ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。
今回は凛ちゃんがでます。 しかし、想像がほとんどなのであしからず。




では、神綺の物語...はじまります。

あ そうそう。主人公の名前 斎藤神綺(さいとう しんき)と読みます。


不思議な気持ち

--side神綺--

「えぇ...どゆこと」

 

嘘やん 目開けたら赤ん坊の手って...あれか?事故って俺と近くにいたかも知れない赤ん坊と衝突して自我入れ替わったとか!?

...もしそうだとしたらすげぇ体験だぞ...いや落ち着け。よく周りを見ろ...

 

 

-そう自己暗示をかけ周りを見ると

 

 

 

どう見ても保育器です。ありがとうございます。

なんでさ。どうして保育器なのさ。これじゃぁ自我入れ替わりはありえないじゃないか....

そういえば母さんが俺は未熟児だったって言ってたっけ。こんなこともあるのな....

でもほんと、どうして俺未熟児?の体になってんのさ。 お?看護婦さんがこっち来たぞ?...赤ちゃんから見るとこんな感じに見えるのかぁ貴重?な体験だな。

 

 

-その時、こちらに向かってきた看護婦さんが爆弾を投下する。

 

 

「あら、神綺ちゃん目が覚めたのね~。くすっ 可愛いわねぇ」

 

 

 

............えぇ?

やはりこの体は俺のらしい、これで自我入れ替わりは完全否定された。いや、まじでこの体どうしちゃったの....

 

 

-神綺が驚愕し悩んでいる頃また新たに人が来た。男性だったが神綺は顔を見て驚く。

 

 

 

なぁ!?あれは父さん!? どういうことだ!なぜ....なぜ父さんは...

 

 

 

 

 

なぜこんなにも若いんだァ!?

 

えー!?どゆことん?なんで父さん若いん?え あれか?二次小説である転生?それとも過去へタイムスリップ?どゆことなの.....

 

 

-----11年後-----

 

 

やぁ、俺だ。小b...斎藤神綺 今は12歳の小学生だ。苗字が変わっているがこれから話す。

なぜ苗字が変わっているかだが、俺が産まれた時から斎藤だった。母さんも前と一緒だっていうのに不思議だ。そして、この世界?は今まで俺が生きていた所とは違っていた。なぜかって?それは苗字、歳、所在地などがなにもかも違うからだ。

 

今まで俺は産まれてから埼玉-東京-千葉-栃木と移り住んでいたんだが、今住んでいる所は千葉だ。

 

埼玉や栃木など緑が多い所に住んでいたが千葉もなかなかいいもので気に入ってしまった。梨うまいっす。

まぁ正直不思議な気分さ。親の顔も声も雰囲気も一緒なのに家も違ければ職業も違うんだもの....

 

んで最近の俺の様子だが、楽しく小学生を満喫してるよ。2度目の小学校ってのもいいな、前では気がつかなかったこととか目線が変わるだけで結構あるんだよなぁ...

 

そうそう。最近は前世?での経験を踏まえてランニングとかを明け方、放課後にしている。体力はまじ大事

んで、ランニングでいつも公園を横切っていくのだが今日はなんか雰囲気が違った。

気になってちょっと公園を回ってみたら女の子が一人で泣いてるんだわ...

 

そして、俺でもわからないがなぜかその子に声をかけた。

 

「どうしたんだ?こんなところで泣いて」

っと、だが女の子は俺の声が届いてないらしく反応ない...恥ずかしっ!

流石にこのまま過ぎ去るのはきついので女の子の視線に合わせもう一度。

 

「どうして泣いてるんだい?」

 

「っ!?」

っと、そうするとやっと女の子が反応してくれた。

 

 

--side公園の女の子--

 

はぁ...今日はかよちんに教えてもらったとおりにスカート履いてみたけどやっぱり笑われちゃったなぁ。

....そんなに...そんなに私は女の子っぽくないのかなぁ....かよちんは可愛いって言ってくれるけど男の子の反応はあぁだし...なんか..涙出てきちゃったなぁ....

 

 

「----------------」

髪を伸ばせば女の子っぽくなるかなぁ...でも動く時に邪魔だし...うぅ...

 

 

「どうして泣いてるんだい?」

 

「っ!?」

 

 

っビックリしたぁ...でもこの男の子誰だろぅ。

 

 

「お 反応してくれたか よかった。急に悪いね、君が泣いていたから気になっちゃってさ。辛いことがあるなら俺でよければ聞くぞ?」

 

え...あ、そっか..私泣いてたもんね。....この人に聞いてみようかな...なんか言った方がいい気がするし。

 

 

--side神綺--

「...あの、実は...」

 

お、話してくれるのか。

 

「実は...私こう見えて女の子なんですけど、学校の男の子から女の子っぽくないとか言われて...今日は友達にスカートを履いたらどうだーって言われて履いてみたんですけど....男の子たちに馬鹿にされて...悲しくて....」

 

 

....うっわ 重 いやまぁ泣いてるんだから予想は付いたけどさぁ

ただこれだけは言わせてもらうぞ?

 

「別に男の子っぽくないじゃないか。どっから見ても女の子だと思ったんだが...目はぱっちりしてるし可愛いじゃないか」

 

 

「え...」

女の子はとてもびっくりしていた....嘘やん そんなに意外なのかい?

 

「まぁいいさ 君はちゃんと女の子に見えるよ。んでさ、名前はなんて言うんだい?ずっと君って言うのも悪いしさ。俺は神綺、斎藤神綺だ」

 

「あ...私は星空..凛って言います」

 

凛か....

「凛ちゃんか、いい名前だね。ここの公園に居るってことは桐乃山小学校の子かい?」

 

「あ はい。桐乃山小学校4年生です」

 

お同じ学校か

 

「おー 俺も桐乃山なんだ小学6年だね」

 

---キーンコーンカーンコーン....

 

あら...

 

「ん、もう5時だ。凛ちゃんはもう家に帰りなよ?暗くなったら危ないからね」

っと言ってランニングに戻ろうとしたら

 

「--っ 待って!」

 

凛ちゃんに止められた。

 

「ん?どうした?」

 

「あ、あの!また...会えますか?」

 

おう なんだそれ

 

「会えるさ だって同じ学校だろ?俺は6年2組だ 気になったらおいでよ。それに俺は毎日このくらいの時間にランニングでここを通るんだ。君も活発そうだし一緒に走るかい?」

 

「! はい おねがいします!」

 

元気がいいことで...さっきの湿っぽいのはなんかなくなってるな

「んじゃ、また明日かな?学校で会うかもしれないからね」

 

「はい!さよなら!」 タッタッタッ...

 

おぉぅ走るの速いな ま、俺もランニング再開して家帰るか。休憩になったしな。

 

--side凛--

斎藤神綺先輩かぁ.....なんで話していいかもって思ったのかなぁ....

でもいいかなぁ...クラスも聞いたし、ランニングも一緒にしようって誘ってもらったし....なんか楽しみだな~

 

-さっきまでの暗い気持ちはなく凛は明日の学校を楽しみにしていた。

 

 




閲覧ありがとうございます。....キャラクターの雰囲気を出すのって難しいんですね。
それに凛ちゃんの過去はうる覚えなので想像がほとんどです。

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