のうのう、読者さんよ
この小説は残留が好きなように原作をぶち壊すものじゃよ。
と、なんか深夜テンションの心の中で浮かんだ文を書いてみました。
ははは!すみません、ふざけ過ぎました。では本編をどうぞ。
実は昨日俺が出かけた後色々あったみたいだ。
マンドラっていう奴がジンに切りかかろうとしたり、サンドラって娘がフロアマスターだったりと、突っ込みたくなることもたくさんあったらしい。(一瞬マンドラをマンゴドラに間違えそうになったよ)
で、今は境界壁の舞台区画で行われる”火龍誕生祭”の運営本陣営の特別席に居る訳なんだが…意外と高い場所にあって目立っているから正直普通の客席で見たかったと思ってる。人の視線がやばい。
さて、今は造物主たちの決闘とやらが行われてる。それに耀はサポートが一人まで許されるのに一人で出場して行った。
正直無理だろうなと思っていたけど驚きなのは決勝まで勝ち抜いたって事だ。まぁ途中でブーイングが来た時はそれ以上に驚いたが……名が無いとここまで非難されるとは思ってなかった……それにしても用のメンタルは強いよな。今だけ言われても微動だにしない。さすが決勝まで勝ち抜いた猛者。
……でもまぁ、決勝まで勝ち抜いてきたけどさすがに一人はやはり無謀だったと思う。
なにせ次の相手には厄介な奴がいる。このことについては決勝が始まってから話すけど……おっと、もう始まるか。
「それでは入場していただきましょう!第一ゲームのプレイヤー・ノーネームの春日部 耀と、”ウィル・オ・ウィスプ”のアーシャ=イグニファトゥスです!」
やはり耀が出てきた瞬間にブーイングの嵐。これには少しイラッとくるな。
「零…抑えてね…?」
「んあ?大丈夫だよ」
俺が舞に心配されているのを見てサンドラが
「何を抑えるんですか?」
と聞いてきた。キレることって言ったら怖い印象与えそうだしどうしようか…
「零がキレることだよ」
舞が直球で答えたよ…
「え…ど、どのくらい怖いのですか…?」
聞かなくていいと思うが…
「そうだね…一言で纏めるなら恐怖。それぐらいしか思いつかない程に怖いよ。零がキレたら。あ、ブチギレの時は『いつの間にか死んでた』って感じになるよ」
「…」
おいおい…体震わせながらこっち見てるよ…これは精神的にキツイな…それと俺舞には一度もブチギレた時は無いはずなんだが…
「えーと…サンドラさん?そんなに怖がらなくて大丈夫だよ。俺はちょっとやそっとじゃキレないから」
「ひっ…は、はい……」
完全に怯えちゃってるよ…はぁ…もう耀達の勝負見てよう…
……あ、そう言えばまだ厄介な奴の事を教えて無かったか。
そいつはあのアーシャって娘のサポートの南瓜頭のジャック・オー・ランタンだ。
どうやらあいつは不死らしく、いくらやっても壊れないらしい。あと火を使うから余計厄介。
そんなのが相手に居たら絶対に耀に勝利は訪れない。ペアがいれば何とかなっただろうが……
……あ、もう終わった。降参か…ま、その判断は正しいな。
…そういやもうすぐペスト達が来るころかな?よし、脅かしたいからちょっと隠れてるか。
「《
さて、ステルス状態になった訳だし様子見っと…
「ん?零はどこ行ったんだ?」
「え!?零さんまたどこかいったのデスカ!?」
