ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。


今回から原作突入となります。神綺視点が中心なので、音の木坂学園での穂乃果たちの描写はないと思ったほうがいいと思います。

では、神綺の物語.....はじまります。


原作突入
1話


やぁ、神綺だ。俺は高3になったぜ、大学をどうするかな~ まぁ理系派なんだが。

 

まぁそんなことは置いておこう。それよりすごいことがある。なんと....

 

 

凛ちゃんと花陽ちゃんが俺ん家の近くに引っ越してきたのだ....なんでぇ!?

親に反対されたらしいが凛ちゃんと花陽ちゃんの2人で住んでいるらしい...すごいね。まだ高1だぜ?あの子達。最近の子って行動力あるのな、なんでこっちに引越してきたのか?と聞いても秘密の一点張り....もう気にしないことにした。

 

そして、母さんが近所で凛ちゃん達を見かけたらしく俺に聞いてきたときはびっくりしたぜ。その時は俺も知らなかったからな。その後は、ほんのたまにだがうちの家で夕飯を食べる様になったよ。....なぜ?

母さんに聞いても「自分で考えなさい」としか言わないし....考えてもわからないから聞いているんですがそれは....

しかも、夕飯後は夜遅くなるから2人送っていかないといかないし....宿題やる時間ないです(白目)

 

 

んで最近穂むらの穂乃果と凛ちゃんたちが行ってる学校が一緒ってことに気がついた。

なんでかって?どう見ても制服一緒なんやもん。

 

よし、近況報告はこれでいいだろ。

ちなみに今は穂むらに向かってる。今日はあそこで餡蜜食べてみようかと思う。いつも饅頭だけだからなぁ。ちっと楽しみ....でもやっぱ歩きだと時間掛かるなぁ。穂むら行く日だけ自転車通学にしようかなぁ...

 

 

っと、ついたついた。

ガラガラガラ....

「! いらっしゃいませ!待ってましたよ神綺先輩!」

ん?

「こんにちは、穂乃果。待っていたって?」

 

「いやですね~ ...ちょっと奥来てください!」  グイッ

「え?あっ ちょっ!なんだよ!」

「いいからいいから!   はい!ここ座ってください!」

 

なんなんだよ....

「はい 座ったぞ。んで?なに?」

 

「えーっと、先お茶出しますね!」

「お、おぅ」

 

 

 

「はい、どうぞ」

「あぁ...ありがとう。....ズズッ んで?なんなんだ?」

 

「えーっと、あの....神綺先輩はダンス得意ですよね?」

 

「あ...あぁ...得意っていうか...やってた...の方が的確かな?」

 

「えっと!それでですね!私と付き合ってください!」

 

.....は?

「...は?」

 

 

「何言ってるんですか穂乃果!ちゃんと主語を言わないと誤解されますよ!」

 

ん?この声....どこかで....聞いたことある?

 

「うっ ご、ごめんなさい!‘海未’ちゃん...」

 

....海未...ちゃん?うーん?

 

「どうもすみません!うちの穂乃....果...が...」

..ん?この顔どこかで...

 

「あ、あなたは!」

「んー?」

「あの時の....斎藤さん!」

斎藤..さん?そう俺を呼んで顔見知りは....

「あー、あの時の....えーっと園田さん?」

 

「!  そうです!園田海未です!」

おー あの時の子かー ...忘れていたぜ(焦り) でも確かに面影あるな~ あの時は暗くてわからなかったぜ。

「そっか、あの時の子か。久しぶり」

「お久しぶりです。...あの時はありがとうございました」

「いいっていいって」

なんか照れるな...

「そ...それでなのですが...」

「ん?」

「あの後、私の両親が...斎藤さんを見かけたら家に呼べーっと言ってまして...」

....え?あの豪邸の?....まじぃ?

「そ....そうなんだ...」

 

「ねーねー海未ちゃん!なんで海未ちゃんが神綺先輩知ってるのー?」

「え!? えーっと...」

「まぁ、いいだろ。それより穂乃果。付き合ってってなににだ」

そうだ、早く要件言えこのやろう。こっちは餡蜜食いてぇんだ。

「え!?あ!そうですそうです。....実は...」

 

....この子感情の浮き沈みというか...感情がコロコロ変わるのな。

 

 

 

 

 

「ふーん....廃校...ねぇ...」

ってことは凛ちゃんたちもかぁ....

「んで、廃校ってのはわかったけど.....なんで俺待ってたん?」

「それはですね....私と海未ちゃん...あともう1人。幼馴染のことりちゃんがいるんですけど....今人気のある‘スクールアイドル’をやれば!音の木坂も知られるんじゃないかっと思って...」

スクールアイドル.....アイドル....

 

「私は反対です!あんな恥ずかしいもの!」

「えー 大丈夫だよ海未ちゃん!」

.........

 

「で!その時に思い出したんです!前に公園でダンス踊っていたのを!」

 

.....Nooooooooooooo!覚えられてるぅぅぅ!?

「そ、そうか....」

「スクールアイドルは歌って踊れなければだめなんです!そこで神綺先輩にサポートして欲しいんです!」

 

....サポート....アイドル....

 

 

 

..はぁ。やっぱりダメだな。

 

「すまないが...そのお願いは聞けそうにない....」

「! なんでですか!」「.......」

 

「それは....言えない」

「....私たちが素人だからですか?」

「...なんでそうなる?」

「だって...曲なしであれだけ踊れるんですもん....神綺先輩からしたら私たちは素人ですもの....」

 

「...そんなことはない。俺は何も見ずにそういう判断はしない...」

「...なら!」

「...っ 俺はやらないと言っただろぅ!!」

「「!!」」

...っち

「すまない...怒鳴る気はなかった」

「い...いえ」「.....」

「俺はお前たちを手伝うことはできない....これは変わらない...」

 

はぁ、空気悪くしちゃったな....

 

「俺は帰らせてもらうよ...お茶ごちそうさま。

 

 

 

  そういえば、さっきなぜ断ったのか...と聞いたよな?それは....

 

 

 

俺はアイドルが嫌いだからだ。  」

 

 

....はぁ。今日はもう寝よ。

 

 

ガラガラ....パタン

 

「「.......」」

 




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