ネタが・・・・・ネタが無いんです・・・・・・許してください・・・・・・
「知っては・・・・ならない・・・?」
「あぁ。この力は本当に危険だからね」
「・・・おい零。どういうことか説明しろ」
十六夜がものすごい殺気を出し答えを聞いてくる。あ、周りが怖がってるよー
「そうだね・・・言わない理由としては・・・・十六夜たちがまだ芽吹きかけの芽だからかな?と言うか十六夜。殺気を納めない?皆怖がってるよ」
そうして十六夜が少し考えた後
「・・・・・まぁいい。それより白夜叉、この水樹の苗もギフトカードに収納できるのか?」
お、やっとしまってくれたみたい。シリアス状態も脱出できたかな?
「う、うむ。試してみるといい」
「へぇ・・・じゃあこのまま水も出せるのか?」
「出せるとも」
「じゃあ、さっそ「ダメです!」ヤハハ!冗談だ」
「んー・・・・なんか忘れているような・・・・・あ・・・・エルナ・・・・・」
そういやエルナ寝てるの忘れてた
「おーい、起きろー」
「んー・・・あ、ますたーおはよう・・・・・」
そんなやり取りがあってサウザンドアイズ(白夜叉ちゃんの自室)から出た。
「ありがとう。今日は楽しかった。また遊んでくれると嬉しい」
「あら、ダメよ春日部さん。次に挑戦する時は対等の条件で挑むんだもの」
相変わらず元気だな~
「ふふ、よかろう。楽しみにしておけ・・・・・・・ところで」
どうしたんだ?いきなり真剣な表情になって?
「おんしらは自分達のコミュニティの現状をよく理解しておるか?」
「ああ、名前と旗の話か?それなら聞いたぜ」
「まぁ、聞き出したが妥当な言葉だけどね・・・・」
そんなに微妙な顔をしなくても・・・・
「ならばそれを取り戻す為に“魔王“と戦わねばならんこともか?」
と白夜叉ちゃんが言う
「勿論聞いてるわよ」
「・・・・では、おんしらは全て承知の上で黒ウサギのコミュニティに加入するのだな?」
「そうよ。“打倒魔王“なんてカッコイイじゃない」
飛鳥が返した言葉に何とも言えなそうな表情の白夜叉ちゃん
「“カッコイイ“で済む話ではないのだがのう・・・・・全く、若さゆえのものなのか。無謀というか、勇敢というか。まあ、魔王がどういうものかはコミュニティに帰ればわかるだろう。それでも魔王と戦うことを望むというなら止めんが・・・・そこの娘二人おんしらは確実に死ぬぞ・・・・」
白夜叉ちゃんが発したこの予言めいた言葉。気迫もあってか飛鳥も耀も何も言えなくなっていた
「“魔王“の前に様々なギフトゲームに挑んで力をつけろ。未知数な十六夜や零、エルナはともかく、おんしら二人の力では魔王のゲームに生き残れん。 嵐に巻き込まれた虫が無様に弄ばれて死ぬ様は、いつ見ても悲しいものだ・・・・・・・・」
うーん・・・・気になることあるし聞いてみるか
「ねぇ白夜叉ちゃん」
「なんだ?」
「魔王ってさ、白夜叉ちゃんより強い奴どのくらい居るの?」
「そうじゃのう・・・・私より強いものはたくさんおる。まぁ、おんしなら大丈夫であろう」
ふむふむ・・・・今度1階層ってところ行ってみたいな・・・・・面白そうだし・・・・・あ、【ノーネーム】じゃ無理か・・・・早く旗を取り戻さなければ・・・・・
「・・・ご忠告ありがとう。肝に銘じておくわ。次は貴方の本気のゲームに挑みに行くから覚悟しておきなさい」
俺達の会話を聞いてため息交じりに飛鳥が言う・・・・・・なんかごめん・・・・
「ご、ゴホン。ふふ、望むところだ。私は三三四五外門に本拠を構えておる、いつでも遊びに来い。」
今度遊びに行こうかな・・・・・
「・・・・ただし、ゲームには黒ウサギをチップにかけてもらうがのっ!!」
・・・・・・やっぱり駄目だこの人・・・・・
「絶っ対に嫌です!」
「・・・・・・ドンマイ・・・・・・」
これしか言えねぇ・・・・・
とまぁ、そんなこんなありましてただ今黒ウサギのコミュニティに向かっております。
何か途中で女の子が襲われそうになっていたので、襲いかかっていたおじさん達にお説教(物理)をしてきました(満面の笑み)。女の子は俺が来た途端気絶しちゃったので家に届けてあげました!
