だって、他作者さんはクリスマスネタとかで閑話だしてるんですもーん
ウチだって出したい。本編そっちのけで書きます(白目)
というかもう凍結しているのにじわじわお気に入り数増えているってどういうことなの.....
一応リメイク版での書き方での進行となります。まぁ、性格が若干リメイクよりになっている場合があるかもです。そこはご容赦ください....使い分けるなんて器用なこと私はできませんので。
....久しぶりのこっちで呼び方とか忘れているので矛盾とかあったらすみません。
~~~~♪
「ん?」
神綺は急な電話を不思議に思いながら画面を見ると、
「絵里か...もしもし」
『あ、神綺?ちょっといいかしら』
「別に問題はないが?」
『ならよかった。これから穂むらに来てくれない?』
「穂むらだと?なぜ?」
穂乃果から誘われるのならわかるがなぜ絵里なのか、
『希達で集まってるのよ。まだ来てないのは神綺だけ』
「...そりゃぁ誘われてないし」
『だから今誘ってるのよ。急だけど...いいかしら?』
「いいが今日は....」
『今日?....まさか彼女でもいるの?デートなの!?』
「....」
神綺は無言だ。
『えっ ちょ....み、みんな!?大変よ?!』
「ぷっ...あっははははは!」
神綺は笑いを堪えきれずに大笑いしてしまう。
『な、なによ!』
「いや....彼女なんていないさ....取り敢えずこれからそっちに向かう」
『そ、そう?』
ピッ
「さて....穂むらか」
向かうといったが、先日の雪で歩きにくい。だがそんなことを考えていても仕方がない為、取り敢えず向かうことにした。
「母さん。ちょっと出かけてくる」
「え?どこに?」
「穂むらにね、穂乃果達で集まってるんだと」
「へ~。行ってらっしゃい」
------------------
少し雪道に苦戦しながらも神綺はなんとか穂むらへとたどり着く。
「さ~ってと」
ガラガラ....
「いらっしゃいませーって斎藤さん」
「あぁ、雪穂ちゃんか。こんにちは」
「こんにちは~」
雪穂が店番をしていた。すると、
「あっ!神綺先輩!」
「あぁ、穂乃果か」
裏から私服姿の穂乃果が顔を出した。
「待ってたんです!こっちですこっち!」
と穂乃果が指さした方向は、
「....穂乃果の部屋か?」
「はい!みんないますので」
「そう....」
よりによって女子の部屋か、と思いながらも
「わかった。一回裏に回らせてもらうよ」
「はーい」
と靴を脱ぐために店を出て、裏口へと回った。
「さ、先輩。ここですここ」
と靴を脱いだ神綺は穂乃果に連れられ部屋の前へときた。
「ふむ....ん、開けないのか?」
襖の前に来ても開けようとしない穂乃果に疑問に思っていると、
「あ、先輩が開けてください」
「俺が?...まぁ、わかった」
少し怪しんだが、穂乃果のことだ。俺が開けるまでずっと動かないだろう。
スゥ....
襖を開けると、
パァン!!
「っ!」
『メリークリスマス!!』
と急な音にびっくりしていると、クラッカーを持ったにこ達が笑いながらそう言ってきた。
「あ、あぁ.....びっくりさせるなよ」
「そりゃぁ、サプライズだもの。びっくりさせないとね!」
と自信満々に言うにこ。
「さっきのお返しよ。ハラハラしたわ」
「ハラハラだけにハラショーかにゃ?」
「ちょっと凛!」
「わー 絵里ちゃんが怒ったにゃ~」
3人寄れば姦しいと言うがそんなの可愛く感じるぐらい騒がしい。
「おいこらお前ら!下では営業してるんだぞ!自重しろ」
「そうですよ皆さん!追い出されますよ!」
流石に近所迷惑に加え、営業妨害にもなる為に神綺と海未は注意する。
「...はーい」
「わ、わかってるわよ....」
凛は渋々、絵里は恥ずかしがりながら謝る。
「たくっ...企画してくれるのは嬉しいが、自分達でそれを潰したくないだろ?自重しな」
『はーい』
「す、すみません神綺先輩...」
と申し訳なさそうに言う海未。
「海未が謝る事ではないさ。悪いのはこいつらなんだから」
と呆れながらまた少し騒ぎ始めた穂乃果達を見ながら言うと、
「う、うぅ....」
「は?」
急に海未が泣き始めた。
「お、おい!?」
「んー?あー!神綺先輩が海未ちゃん泣かしてるニャー!!」
『え?』
「え゛」
慌てた神綺の声に反応した凛が海未を見て叫ぶ。
「ちょっと先輩!何してるんですか!」
と面白そうに見てくる穂乃果。
「全く...なにしてるのよ先輩」
と呆れて見てくる真姫。
「おまっ 俺なにもして...」
「ならなんで海未ちゃんは泣いてるん?」
とニヤニヤしながら言ってくる希。確信犯である。
「だから俺はなにも....なぁ、海未?」
「そ、そうです....先輩はなにも...」
と鼻を啜りながら海未は言う。そして、
「神綺先輩が.....」
『...神綺(先輩)が?』
ポツリと言い始めた海未に続くようにオウム返しし、
「あまりにも常識的な事を仰るので....」
『...へ?』
予想外の返答に穂乃果達は気の抜けた反応をした。
「だから言っただろう!俺は何もしていないと!」
神綺は疑われたくないため必死である。
「ちょ...海未ちゃん。それじゃぁ私達が非常識みたいに聞こえるんだけど....」
と顔を引きつらせながら言う穂乃果。
「そりゃぁ...穂乃果ですし」
「....」ガーン
「お、穂乃果ちゃん固まったにゃー」
と興味深そうに穂乃果の頬をつつく凛。
「こら凛ちゃん、あまり遊ぶな」
「はーい」
ごめんなさい。時間的な関係でここで切ります。続きは明日ということで....ではでは