ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

えー。アンケートご協力ありがとうございました。予想以上に協力してくださった方が多かったため、今を持ちまして締め切らせていただきます。

では、神綺の物語....はじまります。


10話

「校門をすぎる、ということは頭の中では帰ること、後は寄り道することでいっぱいなはずだ。そこにチラシを配ったところで印象は弱い。だから、配るなら朝、登校時だ。もしチラシを受け取ってくれれば、教室で話題として持ち上がるかもしれない。そうだけでも効果はある」

「「おー」」

「....確かにそのとおりですね」

「OK?なら、この原本は俺が預かる。コピーして明日返すよ。早速明日から配るぞ?朝の7時に音ノ木坂学院の校門に集合だ。ちょっと打ち合わせしたいことがあるからな」

「「はーい」」 「わかりました」

 

さて、早速コピーしないとな。

「んじゃ、今日は解散ってことで!」

「「「お疲れ様でした~」」」

 

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やぁ、神綺だ。無事コピーも終わり、今は音ノ木坂学院の校門にいる。....ここに勤めているであろう教師さん達からの目が怖い!ここを集合場所にしなければよかったぜ!

 

「すみません...少しよろしいでしょうか?」

....声掛けられたっーーーーーー!!!

「は、はい。なんでしょうか?」

 

「私はこの音ノ木坂学院で理事長をしている者なのですが...どうしてここに?」

あー....理事長さん!?

「...理事長さんでしたか....私は斎藤神綺。今日はこの学校の2年、高坂さん達と待ち合わせをしているんです」

「....あなたが斎藤さんでしたか....」

ん? 俺を知っているのか?

 

「なぜ、俺のことを?」

「私はことりの母です」

 

ふ~ん ことりのねぇ....え?  

「え!?南さんの!?」

「えぇ、あなたのことはことりから聞いています。スクールアイドルの件、お引き受けありがとうございます」

 

「いえ、別に構いませんよ。私もやりたくてやらせていただいてるので」

「......なんでも、前世の記憶を持っていらっしゃるとか....」

「!? ことりから聞いたんですか?」

まじ?やばくね!?

「えぇ....それもアイドルと聞きましたが...本当ですか?」

 

「.....はい。余り周りには言わないでくださいね?」

 

「本当なのですか.....わかりました。この件を知っているのはことり達と私だけのはずです」

....拡散はしていないんだな。よかった。

 

「そこで、お願いがあるのですが」

ん?

「なんでしょうか?」

 

「実は今回の穂乃果ちゃん達のライブ....生徒会長とゴタゴタがありまして....」

生徒会長...たしか絵里がやってるんだっけか。

 

「.....絵里ですからね。一筋縄ではいかないでしょう....」

 

「絢瀬さんをご存知で?」

 

「えぇ、中学の頃少し」

 

「なるほど。それでですね、今回のライブで成功。もし失敗しても穂乃果ちゃん達が折れなければ.....サポートを続けて欲しいのですが....」

なるほどねぇ。

 

「構いませんよ。ちゃんと心を折られないように先手は打ってあります。これで、穂乃果達が続けるのなら...俺もついていきますよ」

 

「....ありがとうございます」

 

「いえ....さ、もうそろそろ穂乃果達がきますよ。もうそろそろ校舎に向かわれた方が良いのでは?」

 

「そうですね。....では、私はこれで。サポート、よろしくお願いします」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

「あ!神綺せんぱーい!」

 

来たな。

 

「おはよう」

 

「「「おはようございます!」」」

 

「揃ったな。じゃぁこれを渡すよ。ほい、1人あたり40枚な」

 

「おぉう」「すごいですね....」「ひぇ~」

 

「注意事項だ。時間は予鈴5分前まで。サラッと渡すんだぞ?ネチネチ粘着すれば印象は悪くなるからな。貰ってくれなさそうならすぐ諦めてほかの人に渡せよ」

「「「はーい」」」

よし。

 

「んじゃ、俺は学校にいくから....海未!後よろしくな」

「は、はい」

「えー、先輩は配らないの~?」

 

「おい、ここは女子高だぞ?男の俺が長居していい訳ないだろ?」

 

「ぶーぶー」

 

「はいはい、さ!チラシ配りにいったいった!」

 

ずっとこんなとこいられるか!

