境界の彼方~G-ゴジラ-を継ぐ者~   作:フォレス・ノースウッド

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今回は澤海が劇中披露した技の一覧です。

彼は参考に他のゴジラ映画を日々鑑賞、研究しているので、レパートリーが前世よりも多くなっております。


澤海―ゴジラの技集(オリ含め)

・放射熱弾―アトミックボール

四代目である澤海にとってパラレルの自分である三代目がヘリを撃ち落とす時にたった一度だけ使った技が元。

熱線エネルギーを球状にして発射する。澤海―人間体の時は指鉄砲にした人差し指から放つ。通常の熱線より威力が下がるが連射、熱弾を散弾よろしく分散させたりと使い勝手はよく、人間体時に多用される。

 

・アトミッククロー

 本作のゴジラは、自らの熱線エネルギーを半個形状に凝固させることができ、それを応用して握り拳の指の隙間から伸ばして生成した爪。澤海が某アメコミヒーローの超硬度金属製の爪に着目して編み出された。

切れ味は抜群であり、コンクリートも鋼鉄も、妖夢の血肉も骨ごと両断してしまう。

 

・アトミックビュート

 前述と同じ能力で、掌からロープ状に半凝固させたエネルギーを投げ飛ばす、敵を捕縛する際に使用。

 

・放射熱線―アトミックシュート

 澤海―ゴジラが最も扱い慣れた熱線、人間体時は広げた掌から放射。無論ゴジラ形態の時は余剰エネルギーを背びれから放出し、その際光輝く(人間体の時は全身から放出させている)。

Gフォース隊長の佐々木大尉がVSメカゴジ劇中ゴジラの生態に関する講義で説明していたのと同じく、背びれが発光してから発射するまでの平均時間は1.26秒。

 

・スパイラル熱線―アトミックスパイラル

 映画ではvsキングギドラで使用した強化熱線。通常よりチャージに時間を掛け、ライフリング付きの銃口から放った弾丸よろしく高速回転を加えることで、射程距離と貫通力が強化されたらせん状の熱線を発射する。

 

・体内放射

 VSシリーズにてほぼ毎度使用された、全身の皮膚から熱線エネルギーを全方位に向けて照射する衝撃波。ピンチの状況から逆転させる、ゴジラの起死回生の切り札にも等しい技。またこの技の応用で、パンチやキックによる体技から衝撃波――アトミックスラッシュを放つことも可能。

 

・アトミックバースト

 ほぼ本作オリジナルの技。よりチャージ時間を伸ばしつつ、体内で生成したエネルギーを高密度に圧縮し、それを一気に解放しつつ放つ強化熱線。射程はアトミックスパイラルに劣るが、威力と攻撃範囲は通常の熱線の比では無く、多数の敵を一気にせん滅してしまう。尚澤海は、敵に恐怖を与えるにはもってこいとの理由でGMKゴジの熱線をモデルにこの技を編み出した為、背びれ発光時に放電に似た轟音が鳴る、発射時強烈なバーストが起きる等、発射シークエンスがかなり酷似している。

 

・放射火炎―アトミックブレス

 主に初代が使用した白熱光と同じく、対象を燃焼させる方に重点を置いた青色の火炎を放射する技、物理的破壊力は他の熱線に譲るものの、超高熱による火炎地獄は充分脅威であり、照射可能時間も長い。ギャレゴジの熱線と似た形状をしているが、これは完全に偶然の一致。

 

・ハイパースパイラルバースト

 彼の奥の手たるいわゆる赤色熱線であり、スペゴジに使用したバーンスパイラル熱線の強化版であり、本作のゴジラの現状最強技。

 アトミックスパイラルとバーストを掛け合わせ、さらに敵からの攻撃で受けたエネルギーを吸収、プラズマグレイネイドよろしく増幅、集束して打ち返す。

 他の赤色熱線と違って連発はできないが、一発分の燃焼力、貫通力、破壊力は凄まじく、G細胞によるレジストがあったとは言え〝凪〟の期間中にも拘わらず着弾地点から100メートル以上の火柱を舞い上がらせる程の威力を見せ、怪獣王、破壊神の異名に恥じぬ猛威を見せつけた。

この技の欠点を上げるとすれば、威力があり過ぎて、結界の内部など心おきなく放てる環境が整ってないと使えないこと。

 


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