ガイム&パンツァー  戦車道・ライダー道極めます!   作:フルーツ大将軍

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第42話「強化合宿本番 シービーチウォー!(後編・後半戦)」

                  『特設会場 スタートエリア』

 

「最終ゲームはみんなで絆を繋げ!「クライマックスマラソンリレーin戦極島!」」

 

「このゲームは戦極島の全周55kmを戦車チーム5人・ライダーチーム5人合計10人でリレーを行い順位を競ってもらいます」

 

「なおリレーの順番はライダー→戦車チームを交互に行ってもらい、ライダーチームは10km戦車チームは1kmです」

 

 晶と映姫がゲームの説明を行い事前に決めていた最初の選手たちがスタートラインに立つ、その中には幽香や咲夜がいた

 

「全員、位置についてよーい・・・『パンッ!』」

 

競技用のピストルが撃たれた直後、各チームが一斉に走り始めた!

 

「このマラソンリレーの様子は人工衛星トリフネから中継しています」

 

 出場していない選手は巨大液晶パネルに映し出されている映像に釘付けになる

 

「流石はライダーチーム!、かなりのスピードで走っていますが・・・」

 

「大洗と聖グロがどんどん他のチームを引き離していますね」

 

 2人の実況通り大洗の幽香と聖グロの咲夜が睨み合いながらもスピードを上げて走っていき他のチームを突き放す

 

 数分後、10km地点に次の走者である梓や他のチームの戦車チーム第1走者が待っていると幽香と咲夜にその後ろには息切れをしそうになりながらもなんとか喰らいついていた他の走者が視界に入る

 

「梓ちゃん!、頼んだわよ!」

 

「はい!」

 

 幽香は掛けていたタスキを梓に渡し梓は走っていく

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

 幽香と咲夜は互いに無言のまま睨み合いながら用意されていた帰りのバスに乗り込んだ

 

 梓たち戦車チーム第1走者は他のチームとの差を埋められ聖グロにも抜かれたが11km地点にいる衣玖たちライダーチーム第2走者まで到着する

 

「すいません永江さん!、お願いします!」

 

「大丈夫です!、すぐに巻き返します!」

 

 梓からたすきを受け取り衣玖は颯爽と駆け抜ける

 

「巻き返す~?、良いのかな~そんな安請け合いしちゃって~♪」

 

 だが茶化すクラウンピースが衣玖と走り衣玖は何故かムキになってしまいいつもよりも速いペースで走ってしまう

 

 そして・・・

 

「ハッハッハッ!、一番乗り~」

 

 戦車チーム第2走者典子たちが待つ21km地点にクラウンピースが衣玖と差を開かした状態で到着する

 

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・キャプテン、頼みます」

 

「任せて!」

 

 一足遅れて息切れを起こしながら衣玖が到着し典子にたすきを渡した

 

 その後典子はサンダースチームとの差を埋めて22km地点にいるライダーチーム第3走者天子・アルビオン・ガーリック・アキラの所まで到着する

 

「比那名居さん、頼みました!」

 

「任されました!」

 

 典子はタスキを天子に渡し勢い良く走り抜ける

 

「うぉぉぉぉぉ!!」

 

「なんて速さだ!?」

 

「とても追いつけません・・・」

 

 天子はとてつもない速さで他のチームを離していき他のチームは驚愕する

 

 そして他のチームを大差をつけて戦車チーム第3走者エルヴィンが待つ33km地点に到着する

 

「エルヴィン!」

 

「任せろバロン!」

 

 エルヴィンは天子からタスキを受け取り意気揚々と走り始める

 

 特に差を埋められる事もなくライダーチーム第4走者夜罪たちが待つ34km地点に到着する

 

「頼んだぞ武神鎧武!」

 

「あぁ・・・」

 

(相変わらず俺たちはライダーの名前で呼ぶんだな)

 

 夜罪はエルヴィンからタスキを仏頂面で受け取るもかなりのハイペースで走り始める

 

 そして更に差を開けて戦車チーム第4走者杏・アッサム・フォンデュ・ナオミが待つ44km地点に到着する

 

「結構余裕だね♪」

 

「気を抜くな、何があるか分からないぞ」

 

 夜罪は余裕そうに答える杏に注意しながらタスキを渡し杏は笑みを浮かべながら受け取り走り始める

 

(このまま行けば余裕で優勝だね♪、なんとか破神君も取られずに済むけど・・・)

 

 杏は道中、勝利を確信するが1つ気掛かりな事があった

 

(破神君はこのまま私たちといても嬉しいんだろうか?、それにこのまま私たちといれば破神君は・・・)

 

 杏は現在一真が大洗で置かれている状況やダージリンの忠告について悩む

 

 すると杏は小石に躓いてしまい派手に転ぶ

 

「キャッ!?」

 

『グキッ!』

 

 とても嫌な音が聞こえ立ち上がろうとするが右足首に激痛が走る!