え?どうして家が分ったのかって?・・・・・・・・・・・・・
ま、まぁ!そんなことはどうでもいいジャナイカ!
「ねぇ、零くん。あなたが居た世界ってどんなところだったの?」
「ん?どうしたよいきなり」
「お、それは俺も気になるな」
「同感」
うーむ・・・・此処はなんて返せばいいのやら・・・・
「んー・・・・・・そうだねぇ・・・・」
「不思議な生物がいたり、ラスボス級がたくさんいたり、勇者が居たり・・・・・・カオスな世界だったね・・・・ハハ・・・・・」
今思い返してみればものすごかったんだなぁ。って思うよ・・・・・・・うん・・・・・・
「・・・・・そう。だからあんなに強いのね・・・・」
飛鳥が何か言いたげな目で言ってくる。
「ふーん・・・・なるほど・・・・・」
十六夜まで・・・・・
「・・・・・・」
耀に至っては冷たい視線を送ってくるよ!?
「俺が何をしたって言うんだ・・・・・・・と言うか、この力はあの世界に行く前からあったぞ・・・・・」
後半は聞かれたらまずいので(主に十六夜)誰にも聞こえないようにしといた・・・・・・
と言うか・・・・・・・
「不幸だ・・・・・・」
「はは・・・・・さぁ、着きましたよ」
黒ウサギが苦笑いをしながら言ってくる。心がずたずたですよ・・・・・トホホ・・・・・
目の前には立派なもんがある。が、旗が無いので少し寂しいように思えた。
「此処が我々のコミュニティの本拠でございます。しかし、我々の活動する本館まではしばらく歩かなければなりませんが御了承下さい。・・・・・この辺りはまだ戦いの名残が残っていますので・・・・・」
その言葉に反応した十六夜が言う
「戦いの名残って言うのは魔王との戦いか?」
「ちょうど良いわ。箱庭最悪最凶の天災が残した爪跡を見せて貰おうじゃないの」
「・・・私も興味がある」
「あぁ、それ俺も気になるなぁ」
俺達の言葉に黒ウサギが少し悩んでから承知してくれた。
そして案内された先には酷い光景が広がっていた。
柵などの建造物は、触れるだけで砂へと変わる
地面はまるで砂漠の砂のように全くと言って言っていいほど緑が無い。
見た限りではもう数百年は過ぎているだろう。
「「「「なっ・・・・!」」」」
「ふーん・・・・・」
俺以外の皆が驚く。え?なんで驚かないかって?・・・・・・・・・じゃあこう考えれば驚けんぞ
あたり一面に頭が更地と化した校長が居ると
答えになってない?気にすんな
すると十六夜がスッと目を細めると、側にある木製の建物の残骸に近づいて行く。
そして、地面に落ちている木製の囲いを手に取った。
するとサァァ
と、乾いた音をたてながら十六夜の手にある囲いは崩れていった。
そして十六夜がゆっくりと口を開いて言う。
「・・・・おい黒ウサギ・・・・その【最悪の魔王】つう奴とのギフトゲームがあったのは今から何年前の・・・・・いや、何百年前の話だ・・・・・?」
十六夜の質問に黒ウサギは
「・・・・・僅か三年前でございます・・・・・」
ふーん・・・・・三年前・・・・・かぁ・・・・・・・
「ハッ・・・・・それは面白いな、いや、マジで・・・・・・本気で面白いぞ・・・・。この風化しきった街並みが三年で完成しただと?・・・・軽く見積もっても二百年以上は経過してる筈なんだがな・・・・・三百年前の間違いじゃないのか?」
「いいえ、この状況は三年前に襲来した【魔王】の力による惨状で間違いありません・・・・・」
「・・・・・なんてデタラメな・・・・・・!」
冷や汗を流しながら飛鳥は事の状況について口にした。
「・・・どんな力がぶつかったとしても、こんな壊れ方はありえねぇ・・・・・・断言できる、木造の崩れ方なんて自然崩壊したとしか思えないぞ・・・・・」
十六夜が言う。
