問題児と化け物が異世界から来るそうですよ?   作:残留

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皆さんまず初めに……番外編です。番外編多くてすみません……一応ストーリーには関わってくるんです……(オリジナルの)。あと、今回何故か七千文字行ってました。はい。
ただ今三巻を呼んでいる途中ですので、本編はちょっと遅れます。
では、神々と零君のお話をどうぞ。

※私の小説では、ゼウスが全ての神々の頂点に立っている。となっております。そのことが、「大丈夫だ、問題ない。」と言える方のみ読まれることを推奨致します。


神と神殺し
神々との接触


暇だ。

 

とにかく暇だ。ラスト・ポーションを瓶に詰めたモノを大量に作ってしまうぐらいに。

 

……十六夜たちの所へ行ってみるか。

 

「よー、元気か?」

 

「「「………」」」

 

二日酔いか……きつそう……てか、ここの法律で酒に関してどうなっているんだ?幾つからOKなんだ…?

 

「ぜ、零さん……皆さんもしかして昨日……」

 

「あぁ、そのもしかしてだ。こいつら酒飲みやがった。俺もだけど」

 

「そ、そうなのですか……零さんは大丈夫なのですか…?」

 

「お、黒ウサギも居たか。俺は大丈夫だ、あのぐらいで酔ってたら今までの苦労が水の泡だ」

 

天界にいたころヤバい度数の酒飲んだしな……(分らない方は過去編を見てください)

 

「それなら良かった……って、なんで飲むのを止めてくれなかったんですか……」

 

「すまん。俺が気づいたら飲んでたからどうしようも無かった……てか舞達は?あいつらも飲んでたはずだが……」

 

舞は大丈夫だろうけどペストとかがなぁ……

 

「舞さん達なら朝から買い物に行っていましたよ」

 

「……ペストも?」

 

「えぇ。皆さん楽しそうに」

 

二日酔いしないってすげぇな……

 

「そうか。じゃあ俺暇つぶしも兼ねてコミュニティ一つ潰してきまーす」

 

「何を言っているんデスカ!?このお馬鹿様!!」

 

相変わらずハリセンが痛い。ま、いつもどうりに戻ったし良しとするか。

 

「よし、いつもの黒ウサギだな。勿論、さっきのは嘘だよ」

 

「な!?……そ、そうですね!私があの問題児様方を纏めないと!」

 

元気でよろしい。でも胃に穴が開くのが近づきそうで怖いな~。

 

「おう!その調子だ!じゃ、俺も出かけるから、今日はゆっくりしてな。あいつらも二日酔いで動けないだろうし。あ、後これ」

 

「はい!……ってこれは……胃薬?何故……?」

 

「気にすんな。じゃあな」

 

ついでだし、十六夜たちの二日酔いも少し和らげてやるか。

 

じゃあやりたいこともあるし、無の空間に行くか。

 

 

 

 

……さて、じゃあ久しぶりにあいつ(・・・)と話すか。元気にしてるといいが。

 

脳内に直接コールしてみるか。えーと、あいつの脳波に……っと。

 

さて、応答してくれるだろうか?

 

……『はい?誰ですか?』お、出てくれたか。声変わってないな……

 

『どうも。憎まれ化け物の黒水零でございます』

 

『ッ!?お、お兄ちゃん!?どうしたの?』

 

『おーい、発音が微妙に違うだろ。”義兄ちゃん”だろうが』

 

『たとへ血が繋がっていなくてもお兄ちゃんは僕の真のお兄ちゃんなんだよ!』

 

こいつ自称が私から僕に変わっていやがる……一体どんな心境の変化だ……?

