今回は今までで一番長いかな?っと思います。
では、神綺の物語....はじまります。
--side神綺--
園田さん達と(一方的に)約束をしてから2日。もう流石に日程決まるだろうと思い。穂むらに足を運んだ。
ガラガラッ...
「 あ!いらっしゃいませ!」
おや、穂乃果じゃないのか。
「どうも、穂乃果さんはいっらっしゃいますか?」
「えぇ...いますけど...」
「穂乃果さんに『斎藤神綺が来た』っと伝えてもらませんか?」
「わ、わかりました。少々お待ちください」
いるならよかった。.....さっきのは穂乃果の妹さんかな?まぁいいか。
ダッダッダッ
「神綺先輩!待ってました!」
「やぁ、穂乃果。日程は決まったかい?」
「はい!火曜がみんな空いてます!」
火曜日ね。
「わかった。場所はどうするんだ?」
「場所はもちろん!いつもの神田明神で」
「了解。俺が持っていくものはあるかい?」
「大丈夫です!私たちで用意するので!」
「そうか。なら学校終わったら向かうことにするよ」
「はい!よろしくお願いします!」
気合入ってるな。
「あいよ。じゃぁ当日よろしくな」
「は~い」
んじゃ、饅頭買うか。
「んじゃぁ穂乃果」
「はい?」
「穂むらまんじゅう4つ」
「! 少々お待ちくださーい!」
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-火曜日
さぁ、....遂にこの日か....もし彼女達が才能を持っているのであれば.....俺も腹をくくらなければ。
「神綺せんぱーい!!」
....来たか....
「...こんにちは。穂乃果、園田さん。...それと...えーっと「南ことりです」南さん。」
「こんにちはー」「「こんにちは」」
「えーっと俺はいつでもいいんだが...」
「はい!今すぐ用意します!」
「準備終わりましたー!」
いよいよか....
「...よし!μ's。はじめます!」
~~~~~~~~~~~♪
~~~~~~~♪
~~~♪
「「「...ふぅ....ふぅ....ふぅ......」」」
これは........驚いたぁ....
「....お疲れ様」
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--side穂乃果--
「「「...ふぅ....ふぅ....ふぅ......」」」
.....今できることは全てやった...
これで....OKがでれば...!
「....お疲れ様」
....どうだ!!
「......どうだったでしょうか? 私たちは...これからもやって行けますか?」
っ!
ドキドキッ
「あぁ....振り付けも甘いし、途中ぶつかったりしてるし、踊りに神経がいって声が出ていなかったな....」
...うっ。.....無理だったかぁ.....
「だが....」
....だが?
「だが....なによりもアイドルを楽しんでいるっていうのが伝わってきた気がする...」
................
「君たちがよければ.....俺に手伝わせてくれ...いや、手伝わせてください」
...え?それって.....
「それって...」
「OKってことですか?」
「あぁ...」
「良かったなぁ穂乃果ちゃん達」
「「「!?」」」
「....東條さんか」
「せやで、神綺さん。よかったな~」
「ふ、副会長....」
えぇ!?この巫女さんって副会長!?
「はろ~」
「それで、神綺さん。穂乃果ちゃん達の何処が良かったん?」
「良かったとこなんてないだろ。俺からすればダメダメだ」
「そりゃぁ、神綺さんからしたらスクールアイドルみんなそうやろ....」
..うぅ、ダメダメかぁ...
「ま、俺はもう腹を括ったんだ。やるからには全力だ」
「ほほぅ。変わったなぁ神綺さん」
「ふん」
「やっぱり、相談っていいもんやろ?」
「.....そうだな...少し楽になった気がする」
相談?なにか悩んでたんだ....
「さて、神綺さんに穂乃果ちゃん達。もう一度しっかりと自己紹介したらいいんやない?」
おー いいかも
「...そうだな」
「...ちょいちょい神綺さん。耳貸して」(ボソッ
「ん?」スッ
「--------------------」
「な! いや...それは...言えない」
「ええんちゃう?言った方がすっきりするんちゃうん?」
........?
「...もし信じてくれなかったらどうする...俺はもうこれないぞ」
えぇ?なんの話なんだろ!?
「ねーねー神綺さん達ー 何話してるんですかー」
「うっ いやぁ..何でもないぞ!?」
「...先輩...声裏返ってる」
「うっ....」
「...神綺さん。真面目な話。今のうち話しておかないとそのうち収拾つかなくなるで?」
「......」
................?
