--ここはどこだ--
きつい暑さで参った夏は過ぎ、涼しくなってきた秋。ある男がスーパーから出てきた。
--side ???--
「ふぅ...」
俺の名前は神綺。小林神綺だ。今俺は猛烈に疲れている...なんでかって?それはスーパーでタイムセール中に突撃したからだ。いや~今日は大量だったぜ、毎日このくらいならやりがいがあるってもんなんだが。
そうそう最近な、やっと周りからの視線が和らいだ気がするだよ。なんでかって?あー....自分から切り出しといてなんだが...まぁいい。昔アイドルやってたのさ
ん?あぁ、過去形だ 進行形ではなく...な。色々とごたついてな、楽しくアイドル活動したいと思ってやってたのに苦痛になってきてなそれで辞めたのさ。
今は自宅近くの工場で働かせてもらってるさ。そこの社長たちは俺を元アイドルとしてではなく、一人の社員と接してくれるから助かる。これでも結構ヒットして人気があったから好奇の視線とかされると辛くてねぇ。.....自慢じゃないからな。
....そういえばアイドルで思い出したが最近体鈍ってるんかなぁ。いくら工場での力仕事しているとはいえ、あの時と比べたら楽だしなぁ...ジムでも探そうかな。うん、そうしよう。
これでも結構大きい事務所所属だったからその分、レッスンとかきつかったけど体力も付いたから慣れれば苦ではなくなったなぁ。
そうそう後俺は若干のコミュ症だ。彼女もいないなぁ...欲しいけどさ、かわいこちゃん
-----------------お、もう少しで家か...ここら辺に引っ越してもう6年か...時間の流れがはやいというがほんとそのとおりだと俺は思う。
後はここの交差点渡って左に曲がれば家だn「危ない!!」..え?
声にビックリしてなんとなく右を向くと猛スピードでこちらに向かってくる車が目の前に...は?目の前?俺青信号でわたtt.....
鈍い衝撃と共に俺は意識を失った。
.......ぅぁ....うぁ?.....あぁ そういえば車にぶつかったのか?
俺は青信号確認したしあれは信号無視か....だが生きてるのか...よかったよかった。
..............およ?手動かないんだけど、なにこれ包帯ぐるぐる巻きパターン?
そんな経験したことないので興味本位で目を開けると...
「は?」
そこにはいつも見慣れた自分の手ではなく、赤ん坊特有のちっちゃい手があった。
「....えぇ?どゆこと」
自分の頭の悪さに驚愕と絶望している私です。
ここまでの閲覧ありがとうございます。初投稿プラス今まで小説なんて書いたこともなかった私ですが、感想・ご指摘して頂けると嬉しいです。