最初に謝罪をしておきます。申し訳ありませんでした。
なんか流れでこうなりまして、当初はこんな流れにするつもりなかったんです、はい。
キャラ崩壊が一部ありますので、ご注意ください。
では、神綺の物語....はじまります。
「んじゃぁ、なにかラブソングに繋がるかも知れない物とか...案とかあるかい?」
もしこれで全員なしだったら.....希には悪いがラブソング案は取り消しだな。
「は~い」
「ん、どんなのだ。ことり?」
「これなんだけど、参考になるかな~って思って、恋愛映画をお家で探してきたんだ~」
「ほぉ」
なるほどな。
「おぉ!流石ことりちゃん!」
「早速見てみましょう!なにか思いつくかも知れないわね!」
「そうと決まればことりちゃん!それ貸して!セットするから」
「はい、どうぞ」
「たしかに、恋愛物を見れば何か思いつくかも知れませんね」
「いいアイデアだ。これは期待できるかもしれないな」
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っと、見始めたはいいものの.....
「「...ZZZZ」」
凛ちゃんと穂乃果は爆睡....はぁ。
「....おい、二人とも起きろ。これはお前達の問題なんだからな。自分達でどうにかしようと思いなさい」
「...んぇ?」「んー?」
「ほら、これからがいいところなんだから....起きなさい」
「「....はーい」」
全く....危機感というものがないのかい....
...おいこら、二度寝するなし。...ったく。
....ま、いいところとか言ったが....
「「「うぅ....うぅぅ...」」」
うわぁ。ありゃ誰だ....花陽ちゃんに絵里にことりか.....んな泣くほどのものか?
俺って全く感動しても、泣いたりしないし....わからん。
「っ...可哀想....」
見事に泥沼だこと。これ恋愛映画って言っても、結構ひねくれてるじゃねぇか。理事長の趣味って一体.....謎だ。
「うぅ....なによっ 安っぽいストーリーねぇ!」
「涙出てるじゃない....」
「泣いてなんかないわよぉ...うぅ...」
うわぁ。色々とすごい光景だ。...にしても、真姫と希はそこまでって感じだな。......ん?誰か忘れてる気が......
希、真姫、にこ、穂乃果、凛ちゃん、花陽ちゃん、絵里、ことり.....あぁ、海未か。....どこにいんだ?暗くてわかんねぇな。
「うぅ...くぅぅぅうっ....」
『ん?』
...ん?なんの声だ?
.....海未。お前そんな端っこにいたのか。
「な、なぁ....海未?どうしたんだ?そんな端っこで...」
「そ、そうだよ海未ちゃん....怖くないよ?私が寝ちゃうほどに」
おい、寝るトコは強調しなくていいだろ....
い、いやまぁ。怖くはないけどね....めっさドロドロだけどね。
「そうよぉ、こんな感動的じゃないっ」
....まじで?感動するん?
「わかってますっ!」
まじで!?この中で冷めてるのって俺だけ?
「ですけど.....っ!」
おぉおぉ。キスシーンですかい。
「あぁぁぁぁぁぁぁっ あわゎゎゎゎぁぁぁっ」
「「「ひゃ~~~~」」」
.....なぜ前三人は叫び声に似た何かを発するんだ...
「ひぃぃぃぃぃっ あっ あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!? っ!!」
ピッ
んぉ。画面が消えた。
....なぜに?
「っはぁ....はぁ....はぁ.....はぁ.....」
「あぁぁ....」
「海未ちゃん!?」
「はっ 恥ずかしすぎます!破廉恥です!?」
「そうかなぁ...」
...あ、海未がテレビの電源切ったのね。
「そうです!そもそもこういうことはっ 人前ですべきものではありません!!!」
まぁ....そうだな。
「...中々映画の様に上手くはいかないわよねぇ」
「それ言ったらおしまいさ。だが、ストレートに気持ちをぶつけられずに、ちょっと遠回りするのが恋愛ってもんじゃないのか?ちょっと映画のは極端な気がするが、それが少しでも感じられたのなら収穫だ」
「そうね。言われてみれば、そんな感じするし」
「海未みたいにイザとなったら、恥ずかしくて言えなさそうだもの」
「それを歌にするのもいいと思うぞ」
「....ねぇねぇ先輩」
「ん?どうした」
「ちょっと、ことりちゃんには悪いけど....思ってた恋愛映画と違ってて....」
「それな。めっさドロドロしてたな」
「あはは....お母さんに聞いたらこれがいいって....」
おいおい、何勧めてんだ理事長...
