ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

今回はストーカー編です。

神綺の物語....はじまります。


13話

やぁ、神綺だ。.....最近めっちゃ暇だ。今までは穂乃果達の特訓手伝ってたはいいが打ち上げ以来会ってないからな.....久しぶりに穂むら行ってみるか?餡蜜食いたい。

あれうまかったんだよなぁ。

よし、行こう。

 

 

 

 

 

 

ガラガラ....

 

「いらっしゃいませー」

ん、穂乃果じゃないのか。妹さん...かな?

 

「どうも、餡蜜くださいー」

「はーい。少々お待ちくださいー」

楽しみだ....

 

-「ただいま~」

んぉ、この声は穂乃果か。

 

「あ!神綺先輩だー!こんにちは~」

 

「あぁ、こんにちは」

 

「ねぇねぇ!今日はビックニュースがあるんですよ!」

 

「ほぅ。なんだ?」

 

「それは....なんと!μ'sに新たに3人加わりました!」

なにぃ!?

 

「それはほんとか!すごいじゃないか!」

 

「えへへ....前のライブのおかげなんだ~」

 

「おー。んで?新しい仲間は誰なんだ?」

 

「そうそう!新しく入ったのは!前のライブに来てくれた花陽ちゃんと凛ちゃんと真姫ちゃん!」

 

....ん?凛ちゃんと花陽ちゃん?

 

「そ、そうか。凛ちゃんと花陽ちゃんはいいとして、真姫ちゃん...とは?」

 

「あ!そうだよ!なんで神綺先輩は凛ちゃん達と親しいの!?」

 

「え...いやぁ、小学校からの付き合いさ....」

 

「はぇ~。あれ、でもこっちに引っ越してきたんですよね?」

 

「あぁ...小6の頃にこっちに来たんだが....あの2人が中3の頃にこっちに来てね...」

 

「へ~.....それで、真姫ちゃんってのは」

 

「あぁ」

 

「あのSTART:DASH!!の作曲をしてくれた子なんだ~!!」

 

...え?作曲?

「まじ?」

 

「うん!」

嘘やん....逸材多すぎんだろ.....

 

「....それで」

ん?雰囲気変わったな。

 

「なんだ?」

 

「その....ことりちゃんがですね」

 

「?」

 

「最近ストーカーされてるって...」

は?

「ストーカーって....」

 

「なんかμ'sで練習している時だけ目線を感じるって」

 

「へぇ....」

面倒なことを.....

 

「普通に生活している時には感じないのか?」

 

「うん....」

そうか....だが妙だな....ことりだけを狙ってるわけではないのか...

 

「お待たせしました~ってお姉ちゃん。おかえり」

 

お きたきた。

 

「ただいま~」

 

 

 

「あ!こんなとこにいたの雪穂ちゃん!.....あれ?」

.....今日はいろんな子がいるんだなぁ。「あなたは!?」

 

 

あ?

「ん?俺?」

 

「そ、そうです!」

え。俺なにかした?

「あなた!斎藤神綺さんですよね!?」

 

「あ、あぁ...そうだが、....君は?」

俺はこんな子知らないぞ....

「あ、そうだった。私は絢瀬亜里沙です!姉からよく話に出てたんですよ!」

 

....あ?絢瀬って...まさか。

 

「君が絵里が言っていた妹さんか....」

「はい!」

うっわ....こんなとこで会うとは。

 

「へ~ 神綺先輩っていろんな人と知り合いなんですね~」

 

「いや、それは違うぞ....世間が狭いんだ」

 

「そんなことより!」

...そんなことかい。

 

「神綺先輩!....ストーカーの件でお手伝いしてもらいたいのですが...」

 

「なんだ?俺に監視しろと?」

 

「は、はい。練習中だけとのことなので....指導中に怪しい影を見かけたらさりげなく調べて欲しいんです」

 

「ふ~ん...まぁいいぞ。知り合いが付けられてるとか胸糞悪い」

 

「! ありがとうございます!早速ことりちゃんに知らせてきます!」タッタッタッ....

 

「....ほんと元気だよな、穂乃果」

 

「あはは....それが取り柄みたいなものですから...」

 

「君は穂乃果と違って安心だよ」

 

「え?」

 

「あんな台風みたいのが2人とか....近づけないよ」

 

「ははは....」

 

「....ごちそうさま。はい、これお代」

 

「あ、ありがとうございますー」

 

さてさて、いつも通りランニングだ。....食ったばかりだけど大丈夫だろ。

 

「あ!まって神綺先輩!今から練習行きましょ!」

 

「ん。これからか?」

 

「はい!神田明神で!みんなと約束してるんです!」

 

....そうか。

「わかった。俺も行こう」

「! じゃぁ早く行きましょう!」グイッ

「ちょ!おい!引っ張るな!」

 

 

 

 

 

「あ!穂乃果ちゃーん! わぁ!神綺先輩だ~」ダキッ

 

ファッ!?ことりが抱きついてるぅ!?!?

