前世でやる気のない転生者が女神補佐を目指します。 step1 めだかボックス   作:呪壊 赤城

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皆様今日は。呪壊 赤城デス。

今回は、アテナとめだかちゃんの視点で話が進みます。
今回もあまり長くないです。

次回からは、週3ペースで出すかもしれないです。

それではどうぞ。


空箱:2 「鶴戯は私の兄」

ーああ!?もうそんなに進んでるデスか?

不味いデス。これは、とっても不味いデス!

はっ、とっ、取り合えず原作の箱庭学園に行く前に、こっちに喚んでっと。

 

って、思い切り寝てるデスよ!?

確かに今までの頑張りは凄いものですケド。

 

『鶴戯、起きて下さいデス!鶴戯!!いい加減目を覚まして下さい!』

 

いい加減も何も今喚んだばかりですが、時は刻一刻と迫ってるデス。

 

「ん?ア、テナ?どうしたんだ?」

 

『あ、はい、この先原作になっていくので、原作の詳細を消さないとなのデス。』

 

[完全に?]

 

『いいえ。まだ会ってないキャラの名前や、大体の流れはぼんやり覚えてますよ。』

 

[なら、自分で消してみてもいーか?]

 

『ほぇ?あ、はい良いデスよ。』

 

[『色褪せた重異出(モノクロメモリー)』っと。どうだァ?]

 

『!?・・・え?あ、はい。OKデス。』

 

本来なら、詠唱を唱えてやるものをこうもあっさりとデスか。

 

[じゃあ、彼処に戻っていーのかァ?まだ中途半端だろ?]

 

『そうデスね。じゃあ、戻って良いデスよ。では。』

 

[待て。自分で戻る。]

 

そうして、消えていました。

 

ーって、ええぇぇぇぇっ!!!いやいやいやいやいやいや。可笑しいでしょ?Why?What?なぜ?

意味分からないデスよ!?

 

って、仕事に戻りましょう。

 

 

~数時間後。~

 

・・・・・・嫌なものを見てしまいました。

仕事を終えて、鶴戯の様子を見てもらっていた友人から鶴戯が、全身を傷付けられている事を教えられたのデス。

 

『こんなのただの八つ当たりじゃないデスか!?鶴戯はただ迎えに行っただけデスよ!?』

 

『確か、あっちの世界の今の主人公ですわね。貴方の補佐研修生を攻撃したのは。』

 

『ほぇ!?じゃっ、じゃあ、このままだと良くないじゃないデスか!?』

 

『フフフ、行った方がよろしいんじゃなくて?アスナ。』

 

『うっぅう。でもぉ。』

 

『仕事でしたら、私が代わりますわ。本来なら生物の死は、私達の仕事ですもの。』

 

『うぅ・・・。ありがとデス!!では、行ってくるデス!!』

 

『フフ、行ってらっしゃい。あ、アスナ、折角だから、お土産期待していますわ。』

 

ズルッ

 

『はいデス。ルーミア。』

 

 

ールーミアはこれさえなければ、モテるでしょうに。

・・・いえ、友人の短所を考えるのはやめるデス。

さて、証明しに行きましょう。鶴戯の潔白を。

 

 

_______________________________________________

 

ふむ、1週間前のあの出来事が未だに忘れられん。

全く、あやつ等は人の命を何だと思っておるのだ!

球磨川だけでなく、よもや戦神3年生までもとは・・・。

名前は何故か思い出せんが、息絶えてしまっているのは、理解できたのだ。同じ人間だと言うのに!

 

とはいえ、もう球磨川と会うことは無かろう。

だが、戦神3年生は、なんなのだ一体!反撃しなかったが謝罪の一言すらなかったのだ。

 

[行きゃあ、良いン、だろォ?]

