ご注文はうさぎ……だよね?   作:クリティカル

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どうも、皆様お久し振りです。
遅くなってしまいすいませんでした。
……本当に、スクストイベとか、溜まったアニメとかラノベ読んでいたとかんなことやってたらいつの間にか10月でしたと言うなんともバカな理由です。
すいません。


第3羽…幼馴染みの軍人ちゃん

先程チノさんによるブラックジョーク発言で少し場の雰囲気が和んだ?所で保登さんが辺りをまた、不思議そうにキョロキョロと見渡し初めた。

 

「保登さん。どうかしました?」

 

「ココアで良いよ。えっと、ここのマスターさんは留守?」

 

あぁ、なるほど。確かに今、ここにいるのは、僕とチノさんに師匠だけだものね。

……まぁ、強いて言えば今、チノさんの頭の上に乗っているのだが。

 

「………祖父は去年…」

 

ウサギになりました何て言える訳無いもんな。

 

「そっか今は、チノちゃんとコナ君二人で切り盛りしているんだね」

 

「え?」

 

何か、予想の斜め上の勘違いをしているような気がする。

後、なぜ顔を赤らめてるんですか?

 

「なぬぅ!!コナよ!させん!させんぞーー!お主に絶対チノをムグゥ―――」

 

ピシッと、チノが師匠の口を無言で抑える。

幸いココアさんには、気が付かれずにすんでよかった。

けど、チノさんがどうしたんだろう?

師匠は、たまにチノさん関係の事を言おうとするとチノさんに押さえつけられて仕舞うのでいつも聞きそびれてしまうのだ。

まぁ、押さえつけらた後は言ってこないのでそこまで大変な事ではないだと思うけど、後でまた聞き直してみようかな。

 

 

 

「ココアさん。とりあえず現実に帰って来て下さい」

 

「ハッ!ただいま」

 

「…お帰りなさい」

 

我に帰って来たココアさんは、急に顔が暗い表情となりはじめ。

 

「そっか、だとしたらチノちゃんだって寂しいよね」

 

「いえ、父もいますしバイトの子がもう一人…」

 

「だから、チノちゃん!私を姉だと思って何でも言って!」

 

ギュと言うよりは、こう…まふっとした感じにチノさんを抱きしめた。

……あれが女子同士のスキンシップと言うやつなのかな?

何か、今この瞬間だけ男に産まれた事を激しく後悔している自分がいる。

てか、姉……だと、僕ですらまだお兄ちゃんと呼ばれた事すら無いのに。

まさか、ココアさんもアッチの趣味を!?

まぁ、呼んでもらったらきっと僕は、師匠からのTVタックルをくらうんだろうけど。

 

と、思っていたらチノさんの手を取りキュっと指を絡め

 

「だから、お姉ちゃんって呼ん「じゃあココアさん早速働いて下さい」

 

撃沈…か。

 

結局、そのままココアさんは、制服に着替える為にチノさんと更衣室の方に向かって行った。

歩いて行く時のココアさんの背中がとても悲しそうに見えたのは、きっと、幻ではないと思う。

 

◆ 

 

「キャーーーー!!」

 

「ウワッ!」

 

チノさんが更衣室から戻って来て数分もしないうちに女性の悲鳴が上がった。

 

「この悲鳴は…」

 

「ココアさんのですね」

 

「悲鳴って……まさか!」

 

「コナさんどうかしたんですか?」

 

「はい、ちょっとようす見てきます」

 

何か嫌な予感がする。

それは、もしかしなくてもココアさんの悲鳴の原因に大きな心当たりがあるからだ。

僕は、急いで声のした方に走り

 

バンッ!と勢いよく扉を開けて――

 

「ちょっと!あれほど人に銃を向けちゃダメだって言って………い…るじゃ…………」

 

そこには銃をココアさん向ける僕の幼馴染みの

 

「なっ!コ……ココ、コナ!?オ、お前何でここにいる!」

 

下着姿であった。

……あ、もしかして此処って

僕は、ゆっくりと視線を上に向けると扉の上に書いてあるのは、

 

更衣室

 

「あ、えっと、その、銃は危ないから閉まって欲しいなぁ~…って思って」

 

その幼馴染みは怒りからか顔を鬼のように真っ赤にしながらこちらえと銃を構えたままやって来て、普通此所で逃げれば良いんだろうけど。

 

「女子の着替えを覗くとは」

 

ユラリと銃をハンマーのようにゆっくりと振り上げその姿はまるで古代ローマの処刑人のようで蛇に睨まれた蛙のように僕は動けなくなってしまった。

………冷や汗が止まらない。

 

「ちょっと、待ってよ!リゼ!僕は別に覗きに来たわけじゃ――――」

 

「問答無用だぁーーーーーー!!」

 

「ちょ!リゼ、その銃ほんも―――」

 

ボカーーン!

 

更衣室に罪人蛙(僕)が処刑される音が響いた。

 

「何かあったんですか?」

 

「チノちゃん強盗が!コナ君が!」

 

「ち、違う!」

 

意識を手放す瞬間に僕は、上官を怒らせてはいけないと改めて認識した。

 

 

 




とりあえず第何話を第何羽にしました。
こっちの方が良いかなと。

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