 

『おいおい、意味が分らないぞ』

 

『いいじゃんそんなこと!僕とお兄ちゃんの前ではどんな壁も意味を成さないんだよ!』

 

何を言っているんだこいつは……ゼウスともあろう奴が(・・・・・・・・・・)何を言ってるんだか……威厳はどうしたのだろうか……

 

『はいはい。そっちはどうだ?それと元気か?』

 

『うん!!ちょっと大変だけど皆頑張ってるから!』

 

『そうか、なら良かった。じゃあ本題も聞けたし今日はこの辺で……』

 

さて、終了するk『待って!!』おおう、いきなり大きい声出さないで欲しい。頭が痛くなる。

 

『何だ?』

 

『お兄ちゃん今どこの世界にいるの?今すぐ会いたいんだけど』

 

『そんなことならすぐ分るだろ?』

 

あいつは初代ゼウスより優れた才能持ってたはずだから、俺の居場所なんて一瞬で分るはずだが……

 

『お兄ちゃんが私にだけ気配を隠すからでしょ!こんなにお兄ちゃんが大好きな僕に!!』

 

『……すまん、そのこと完全に忘れてたわ』

 

『ひどい!!』

 

いやー、うっかりしてたわ。

 

『ごめんごめん。あ、ちなみに居場所は”箱庭”な』

 

『え!?』

 

?いきなりどうしたんだ?

 

『どうした?』

 

『ほ、本当に!?』

 

『お、おう』

 

『やった!!実は僕も”箱庭”にいるんだ!!』

 

!マジか!なら会いに行くか!

 

『マジか!どこにいる?』

 

『えーとね、中央区画の第一桁ニ外門だよ!(・・・・・)

 

……まぁ、一応ゼウスだし予想はしてた……

 

『了解。俺がそっち行くから、待っててくれ。五秒もあれば着くと思う』

 

『相変わらず桁がおかしいね。お兄ちゃんらしいっちゃお兄ちゃんらしいけど』

 

これはほめられていると受け取っていいのだろうか?まぁ、そう受け取っておこう。

 

『そうかそうか。じゃ、切るな』

 

『ばいば~い』

 

さて、念話も終わらせたことだし行くとしますか。

 

あいつの”存在”を探して……っと、いたいた。よっと……

 

 

 

 

 

城の前に到着。おかしいと思うが本当に城だ。

 

それについてまず一目見た感想を言うのであれば……無駄にでかくて無駄に輝いている。眩しいくらいに。

 

しかもそれは外面だ。内面はどうなっているのやら……

 

てか、ここら辺の奴らって強そうだ。極限まで力を抜いているせいかゴミを見る目で見られているが。

 

「おい、そこの者。貴様、どこの者だ?」

 

いきなり話しかけられた……さすがに”ノーネーム”って名乗る訳にもいかないしな……あ、困った時のあれにしよう。あと一応敬語使っとくか。

 

「ただの通りすがりの旅人です」

 

これって意外に使えるんだよな。ホント便利だ。

 

「……なぜ嘘を吐こうとする?」

 

なぜ分った!?さすがニ外門……

 

「生憎身分を明かせないものでして。それより貴方の名前を教えていただいても?」

 

 

「そう言えばまだ名乗っていなかったな。私はニ外門のコミュニティ”上位神”に属している、マルドゥークだ」

 

マルドゥークってあのマルドゥークか?復活していたとは……それよりも今は早めにあいつの所へ行かないと怒られる……

 

「そうか。マルドゥークさん、すまないが急いでいるのでここで失礼させていただきたいのですが……」

 

「……ふむ、どうしても素性は明かせないと言うか。まぁ、いい。して、貴様はどこへ向かうつもりだ?」

 

「少しここに用がありまして」

 

俺が例の城へ顔を向けて答えると驚いていた。

 

「ほう、そうか。丁度私も戻ろうと思っていたところだ。貴様のような身分も分らない者を一人にする訳にもいかぬ。同行させてもらおう」

 

”戻る”か……つまり此処はコミュニティ”上位神”で、あいつの所属も”上位神”って事か。ま、少し案内してもらうとするか。

 

「分かりました。では御一緒して頂くとしましょう」

 

「では入ろうか」

 

……なんかこれまた無駄にでかい扉があったんだが……

 

中は思ったより輝いていなかった。金だとか希少鉱石がそこらじゅうに使われているけども意外と落ち着ける雰囲気だ。

 

「貴様はどんな用があってここへ来た?」

 

「とある方にお会いに来たのですが……」

 

「その『とある方』とは?」

 

「実はゼウス様に」

 

俺が言った瞬間に周りの空気が変わった……?この気はどういうことだ?完全に殺気を放っている……ハハ……これはあいつが愛されていると捉えていいかな?だとしたら本当に義兄として鼻が高いもんだ。

 