 

「あ・・・足を・・・くっ!」

 

 杏は足首を見るとかなり腫れており捻挫をしていたが構わず右足を抱えながら歩く

 

 その頃、ライダーチーム最終走者一真・アーク・キャロ・リョウが待つ44km地点では

 

「どうしたんだろう?、会長さんに何かあったのかな?」

 

 他のチームが到着し一真だけが取り残され杏を案じる

 

すると一真の視界に杏が見え始めるが

 

「会長さん!、足を!?」

 

 杏に駆け寄ろうとする一真だが逆走はその時点で失格になってしまうので動けない

 

(それで良いんだ破神君・・・また委ねる事になったけど・・・)

 

 やっとの思いで杏は到着し一真にタスキを渡す

 

「破神君・・・後は・・・」

 

「会長さんは早く診てもらってください、絶対に巻き返します!」

 

 一真はタスキを受け取りそう答えると全速力で走り抜ける

 

 その頃戦車チーム最終走者みほ・ダージリン・エクレール・ケイが待つ54km地点では

 

 アークやキャロにリョウの姿が見えもうそろそろ到着しようとする中、一真の姿が見えない事にみほは少し不安になる

 

(一真君・・・何もなければ良いけど・・・)

 

自然と一真の無事を祈るみほ

 

 それに応えるように一真の姿が見え始めなんとアークたちを追い抜く!

 

(バカなっ!、9km以上は離れていたのにすぐに追いついただと!?)

 

(流石はあたしのダーリン♪、もう追いつくなんて♪)

 

(ここまで見せ付けられると流石にヘコむなぁ~)

 

 一真に抜かれたアークたちは驚愕し一真はみほにタスキを渡す

 

「みほちゃん!!」

 

「一真君!、絶対にゴールするから!」

 

 一真からタスキを受け取ったみほは全力で走り始める

 

 その直後アークたちもダージリンたちにタスキを渡してみほを追い抜こうと必死で喰らいつく

 

「さ~て最終ゲームもいよいよ大詰めです!、このリレーの順位が総合順位になるのは明白でしょう!」

 

「どのチームにも頑張ってもらいたいですね(大洗は除きますが・・・)」

 

 晶と映姫が実況する中、みほたちの熾烈なデッドヒートが続きもうそろそろゴールである元の会場に見え沙織たちの姿も見え始めた時

 

(ここで勝負を掛けますわ!)

 

 ダージリンが勝負を決めようとペースを上げて先頭にいたみほを追い抜く!

 

(っ!、負ける訳にはいかない!、負けたら一真君が・・・かず・・・まくんが・・・)

 

 みほもペースを上げようとするが先日のダージリンの忠告が頭によぎる

 

 するとその迷いのせいかみほは足が縺れて前のめりに倒れてしまう!

 

「みぽりん!」

 

「みほさん!」

 

「西住殿!」

 

「マズイ!、このままだと!?」

 

 みほ自身には怪我はなく起き上がろうとするがその間に他のチームもみほを追い抜いていく!

 

 そしてみほが立ち上がった時には・・・

 

「ゴール!!、どんでん返しで聖グロが1着・2着はサンダース!・3着はマジノ!・最下位は大洗になりました!」

 

(私の忠告を受け入れてくれて何よりですわみほさん・・・)

 

 晶から順位発表を受けてダージリンはまるで1人だけ時が止まったように固まっているみほに笑みを浮かべ沙織たちがみほに駆け寄る

 

「みほちゃん・・・なんであんなに・・・」

 

 その直後、アークたちよりも1足先にサクラハリケーンで戻った一真がみほの落ち込み様を不思議に感じていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#####

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最終ゲームから数時間が経ち鈴仙の治療のお陰で杏の晴れていた右足首も治った頃

 

「今回の第1回チーム対抗ゲーム大会はこれにてお開きにします、賞品に関しては後日学園艦に送られますので1位と2位のチームは主催である神道コーポレーションに好きな戦車をお伝えください」

 

「では皆さん、またの機会を楽しみに待っています」

 

 2人の司会でゲーム大会が終わりを告げ大洗チームは1人を除いて意気消沈の様子であり一真はそんな様子を診て訳がわからなさそうにしていた

 

「破神君、今日からアークさんたち聖グロリアーナローズライダーチームに加わってもらいますわ」

 

「はぁ~残念だな・・・でも次は必ずダーリンを手に入れてみせる!」

 

