前書きと後書きで何を書けばいいか悩んでいます。
では、神綺の物語....はじまります。
--side神綺--
「いや....俺が自分で言うさ」
...これは人に頼んでやることじゃないからな....
まだ穂乃果達はいるだろうか.....いた...
園田さんがタイム測ってるのか.....
「やぁ、園田さん。ちょっといいかな」
「!? ....斎藤さん。こんにちは」
....やはり嫌な顔をされるか....
「....今日はどうしたんですか?」
「..いやね、ランニングしてたら君たちを見かけてね....穂乃果達は?」
「穂乃果達は坂の下です。...ほら、あそこに...」
「あぁ...ほんとだ。...ちょっと時間いいかな?」
「...なんでしょうか」
「今度さ。君たちがいつでもいいなら....ダンスの練習見せてもらえないかな?」
「え?! またどうして....アイドルは嫌い...と」
そういえばそうだったな....
「厳密には嫌いではないんだ....あの時はカッとなっててね...すまなかった」
「い、いいんです!気にしてませんから...それよりもすみません...無理にお願いしてしまって...」
「いいんだ。それこそ気にしていない。だがちょっと考えが変わってね....」
「偉そうなことを言って悪いが....今度君たちのライブで踊る曲の練習を見せてくれ....もし、俺にスクールアイドルへの意気込みが伝われば....俺は君たちの手助けをしようと思う...」
「!! 本当ですか!」
「あぁ....じゃぁ要件は伝えたよ。今度穂むらに行くからその時に穂乃果に日程を知らせろっと言っておいてくれ...」
「は...はい」
「それと1つ....体力作りのつもりだろうが...階段ダッシュは膝にとても負担が掛かる。階段ダッシュの頻度を減らして、その分平坦な道のランニングを勧めるよ」
「! ありがとうございます....」
「じゃぁね、穂乃果ともう1人によろしく....」
これでいいよな?東條さんよ。
--side希--
...うまく決められたようやな....
お、こっちに来るんか。
「よ、東條さん。なんとか約束できたよ」
「進歩やな。それで?彼女達はできそうなん?」
「...まだわからない。ただトレーニング方法のアドバイスを一応してきたさ」
ほほーん。
「優しいんやな」
「どこがだ、素直に手伝わせてくださいって言えないからこんな回りくどいことしてんだぞ?」
まぁ...せやけど
「でも、昨日の神綺さんからは考えられん行動やろ?それだけでも十分や」
「....そうだな。色々ありがとな。俺も考えてみるよ」
「それがいいと思うで~。じゃ!またいつかな~」
「...そうだな。またな東條さん」
....ウチはあの神綺さんの第一印象は、不思議な人...やった。
といっても直接話したのは今日が初めてやけど...毎日ここを決まった時間に走ってくるのに、見かけないからどうしたんやろ~って思ったら、穂乃果ちゃん達を見て悩んでいる顔をしていてびっくりや....
そして、相談するっと言えば急に俯いてしもうし....ま、結果オーライやな。
でも、今でも信じられんなぁ...前世の記憶があるってのも.....でも妙に納得してしまうんよ...大人びてる所や考え方...立ち振る舞い...かな?ほんま...不思議な人やわぁ。
--side海未--
...まさか斎藤さんが来るとは思いませんでしたよ....
「海未ちゃ~ん!!」
そうです。まずは、穂乃果に知らせなくては...
「穂乃果!ことり!少しお話があります」
「「??」」
「実はつい先ほど斎藤さんが来まして...」
「え!?神綺先輩が?」
「? だれなの?穂乃果ちゃん」
「あ!そっか...ことりちゃんは会ってないもんね~。神綺先輩は!私たちの1つ上の高3で、ダンスがとってもうまいんだ~!」
「へ~ なんでダンスが上手って知ってるの?」
...そういえばそうですね。なんででしょうか。
「え~っとね、実は前に公園で踊ってるとこ見ちゃったんだ~」
そうだったのですか....
「そんなに上手だったの?」
「うん!曲もないのにキレっキレでさ!思わず拍手しちゃったよ!」
....それほどの方だったのですか...あ。そうです!本題を話さなくては!
「それでですね、先ほど斎藤さんがいらして。『今度君たちのライブで踊る曲の練習を見せてくれ....もし、俺にスクールアイドルへの意気込みが伝われば....俺は君たちの手助けをしようと思う』っと仰ったので伝えようと...」
「「おぉ~!」」
「やったね海未ちゃん!絶対成功させないと!神綺先輩が加わればバッチシだよ!」
そうですね....私も頑張りましょう。
「ねぇねぇ!早速練習してみようよ!今日もらったCDのやつで! ファイトだよ!」
「「おー!!」」
あ、もう一つありましたね...
「それと、斎藤さんがアドバイスをくださりましたよ」
「えぇ!?どんなのどんなの!?」
「ここの階段ダッシュは膝に負担が掛かるから、階段ダッシュの頻度を減らして平坦な道のランニングをしろ...っと」
「おぉー!! いいねいいね! 確かにちょっときついかな~」
....私はそうでもないのですが...やはりきつかったのですか....
穂乃果ではないですが...ファイトです!!
閲覧ありがとうございます。急な展開で申し訳ない。ただ書ける時に書いておきたかったので....
アンケートを私の活動報告の方で実施していますのでご協力をお願いします。
〆は20日までにしています。
9/14/14:47時点。前回のお二人に加え、overさん、sonictahさん、ネオ麦茶さん、shin∞さん、Sシュウさん。ご協力ありがとうございます。