 

「っ!何故そのような言い方しか出来んのだ貴様は!」

 

[さァ、なァ?完璧、超絶お嬢様の、黒神さンに、は、一生、分からねェ、だろォよ。]

 

[じゃあ、なァ、また、明日とか、なァ。]

 

球磨川以上に、乱神モードで攻撃したはずだ。

本来なら、当に死んでいても可笑しくない筈なのだ。

そもそも、逃げようと思えば球磨川と戦っている間に逃げれたはずなのだ。

 

 

 

「・・・ちゃん。めだかちゃん?ボーッとしてどうしたんだよ、らしくねーな。」

 

ふむ、どうやら長い間考え込んでいたらしい。

 

「いや、大丈夫だ。心配をかけてしまったな、善吉よ。」

 

「カッ、気にすることねーよ。」

 

「・・・ところで善吉よ、あの信号は赤で間違いあるまい?」

 

「って、おいおい、あの年なら赤くらいわかるだろ!?」

 

「助けに行くぞ善吉。ついて参れ。」

 

「おう。」

 

 

________________________________________________

 

ー人界降りしたのは良いですがって、なんデスか!?

なんでいきなり車道のど真ん中なんデスか!?

これ、その場でジ・エンドじゃないデスか!?

って、跳躍なのデスよ。

 

「ほいっと。」

 

「ほぅ、やるな。心配は無用であったか。」

 

「おいおいおい、めだかちゃん並みのジャンプとか、

超人過ぎんだろ。」

 

ーあれ?もしかして、もしかしなくても目立ちすぎましたかね?

 

「ふむ、ところで貴様、何があったのだ?」

 

「ほぇ?ええっと。」

 

ーなんと言えば良いでしょうか?流石に女神と言っても信じないでしょうし。

 

「えっと、なんか異能力みたいなののせいなんデス。

時々こういう感じで暴発してしまって。」

 

「ふむ、それは大変だな。私で良ければ貴様の力になろう。」

 

「はぁ、そうデスか。ありがとデス。」

 

「うむ。・・・私は黒神めだかだ。こっちに居るのは、幼馴染みの人吉善吉だ。貴様の名前はなんと言うのだ?」

 

ーどうしましょうか。ここは、鶴戯のためにも名字は同じ方が良いですね。

 

「えっと、戦神亜沙(せんじん あすな)デス。よろしくデス。」

 

「「っ!?」」

 

「ほぇ?どうしたですか?」

 

「なっ、なぁあんた、戦神鶴戯って、知ってるか?」

 

ーふむ、どうしましょうか。姉か妹。どちらにしましょうか。ええと、よし、妹にしましょう。

 

「鶴戯は私の兄デスよ?」

 

「なっ、そうなのか?戦神。」

 

「はい。お兄ちゃんの事知ってるですか?」

 

ーフフフ、作戦通りなのデスよ。

 

 

しかしながら、めだかさんと善吉君に納得してもらうのは、鶴戯に再開するまで基、鶴戯とめだかちゃんが、箱庭学園で再会するまでかかるとは、このときはまだ知らなかったデスよ。

 

 




~安心院さんのこれで安心!お知らせコーナー!~

なじみ「やぁみんな、ここまで読んでくれてありがとう。今回は、空箱についてのお知らせだ。」

駄作者「皆様前書きぶりです。お気付きになったかたもいらっしゃるでしょうが、空箱についての説明です。」

アテナ『空箱では、今回以降は私アテナが亜沙として、原作組と接触していく回となるデスよ。』

鶴戯[ちなみに、俺は全く知らねェ。]

なじみ「それと、鶴戯があまり関わってない原作組との接触が多いと思うぜ?」

駄作者「鶴戯君は主人公のめだかちゃん達からよく思われてニャいからねー。」

アテナ『まぁ、そんなわけデスので、今後ともよろしくお願い致しますデス。』

鶴戯[ンで、もうひとつお知らせだァ。]

駄作者「今後、安心院さんの後書きコーナーでこういうものをやってほしい、やらないで欲しい等が御座いましたら、教えていただけると嬉しいです。」

なじみ「じゃあ、今回はここまでかな?」

アテナ『では皆さん、次回もよろしくデス。』



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