「え…?さっきまでそこに…えっ…?」
「…はぁ…」
「相変わらず零は自由だね~」
「マスター…一体何してるんですか…」
「零君は昔からこんな性格だったの?」
「うん」
「……主殿は多分すぐ近くにはいると思うが…」
おぉ、意外と混乱してるな~。あ、ちなみに上から十六夜、黒ウサギ、サンドラ、白夜叉、舞、エルナ、飛鳥、舞、レティシアだ。
…お、来た来た。黒いギアスロール…やっとまともに戦えそうだな…
「!これは…!」
誰かがそこまで言ったら客席から悲鳴と驚きの混じった叫び声が聞こえた。
「ま、魔王だ!魔王が来たぞぉぉぉぉぉぉ!!」
その声が終わると同時に悲鳴と怒声、混乱の声がそこらじゅうから聞こえる。兵士の方々は忙しそうだ。
そうだ、どうせだ、やっぱ暗躍なんてしないで堂々とペスト達に会いに行って普通に戦おう。そうしよう。もちろん、リミッターは追加だが。
……よし、リミッター追加は出来たか。ま、どうせすぐ外すし指輪で良いよね。
さてと…会いに行きますか。
「よっと……昨日ぶりだな三人とも」
いきなりステルス解除でドッキリを仕掛ける。
「!?零!?どうしてここに!?」
「な…!お前どうして浮いている…?」
「あら…?もしかして零って強敵だったかしら?」
ドッキリ大成功。ま、突然現れて、更には浮いてるから驚くし不思議だろうな。
「おう、浮いてるのは身体能力ってだけだから気にすんな。てかヴェーザーはもう飛べると思うが…」
「もう気づいてやがったか…それよりも零。お前昨日から気づいていたのか…?」
「勿論」
幼…女の子が魔王だとは思ってなかったけどな。
「じゃあ気づいてた上でこれを渡したって事なのね…良かったの?敵なのに」
「全然大丈夫。俺以外の奴の難易度がハードモードから
「…そう…じゃあ零は?」
どんぐらいだろ?さっき新しいリミッター付けたばっかだからよく分らないけど…大体イージーかな。
「大体ベリーイジーがイージーになったぐらいかな?」
ちょっと挑発感を込めつつ言ってみる。したら案の定ヴェーザーが乗ってきた。
「ほぉ…じゃあこれを受けられるかなっ!」
ヴェーザーの拳から金色のオーラ…体内の気を拳一点に集中させて威力をあげてるのか…一晩でここまでとは…やりおる…余裕だが。
俺が手のひらで受け止めると、ドン!!と言う音がした後、ドゴォォォォン!!という爆発音が聞こえた。威力高すぎじゃないか…?
「……はぁ…参った……これが通用しないなら勝てねぇ…」
「そか。じゃ俺はこの辺で一旦引かせてもらうな。こっちの主力が一人来るからな」
「そう。零、また会いましょう」
ペストに見送られつつ、またステルスになる。もし危なくなった時、すぐ助けられるようにだ。
「オラァッ!」
「おっと、また人間か…それよりお前どうやって…」
「飛んできただけだよ!!」
「そうか…失せろ、雑魚が」
ヴェーザーが腕を引き絞る…あ、これやばい奴だ。助けねば。
「よっと、ごめんな。こいつは俺の仲間だからな。止めさせてもらうぞ」
十六夜をぶら下げつつ腕をつかむ。意外と遅くなるな…
「零!」
「零、お前さっき戻って行かなかったか…?」
「ステルスです」
『…』
ちょっとぉ!?なんか周りが冷たい視線で見てくるんですけど!?
