では、神綺の物語....はじまります。
--side神綺--
やぁ、神綺だ。今日はなんと!凛ちゃん達が遊びに来る日なのだ!久しぶりに会うからね、めちゃくちゃ楽しみだ。
...集合時間より30分も早く来てしまった...でも仕方ないよね!楽しみだもん。
-そう思いながら目を瞑ると、誰かの手が俺の瞼を覆った。
「...だ~れだ!」
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--side凛--
にゃ~んにゃ~んにゃ~ん!>ω</
今日は久しぶりに先輩に会えるにゃ~!楽しみすぎてかよちんと集合時間より早く着くように待ち合わせしちゃった!
「楽しみだね~かよちん!」
「うん!斎藤先輩元気かな~?それに!秋葉原と言ったら!A-RISEだよ!A-RISE!」
おっと、かよちんに火がついちった。でもそんなかよちんも好きにゃ~♪
「あ!凛ちゃん!あそこ見て!」
んー?にゃにゃ!
「あの後ろ姿...斎藤先輩じゃない?髪型とか...」
んー 先輩っぽいにゃ~
「かよちん!ちょっといたずらしよ!」
ぬふふふふ♪
「いたずら?」
「目を手で隠して、だ~れだ!をするにゃ!」
「おー いいね!でもどっちがうやるの?」
「凛がやるにゃ!」タッタッタッタッ....
「あ!ちょっとぉ!凛ちゃん待ってよ~」
ふっふっふー 驚かしてやるにゃ! ガバッ
「 だ~れだ!」
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--side神綺--
.....ふむ。声は凛ちゃんっぽいな。でも花陽ちゃんの手という可能性も...ないな。あの花陽ちゃんはこんなことできんだろ。
「ははっ、誰だろうな~?んー...元気いっぱい凛ちゃんかなー?」
「正解にゃ!」
よし..当たった....ん?にゃ?
「....ん?にゃ?」
おっと。声に出てしまった。
「待ってよ~凛ちゃ~ん!」
「もう!かよちん遅いにゃ~!」
おぉ花陽ちゃんだ。
「やぁ、久しぶり。凛ちゃん、花陽ちゃん」
「「お久しぶりです(にゃ~)」」
....うん。ほんと凛ちゃんどうしたんだ?
「なぁ、凛ちゃん?」
「??」
「どうして語尾に『にゃ~』を付けるんだい?」
めっちゃ気になるんだけど。
「え?変でしたか?」
...あれぇ なんか逆にこっちの方が違和感が....
「いや、変じゃないよ。ただ気になってね」
「なるほど~。凛は猫が好きだからこうしてるのにゃ~」
へ~猫好きなのか。
「そうなのか。 さ 時間ないし行くぞー」
「「はーい!(にゃ!)」」
「でもどこ行こうか」
「あ!まだ決まってないならアイドルショップがあるらしいのですが!そこ行ってみたいです!」
....アイドルショップか。....花陽ちゃんはアイドル好きなんだね~。
「...わかった。んじゃそこ行こっか。ついて来てー。はぐれるなよ?」
「わかってまーす」「.........」
「? 凛ちゃん?」
「..! なんでもないにゃ!」
「...そう?ならいいけど。 んじゃ行こうか」
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「ここだよ」
「おおー!」「わーぉ」
「じゃぁ、俺は外で待ってるから。行っておいで」
「え?先輩は入らないんですか?」
「....あぁ、俺はちょっとこういう所は苦手でね」
嘘は言ってない。実際苦手だ。
「わかりましたー。凛ちゃんはどうする?」
「...私も外でまってるにゃー」
「そう?なら...小泉花陽!行ってきます!」
「「行ってらっしゃい(にゃー)」
さて、凛ちゃんは残るのか。意外だなー...一緒に入ると思ったんだが。
「....斎藤先輩」
「ん?」
「さっき...かよちんが‘アイドルショップ’と言って瞬間....暗くなった気がしたのですが...なにかあったんですか...」
「!?」
.....いくら凛ちゃんとはいえ言えないな...てか鋭すぎる...
「....すまないが...それは言えない」
「...そうですか、すみm------」
---「うおぉう!これは限定品じゃないですか!買わなきゃ(使命感)」
.....花陽ちゃん...よし、話題変えよう。
「花陽ちゃん...変わったね」
「....そうですねー、アイドルのことになると性格変わるんですよー」
「....にゃーとは言わないんだな」
「流石に先輩相手には言えませんよー」
「別にそういうの気にしないんだがなぁ」
「そうだとしても、ですよ。...なんか先輩には敬語がしっくりくるんです」
なんだそりゃ....
「先輩ー!凛ちゃーん!おまたせー!」
「おかえり、花陽ちゃん」
「おかえりにゃ~」
「さて!花陽ちゃんも戻ってきたし。今度はどこに行こうかね」
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--side凛--
いや~楽しかった~ こんなに遊んだの久しぶりだな~ 次はどこ行くのかな?
「先輩!次はどこに行きますか?」
「んー、もう16時だ。今日はもうお開きにしよう」
「えーーまだ早いですよ」
「何言ってるんだ。ここからあっち帰るのに何時間掛かると思ってるんだ。今から帰ったって向こうに着いたらアタリ真っ暗だぞ。女の子が夜道を歩くのは危険だ」
「ぶーぶー」
「何言ってもダメだ!帰りなさい。また遊びに来ればいいだろ?な!」
...むぅ...そうだ!
「なら先輩の家に泊まる!」
「は!?」
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--side神綺--
「なら先輩の家に泊まる!」
........は?
「は!?」
何言ってるんだこの猫!?
「おいおい。当日に言われて、はいいいですよって言うとでも!?しかも男女であること理解してるかぁ!?」
「えー 先輩はそういうことしないから気にしてませんよー」
...こいつ...
「何言ってもだめ!それに明日学校だろ!?早く帰って寝ろ!」
「ちぇっ...」「....あはは」
「わかりましたよぅ。帰りますよぅ」
ほっ
「その代わり!」
ん?
「今の先輩の住所教えてくださいよー」
「わかったわかった。後でメールで送るよ」
「「やった!」」
....なんで花陽ちゃんも喜ぶん?
「じゃぁ!私たちは帰ります!今日はありがとうございました~」
「あいよ~ 気をつけて帰れよー」
「「さよなら~」」
....よし、帰ったな。 にしても2人とも美人になったなぁ。
さて、こっからなら穂むらが近いな。饅頭かって帰ろ。
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ガラガラ....
「いらっしゃいませー! あ!神綺先輩!こんばんわー」
あぁ...穂乃果ちゃん...だっけ。
「どうも、穂乃果...さん?でいいかな?」
「穂乃果でいいですよー」
....そうかい
「じゃぁ...穂乃果。穂むら饅頭2つ」
「はーい!260円です!」
ほい、ピッタシ
「丁度いただきまーす。少々お待ちください」
よし、帰るか。
「ありがとうございました~!」
閲覧ありがとうございます。
次は海未ちゃん出しますよ!海未ちゃん!