ガイム&パンツァー 戦車道・ライダー道極めます! 作:フルーツ大将軍
その頃、小町が変身する仮面ライダーカロンと対峙していた幽香が変身する仮面ライダー斬月は・・・
「ふ~ん、まだイザナギ鉱物の特性を発揮してないね・・・」
「っ!?、イザナギ鉱物の特性を発揮する条件って何なの!?」
カロンはヒガンサイスを乱雑に振り回し斬月はヒマワリ傘で防ぎ居合い切りで応戦するが簡単に避けられる
「ライダーならたった1つしかないでしょう~?」
「・・・・・っ!?、まさか!?」
斬月はその答えが分かり手を止めてしまうとカロンはヒガンサイスを肩を担いで手を止める
「ある一定上の数値を超えた感情、まぁ簡単に言えば「覚悟」だね~」
「覚悟・・・」
「そう覚悟!、一辺の曇りも陰りもない混じっりっけのない闘う覚悟、遠目でお前さんの戦闘を見ていてもしやと思ったけど・・・禁断の果実を巡っての戦いの事を引き摺っているのかい?」
「っ!?」
カロンの問いに斬月は明らかに動揺し目線を逸らす
「破神の旦那は演技だって言っていたけど、少なくともそれなりに長く背中を預けて戦ってきたお前さんの事は分かる」
「小町・・・」
カロンは仮面の下で自慢げに笑い右手人差し指を立てる
「一旦立ち話は・・・終わりっと!」
「っ!?」
カロンは不意にヒガンサイスを振ると身体に巻き付いている硬貨が赤黒く発行しながら斬月に向かって飛んでいき斬月は咄嗟に避けてヒマワリ傘をマシンガンモードに切り替え単発で撃つ!
「良いねぇ~、やる時はやらないと!」
斬月とカロンは並走しながら撃ち合い10数m走ると互いにローリングし互の武器を静かに構え直すと・・・
「「はぁぁぁぁぁ!!」」
無数の硬貨とヒマワリの種が飛び交い互いに相殺していくと大きな爆発が起きる!
「くっ!、・・・小町は何処に?」
斬月はヒマワリ傘を開いて凌ぎ少し歩き辺りを見渡すがカロンの姿がなかった
「ここだよ~」
「っ!?、ウワッ!!」
するといきなりカロンの声が聞こえると突如として何かに切り付けられ斬月は何も出来ずに受けてしまう
「これは!?」
斬月のこの現象の訳に心当たりがあったが謎の斬撃は追い立てるように続き斬月は思わず膝を着いてしまう
すると姿を消していたカロンが斬月の前に突如として現れる
「そう、あたいの能力、「距離を操る程度の能力」さ、イザナギ鉱物を内蔵したゲネシスドライバーならこの世界の干渉を受けることがなくなりより能力を発揮しやすくなるみたいだよ」
カロンは装着しているゲネシスドライバーを指して説明し斬月は痛みに耐えながらなんとか立ち上がる
「頑張るね~、そのまま寝てれば良いのに・・・」
「私は・・・まだ倒れる訳にはいかない!!」
斬月はカロンに意志をぶつけるとカッティングブレードを2回倒す
【ソイヤ! ヒマワリオーレ!!】
「はぁ・・・そうかい」
斬月はヒマワリ傘にエネルギーを溜めていきカロンは溜め息を付く
「ハァァァァァ!!」
斬月は威力を増した無数のヒマワリの種を放つ必殺技「シャインシードシューティング」を放つ!
(無駄なのにな・・・)
カロンは何故か棒立ちのまま真面からシャインシードシューティングを受けて一帯に爆煙が起きる!