「はぁ…まぁいい。ガキ、さっさと失せろ」
「やだね」
かっこよく言ってるつもりなんだろうけど…十六夜、無理がある…俺に後ろ襟つかまれて宙吊り状態で言われても…
「…零、連れてってやってくれ…」
「あー…悪いが無理だな」
「何故だ?」
「何故って、簡単なことだよ。お前等俺が敵だって覚えてる?」
「「「……」」」
敵と認識されないとか何この空気。
「ごめんちょっとイラついてきた。十六夜。ちょっとばかし力貸すから後は俺の援護するなりご自由に自力でどうぞ」
十六夜を掴んでいた手を離して十六夜を落とす。
が、十六夜の背中に翼を生やしておきました。もちろん、今は俺が操作してる。
「どうだ十六夜。空を飛ぶ感覚ってのは。爽快だろ?」
「おぉ!!すげぇ!!」
目が輝いてる…年相応の表情になったなぁ……
「んじゃそろそろ自分で動かせ」
「おう!!」
十六夜と喋ってたらすっかりペスト達を忘れてたみたいで、ペストが
「……ねぇ零。貴方って何でもあり…?」
「多分」
「そう……」
地味に傷つく…その反応…
「さて、じゃあ始めますか」
「「「「そうだな(ね)」」」」
「地形が跡形もなくなるだろうが…我慢しろよ、サラマンドラ!!」
俺のその言葉で乱闘は始まった。さっきペストと会話していた短時間で十六夜が翼のコントロールを物にしてる…若いっていいねぇ…
…戦いが始まってまずペストとラッテンが何処かへ行ったが気にしない。
残ったヴェーザーは気をうまくコントロールしてるみたいで中々に強い。
でもまぁ、リミッター着けといてよかったよ。楽しくできるからな。
「さて、十六夜。こいつは強いから気をつけろッ!」
よし、まずは一発殴って様子見だな。
「グァっ!?」
あれ?意外と…弱かった…?
「…なぁ、俺って邪魔だったりするか…?」
おや?十六夜が珍しく元気じゃない…どうしたんだ?もしかして俺の所為?いや、俺の所為か…
「いや、人手は多いに越したことは無いし、いてくれ。そして攻撃もよろしく」
「おうっ!」
いきなりヴェーザーのこと殴ったよ…ま、敵だし仕方ない。
「グッ…!」
お、意外と行けるもんだね。十六夜には悪いが、あんまり攻撃が効かないと思ってたが…
「さて、どうする?俺たち相手じゃ分が悪いと思うが」
俺がそう言うとヴェーザーから殺気が漏れてきた。
「……オーケー…これなら本気を出しても大丈夫そうだなぁ!!」
…おいおい…たった一晩で”気”の扱いをマスターするとか…ハイスペックすぎだろ……
「おいおい…使いこなすとか聞いてねぇぞ…ま、久しぶりに楽しめそうだしいいや!」
「ヤハハ!!お前ら気をつけろよ!地図が書きかえられちまうからな!!俺も参加するが!」
十六夜が楽しそうに
「おい!どうやったらそんなことができんだよ!!」
十六夜が驚きながらすこぶる楽しそうにヴェーザーに聞く。教えてはくれないだろうけど。
「あ?これか?これは…ちょっとした手品みたいなもんだ」
特に疲れても居ないような表情と声色で返答してる…あー…まだ本気じゃないのか…
仕方ない。
「…なぁ、十六夜、悪いけどちょっと離れてて」
「あ?なんでだ?」
「危ないから」
「…今度は何すんだよ…」
十六夜はしぶしぶ下がってくれた。さすがの十六夜でもこれから起こることは対処しきれないと思う。
さて、やりますか。
「?」
ヴェーザー…これは耐えきれるか…?
まず最初に俺の周りにレールガンやガトリング機銃、地対空ミサイル、ツァーリ・ボンバ、核などの兵器とそれぞれの属性の小さい魔法弾が無数に浮いている。もちろん、装填数は無限だ。レールガンやミサイルなど装填、蓄電などが必要な物に至っては装填、蓄電の必要なし!
