ラブライブ! -彼は変われるか-【凍結】   作:レイヴェル

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皆さんお久しぶりです。レイヴェルです^q^
PC治りました。しかし久しぶりにいざ執筆しようとしたら今まで練ってたものが吹っ飛びまして....ははっ(白目)
1からの再構成となりますので、更新速度はガタ落ちしますがチマチマやっていこうと思います。....艦これの秋イベやってサボってたわけじゃないんだからね!

では、神綺の物語....はじまります。

関東在住だから関西弁わからないんじゃ~(焦り)


83話

やぁ、神綺だ。テレビでまた俺がでたからか好奇の視線が増えた気がする。別にもう慣れたけどさ。

 

「おはよう斎藤」

 

「ん?おー おはよう彰」

 

「前に言ってた取材のやつ放送されてたな」

 

「あぁ。俺も一応見たよ」

特に編集もされてなかったがな。だからこんな早くに放送されたのかな?

 

 

「お、斎藤じゃんか」ガシッ

 

「おっす大山。どうした?俺の肩掴んで」

 

「ん?わからないか?」

 

「わからないから聞いてるんだろうが....」

 

「そうか。わからないか....なら、今朝放送されてたμ'sについてだ...」

 

「ん?なんだ?」

 

「...で...」

 

「ん?聞こえねぇよ。もう1回言ってくれ」

声ちっせぇって。

 

「っ なんでお前はμ'sのメンバーを名前呼びしてるんだ!?」

 

「...は?」

なんでって...

 

「そうだそうだ!羨ましい!?」

「俺達のことりちゃんに名前呼びだとぉ!?」

 

「えっ ちょっ...」

 

「どうして名前呼びしてるのかを聞かせてもらおうか...斎藤」

 

「どうしてって....あいつらがそう呼べって...」

 

『なにぃ!?』

 

「んな嘘つくな!」

 

「嘘じゃねぇって....まじだって...」

 

「!?...馬鹿な.....そんな...ことが...」

 

「どうしてそこに食いつくんだよ....」

 

「当たり前だろぅ!?あんな美女に名前呼びさせてもらえるとかっ...くぅ.....」

 

「それに関しては俺自身不思議だよ.....なんで俺に名前呼びさせるんだか....」

 

「なっ......お前......本気で言っているのか?」

 

「ん?本気もなにも...だってそうだろ?初対面で名前呼びしてくれって言うんだぜ?」

 

『初対面だぁ!?』

 

「....お前は....お前はどれだけ俺らを惨めにさせる気だァ!?」

 

「はぁ!?急になんだよ!」

 

「もっと詳しく話聞かせろやぁ.....ツラ貸せぇ!?」

 

『貸せやぁ!?』

 

「はぁ!?ちぃっ」

なんだってんだよ!?俺が何をした!?取り敢えず俺は逃げる!

 

「なっ 逃げるなぁ!!!」

 

「だったら追うな!?追ってくるから逃げるんだろうが!?」

集団で野郎に追われるとかまじ恐怖なんだがっ!

 

「お前が逃げてるからこっちは追ってるんじゃぁ!!!待ちやがれぇ!!」

「逃がさんぞぉ!!」

 

くそっ っ!こっちだ!

 

 

 

 

 

なんとか巻いた....いや~手ごわかったぜ。

 

「お、帰ってきたか斎藤。無事だったんだな」

 

「はっ.....そう簡単に.....捕まるかよ.....はぁ...」

 

「おつかれさん」

 

「俺が何したってんだ....」

 

「それは自分の胸に聞くんだな。流石に俺も庇えん」

胸に?......わかるか.....

--------------------

やぁ、神綺だ。今はHR...腹減った。休み時間毎に追いかけられて飯食ってねぇ....まぁ、授業中になにかこないだけマシか.....てか速く逃げなければ.....また追いかけられる.....号令と同時にダッシュだ!

 

「------よし、じゃぁ今日はここまでだな。号令!」

 

「起立!」

よし、あとは挨拶...

 

「礼!」

『さようなら!』

GO!