「あー!わかった!わかったよ!言えばいいんだろぅ!?」
「せや。最初からそうすればよかったんよ」
「...俺の苦労も知らないで...」
「まぁまぁ...言っても大丈夫だと思うんやけどなぁ....」
「んな、無責任な...」
「無責任なんかじゃないで?カードがそう告げてるんや」
「...カードねぇ」
......話が見えないよぅ....
「わかった。話す....だが東條さん...あんたもついてこいよ」
「わかったから。こっち来て!穂乃果ちゃん達!」
.........?
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--side神綺--
はぁ....正直恐怖しかないぞ....おかしい人と思われて避けられたら......
「ほい。お茶どーぞ」
「「「ありがとうございます」」」
「あぁ...ありがとう」
「さ、神綺さん。覚悟決めてな~」
「「「......」」」
えぇい!ままよ!
「じゃぁ、話すぞ」
「これから言うことは全て実話だ。そのうえで信じるかどうかは任せるよ」
...よし。
「俺には前世の記憶がある」
「「「!?」」」
「何を馬鹿な。っと思うかも知れないがとりあえず聞いてくれ」
「「「.....」」」
「俺は前世ではアイドルをやっていてな....」
「え....」
「17歳だったなその時から事務所が集めた人でユニットを作って活動していたんだ」
「疑うんだったら....確かに当時よりは質は落ちるが振り付けは覚えている。披露しようかい?」
「い、いぇ...」
「そして....俺はある理由でユニットを離脱。そして21歳の頃に車に轢かれて...死んだ」
「「「!?!?」」」
「そして生まれ変わって今になるんだが....」
「こんな俺でも君たちは教えてもらいたいと思うかい?」
「「「.......」」」
俺は嫌だね....そんな気味悪い奴に教わるなんて....
「...私は...別に気にしません!先輩が踊ってるとこ見ちゃったので....すごかったですし」
穂乃果....
「...私も...教わります」
園田さん....
「私も...逆にアドバイス欲しいです....」
南さん....
「ほーら神綺さん。みんな大丈夫やろ?」
...こいつ。
「ほ、ほんとにいいのか?気味悪いとかないか?」
「...あはは。必死すぎるでしょ...」
当たり前だ!これからに関わるんだぞ!
「じゃぁ....神綺さんの秘密?もわかったことやし。穂乃果ちゃん達はこれからどうする?」
「どうするって?」
「そりゃ、これから神綺さんに教わるってことでいいんやろ?」
「う、うん」
「ほかの2人さんは?」
「私も教わります。」
「私も」
「ならみんなで携帯のアドレス交換したらどうやろ?」
「あー!いいですねー」
アドレス交換か...
「わかった。俺からするよ。ほら穂乃果携帯だしてくれ」
「はーい.....ほい」 ピピッ
「よし。園田さんはどうする?」
「....私もお願いします////」
え。どうして顔赤いの
「あ~!海未ちゃん顔赤くなってる~」
「う、うるさいです穂乃果!////」
「よし、できたな。次ー南さん。どうする?」
「はいはーい。どうぞ」
「ん。......ほい」
「どうも~」
「ん。ウチのもよろしくな~」
え、東條さんも?
「わ、わかった。 .....ほい」
「ありがとぅな~」
これでいいか...
「じゃぁ....これからよろしくな。穂乃果。園田さん。南さん。」
「....ねぇ神綺先輩?」
「ん?」
「海未ちゃん達のことは名前で呼ばないの~?」
え、いやだって
「お前は自分からそう呼んでくれって言ったからそうしてるが....園田さん達はそんなこと言ってないからな」
逆にお前がすごいよ
「.....私のことも海未でいいですよ。その代わり私も神綺先輩と呼ばせてもらいます」
「お、おぅ」
「私もことりでいいですよ~」
「そ、そうか?」
「ん?ならウチのことも希でええで?」
お前もか....
「お前はただ便乗したいだけだろうに...」
「あら、わかる?」
「何年生きてると思ってるんだ?」
「それもそうやな~」
「そういえば東條先輩は神綺先輩のこと知ってたんですか~?」
「知ってたで~。てかウチが無理やり聞いたんよ」
「へぇ~」
「もういいだろ....それよりも俺は帰るぞ?」
「あー!待ってくださいよー!」
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これも候補の1つとさせていただきます!
まだまだ募集中です!選択肢にないものも受け付けます!
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