前世でやる気のない転生者が女神補佐を目指します。 step1 めだかボックス   作:呪壊 赤城

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どうも皆様♪呪壊 赤城です!

今回は亜沙の心の中が愉快なことになっております。
ついでを言うと安心院さんも若干壊れてます。

ちなみに生徒会戦挙は後これともう1話が終わったくらいから始める予定です。生徒会戦挙編は結構長いものになると思います。あまりご期待なさらずに待っていてくださいませ。

それでは、本編どうぞ!!


空箱:4 「「2つ目で!」」

とても不味いことになったんデスよ!?

生徒会戦挙という実に凶悪かつ危険なものに、なぜか私も協力する事になってしまったのですよ。

しかも、私はめだかさん達の生徒会側、対する鶴戯は-13組側なんですよ。

何だかんだで誤解すら解けていないのに、なんでこうなっちゃったのか分かんないのデスよ。

はぅ、生徒会戦挙まであと、1週間。

でも今日は、日之影さんの計らいで鶴戯と会うことになったデス。

待ち合わせは、箱庭学園の3年13組の教室デス。

教室の時計を見ると、あと2~3分で待ち合わせ時間になるデスよ。その間に、今までのことを振り返ってみたデスよ。

元あといえば、私が鶴戯になんの連絡もなしに人界へ来たのが原因なのデスよね。

やはり、私に女神は向いていないのでしょうか?

はぁ・・・。思わずため息を吐くと。

 

[日之影くンから呼ばれたと思ったら、自称妹さンですかァ?]

 

ええと、ここで私は貴方の妹デスっていっても、信じないのはわかってるデス。ここは手っ取り早く、元の姿に戻るデスよ。

 

[・・・。ってアテナじゃねェか。なんでここに居ンだァ?]

 

「中学校の時にめだかさんに、攻撃されてたのが気になって、来ちゃったんデスよぉ。」

 

死んじゃうかと思うくらいボロボロだったのを見たときは泣きそうになりました。言わないデスけど。

 

[それは誤解だと思うンだが。]

 

「それでも、心配したのは心配したんデスよぉ。」

 

[大丈夫か?日本語がおかしいぞ?]

 

「いいんデスよ。だから、妹ということにしておけば、めだかさん達とも和解出来ると思ったデスよぉ。」

 

[なるほどなァ。でも連絡もなしにいきなり妹って言われてもわかんねェぞ?]

 

うぐっ、痛いとこ突かれたのデス。

 

「うぅ、それは本当に申し訳なかったデス。」

 

[まァ、いいけどよォ。]

 

「どーもなんデス。」

 

[ンじゃあ、今から家に来るか?]

 

「ほぇ?今から?良いんデスか?」

 

[おォ良いぞ。]

 

鶴戯の家デスか。楽しみなのデス。

 

[あ、今家に平等なだけの人外居るから、ついでに妹って事で紹介するわ。]

 

じ、人外デスか!?なんというか、鶴戯が人外と一緒に居るって、凄い絵面デスね。

 

「どんな人外何ですか?ただ平等なだけの人外って。」

 

[まァ、会った方が早いと思うぞ?ンじゃあ、ほらよ。]

 

「ほぇ?ってえぇぇぇぇぇぇ!?」

 

いいいきなり、教室がきっ、消えてなんか凄い綺麗な所に出たデスよ。

 

「あ、鶴戯お帰り。あれ?人を連れてくるなんて、初めてじゃないかい?」

 

[あ、俺の妹。名前はえっと亜沙だったかァ?]

 

「え!?それなら早く言ってくれよ。お茶出すよ。」

 

「いえいえいえいえ、お構い無くデス。」

 

だ、誰ですか?この巫女服美少女は!しかも、後ろには、背中に≠が縫われてる?服来た方が居るじゃないですか。

 

[あ、こいつは安心院なじみ。ただ平等なだけの人外だ。ンで後ろに居ンのは、不知火半纏。ただそこに居るだけの人外だ。]

 

えぇぇぇぇぇぇ!?こんな巫女服美少女が人外デスかぁ?いえいえいえいえ、落ち着くデスよ私。と、取りあえず、挨拶をするデスよ。

 

「ええええっと、で、デスね。戦神鶴戯のい、妹の戦神あっ、亜沙デスよ。よっ、よろしくなのデス。」

 

「う、うん。ぼっ、僕は安心院なじみ。鶴戯の奴には凄くお世話になってるんだ。よっ、よろしくね。」

 

うあぁぁぁぁぁぁぁ、引かれてしまってるデスよ。やっぱり、噛みすぎたのが良くなかったんデスか!?