「ゼウス様だと……?貴様、目的を言え。内容によっては貴様を消すことになる……」

 

「ただ単に会いに来ただけです。それ以上の目的はありませんよ」

 

「会いに来た……か……その目本当だな。ならば……ギフトゲームに勝てたのであれば止めぬ。だが、負けた場合はすぐにここから立ち去れ」

 

ギフトゲームで決めるのか……まぁ、戦いとかだったら余裕なんだが……お、ギアスロールが出てきた。なになに……

 

『ギフトゲーム名 【GOD RUSH】

 

プレーヤー一覧

 

 ・”上位神”に属する神々

 

 ・無名の旅人

 

主催者側ゲームマスター

 

 ・マルドゥーク

 

プレイヤー側ゲームマスター

 

 ・無名の旅人

 

主催者側勝利条件

 

 ・プレイヤー側ゲームマスターを降参、または、戦闘不能にする

 

プレイヤー側勝利条件

 

 ・主催者側プレイヤーを全員降参、または戦闘不能にする

 

 宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。

                                  ”上位神”印』

                            

「分かりました。では始めましょうか」

 

「後悔してももう遅いぞ!!」

 

ゲームが始まった瞬間、マルドゥークがギリギリ目に追える速度で直線攻撃をしてくる。受け流しつつ背中に一撃を加えようとした。

 

が、瞬時に背後に回られ攻撃を食らってしまった。さすがに威力が高い。

 

ちょっとキツイからこの状態の本気を出してみるか。マルドゥーク一人だったら勝てる。

 

――――――――一人だったらの話だが。

 

瞬きをした瞬間背後から攻撃を食らった。だがマルドゥークは前にいる。と言うことは他の神か……

 

おっと、次は両方からの挟み撃ちか。分っていれば普通に止められる。

 

「そちらの貴女は誰でしょうか?」

 

「どうして止められるんスか……?普通の存在だったら止められないんスけど……あ、ちなみに俺はアレスっス!」

 

「アレス様でしたか。ですが残念ながら、私は普通じゃないものでして……」

 

「そうなんスか!!」

 

喋りながらまた挟み撃ちをしてきた。うおっと。強いな……しかも続々と神々来てるし……しゃあない、あれを使おう。

 

絶対絶望世界(デス・パレード)

 

俺が名前を言った瞬間、辺りが黒く染まる。そして神々は続々と苦しみ始める。

 

この技の効果は、重力が絶望的な数値になることと、生命を徐々に蝕んでいく効果と、常に絶望的な威力の雨が降っている。勿論、俺もそこにいる訳だが別に問題は無い。あ、一応言っておくがここに神以外を連れてきたら一瞬でお陀仏だから。

 

「平気ですか?マルドゥーク様?」

 

「グアッ……これが……平気に……見えるのか……?」

 

いや、すごく苦しそうです。

 

「いえ全く。皆様、もしキツイのでしたら降参して頂けるとこちらとしてもありがたいのですが」

 

「なんの……これしきィ!!!」

 

!!立ちあがるとはさすが!

 

「さすがですね……では仕方ありません、解除しましょう」

 

解除した理由……いや、解除になった理由は、この技って、一人でも立ち治っちゃうと強制解除なんだよ。

 

「?何故だ?何故解除した?」

 

「あれには制約がありまして……」

 

「……まぁいい。皆!!行くぞ!!!」

 

いきなり総攻撃か……だが遅い。こんな速度じゃ余裕でかわせる。

 

「遅いですよ!では!こちらからも反撃させていただきますよ!!」

 

一人ひとりかわしつつ気絶する程度に殴り飛ばす。

 

なるべく早めに終わらせたいから少し本気でやったが……壁と床、天井にクレーター出来た……けど後で治せばいいよな……いいよな?