 

「え!?ちょっ、ことり?!」

 

「えへへ~」

 

「え、何これどゆこと....」

 

「...あはは。相当ストーカーのことが堪えてるのかと....」

まじかよ....

 

「.....ほら、ことり。これから練習だろ。俺が見てるからさ....ほら離れた離れた」ポンポン

 

「は~い」

 

....やばくね?いくらいつもフワフワしてることりでも.....こうなるとか....

 

 

「今揃ってるのはいつもの穂乃果達か....さっき穂乃果から聞いたんだが新しく加わった子がいるんだっけ?」

 

「はい。凛に花陽、真姫ですね」

 

「いつくるの?」

 

「もうそろそろかと...」

....そこは今でしょ!?....でしょ。まぁ海未だし仕方ないか...

 

「遅れたにゃ~!」

 

ん、来たか。

 

「遅いですよ凛」

 

「ごめんにゃ~...あれ神綺先輩?」

 

「おぅ」

 

「なんで先輩がいるんですか~?」

 

「それは....花陽ちゃん達が来たら話すよ」

 

「了解です。....かよちん達ももうそろそろ来るかと」

そうか....なら待っていよう。

 

「えへへ~~~」

 

.....だれか!?ことりをどうにかして!?!?

 

 

「.....南先輩どうしたんですか?」

 

「あ!真姫ちゃん!」

 

ん、来たか...

 

「....あなたは?」

 

「俺は斎藤神綺だ。詳しくは後だ、花陽ちゃんは?」

 

「....花陽は...「待って~~~~」...来た」

...おせぇ...しかもバテてるし。

 

 

「よし、全員揃ったってことでいいのか?」

 

「はい!」

 

「よし!なら改めて自己紹介だ。俺は斎藤神綺。高3だ。一応μ'sのサポートをしている」

 

「先輩でしたか....私は西木野真姫です。高1です」

 

「星空凛でっす!高1だにゃ!」

 

「.....小泉花陽です...」

 

「うん、凛ちゃんと花陽ちゃんは知ってるからいらないんだが...」

 

「そういえば、なんで神綺先輩は凛達と知り合いなんですか?」

 

「あぁ、凛ちゃんと花陽ちゃんは小学校の頃に知り合ってね」

 

「なるほど」

 

「さ、自己紹介も終わったし。早速練習を始めるぞ....あ、穂乃果ちょっと耳貸せ」

 

「んー?」ヒョイ...

 

「...凛達はことりのストーカーの件。知ってるのか?」

 

「うん。みんな知ってるよ」

 

「ん、ありがとう」

 

「さて、みんなに言っておくことがある。知っての通りことりがストーカーされている。それで、俺はみんなの後ろを見れるように動くから」

 

「「「はーい」」」

 

「それで、もし怪しい影が見えたら俺は休憩をするっと言うからな。そして俺はここを離れるから覚えとけよ」

 

「はーい」

後はっと。

 

「.....希?いるんだろ。出てこい」

 

「.....なんでウチがいるってわかったん?」

 

「お前がいない訳がないからな」

 

「....なんか複雑やね。それで、なんなん?」

 

「ここの地図が欲しい」

 

「...なぜ?」

 

「簡単だ。ここを見渡せる場所を絞ってそこを重点的に探すからだ」

 

「....なるほど。ちょっと待っててな~」

いったな....

 

「さ、今日は何をする?」

 

「今日はストレッチを重点的にやりたいです」

 

「わかった。ならストレッチをしよう。2人1組みになれ」

 

「「「はーい」」」

 

 

 

「持ってきたで~」

 

「おぅサンキュ。見してくれ」

 

 

...........ここと、ここか。んで?回り込むには....なるほど。

 

「ん、ありがと」

 

「もういいん?」

 

「あぁ」

 

「...希にも言っておこう。俺がストーカーを見つけたら、こいつらに休憩をするっと言うから。覚えておいてくれ」

 

「了解や」

 

そうしてストレッチを始めようとしたとき....黒い影が不自然に動いた。




閲覧ありがとうございます。

ちょっと強引でしたが、亜里沙との接点を作りました。

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