固唾を飲んで爆煙が収まるのを待つ斬月
「鉱物の特性を発揮したゲネシスドライバーと発揮できていない戦極ドライバーじゃどうやった所で勝ち目無いでしょう?」
収まった爆煙の中から無傷のカロンが立っていてシーボルコンプレッサーを半分まで押し込み間を空けてもう半分を押し込む
【リキッド! ヒガンフラワーエナジースカッシュ!】
カロンの頭上に硬貨が集合し1つの巨大な硬貨となって赤黒いエネルギーを纏っていく
「デスメダルバースト・・・」
ヒガンサイスをゆっくりと突き上げ技名を言い斬月は防ごうとヒマワリ傘をディフェンスモードにする
「シュート!!」
カロンはヒガンサイスを振り下ろすとエネルギーを纏った巨大な硬貨は斬月に向かって飛んでいきヒマワリ傘にぶつかる
だがあまりにも威力にヒマワリ傘は壊れてしまい斬月に直撃する!
「きゃあぁぁぁぁぁ!!」
鎧から火花を散らし吹き飛ばされる斬月は強制変身解除してしまいドライバーにセットしていたヒマワリロックシードがカロンの手元に飛んでくる
「ふ~んヒマワリねぇ・・・」
カロンはヒマワリロックシードを指に引っ掛けて回しながら強制変身解除した幽香の元に距離をなくして一瞬で向かうと幽香の目の前にロックシードを落とす
「さっきも言ったけど破神の旦那からお前さんも含めて抹殺指令が出ているけどあたいはお前さんを殺すつもりはないよ」
「な・・・なぜぇ・・・」
必死に立ち上がろうとする幽香だが蓄積しているダメージのせいでおもうように体に力が入らずその姿を見たそう言って立ち去ろうとする
「お前さんは追い込まれた状況でもゲネシスの力を使わなかった、あたいからすればそれだけで充分な理由さ」
(確かにゲネシスドライバー私にはゲネシスコアでジンバーの方が使いやすいけど・・・あれを使ったら!)
確かに幽香は総一から受け取ったゲネシスドライバーやメロンエナジーロックシードを使わなかったがそれには理由があった
「お前さんは今一真が守ろうとする物を必死になって守ろうとしているだけ、まぁ今の一真がやっている事は「条件反射」みたいなもんだから人間の側はあんまり期待出来なかったけどまさか本当には期待外れとはね・・・あたいは少し期待していたのになぁ~」
「そ・・・そんな・・・こと!」
「そうだと良いけど・・・所で幽香、最近一真はこうやって青空を見ている姿を見掛けたかい?」
カロンはおもむろに仰向けになって寝っ転がり青空を眺めていた
「幻想郷じゃあたいがサボって散歩している時によく見掛けて一緒に青空を見ていたけど、この世界の青空も変わらず綺麗だと思うんだけどね~」
幽香もその事についてはよく知っており幻想郷で一真と知り合ってから太陽の畑で寝っ転がって青空を穏やかな表情で眺めている姿をよく見ていた・・・というより隣に腰掛けてその姿を見て幽香も和んでいた
「そりゃあ一真はライダーチームの隊長だからやらなきゃいけない事は多いだろう、でもこっちのヴィヴァルディはみんなで協力してちゃんと自分の時間を作っている、一真もそうだよねぇ?」
「一真は・・・」
前ほど無理はしなくなった一真だが今でもライダーチームの運用に必要な業務は生徒会の指示のもとほぼ一真が引き受けていて戦車チーム側の裏方業務も一真が行っており一度も自分より一真が早く帰った姿を見た事がなく話によるといつも夜になってから帰っているとの事で風紀委員に何度か注意されているそうだった
「なるほどね・・・破神の旦那の話とお前さんの様子で良く分かったよ、お前さんがそこまで擁護するのは知らないけど客観的に見れば大洗チーム全体が「ハズレ」って言われても仕方がないね~、一真が気負いしやすいのはお前さんも含めて少し一真と行動を共にすればすぐ分かるのに見て見ぬフリか一緒になって一真に押し付けているんでしょう?」
何度か幽香も一真に業務を任せていた生徒会に講義しようとしたが「どの学校の隊長もやっている当然な事」だとある人物に聞かされた一真に止められていたが実際にはある人物が言っていた事は全くのデタラメだった