 

「……さて、マルドゥーク様にアレス様、残るは貴方方だけとなられましたが如何なさいますか?」

 

「……フフ……フハハハハハハ!!!参った!”降参”だ!!」

 

「俺も同じく”降参”するっス!正直勝てる気がしないっス!」

 

「そうですか。では、これにてゲーム終了ですね」

 

俺がそう言い終わった瞬間ギアスロールが現れ、プレイヤー側の勝利が確定される。

 

いやぁ、N(長く)K(苦しい)T(戦い)だったな……十分ぐらいだったけど……

 

「さて、では会いに行くとしまs「おにいぃぃぃぃちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」グボアッ!?」

 

誰だ!!いきなり頭突きしてきた奴……って

 

「アリア!?」

 

「そうだよ!僕だよ!お兄ちゃん!」

 

まじかよ……いや、どうせもうすぐ会う予定だったんだしいいか。マルドゥーク達は目を点にしてるけど。

 

あ、部屋直しとくか。

 

「いやぁ、よかったよかった。丁度ギフトゲームが終了したところでな」

 

「ギフトゲーム!?なんで!?」

 

「いや、それはマルドゥーク達が『ギフトゲームで勝ったらゼウス様と謁見することを認める』みたいなことを言ってきたから……」

 

「ふーん……で?結果は?」

 

一度マルドゥーク達をジト目で見て、俺に結果を聞いているのだがさすがにマルドゥーク達が可哀そうだ。

 

「結果は勿論余裕の勝利だ」

 

「知ってた」

 

知ってたなら聞くなよ……

 

「そうか。で、会いに来たのはいいがすることが無い」

 

「んー……あ!じゃあ皆にお兄ちゃんの事を伝えるよ!」

 

……皆……か……どれだけ広範囲に俺の事を伝えるのやら……

 

「おい、”皆”って範囲はどこまでだ?」

 

「それは勿論四桁外門までの人達にだけど?」

 

「やめなさい。さすがにそれは辛いから」

 

そんなに知られたら他コミュニティからの勧誘が来てしまいそうだ。まだ例の魔王を倒してないからさすがにそれは困る……

 

「はーい!じゃあ誰に教えればいいの?」

 

「このコミュニティにいる奴等だけでいいだろうが……」

 

「うん!分った!」

 

こいつ絶対分かりきってるはずなんだがなぁ……はぁ……

 

「みんなー!起きてー!」

 

アリアが声をかけると気絶していた奴も含め全員が一瞬で綺麗に整列し、これまた綺麗に姿勢を正している。これはすごい。

 

「皆がさっきギフトゲームをしていた、この白髪で赤目で黒いコートを着ている人が僕のお兄ちゃんだよ!」

 

「ご紹介に与りました、ゼウスの義兄の黒水零でございます。この度は身分を隠してしまい誠に申し訳ございませんでした。理由としては「お兄ちゃん!長い!」……纏めて言います。皆さんどうも初めまして。これから会うことが何度かあると思いますがよろしくお願い致します」

 

俺が自己紹介を終わらせると周りから、「あの人が……」「ゼウス様がよく言っていらっしゃった……」などの声が聞こえる。一部からは「ゼウス様の義兄だと……?そうか、ゼウス様は操られているんだ……」とか狂気じみた声も聞こえるが、無視無視。

 

「あ、そうだ!お兄ちゃん!」

 

「ん?」

 

「お兄ちゃんは何処のコミュニティに居るの?」

 

「……東区画の箱庭第七桁ニ一〇五三八〇外門、”ノーネーム”だ」

 

「へぇ~……なんで七桁の名無しコミュニティに?」

 

やっぱ名が無いってだけでこんなにも下に見られるのか……黒ウサギとジンはよくやってこれたな……

 

「俺を呼び出してくれたから、ってのと、守るって約束したしな。最後までその約束を守れるかどうかは分らないが」

 

出来れば守り続けてやりたいが……何時まで続くか分からないしな……ここ最近何かが不安定だ。俺でも何かは分らない。それが今一番の問題だ。

 

「……そうなんだ。じゃあいいや」

 

おいまて、その最後の言葉にどんな意味が含まれているんだ?怖く聞こえるんだが。

 

「理由が違う時はどうするつもりだった?」

 

「勿論、お兄ちゃんが嫌がっていそうだったらすぐに潰すだけだよ?」

 

「おいおい……」

 

怖すぎるぞそれ……こいつなら本当にやりかねないから困る。

 

「はぁ……あぁ、そうだ、マルドゥークさん達?何か言いたいことがあるのか?」

 

「えーと……お話はもうよろしいでしょうか?」

 

「あぁ」

 

「では……」

 

一息終えてから、

 

『すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

 

