ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

今回は神綺が半ギレします。標的は....にこです^^;
不快に思う方がいらっしゃいましたら...申し訳ない。

では、神綺の物語....はじまります。


14話

--side神綺--

...ん?今影が.....来たのか?

まぁいい。ストーカーならまた動くだろ。

 

「よし、組んだな。んじゃぁいつも通りに首を回せ。ほい、1.2.3.4.5.6.7.8.....」

 

 

 

 

 

 

 

「よーし、じゃぁ2人で背中合わせて...そうそう。んで腕同士を組むんだ。OKだ。んじゃぁ....俺から見て左だから...穂乃果と同じ向きの奴は前屈しろ。ぜったい腕は組んだままだぞ。....そうそう。よし、次は逆だ。凛ちゃんと同じ向きの奴が前屈だ。...ほい。.....いいぞ」

 

「...地味に効くねこれ」

 

「地味でもストレッチはストレッチさ」

...まだ動きはないな。

 

「よし、次だ。......そうだなこれからやる奴は片方の奴が仰向けに寝てもらうから、俺の方に頭が来る方にしてくれ。.....そうだそうだ。んで、もう1人のペアが.....うーん。先に左でいいや。寝てる奴の左足を持ち上げるんだ。そうそう。んで、膝が曲がらないようにピンッと伸ばしながら....約90度になるまでできるだけ曲げるんだ。そうそう、流石海未だな。体が柔らかい」

 

「...結構きます....これ」

 

「我慢しろ。よし、戻していいぞ。次は右足ださっきと同じようにやるんだぞ。はい!はじめ」

 

「うぐぐぐぐ」

 

「穂乃果硬すぎ。もっとストレッチしろ」

 

「えぇ~~~」

 

「ほい、戻していいぞ。次は寝てたやつが補助をする番だ」

 

「よし、寝たな。先に左からだ。はい!はじめ」

 

「......うぐ」

 

「これを毎日やるんだからな~ 辛いなら速く柔らかくなりな」

 

「ほい、戻していいぞ。次!逆だ。   ....はじめ」

 

...ん?来たか。

 

 

「よし、いいぞ。区切りがいいからここで‘休憩とするぞ’」

 

「「「「!!」」」」

 

「じゃ、俺は飲み物買ってくるから。休んでな」

 

「...はーい!」

 

さて、捕まえないとなぁ。くくくっ。

 

 

 

 

--side???--

 

.....なによ...あれ。いつもいないのに今日は男がいるのね....しかも仕切ってるみたいだし...そういえば、あのライブの時もいたわね.....

 

「よし、いいぞ。区切りがいいからここで休憩とするぞ」

 

なによ....もう休憩なの?あれだけしかやってないのに....

あら、男が消えたわね。まぁいいわ。今日はちょっとイレギュラーがあったけど....私も帰らなくちゃっ。ちょっと勘付かれてるみたいだし....

 

-そうして振り向くと男がいた。それもさっき休憩と言って消えた男が。

 

「え?」

 

「覗きなんていい趣味してるなあんた」

バレてた!?

----------------------------------------------

--side神綺--

よし....まだこっちには気が付いてないみたいだな。

 

...ちょっと驚かせてやるか。

お、振り向いた。

 

「え?」

おぉ、驚いてる驚いてる。....声からして女性か。

「覗きなんていい趣味してるなあんた」

 

「げっ!?」

 

..逃げる気か?

 

「逃がすか?!このストーカーがぁ?!」

俺をあまり舐めるなよ?

 

「っ、離しなさいよ!」

 

「誰が犯人を離すか?!...無理に動くなよ....動いたら関節が逝くぞ?」

 

「.....」

タッタッタッ...

「神綺先輩!」

 

「おぉ、来たか...こいつが犯人だ」

 

「この人が.....」

 

「...およ?ちょっとサングラス外さしてもらうで?」

 

「えっ ちょ!」

 

「.....やっぱりや。何やってるん?にこっち」

 

え?

「希。知ってるのか?」

 

「知ってるも何も同級生やもん。しかも音ノ木坂の」

 

「「「「「え!?」」」」」

 

まじで?

 

「....んで?ほんとなのか?あんた」

 

「....本当よ」

 

「なんでこんな事をした?」

 

「.......」

だんまりか?

 

「なぁ神綺?犯人もわかったし拘束....解いてあげたらどうなん?」

 

「....わかった」

逃げないか心配なんだが...

 

「やっと解いたわね...」

 

あ?何様だこいつは。

 

「言っておくわ!こんなお遊びやめて!とっとと解散しなさい!」

 

あ?何言ってんだこいつは...って逃がさん!