「悪い事は言わない、早く大洗の奴らとは早く手を切った方が良いよ」
カロンは腰を上げて幽香を見てそう言い立ち上がりカロンに反論出来なかった事への悔しさのあまり地面を叩いてしまう
「もらったぞ!!、サボリ死神!!」
すると立ち去ろうとするカロンをいきなり夜罪が変身する武神鎧武がアンズアックスで切りかかりカロンは咄嗟にローリングをして避ける
「来たねぇ~武神鎧武!、今のあんたは確実に倒さないとね!!」
カロンは斬月との戦闘時と比べてより一層気迫が増してヒガンサイスを振るいアンズアックスとけたたましい戦闘音を響かせぶつかり合う
「小野塚小町、今の俺なら倒せるとでも?」
「今あんたとやり合っていて確信できたね!、あんたも一真と同じくかなり力が封印されているじゃない!」
「チッ・・・やはり勘付かれていたか」
武神鎧武はいつもどおりの口調の言うが仮面の下ではかなり焦っていた
「自ら「一真の対となる影の存在「ダークライダー」」と言うだけはあるね~、確かに光が弱まればそこに出来る影も薄くなるから当然と言えば当然か」
「だとしてもお前に倒される程脆弱ではない!」
武神鎧武とカロンは互いに武器を振るい鍔迫り合いになる
「それはどうかな~、美鈴や妖夢に仰いで学んだ武術とこれまでの実戦で嫌なほど鍛えられた身のこなしと技があるのに対してあんたは結局のところ力に物を言わせているだけ」
「何が言いたい!!」
「元々の力が落ちても一真はカバー出来るのに対しあんたはカバーしきれてない、こんな風にね!!」
そう言うとカロンは武神鎧武を押していき武神鎧武は押し返そうするが全くビクともせず競り負けてしまいヒガンサイスの刃を受けてしまう
「グッ!?、ならば!」
武神鎧武は白煙が出る鎧を抑えながら後退りカッティングブレードを3回倒す
【~♪ アンズスパーキング!!!】
「砕け散れぇぇぇ!!」
最大限のエネルギーを溜めて武神鎧武はギルティーインパルスを放つ!
「残念!、砕けるのはあんたの方だ!」
だがあっさりとカロンはギルティーインパルスを切り裂きシーボルコンプレッサーを半分まで押し込み間を空けてもう半分を押し込む
【リキッド! ヒガンフラワーエナジースカッシュ!】
するとカロンは自身の程度の能力を使い瞬間移動地味たな動きで武神鎧武を切り付けていき収まったと思ったら武神鎧武の周囲に無数の硬貨が浮遊していた
「地獄までの釣り銭、とっときな!」【パチンッ!】
カロンがそう言って指パッチンをし浮遊していた硬貨が一気に武神鎧武に降り注いだ!
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一方その頃、ゲネシスドライバーで変身した新たなマエストロと戦っていた鎧武は・・・
「自らを旋律になるなんて全く・・・名前に相応しい能力だな、「仮面ライダースプレーモマエストロ」」
「破神さん、貴方をここで必ず倒す!!」
新たなマエストロ、スプレーモマエストロは進化したアセロタクト「スプレーモタクト」で切り付けようと振るい鎧武は簡単に捌いて大橙丸で反撃しようとする
「無駄です!!」
だがスプレーモマエストロは直前に自身を実体化する旋律に変えて避け鎧武に向かって突撃し鎧武は思わず後退る
「くっ!、やっぱりその能力をどうにかしないとマズイな・・・」
(たが一体どうする?、さっきの同じ戦法が通用するとは思えない、ここは・・・)
鎧武は大橙丸を右手に持ち替え無双セイバーを抜刀しレバーを引いて銃弾を放ちながら突破口を模索する
「対抗策なんて有り得ませんが思い浮かぶ前に倒す!!」
スプレーモマエストロは鎧武から少し離れた距離で能力を解いて元の姿に戻りシーボルコンプレッサーを押し込む
【ソーダー! アセロラエナジースカッシュ!】
「貴方の舞台もこれで閉幕だ!!」
大きく4拍子を刻み無数に実体化する旋律と共に身体にエネルギーが溜まっていくスプレーモマエストロは両手を挙げると自身も旋律となって他の実体化した旋律に交じる
(ん?、まさか?)
