今回は神綺が半ギレします。標的は....にこです^^;
不快に思う方がいらっしゃいましたら...申し訳ない。
では、神綺の物語....はじまります。
--side神綺--
...ん?今影が.....来たのか?
まぁいい。ストーカーならまた動くだろ。
「よし、組んだな。んじゃぁいつも通りに首を回せ。ほい、1.2.3.4.5.6.7.8.....」
「よーし、じゃぁ2人で背中合わせて...そうそう。んで腕同士を組むんだ。OKだ。んじゃぁ....俺から見て左だから...穂乃果と同じ向きの奴は前屈しろ。ぜったい腕は組んだままだぞ。....そうそう。よし、次は逆だ。凛ちゃんと同じ向きの奴が前屈だ。...ほい。.....いいぞ」
「...地味に効くねこれ」
「地味でもストレッチはストレッチさ」
...まだ動きはないな。
「よし、次だ。......そうだなこれからやる奴は片方の奴が仰向けに寝てもらうから、俺の方に頭が来る方にしてくれ。.....そうだそうだ。んで、もう1人のペアが.....うーん。先に左でいいや。寝てる奴の左足を持ち上げるんだ。そうそう。んで、膝が曲がらないようにピンッと伸ばしながら....約90度になるまでできるだけ曲げるんだ。そうそう、流石海未だな。体が柔らかい」
「...結構きます....これ」
「我慢しろ。よし、戻していいぞ。次は右足ださっきと同じようにやるんだぞ。はい!はじめ」
「うぐぐぐぐ」
「穂乃果硬すぎ。もっとストレッチしろ」
「えぇ~~~」
「ほい、戻していいぞ。次は寝てたやつが補助をする番だ」
「よし、寝たな。先に左からだ。はい!はじめ」
「......うぐ」
「これを毎日やるんだからな~ 辛いなら速く柔らかくなりな」
「ほい、戻していいぞ。次!逆だ。 ....はじめ」
...ん?来たか。
「よし、いいぞ。区切りがいいからここで‘休憩とするぞ’」
「「「「!!」」」」
「じゃ、俺は飲み物買ってくるから。休んでな」
「...はーい!」
さて、捕まえないとなぁ。くくくっ。
--side???--
.....なによ...あれ。いつもいないのに今日は男がいるのね....しかも仕切ってるみたいだし...そういえば、あのライブの時もいたわね.....
「よし、いいぞ。区切りがいいからここで休憩とするぞ」
なによ....もう休憩なの?あれだけしかやってないのに....
あら、男が消えたわね。まぁいいわ。今日はちょっとイレギュラーがあったけど....私も帰らなくちゃっ。ちょっと勘付かれてるみたいだし....
-そうして振り向くと男がいた。それもさっき休憩と言って消えた男が。
「え?」
「覗きなんていい趣味してるなあんた」
バレてた!?
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--side神綺--
よし....まだこっちには気が付いてないみたいだな。
...ちょっと驚かせてやるか。
お、振り向いた。
「え?」
おぉ、驚いてる驚いてる。....声からして女性か。
「覗きなんていい趣味してるなあんた」
「げっ!?」
..逃げる気か?
「逃がすか?!このストーカーがぁ?!」
俺をあまり舐めるなよ?
「っ、離しなさいよ!」
「誰が犯人を離すか?!...無理に動くなよ....動いたら関節が逝くぞ?」
「.....」
タッタッタッ...
「神綺先輩!」
「おぉ、来たか...こいつが犯人だ」
「この人が.....」
「...およ?ちょっとサングラス外さしてもらうで?」
「えっ ちょ!」
「.....やっぱりや。何やってるん?にこっち」
え?
「希。知ってるのか?」
「知ってるも何も同級生やもん。しかも音ノ木坂の」
「「「「「え!?」」」」」
まじで?
「....んで?ほんとなのか?あんた」
「....本当よ」
「なんでこんな事をした?」
「.......」
だんまりか?
「なぁ神綺?犯人もわかったし拘束....解いてあげたらどうなん?」
「....わかった」
逃げないか心配なんだが...
「やっと解いたわね...」
あ?何様だこいつは。
「言っておくわ!こんなお遊びやめて!とっとと解散しなさい!」
あ?何言ってんだこいつは...って逃がさん!