「それでね?男の子の先輩に言ってもらいたいことがあるんだ~ 映画ででるかな~って思ったけどなかったし.....」
「ん?俺が言うのか?....別にいいが、どんなのだ?」
「その....好きだ!愛してる!...みたいな?告白的なやつを聞いてみたいな~って。やっぱり、面と向かって聞いてみたほうがなにか感じるかもと思ったので」
「...告白?」
告白だと.....したこともないのになんていう無茶ぶりだ....だが、いいぞって言っちまったし....
「....興味あるわね」
「実際に体験してみる....ですか」
「ふ、ふん!にこだって告白の1つや2つっ」
「されたことないでしょ?されても断るでしょうに」
「うぐっ」
「....まぁ、いいと言ってしまったしな....どんな風に言えばいい」
「うーん。特に深く考えなくても.....さっき私が言ったまんまでもいいですよ」
そうか.....好きだ。愛してるだっけか?
「...スゥ........フゥーーーーー....」
本気でないとはいえ.....緊張するな。
「.......好きだ。愛している....」
...うわくっさ。なにこのセリフ。滅茶苦茶恥ずいんだけど....
「...........」
「ほ、穂乃果?」
おまっ やらせといて、硬直はないだろ....くっそ恥ずかしい!?
「...はっ!......~~~~~~~~っ!///////////」ボフンッ
....赤くなった。
『ジー......』
はっ!?
「な、なんだよ.....みんなして俺を...そんな目で...見るなよ」
恥ずかしいだろぅ!?穴があったら入りたいわ!
そ、そうだっ 穂乃果は! あいつがなんか言えば!
「え、えへへ...えへへへへ//////」
...えぇ。なにそれは.....照れてるん?
「....ちょっと神綺?」
「っ...なんでしょうか。絵里様」
やべぇ、逆らえねぇ。逆らったら....ヤられるっ。
「あら....急にどうしたの?畏まって....」
当たり前だろぅ!?あれだ、俗にいう嬢王様ってやつだ。これは逆らえねぇって!?
「ど、どうもしませんよ....どうなされましたか?」
「ちょっとね....どうして.....穂乃果に向かって言ったのかしら...」
「確かにそれは気になるなぁ~ ねぇ、先輩。どうしてですかぁ?」
は、はは.....ははは.....笑うしかねぇ。敵が増えた.....なんでことりまでぇ!?
てか目に光ねぇじゃん!?
「いや、それはですねぇ。穂乃果に頼まれたからであって深い意味は全くなくてですね、はい」
「ふ~ん....じゃぁ、私がやってって言ったらしてくれるのかしら?」
え゛....
「そ、それは....」
あんな恥ずかしいのをもう一回....だと?てか言って欲しいのか?
「....はぁ、まぁいいわ。....ほら穂乃果。目を覚ましなさい」
「えへへぇ....はっ!......ん?なんで先輩が土下座してるの?」
っ!?....威圧感が消えた...?
「....あの、穂乃果?覚えていますか?神綺先輩に頼みごとをした後からあなたは...」
「っ....///////えっ え~っと....その....あ、あははは...」
「....それで?どうだったのよ。神綺から告白もどきされて」
もどきってお前...そりゃ、心こもってねぇけどさ。
「えーっと.....ちょっと時間ください」
『え?』
「って?!違う違う!そうじゃなくてっ!.....うん。ちょっと落ち着かせて。数分でいいから!」
「......」
後先不安しかないんだが....
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....朝雲ちゃんどこぉ.....バケツが飛ぶぅ(白目)