鎧武は旋律の中に何か違和感を感じていると実体化した旋律がまるで嵐のように鎧武を包み込み巻き上げていき一切の防御を許さずに一斉に旋律を爆発させる必殺技「テンペスタレクイエム」を鎧武に浴びせる!
(やはりそうか!)
鎧武は爆発の中である事を確信するが爆発が終わった後空に投げ出され地面に叩き付けられる
「いくら貴方でも嵐の鎮魂曲には耐えられない・・・【バシュバシューン】っ!?」
「流石に危なかった・・・でも危険を冒した甲斐はあった」
元に戻ったスプレーモマエストロは仰向けに倒れていた鎧武に止めを刺そうするが鎧武は咄嗟に無双セイバーのレバーを引いて銃弾を放って牽制しライダーインジケーターを外しゲネシスコアを取り付け無双セイバーを納刀し腰に手を回しメロンエナジーロックシードを取り出した
「このタイミングでそれを使うのか!?」
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その頃、龍星と戦っていたバロンは龍星脚を受けて強制変身解除してしまいセットしていたマンゴーロックシードが龍星に飛んでいくと龍星はリュウガンシャフトでロックシードを砕く
「一真にこれまでの蛮行を悔い詫びながらお前の運命は終わる、比那名居天子」
リュウガンシャフトを突き付けながらゆっくりと天子に迫り天子は龍星の言葉を鼻で笑う
「詫びる?、あたしはあいつに詫びる事ななんて1つもない!!」
「なんだと・・・ふざけるな不良天人!!!」
当然のように言い放つ天子に龍星は怒りに燃えて駆け出そうとするが天子がゲネシスドライバーを取り出す姿を見て動きを止める
「やっぱりね・・・禁断の果実を手に入れる為に邪魔な一真は潰したいでしょうね、でもそんなにしてまで一真を責める口実が欲しいのか!!、お前を含めた大洗の奴らは!!」
ありったけの怒りをぶつける龍星に天子は思わずゲネシスドライバーを見て黒森峰に行った際に破神里彩に渡された手紙の内容を思い出す
(『今回渡したゲネシスドライバーやエナジーロックシードは試合で使用するまではカズ君のも含めて大洗戦車チームには報告しない事、もし報告した場合ドライバーに仕掛けた自壊システムを起動し使用不能にする』・・・どうやってこっちの内情を調べたか知らないけど間違いなくこっちの事情を知って仕掛けている)
(一真を追い込む為?、違う、奴らの本当の狙いは・・・でも!)
天子は破神里彩からの手紙の本当の意図に気付くがゲネシスドライバーを腰に装着する
「衣玖、お前もさっさと立て、戦うよ」
「わ・・・私は!・・・」
衣玖に促す天子だが頭を抱えてうわ言を呟く衣玖に天子は衣玖の胸ぐらを掴む
「お前もいい加減過去を吹っ切れ!!、いつまで過去の自分に振り回されているんだ!!」
「て・・・天子様?」
やっと天子に気付いた衣玖はいつの間に天子が自分の目の前にいたのか分かっていなかった
「本気で一真を守りたいなら!、過去の自分を乗り越えたいなら何を言われても何を見ても絶対に自分を見失うな!!」
「あの時みたいにあたしを「クズ天人」って呼んでいた時ぐらい跳ね除けてみせろ!!」
「っ!?、うっ!うぁぁぁぁぁ!!」
天子の喝に衣玖に驚愕し身体が震えながらもゲネシスドライバーとピーチエナジーロックシードに手を伸ばして掴みドライバーを腰に装着する
「「変身!!」」
【レモンエナジー♪】【ピーチエナジー♪】
天子と衣玖はエナジーロックシードを開錠し2人の頭上からエナジーアームズが降りてくると2人はゲネシスドライバーにエナジーロックシードをセットしハンガーにロックを掛ける
【【LOCK ON!】】
待機音声が流れるといつもと違う変身ポーズを取ってからシーボルコンプレッサーを握り一気に押し込む
【【ソーダー!】】
2人の頭にエナジーアームズがクルクルと回りながら覆い被さり!