 

 

 

 

「あら?.....神綺君?」

ん? 今度は誰だ。

「  ! お前!エリーチカ!」

 

「////絵里よ!エリーチカ言わないで!」

 

「なんだよ。エリーチカはエリーチカだろ?」

 

「やめてってば!/////」

 

....やべぇ可愛いぞこいつ。だが....賢くない!

「わかったって。....おい!俺の肩叩くな!」

 

「うるさい!////」

 

「悪かったって!許してって!」

 

「......もぅ」

 

 

ふぃ....やっと落ち着いたか.....

 

「....久しぶり」

 

「おぅ、久しぶり」

 

「....希から聞いたわよ....伝言」

 

「お、おぅ。どうだ?相談する気になったか?」ワシワシ

 

「! やめて! くすぐりはやめて!」

 

おぉ、必死必死。

 

「あ?相談するか?っと聞いてるんだが....くすぐり?なんのこと?」ワッシワシ

 

「その手やめなさいよ! わかったから!話すから!相談すればいいんでしょう!?だからそのワシワシはやめて!?」

 

ちっ、まぁ相談する気になったんならいいか。

 

「ちっ」

おっと声出ちまった。

 

「あなたね.....」

「ははっ 悪い悪い」

「.......」

 

おぅジト目やめーや。

 

「お前まだ俺ん家覚えてるだろ?」

「...えぇ」

「なら今度俺ん家にこい。相談に乗るぞ」

 

「....わかったわ」

「.....廃校になるんだろ?お前のとこの学校」

 

「!?なんで知ってるの....」

「あら?知らないのか?お前とゴタゴタしてる穂乃果達と知り合いだからだ」

 

「!?なんでそこまで....「理事長にさっき聞いた」....」

 

「....(理事長....)」

 

「ま、今のお前の状況がわかってないわけじゃないんだ。気楽にこいや」

 

「えぇ....」

 

「じゃぁな。俺も学校行かなきゃならねぇからな」

 

「そうね....またね神綺君」

 

「おーぅ」

 

 

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やぁ、神綺だ。今日はなんと....穂乃果達の初ライブの日だ。んで、土曜だし。高3だし。で学校がないから海未が言っていた時間を逆算して音ノ木坂学院の校門で穂乃果達を待っている最中だ。ほんとは....一緒にライブ見てやりたいんだが....俺男だしな....

 

「...あら、やっぱりここにいましたか斎藤さん」

ん?

 

「...誰かと思えば理事長さんじゃないですか....」

どうしてこんなとこに?

 

「何をされてるんですか?」

 

「穂乃果達を暇なんでまってるんですよ。後もう少しで初ライブですしね」

 

「.....宜しければ...直接見に行きませんか?」

は?

「どういうことですか?」

 

「いえ、私ってここの理事長なので色々話通しやすいんですよ。ですから斎藤さんを特別に招待しようかと」

 

おぉ....そりゃぁすごい。職権乱用パネェ!

 

「おぉ、それはありがたい」

 

「では、こちらへ。守衛室へ案内します」

 

「お願いします」

 

さてさて、どうなることやら.....




閲覧ありがとうございます。

改めまして、アレン・ウォーカー さん。ラブライバー(仮)さん。overさん。sonictahさん。ネオ麦茶さん。shin∞さん。Sシュウさん。クロンSEEDさん。容疑者Xさん。速風莉桜さん。尚吾さん。湯鵜さん。アニマスさん。アンケートご協力ありがとうございました。
結果は次話の前書きで発表致します。

ではでは

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