ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。
ミナリンスキーさん可愛いです。はい。

神綺の物語....はじまります。


18話

やぁ、神綺だ。最近はいろんなことがあったな。一気にμ'sの人数増えたし。....ただ、絵里が入ってくれるとは思わなかったよ。あれから人気も上がってラブライブ出場も不可能ではないらしい。いや~ ほんとすごい集団だよ....

 

「おーい、斎藤」

 

「んぁ?なんだ彰」

 

「お前今日暇?」

 

「どうした急に」

 

「いいから、暇か?」

 

「....まぁ、暇っちゃぁ暇」

 

「ならよかった。ちょっとさ、今日は俺の趣味になるんだが...」

 

「趣味?情報漁りか?」

 

「あー 違う。ホントの個人的趣味っていうか興味?」

 

「ほー、一体なんだ?」

 

「...なんかさアキバにあるカフェにさ、めっちゃ可愛いメイドさんがいるんだってさ」

 

「へ~ お前メイド好きなのか」

 

「...あぁ。でさ、興味あるんだが....一人だとキツくて...」

 

「なるほどな、いいぞ別に」

 

「ほんとか!?他の奴はみんな断られて...」

 

「まぁ....普通は行かないようなとこなんだろ。メイド喫茶なんてそうあるもんじゃないし」

 

「....だな。じゃぁさ!早速行こうぜ!」

 

「あいよ」

メイド喫茶ねぇ....ちょっと興味あるな。

 

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「...秋葉原なんて久しぶりだな」

最後に来たのは....あれ?いつだろ。

 

「俺もだな~。神田の方にはよく行くんだが....この時間だと俺ら学生がめっちゃいるからなぁ」

 

「及川とかはどうせゲーセンだろ?」

 

「そうだな~。よく金持つよな」

 

「ほんとな。使うにしてもほかのに使うよ」

 

 

「んで?その喫茶店はどこら辺なんだ?」

 

「んー 次の交差点を渡って左だな、その後脇道に行けばあるらしい」

 

「ほー にしても...コスプレ多いな~」

 

「だな、だが学生狙わない所見るとアレ系だろぅ」

いや、それはないな。

 

「んな明るいうちからぁ?ありえねぇだろ。学生は金落とさねぇからだろ」

 

「あー そゆことか」

 

......ん。

「おい、彰。あそこ見てみろ、メイドさんだぞ」

 

「おー...ん?おい! あの人だ!」

 

「あ?」

 

「だから、あの人だよ!俺が行こうとしてた喫茶店のメイドさん!髪色と髪型が一緒だから間違いない!」

 

へ~ ........ん? どこかで見たことあるような......?まぁ、いいか。

 

「ま、いいさ。早く店いこーぜ」

 

「ん、そうだな.....こっちだ」

 

 

 

「...結構綺麗な店なんだな」

 

「そうだな~ お、これいいんじゃね?」

お...いいなこれ。うまそう。

 

「じゃぁ俺はこれだな。腹減った」

 

「そういえばお前今日弁当少なかったもんな」

 

「いや~いつもの弁当箱見当たんなくて焦ったよ....」

 

「ん?なんだ斎藤。お前自分で作ってるのか」

 

「あぁ」

 

「うへぇ、何時起き?」

 

「うーん...5時ぐらいか?」

 

「うわぁ...俺には無理だ」

 

「慣れだな....中学の頃から6時にはもう起きてたしな」

 

「へ~」

 

「おまたせいたしました....ご注文はお決まり..で...すか?」

 

ん?この人はさっき外にいた...ん?

 

「お、おまっ こt「しーっ!」......」

 

えぇ?!ことり!?

 

「え?...斎藤...お前ミナリンスキーさんと知り合いか?」

ミナリンスキー?

 

「.....」「ご注文は?」ニッコリ

 

 

「あぁ....これと、これを」

 

「畏まりました......神綺先輩...あとでお話があります(ボソッ]

 

えぇ....どうゆうことなの.....

 

 

 

------------------------------

 

「なぁ....彰」

 

「ん?」

 

「....ちょっとさっきのメイドさんに呼ばれててさ....ここで解散にしていいか?」

 

「あぁ、わかった。だが不思議だよ、お前にあんな美人さんが知り合いでいたとわな」

 

「はは....すまないな。また明日」

 

「おぅ、また明日~」

 

........。

だがことりがメイドねぇ....μ'sもあるのに大変だ.....

 

 

 

「....お待たせしました」

 

「お、来たか」

 

「.....先輩」

 

「ん?」

 

「このことは...穂乃果ちゃん達には内緒にしておいてもらえませんか?」

知られたくないのか...

 

「...あぁ、わかった。....とりあえずシフトは終わったんだろ?歩きながら行こう」

 

「....はい」

...元気ないな...そんなに見つかるのが嫌だったのか....

 

 

 

 

....さっきから無言でめっちゃ気まずいんだが....

 

「あの........どうして私がメイドさんをやっていたか....聞かないんですね」

 

え?

 

「穂乃果達に言うなって言われてるのに聞けないだろ....」

 

「......それもそうですね.....けど、先輩には話します」

 

「そうか....なら、聞くよ」

 

「....まだ話したことはなかったんですが....私と海未ちゃん、穂乃果ちゃんは幼馴染なんです。μ's結成の時も3人で話し合って色々やって来たんですが....気づいちゃったんです」

 

「....なにに?」

 

「私達3人の中で私だけがなにもない...と」

 

なんだと?

 

「なにもない...例えば?」

 

「....穂乃果ちゃんは元気いっぱいでいろんなことを率先してこなします。μ'sも穂乃果ちゃんが切り出したので....海未ちゃんは真面目で、弓道もやってて頭もいい....けど私にはこれと言って目立つ長所がないんです....」

 

そんなこと思ってたのか.....

 

ポンッ  ナデナデ

「え?」

 

「な~に、心配ないさ。前の初ライブ....衣装作ったのは誰だ?」

 

「....私です」

 

「そうだ。それに....海未と穂乃果...2人だけでスクールアイドルをやるって考えが出ると思うか?」

 

「.....ないと思います...海未ちゃん頑固なので...」

 

「そうだな。穂乃果は突っ走って自滅するし、海未は頑固な堅物だ。そこにな....ことりがいるからこそ、穂乃果はスクールアイドルを切り出したのさ。もし、ことりがいなくてスクールアイドルの話題が出たとしても、衣装担当がいないから制服でやることになる。だとすれば.....見るから側からすれば目立たないから印象は残らない......」

 

「.......」

 

「ことりがいるからこそ、今こうやってμ'sが結成され、人数も増えたんだ。もっと自分に自信を持て。お前は...ちゃんとした長所がある」

 

「.....はい!」

よし、これでいいか。

 

「メイド姿可愛かったぞ~。また友人連れて行くかもしれないからその時はよろしくな~」

 

「/////....はい!待ってますね!」




閲覧ありがとうございます。

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