【レモンエナジーアームズ! ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファファイッ!】【ピーチエナジーアームズ!】
電子音声と共にアームズが展開され天子は仮面ライダーバロンレモンエナジーアームズに衣玖は仮面ライダー龍玄ピーチエナジーアームズに変身した!
「どこまでもお前たちは・・・絶対に許さない!!!」
「許されるつもりはない、いつもそう言ってるけどね!!」
憤慨した様子の龍星は走り出しリュウガンシャフトを振るうがバロンも走り出してアームズウェポン「ソニックアロー」で応戦しようとしていた!
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その頃、カロンと戦っていた武神鎧武はカロンの必殺技を受けて強制変身解除されてしまいドライバーにセットしていたアンズロックシードがカロンの手元に飛んでいったがカロンは興味がないのかすぐに投げ捨ててしまう
「さ~て、さっきも言った通りお前さんはここで確実に地獄に送らないとね、どう転んだとしてもお前さんだけは一真の邪魔にしかならない」
「ふんっ・・・まだまだ邪魔し足りていないんだ、ここはこれを使わしてもらおうか」
ヒガンサイスを夜罪に向けるカロンに夜罪に腰に手を回してゲネシスドライバーを取り出す
「まぁお前さんには躊躇はないよね、一真が消えてくれればお前さんは清々するだろうし」
「・・・信じられないかもしれないが、これはあいつも守る為にやっている事だ」
予想していたように言い溜め息を付くカロンだが夜罪はそう言いながらゲネシスドライバーの中央部パーツであるゲネシスコアを取り外し本体は投げ捨てる
「守る為?」
「あぁ、俺はあいつとの真の決着が着いていない、その決着が着くまでは何が何でもあいつに死なれる訳にはいかない」
「夜罪・・・あんた・・・」
「幽香、お前はそこで寝ていろ、お前の覚悟がそこまでならな」
夜罪は自身が装着する戦極ドライバーのライダーインジケーターを取り外しゲネシスコアを装填する
すると幽香も覚束無い足取りでなんとか立ち上がりゲネシスドライバーを取り出してゲネシスコアを取り外し本体を投げ捨てる
「まだ立ち上がる力があったとはね・・・」
「そうね夜罪、私もここでうだうだ考えていても仕方ない・・・立ち止まっている場合じゃない!」
幽香も装着していたドライバーのライダーインジケーターを取り外しゲネシスコアをメロンロックシードとメロンエナジーロックシードを取り出す
夜罪もブラッドオレンジロックシードとチェリエナジーロックシードを取り出して顔の近くまで掲げる
「分かっているんでしょう?、それを使えばどうなるのか・・・」
「それでも私たちはどうしても守らなきゃいけない物があるのよ!!」
カロンは答えは分かっていたが忠告を促すといつもは感情を出さない幽香が叫び夜罪を覚悟を決めた表情で頷く
「「変身!!」」
【メロン!】【メロンエナジー♪】【ブラッドオレンジ!】【チェリーエナジー♪】
2人はロックシードとエナジーロックシードをを開錠し頭上から降りてきたメロンアームズとメロンエナジーアームズが融合しジンバーアームズにブラッドオレンジアームズとチェリーエナジーアームズが融合しまるで血塗られたような模様が付いたジンバーアームズ「ブラッドジンバーアームズ」に変化し2人はロックシードをドライバーにセットしエナジーロックシードをゲネシスコアにセットしハンガーにロックを掛ける
【【lock on!】】
2人のドライバーから待機音声が流れるとカッティングブレードでロックシードを切り同時にエナジーロックシードを展開される
【ソイヤ! ミックス! メロンアームズ! 天・下・御・免!】
【~♪ ミックス! ブラッドオレンジアームズ! 邪ノ道 オンステージ!】
ジンバーアームズとブラッドジンバーアームズが回りながら2人の頭に覆い被さり、斬月のライドウェアが頭の兜は黒と銀に変色しクラッシャー部分も黒く変色しまるで口が開いたようになった「ジンバーライドウェア」に変化し武神鎧武のライドウェアは頭の兜は赤いままクラッシャー部分が赤く変色しまるで叫んでいるように見える「ブラッドジンバーライドウェア」に変化する!