 

「おらぁ!?どけぇ!!!」

 

「ちぃ!斎藤を逃がすなぁ!」

 

「おい!大山達!なにしている!」

くっ 

 

「俺は何もしてないのにあいつらが追いかけてくるんです!」

 

「....なに?」

 

「なっ」

嘘は言ってねぇぞ....

 

「理由もなしに....か?」

 

「私は特になにかしたつもりはありません」

 

「....大山。お前はなぜ斎藤を追いかける真似をした?」

 

「え゛....そ、それは...」

 

「?言えないのか?本当に斎藤の言う通りなにもないのか?」

 

「うっ......はい」

 

「本当なのか?....はぁ。もう高3だぞ?...取り敢えず斎藤はもういいぞ」

 

「あ、はい」

 

「さて、....お前達ついてこい」

 

『え゛....はい』

.....後味悪いな....だが、自業自得か。

....帰りになにか買って帰るか。

 

~~~~♪

ん?電話か.....今日は誰って....今日も絵里か。今度はなんだよ....

 

「...もしもし?」

 

『あ、神綺?今時間大丈夫かしら?』

 

「あぁ、大丈夫だが?今日はどうした?」

 

『ちょっと希が神綺に話があるみたいなのよ。変わるわね』

 

「え?あ、あぁ...」

希が?

 

『もしもし?』

 

「希か。どうしたんだ?」

 

『実は携帯を家に忘れちゃってな~、絵里ちの携帯を借りたんよ』

 

「なるほどね。それで?」

 

『今日これから暇やろか?』

 

「あぁ、特にないぞ」

 

『だったら.....これからウチん家にけぇへん?』

 

「希の家に?....まぁ、いいけど....相談か?」

 

『....まぁ、そうやね』

 

「わかった。...だが.....お前の家忘れたんだが....」

 

『せやったら、何処かで待ち合わせする?』

 

「だな。どこで落ち合う?」

 

『そうやなぁ......神田明神はどうやろか?』

 

「ん、いいぞ。ならこれから向かうよ。じゃぁな」

 

『よろしくな~』

さて、神田明神か.....

------------------

「お待たせやな」

 

「ん、来たか。んじゃぁ、案内よろしく」

 

「了解や」

 

「....相談ってどんなのだ?....もしかして、μ's関係か?」

 

「そうやなぁ....μ's関係って言えばそうやな....ま、家に着いてからゆっくり相談する」

 

「そうか....なら、学校での穂乃果達のことを聞こうかな」

 

「ん?なんでもええで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここやね」

 

「ここだったか...」

見栄張って家で合流にしなくてよかったぜ....道一本間違えてた....

 

「....お邪魔します」

 

「ゆっくりしていってな~。あ、今お茶だすね」

 

「あぁ、お構いなく」

 

「遠慮せんでええで?」

 

「...なら、いただこうかな....」

 

「空いてる椅子に座っててな~っと....緑茶でええ?」

 

「あぁ」

 

「りょーかいや.......ふぅ」

 

「疲れてるのか?」

 

「...そうやね....ううん。そうね」

言い換えた?

 

「.....それが素なのか?」

 

「そうだよ。みんなと同じ所謂標準語」

 

「...なんで関西弁を?」

 

「......実はウチって一人暮らししてるんだ」

 

「....やっぱりか」

 

「気づいてたの?」

 

「靴がなかったし、何より数人で使う広さではないな」

 

「そうだったね.....でも、これも理由があるんよ」

 

「それが今回の相談に繋がるのか?」

 

「うん。聞いてくれる?」

 

「勿論。何の為にここに来たと?」

 

「ふふっ それもそうね。....それじゃぁ、聞いてもらおうかな...」

 

 




閲覧ありがとうございます。

希は照れたり焦ったりすると標準語に戻るので、素の時は標準語使うんじゃないかと想像して書きました。
決して、関西弁に折れたわけではないので.....

剣舞姫さん、チャリ丸さん、ちるのくさん、ワーグナーさん、zeronetwoさん、劉漠さん、サーバンサービスさん、宮内さん、タフネルさん、戦極さん。投票ありがとうございます。

そういえばこの話で累計100話ですね.....よくここまで来れたなぁ私。
これからもよろしくお願いします!

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