そんじゃ…
「GO」
俺の合図と同時に全てのレールガンとガトリング機銃が間隔を開けないように微調整されながらヴェーザーめがけて撃ちまくる。そして地対空ミサイルなどのミサイル類はそれに続くように連続に撃ちだされる。
ツァーリ・ボンバ、核などの投下物は魔法弾と一緒に連続で一直線に飛ばす。
なんか爆発が恐ろしいほどに起こってるけど死上げ…ゲフンゲフン…仕上げに俺が空気を殴って空間を割り、全てを爆発させる。
これで生きてたらすごいぞ。
…なんて事を常人なら考えるだろうな。
ここは箱庭だ、何が起ころうが不思議じゃない。俺もいるしな…絶対にヴェーザー生きてるぞ…
「……なんだ?今の攻撃は…?現代兵器ばかりでてきたが…」
やっぱりな。無傷だよこの人…
「今のはただの耐久力テストみたいなもの。いやはやそれにしても驚きものだよ。今の攻撃星一つは壊せるぞ?」
「そんなもの出せるお前に言われたくは無いな」
「言い返せないな」
笑いながら雑談()をしていると十六夜がとんでもなく驚いた顔をしてた。
ま、無理もないか。あの攻撃だったら大体の奴は死んでるんだろうな。
「十六夜、無理だと思ったら他の奴の救援に向かえよ。こいつじゃなければ倒せるだろうから」
「…あぁ、分った」
無理はさせたくないが…本人がやるって言ってるしいいか。
「よーし、んじゃあ…
「この状態…?どういうことだ?」
「後で嫌でも分るよ。それよりそんなに喋ってていいのか?」
「あ?なに言って―――――」
ヴェーザーの背後に回ってヴェーザーを蹴り飛ばしたが意外と飛ぶんだな。
煙で見えなかったんだけど頭から血が出てる…痛そう…俺がやったんだけど。
「いきなりすぎだ…油断しちまったじゃねぇか!!」
ヴェーザーが高速で殴りつけてきてるけど
「おっと、早いな。だが遅い」
「!?」
「言ってやろう!!お前に足りないものは、それは~…情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてェなによりもォ-------- 速さが足りない!!情熱云々は知らんがとにかく!早さがまだまだだ!!」
ふう…二秒で言えた…
「…そ、そうか…」
あれ?ヴェーザーもしかして引いてる…?
「…」
十六夜まで…最近引かれることが多い気がする…トホホ…
「…よし、ヴェーザー、続きを―――!?」
!?なんか今雷が落ちなかったかったか…?
「”審判権限”の発動が受理されました!これよりギフトゲーム” The PIED PIPER of HAMELN”は一時中断し、審議決議を執り行います!プレイヤー側、ホスト側は共に交戦を中止し、速やかに交渉テーブルの準備に移行してください!繰り返します―――」
…そういやこのギフトゲームの内容って何だっけ…?あ、ギアスロールは…っと…何々…長ったらしいから要所だけ纏めるか…ふむふむ、つまり、嘘を壊して真実を掲げよ…か…
そういや”魔導書”みたいな魔力がペスト達から感じられた気が…もしかしてこれ、”今は”攻略できないけど、後で攻略できるパターンか…?
その場合…このルールに不正は無いことになる…つまりそれを材料にして、ペスト達がこっちが不利になるような条件を追加するように言ってくる可能性が大きい…
そうなるとこっちは不利なゲームを強いられる…その時は交渉と行きますか…面倒だ…
「…めんどいなぁ…」
話し合いはあんまり好きじゃ無いんだよなぁ…
ま、交渉テーブルとやらに急ぎますか。
きりさきジャックって厨二っぽい!
ものすごく注意!!この後書きは深夜に書いております!!
いやぁ、今回はヴェーザー戦でした。やっぱり戦闘シーンとか無理です。
、、、進みたくてもそこで止まってしまう!ま、書いてて楽しいから良いんですが。
そうだ、UA一万三千越えありがとうございます!正直脳内カーニバルです。
うーむ……後は…そうだ、これから春休みに入りますが正直なとこ一話ぐらいしか投稿できないと思います。
うん?理由?ゲームにカラオケに外出ですが?
こまかいことは気にしないで
とっとと締めましょうか。
ではでは皆さま
すばらしい読者ライフを!
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前書きと後書きの頭文字を繋げてみたら…?
ちなみに、前書き、後書きはこのためだけにおかしな文になりました。
不快になられた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。
次回からは多分もう無いと思います。あ、深夜テンションはホントです。
それでは次回もよろしければ読んでください。
批判、アドバイス、指摘、感想等々お待ちしております。それでは。