と全員から一斉に土下座をされた。すごく綺麗に並びながら。

 

「……いや、別に大丈夫だ……名前を伏せていた俺も悪い。だから土下座を止めてくれ」

 

「そ、そうですか……」

 

全員に土下座を止めるよう頼んで、やっと止めてくれたところで時間を魔法で確認すると、どうやら今は夜八時。帰らねば。

 

「じゃあ俺は帰るな。神々の皆さん、アリアと今まで通り仲良くしてやってくれ。それじゃ」

 

帰る時一部の奴からものすごい形相で睨まれたから適当に殺気で気絶させてそのまま退散。

 

”上位神”のコミュニティから出るとき、誰かとすれ違ったが、敵意は感じられなかったし、あいつらだし何かあっても大丈夫だろう。

 

さて、”ノーネーム”に帰るとするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまー……って、おい、どうした!大丈夫か!?十六夜!ジン!」

 

俺が本館の扉を開けると目の前には荒らされたホールと、ボロボロになった十六夜とジンがいた。

 

「ぜ、ろ…か…?」

 

「あぁ!そうだ!」

 

朝無駄に作ったラスト・ポーションを十六夜とジンに飲ませつつ話を聞く。

 

「何があったんだ?」

 

「実はついさっき変な服を着たデブが来たんだ。そいつがいきなりここの女性陣を連れて行こうとしたから殴りかかったらこのざまだ……」

 

「あの人は相当強かったです……たしか自分の事を”神殺し”だ。とか言っていました」

 

神…殺し…?

 

そうか。またあいつらか……ん?なんだ?この手紙?

 

何々……

 

『”ノーネーム”のくせに良い女共が揃っているなんて、そんなの勿体ないから僕ちんが代わりに貰ってあげるよ。あ、後、”サウザンドアイズ”の幹部の白夜叉ってやつが君たちの知り合いみたいだから書くけど、あの子も僕ちんの所に来てもらうことにしたよ。ま、せいぜい悲しみに明け暮れていることだね』

 

………あぁ、そうか。つまり俺はこいつを潰して壊せばいいンだな?

 

「おい二人とも。俺がリミッターを二段階目まで解除して勝負するところを見たいか?」

 

「あ、あぁ。でもお前何を……まさか!」

 

「そのまさかだ。あいつを消す」

 

「な!?」

 

驚いてるみたいだが、正直今すぐにでもこの野郎を消したいし、アリアの事も確かめないといけない。神殺しは厄介だ。

 

「……見せてくれ」

 

「僕もお願いします」

 

「了解だ。ちょっとニ外門まで行くから少し待ってろ」

 

テレポートして着いたが……内装がボロボロ……ここもやられたか……

 

「おい、女性陣はどうした?」

 

「ぜ、零……様……もうしわけ、ござい、ません……”神殺し”と名乗る者に……」

 

ン?なんか今頭の中でプチッって音ガしたんダが……まぁいい。

 

「そうか。今はゆっくり休んでくれ」

 

全員ニ回復魔法をかける。

 

「…零様、私も連れて行ってください。あいつを刺し違えてでも殺さなければ気がすみません!」

 

おや、マルドゥークにはバレテいたか。

 

「分かった。ただ、お前を参加させることは出来ない。悪いがこれに入っていてくれ」

 

俺はひし形の結界をマルドゥークの周りに出現させ、マルドゥークを覆う。これで外からの干渉は一切受けない。

 

「じゃあ十六夜たちを呼んで結界作ってっと。行くぞ」

 

「「「ああ(はい)」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

例の野郎の根城に来た。扉があるがこんなものは蹴飛ばす。邪魔でしか無い。

 

「………」

 

さァて、破壊の時間ダ

 




ラン・ラン・ルー!(byカーネル・サンダース)
今回のお話どうでした?次回は零君ブチギレ回です。ですので戦闘描写はあんまりないと思ってください(一方的になるので)。
いやぁ、GWは遊び三昧ですよ!え?勉強?何ですかそれ?なんか二十二日にテストって言われたんですけど、何が起きるんですかね?     ダイサンジセカイタイセンダ>
まぁ、そんなことは置いておいて、皆さんもGWを楽しんでくださいね!
ではでは~……次回もよろしくお願いします!!

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