「きゃぁっ!? ちょっとやめなさいよ!?」
「あ?こっちはまだストーカーの理由聞いてないんでな?しかもいきなり解散しろだぁ!?....舐めんのもいい加減にしろよ...あ?」
ちょっとイラついてきちゃったよ俺。
「........」
「ま、まぁまぁ神綺...そこらへんにせぇへん?」
「悪いが今回は譲れないな....抵抗すんな」
「うぐっ」
「んで?急に解散しろっとはどういうことだ?」
「それよりあんた誰よ!?音ノ木坂に関係ないじゃない?!」
ほぅ....
「残念だが関係あるんだな....今はこいつらμ'sのサポートやってるんでね....」
「サポートですって?!」
「あぁ、監督役ってやつだ、練習メニューとか俺が作ってるんだぞ?無関係じゃ...すまされんぞ?」
「ふんっ、あんな温い練習メニューだなんて!相当レベルが低いのね!」
ほっほう...ビキビキ
「!? にこっち!それ以上はアカン!?」
「なによ!?」
「確かに今は温いなぁ。しかしな?いきなりキツイのやっても体壊すだけだって...わからないかなぁ?」
「ひっ?!わ、わかったわよ!わかったから!ごめんなさい!?もう何もしません!?」
...本当か?
「本当か?」
「ほ、本当です!だから許して!?」
「....ちっ」
「神綺先輩...キャラ壊れてる」
あ?
「いってて.....っ 覚えときなさいよ!」タッタッタッ.....
はぁ。
「「「「「「「............(怒らせたら...やられる!!!)」」」」」」」
「んで?希。さっきあいつのこと知ってるようだったが...」
「...うん、知ってるで。彼女は矢澤にこ。たしかアイドル研究部ってのに入ってたはずや」
「アイドル研究部?」
「そうや、名前の通りアイドル関係やな」
ふ~ん。随分ユニークな部活だな。...いや同好会か?
「あ!」
「ん?どうした穂乃果」
「い、いやね。ほら今って私達μ'sって6人じゃない?だから部活申請できるなーっと」
「なるほどね」
「あー...それはちょっと無理やなぁ」
え?
「えー!どうしてですか!?」
「ほら、今音ノ木坂って生徒数少ないやん?だから無闇に部活増やせないんよ....しかもさっき言ったアイドル研究部ってのが壁でな」
「...なんでだ?増やせないなら統合っという手もあるだろ?」
「...それがすんなりできればいいんやけど...実はアイ研の部員ってさっきのにこっちだけなんよ...」
「なっ!」
なぜだ...
「だがおかしくないか?なぜ部員1人なのに部活として公認されているんだ?」
「...それは、前はちゃんと部員が居たからなんやけど....」
「やめたのか」
「..そうや、前はにこっち達もスクールアイドルやってたんよ」
「「「「「「「!?」」」」」」」
なるほど....
「だが、ついていけなくなったってとこか」
「....正解や」
うっわ、俺と似てるのか....
「理由もわかるか?」
「...わかるよ。最初は今の穂乃果ちゃん達みたいに活動してたんやけど...にこっちがアイドルのプロ意識がすごくてな?周りの子がついていけなくなっちゃったんよ.....」
「..........」
だからお遊び....か。 あーあーなんで絵里みたいのがいるんかねぇ。しかもこっちの方がめんどそうだ.....
「ま、なんであんな事を言ったかはわかった。だがどうする?これから活動するにしてもあの矢澤?だっけ、あいつをなんとかしないとロクに動けないぞ?」
「「「「「「「........」」」」」」
「ならさ、あの先輩に入ってもらえばいいじゃん」
「は?」
「だって、元はスクールアイドルでしょ?ならさ!穂乃果達で説得してさ!μ'sに入ってもらおうよ!」
....こいつは....
「そんなハードなことをお前ができるのか?」
「できる、できないじゃないもん!やるったらやる!」
....くくくっ。こりゃ1本取られたな。
「ならこの件はお前に任せようか。みんなもそれでいいか?」
「「「「「「はい!」」」」」」
「できれば希もアシストして欲しいんだが...頼めるか?」
「ええよ、生徒会があるからできること少ないと思うけどな~」
「それでも頼むよ」
「わかったで~」
さてさて、どうなることやら。
閲覧ありがとうございます。
ちょっと駆け足ですがなんとか進めていきます。