 

「きゃぁっ!? ちょっとやめなさいよ!?」

 

「あ?こっちはまだストーカーの理由聞いてないんでな?しかもいきなり解散しろだぁ!?....舐めんのもいい加減にしろよ...あ?」

 

ちょっとイラついてきちゃったよ俺。

 

「........」

 

「ま、まぁまぁ神綺...そこらへんにせぇへん?」

 

「悪いが今回は譲れないな....抵抗すんな」

 

「うぐっ」

 

「んで?急に解散しろっとはどういうことだ?」

 

「それよりあんた誰よ!?音ノ木坂に関係ないじゃない?!」

ほぅ....

 

「残念だが関係あるんだな....今はこいつらμ'sのサポートやってるんでね....」

 

「サポートですって?!」

 

「あぁ、監督役ってやつだ、練習メニューとか俺が作ってるんだぞ?無関係じゃ...すまされんぞ?」

 

「ふんっ、あんな温い練習メニューだなんて!相当レベルが低いのね!」

 

ほっほう...ビキビキ

 

「!? にこっち!それ以上はアカン!?」

 

「なによ!?」

 

「確かに今は温いなぁ。しかしな?いきなりキツイのやっても体壊すだけだって...わからないかなぁ?」

 

「ひっ?!わ、わかったわよ!わかったから!ごめんなさい!?もう何もしません!?」

 

...本当か?

「本当か?」

 

「ほ、本当です!だから許して!?」

 

「....ちっ」

 

「神綺先輩...キャラ壊れてる」

あ?

 

「いってて.....っ 覚えときなさいよ!」タッタッタッ.....

 

 

はぁ。

 

 

「「「「「「「............(怒らせたら...やられる!!!)」」」」」」」

 

「んで?希。さっきあいつのこと知ってるようだったが...」

 

「...うん、知ってるで。彼女は矢澤にこ。たしかアイドル研究部ってのに入ってたはずや」

 

「アイドル研究部?」

 

「そうや、名前の通りアイドル関係やな」

ふ~ん。随分ユニークな部活だな。...いや同好会か?

 

 

「あ!」

 

「ん?どうした穂乃果」

 

「い、いやね。ほら今って私達μ'sって6人じゃない?だから部活申請できるなーっと」

 

「なるほどね」

 

「あー...それはちょっと無理やなぁ」

え?

 

「えー!どうしてですか!?」

 

「ほら、今音ノ木坂って生徒数少ないやん?だから無闇に部活増やせないんよ....しかもさっき言ったアイドル研究部ってのが壁でな」

 

「...なんでだ?増やせないなら統合っという手もあるだろ?」

 

「...それがすんなりできればいいんやけど...実はアイ研の部員ってさっきのにこっちだけなんよ...」

 

「なっ!」

なぜだ...

 

「だがおかしくないか?なぜ部員1人なのに部活として公認されているんだ?」

 

「...それは、前はちゃんと部員が居たからなんやけど....」

 

「やめたのか」

 

「..そうや、前はにこっち達もスクールアイドルやってたんよ」

 

 

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

なるほど....

 

「だが、ついていけなくなったってとこか」

 

「....正解や」

 

うっわ、俺と似てるのか....

 

「理由もわかるか?」

 

「...わかるよ。最初は今の穂乃果ちゃん達みたいに活動してたんやけど...にこっちがアイドルのプロ意識がすごくてな?周りの子がついていけなくなっちゃったんよ.....」

 

「..........」

だからお遊び....か。 あーあーなんで絵里みたいのがいるんかねぇ。しかもこっちの方がめんどそうだ.....

 

「ま、なんであんな事を言ったかはわかった。だがどうする?これから活動するにしてもあの矢澤?だっけ、あいつをなんとかしないとロクに動けないぞ?」

 

 

「「「「「「「........」」」」」」

 

「ならさ、あの先輩に入ってもらえばいいじゃん」

 

「は?」

 

「だって、元はスクールアイドルでしょ?ならさ!穂乃果達で説得してさ!μ'sに入ってもらおうよ!」

 

....こいつは....

 

「そんなハードなことをお前ができるのか?」

 

「できる、できないじゃないもん!やるったらやる!」

 

....くくくっ。こりゃ1本取られたな。

 

 

「ならこの件はお前に任せようか。みんなもそれでいいか?」

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

「できれば希もアシストして欲しいんだが...頼めるか?」

 

「ええよ、生徒会があるからできること少ないと思うけどな~」

 

「それでも頼むよ」

 

「わかったで~」

 

さてさて、どうなることやら。

 




閲覧ありがとうございます。

ちょっと駆け足ですがなんとか進めていきます。

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