でっでも、落ち着いてきたデスよ。もう大丈夫。大丈夫なんデスよ。

 

「取り乱したりしてしまって、すいませんでした。えっとよろしくなのデスよ。」

 

「うん。僕こそごめんよ。柄にもなく取り乱しちまったぜ。」

 

なんというかこの方とは、仲良くやれる気がするのは私だけなのでしょうか。

 

 

__________________________________________

 

ああ、鶴戯の奴いきなり妹を連れてくるんだからな。流石の僕も思わず取り乱しちゃたぜ。

まぁ、それは置いておくとして、亜沙ちゃんはどうやら鶴戯の妹だったらしいね。

2~3日前に、自称妹が現れたって言ってた時はどうしようかと思っちゃってたんだけど、まぁ本当の兄妹で良かったじゃないか。

で、今現在何をしてるかっていうと、亜沙ちゃんと2人っ切り。ああ、半纏の奴が、居たんだっけ。

鶴戯はコーヒー豆を買いに行っちゃってんだよ。

 

「でも、鶴戯は今まで亜沙ちゃんが居るって知らなかったんだろ?亜沙ちゃんは何時知ったんだい?」

 

「えっと、物心ついたくらいからなのデスよ。」

 

「ふーん。そうなんだ。じゃあ、中学でめだかちゃんに負けて、学校から追い出されたのは知ってたのかい?」

 

「はいデス。でも、お兄ちゃんがそんなことする訳がないのデスよ。」

 

「でも、会ったことないんじゃなかったのかい?」

 

「いえいえ、時々は会ってたんデスよ。」

 

「そのわりには、君の事忘れてたみたいだね。」

 

「アハハ、そうなんデスよね。やっぱり、3年間って長のかもデスね。」

 

まぁ、中学を追い出されてから、いたここでは、時間の流れが早かったってゆーのもあるのかもね。にしても、妹を忘れちゃうって鶴戯も案外可愛いとこあるじゃねーか。とかなんとか2人で話してたら、鶴戯が帰ってきた。

 

「「あ、お帰り(デス)」」

 

[おう、今帰ったぜェ。]

 

それから馴れた手付きで、僕らの分のコーヒーを淹れてくれながら、僕らに聞いてきた。

 

[そォいやよォ、生徒会戦挙での俺等の動きを考えたンだが、オマエ等乗る気あるかァ?]

 

ニヤリと笑う鶴戯は何か面白そうなことを考えている顔だった。しかも、僕も加われるらしいな。

 

「なんだい?僕も加われるって鶴戯はなにする気なの?」

 

「そうデスよ。封印されてるなじみさんも出来るって何面白い事企んでるデスかぁ?」

 

僕も亜沙ちゃんも、鶴戯がコーヒーを買いにいっている間に大分打ち解けていた。

意外にも、亜沙ちゃんは悪戯が好きな性格で僕が今まで球磨川君にしてきた嫌がらせ基、悪戯の数々を聞いて笑っていたんだからね。僕も話がいがあるってもんだ。そのせいで亜沙ちゃんの事はあまり聞けなかったんだけどね。

 

[2つ考えてたンたがなァ、1つ目の案は、俺と亜沙の2人も、生徒会戦挙に出て引っ掻き回す案。これは、なじみに裏方でフル活動してもらうパターンだ。これは、ある程度予想がつく。なんせ―――――――――――なんだからよォ。まァ、――――――――になるし、面倒ではあるがなァ。]

 

「おいおい、それは流石に僕でも困るぜ?」

 

「まぁまぁ、なじみさん。で、もう1つは?」

 

[もう1つはなァ、まァ、これも俺と亜沙が出るのとなじみが裏方でフル活動は一緒だが、―――――――――――だ。何が起こるかわからねェ。保証も保険も効かねェがやる価値はあると思うが、どうする?]

 

・・・へぇ、2つ目はなかなか面白いじゃねーか。1つ目もなかなかにおもしれーけど、やっぱりここは。

 

「「2つ目で!」」

 

亜沙ちゃんと見事にハモっちまったぜ。やっぱり僕らは気が合うようだ。にしても、これはなかなか骨が折れそーだ。でもまぁ楽しみなんだぜ?

 

そして、僕らの生徒会戦挙への暗躍が始まった。

 

 

 

 

 

 




~安心院さんのこれで安心!裏噺?~

なじみ「やあ皆。ここまで読んでくれてありがとう。安心院さんだぜ。」

鶴戯[今回よォやく俺が亜沙と会ったな。]

駄作者「長かったですねー。鶴戯君。どうニャんだい妹が出来た感想は。」

鶴戯[別にどうもしないぞ。]

亜沙「軽く酷いのデスよ!」

なじみ「そうそう、今回以降はアテナじゃなくて亜沙になるからね。」

鶴戯[?なにがだよ。]

亜沙「いえいえ、鶴戯は気にしなくていいんデスよ!」

駄作者「ちなみに今回は、ニャんで亜沙ちゃんが日之影君に取り次いでもらったのかについてニャ」

なじみ「お前、とうとう猫になったんだね。」

駄作者「ニャハハ、それは兎も角、どうやったんニャ?」

鶴戯[俺も気になるぞ?]

亜沙「えーっと、めだかさんの方から頼んでくださったようなんデスよ。それで日之影さんが自分のメアドを教えてくれたのでそのままの流れで呼んで貰うことになったデス。」

なじみ「ちなみにその時の頼み方は?」

亜沙「あの、日之影さんからお兄ちゃんを呼んで下さいませんか?」

鶴戯[そんなんで電話かけてくれたのか。]

駄作者「後輩思いニャ。」

なじみ「日之影君が後輩思いのいい奴ということが分かったところで、そろそろ締めようか。」

亜沙「それではデス。」

鶴戯[じゃあなー。]

駄作者「バイニャら。」

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