唐突ですが、この作品を凍結致します。
活動報告の方で、表記してありますので、お読みください。
ではでは。
~~~♪
ん。....誰だ、この番号。
「もしもし」
『あっ 山田です!』
「...? どうしたんだ?」
なぜ、山田が俺の番号を.....
『あっ 穂乃果から番号は教えてもらいました!それでですね。外堀通りの方にもう数人投入して頂きたいのですが』
「ん?足りなかったか」
あの人数ならなんとかなりそうだが....
『いえ、こっちは、そちらの雪より重いんです....』
「....道路で溶けた水が車で跳ねて掛かってるからか?」
『そうなんです。水を多く含んでるので....』
「わかった。俺もそっちに行く」
『先輩もですか?』
「重いんだろ?俺も手伝うさ」
『ありがとうございます!では、よろしくお願いします』
ピッ
さて、行きますか。
「さて、みんな。お仕事だ。今山田から外堀通りエリアの方に応援が欲しいと連絡が来た。俺も行くからついてきてくれ」
『はい!』
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「さて、外堀通りについたわけだが、一応注意事項だ」
「?なんでしょう」
「こっちの雪は学校の方と違って、車で跳ねた水が雪に染み込んで重くなってるんだ。だから、一気に持ち上げようとせずに少しずつ、少しずつでいいから回数でどかしてくれ。じゃないと腰がすぐ痛くなるぞ」
『わかりました』
「よし、なら各自で人が足りなそうなところへ行こう。解散!」
俺は.....一応一通り状況を見てから配置しよう。....急がねぇと。
「あっ 斎藤先生!」
「ん? どうした?」
「ここの雪をお願いします!固まっちゃってビクともしないんです」
「...そうか。ちょっと離れてくれ」
うーん、あ、
「ちょっとシャベル貸して」
「はい」
俺のよりこの子が持ってる方が鋭いな。
.....ふっ!サクッ
....思ったより沈まないな......取り敢えず削るか。
「ありがとうございます!」
「いいっていいって。さ、時間がない。急ごう」
「はい!」
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「取り敢えずはこんなところか.....」
時間的には....ふむ。もうそろそろで向こうも終わるか。....なら。
「俺は学校に戻るが大丈夫か?」
「え? あ、はい。大丈夫ですよ。あらかた終わったので、あとはちょっと積もったら取り除くだけなので」
「そうか...じゃぁ、任せた」
「任されました!」
...ほー 思ってたより歩きやすいな。これなら穂乃果達も間に合うだろう。
はー....ついたついた.....走りにくいなぁ....長靴。
....お?あれは....長靴?3人分か....
「斎藤先輩!」
「ん?山田か...どうした?」
「いえ、こちらはもう終わったので一度戻ってきたんです。もうそろそろで穂乃果達がでてくる頃だと思ったので」
俺と同じか。
「そうか。んで、この長靴は?」
「穂乃果達の分です。サイズが合うかはわかりませんけど...一応3人分用意しました。革靴より動きやすいと思って」
「なるほどな」
用意がいいことで....
ビュゥ!!
「きゃぁ!?」
「おっと!?」
なっ なんだ急に!?いてっいてててっ!雪が風で!..あたたたっ!
「っ おい!腰を低くしろ!お前ぐらいなら足取られるぞ!」
「わかってますよぅ! うわぁ!?」
ちっ ガシッ
「ほら!俺に掴まれ!」
「あっ ありがとうございます!」
なんで急にこんな強風が....いてっ!
「諦めちゃだめ!」
え?
「折角!折角ここまできたんだから!」
この声は.....
「わた-----ふた---お---かけて-----」
聞こえにくいが.....海未の声.....出てきたか。
......風が....おさま...った?
「あ゛~ 飛ばされるかと思いましたよ~って! また積もってるし!?」
「あー.....まぁ、このぐらいならいいんじゃね?」
「でも助かりました~ 先輩いなかったら飛ばされてましたよ~あはは~」
「...あれ?」
...ん?
「これって...」
「おー 穂乃果達。やっと来たか」
「先輩!?」
「遅いよ!また少し積もっちゃったじゃん!」
「え?」
「もしかして.....」
「お前達が説明会してる間に電車が止まったのは知ってるだろ?」
「え、えぇ....そしたら絵里が神綺先輩がなんとかしてくれる...と」
「そうだ」
「でも先輩がどこにもいなかったので....」
あー...
「そ、それはすまなかったな。....だが、ちゃんと用意したぞ?」
「「「え??」」」
「斎藤先輩がね、私達を一回集めてね。電車が止まったから、移動手段がなくなった。だからこっから会場までを雪かきしようってね」
「こっから会場まで!?」
「あぁ。だが、元々の人数じゃ足りないからな。参加してもらってた子達に応援を頼んだんだ。友達でも、先輩でもいいからってね」
「.......」
「そしたらね、集まったんだよ。だから、今この瞬間も雪かきに専念してるよ...ほら」
「「「...っ!」」」
「道は雪かきをしているみんなが教えてくれる。だからお前達は会場まで突っ走れ。そこに3人分の長靴もあるしな」
「サイズは合わないかもだけど....大目に見てね~」
「みんな.....」
「お前達は今日まで必死に練習してきたんだ。それを水の泡にしたくない。だから、できる限りのことはしたつもりだ」
「先輩....」
「さ、行った行った。俺らはまた雪かきに戻る。あとは任せたぞ。μ'sのリーダー達」
「...はい!」
「ありがとうございます!」
「頑張ります!」
頑張れよ。
閲覧ありがとうございました。
只今を持ってこの作品を凍結いたします。
今まで、お付き合い頂きありがとうございました。
よろしければ、リメイクでまた、お会いしましょう。
マルニーさん、うるふぇさん。投票ありがとうございます。