【ジンバーメロン! ハハーッ!!】【ブラッドジンバーチェリー! ハハーッ!!】
電子音声と共にアームズが展開され幽香は胸部のパネルがメロンと斬月の紋章となった黒い陣羽織のアームズ「仮面ライダー斬月ジンバーメロンアームズ」に夜罪は胸部のパネルがさくらんぼの断面と武神鎧武の紋章となった血塗られた模様の付いた黒い陣羽織のアームズ「仮面ライダー武神鎧武ブラッドジンバーチェリーアームズ」に変身した!
「なるほどねぇ~それがお前さんたちの覚悟って訳、ならそれが如何程の物か試さしてもらおうか!」
納得した様子のカロンは2人を試すように言い放ち2人も静かにだがその内に燃える闘志をアームズウェポンソニックアローに纏いながら構え一瞬カロンが手を動かした瞬間!
「「はぁぁぁぁぁ!!」」
一気にカロンに詰め寄り2つのソニックアローとヒガンサイスが交差し合った!
#####
その頃、スプレーモマエストロと戦っていた鎧武は取り出したメロンエナジーロックシードを開錠し自動的にドライバーにセットしていたオレンジロックシードが元の状態に戻りロックが外れる
【メロンエナジー♪】
「っ!?、させるか!!」
スプレーモマエストロは妨害しようと自身を実体化した旋律に変えて鎧武にとつげきしようとするが鎧武は目の前の落ち葉に目掛けて斬撃を飛ばして無数の落ち葉を舞い上がせる!
(なにっ!?)
すると旋律は何故か舞い上がる落ち葉の前でカーブして戻っていき元の姿に戻る
(やっぱりな、予想通りだ)
予想が的中した鎧武はメロンエナジーロックシードをゲネシスコアに装填しハンガーにオレンジロックシードとメロンエナジーロックシードのロックを掛ける
【lock on!】
待機音声が流れる中、展開されたオレンジアームズが自動的に元の状態に戻り頭上から降りてきたメロンエナジーアームズと融合しジンバーアームズに変化すると鎧武はカッティングブレードでロックシードを切り同時にエナジーロックシードも展開される
【ソイヤ! ミックス! オレンジアームズ! 花道 オンステージ!】
鎧武の頭にジンバーアームズが回りながら覆い被さり!
【ジンバーメロン! ハハーッ!!】
電子音声と共にアームズが展開され鎧武は胸部のパネルが夕張メロンの断面と鎧武の紋章となった黒い陣羽織のアームズ「ジンバーメロンアームズ」にアームズチェンジした!
「俺もここで君を倒す、ヴィヴァルディ」
鎧武はそう言って左手にソニックアロー・右手に無双セイバーを持ってゆっくりとスプレーモマエストロに歩み寄っていた
次回ガイム&パンツァー!
互いに死力を尽くす大洗フルーツライダーチームとアンツィオムジカチーム!!
「言ったはず、覚悟の違うお前たちには絶対に遅れは取ったりはしない」
「言ってくれるね・・・でも」
「ここで倒れる訳には・・・いきません!!」
一方大洗戦車チームは相手のフラッグ車を撃破する為に最後の一手に打って出るがアンツィオ戦車チームも必死の反撃に出る!
「向こうが合流する前に頑張ってやっつけるよ!」
「目指せベスト4じゃなかった!?、優勝だぁー!!」
第54話「第2回戦決着です!」
「息子を追い込むような真似をして、何を企んでいるの?、破神・・・総一」
いかがでしたか?
遂にバロンと龍玄がゲネシスドライバーで斬月と武神鎧武はジンバーアームズで強化されましたが、またあの人の怒りに火を付けそうな予感が・・・
次回は第2回戦の決着が着きます!、乞うご期待です!