話はいいだろ?この店の散策終わったら解散としよう」
「そうね....」
なんとかなったんだろうか.....これでよかったのかな。
そうだ、このことりの写真は本人に渡しておくか....
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誰もいないな....よし今のうちだ。
メール送信っと。これでことりも自分で考えて行動するだろぅ。
閲覧ありがとうございます。近いうちにまたことり回ですね作詞で悩む場面があるので...
ソゥレデェワ ゴーキゲーンヨォーウ