「ベランダにテーブルとティーセットがそのまま出てるわ・・・・・・・・これじゃまるで生活していた人間が突然“消えた“みたいじゃない・・・・」
「動物の気配も感じない・・・・・こんな廃墟なのに動物が寄って来ないなんて・・・・・まさか・・・・・土地が死んでるの・・・・・?」
砂漠化が進んじゃってるかぁ・・・・・・・直せるかな・・・・・
「・・・・・魔王とのゲームはそれほど未知数の戦い だったのでございます・・・・・。・・・・・彼らがこの土地を取り上げなかったのは【魔王】としての力の誇示と一種の見せしめでしょう。・・・・・・彼らは力を持つ人間が現れると遊び心でゲームを挑み、二度と逆らえないように屈服させます。その証拠に僅かに残っていた仲間も心を折られ、コミュニティを去りました・・・・」
こんな状況だったら普通の人は心が折れて逃げるわな。
「【魔王】・・・・・か・・・・・・。・・・・・・・・ハッ、いいぜいいぜいいなオイ!!!想像以上に面白そうじゃねえか【魔王】様って奴はよぉっ!!!」
おいおい、そんなに叫んだら近所迷惑だぞ
「・・・・・・この風景を見せられたら嫌でも認めなければならないようね・・・・私は“弱い“わ・・・・・
・・・・でも、だからどうしたと言うの!むしろ、私はやる気が出てきたわ!!」
「私も“弱い“よ・・・・だけど、私は負けたくない。私は強くなってたくさんの友達をこの手で守りたい!!」
やっぱ前向きなのは良いことだよねぇ。なんだか見てるこっちも笑顔になっちゃうなぁ。
「私も必ず守って見せる。あとマスター、保護者モードになってますよ」
「はっ!!マジか・・・・・・ゴホン・・・・・・俺も皆のこと絶対に守り切ってやろうじゃねぇの!それに【魔王】ってのも面白そうだし」
「・・・・皆様・・・・」
泣くほど嬉しかったか・・・・・・・・・・きちんと守ってやらないとな・・・・・・・
「さて・・・・・・・こいつをどうしたものか・・・・・・」
この砂地を緑化することも可能なわけだが・・・・・・・・
「なぁ、黒ウサギ。此処に緑を戻したいと思う?」
「え、えぇ!それは勿論!」
「オッケー。んじゃ一旦動かないでねー」
「え?何をするんですか・・・・・・っ!?」
「どうよ。こんなもんでいい?」
俺が今したことはただ単に
「零さん・・・・・今何をしたんですか・・・・・?」
「えーとね。この地面には栄養とか水分とか色々足りなかったから適当に作っておいた」
「何気にすごいことしてるわね・・・・・・」
それほどでも~
「あ、後さ、適当に水源をあそこに作っといたから」
全員が「え?」と、俺が指差した方に向く。
そして呆れたように
「なんだか並大抵なことじゃもう驚ける気がしないわ・・・・・・」
と飛鳥が言う。地味に傷つくなぁ
「なぁ、零」
「ん?どうした十六夜?」
「お前って本当に人間か?」
「うーん・・・・・言うとすれば、“元人間“だよ」
「・・・・・・そうか・・・・・」
おや?珍しいな、十六夜が詮索してこないなんて。まぁ良いや。
「それでは次に子供たちのところへ行きましょう」
子供達・・・・・・大勢居るって聞いたけど、どのぐらいなのかなぁ。
飛鳥達が嫌そうな顔してるけど、もしかして子供苦手なのかな?まぁ、良いや。
・・・・・・テストが終わったと思ったら検定勉強・・・・・・検定勉強が終わったと思ったら学校・・・・・・・・・ネタを考える時間がねぇや・・・・・・ハハ・・・・・・・・・・
とまぁ、作者の心は豆腐メンタルなのですがただ今ボロボロな状態です。せめて作者の言い訳でも・・・・・・
データ損失。匠による家爆破。頭痛に腹痛etc・・・・・
こんなことが重なりまして更新がナマケモノ更新になります。
なるべく早く更新が出来るよう努力いたしますのでこれからもよろしくお願いいたします。