「ダーリンって少し気が早いと思うけど・・・」

 

「YES!、今度は絶対にハガミーを迎え入れるわ!」

 

「あの・・・冗談はそこら辺にしてみんなで昼食でも取りませんか?」

 

 未だ冗談に思っている一真は提案するが桃はそんな一真を滑稽に思い鼻で笑う

 

「冗談ではないお前の転校手続きをもう既に済んでいる、勿論お前の保護者の了承も得ている」

 

「あっ本当ですね・・・全くいつも連絡もなしにやるんだから・・・」

 

 桃から転校手続きを見せつけられやっと本気だと気付いた一真はいつもの調子で言うと麻子や梓たちが何か言おうとするが咲夜や魔理沙やへカーティアに睨み付けられ何も言えなくなる

 

「では破神君、帰りますわよ私たちの学園艦に・・・」

 

「はい・・・」

 

 聖グロやマジノやサンダースは踵を返し学園艦に帰る準備を始めようとし一真もダージリンたちに付いて行こうとするが振り返りみほたちを見る

 

(止めては・・・くれないか、本当に俺は必要ないみたいだな)

 

 一真は自分に言い聞かせながら寂しそうにダージリンやアークたちに付いて行く

 

(私のせいで一真君が・・・でも・・・私は一真君に!)

 

 みほは後悔に苛まれながらも意を決して顔を上げて

 

「ダージリンさん・アークさん!!、少し良いですか!!」

 

 ダージリンとアークを呼び止める

 

「もしよければ・・・一真君の転校を取り下げてもらっても良いですか!?」

 

「・・・今更取り下げるつもりはありませんわ、それに忠告を忘れてしまわれたのかしら?」

 

「それでも・・・私は・・・一真君に!!」

 

 ダージリンの怒りを纏った威圧的な態度にも怯まず答えると沙織たちも意を決した表情をする

 

「どうしてもカズ君を連れて行かなきゃダメですか!?」

 

「私も一真さんに・・・いてもらいたいです!」

 

「私に至らない部分があればすぐに直します!」

 

「一真だけは奪わないでくれ・・・」

 

「一真さんは・・・私たちの希望なんです!」

 

「お前ら何を言って!・・・ぐぬぬっ!?」

 

「桃ちゃんはお口チャックしようね~」

 

 沙織たちの懇願に一真は感動しダージリンが睨みながらも何かを言おうとした時

 

「ダージリンさんそれにエクレールさん・ケイさんも昨日見せてくれた書類を出してもらっても良いですか?」

 

「・・・・・アークさん」

 

「分かりました」

 

 一真の申し出にダージリンは躊躇しながらもアークに書類を出させ受け取り一真に渡す

 

 エクレールやケイも渋々一真に書類を一真に渡す

 

「破神君、これもお願いね」

 

「はい・・・!」

 

 一真は杏からも転校手続きの書類を受け取り全ての書類を纏めると

 

『ビリッ!』

 

 なんと書類を破いてしまった!

 

「ダージリンさん、俺は聖グロに行きません、大洗に残ります!」

 

 一真のダージリンは納得していない様子だがアークはこの状況を予想していた様に微笑する

 

「貴様!、ダージリンさんのご好意を無下にするとは!」

 

「やめなさい、そんな事をしても意味はない」

 

 すると1人の聖グロのライダーチーム隊員が一真に噛み付こうとするがアークが止める

 

「ですが隊長!」

 

「そんな事をしても問題になって学校の迷惑になるだけだ、それに私たちがいくら束になっても彼には勝てない」

 

 一真を見てアークは言い頷くと一真も頷き返しリョウも納得するように頷く

 

「お前ら!、さっさと帰って残念パーティーをやるぜ!!」

 

「「「「「「「「「「オー!」」」」」」」」」」

 

「またねダーリン♪、今度こそ連れて帰るからね」

 

 マジノやサンダースチームは帰り始めダージリンたち聖グロチームも帰ろうとするが

 

「あなたたちは必ず破神君を苦しめる、それだけはお忘れなきように」

 

 恨み節のようにダージリンが言い咲夜やパチュリーも睨みを効かしてその場を後にする

 

(そうか・・・みほちゃんはその言葉を鵜呑みにして・・・)

 

 一真は落ち込んでいた理由がダージリンの忠告だと知るが一真はみほたちの元に戻る

 

「一真君・・・」

 

「さっきのは気にしなくて良いよ、俺は居たいからここに居るだけだから、それに・・・」

 

 みほは一真に何か言おうとするが一真は遮る

 

「みんなに苦しい思いや辛い思いをさせているのは・・・俺の方だ・・・」

 

 一真は自分を責めるように言い目の前に広がる海を眺める

 

 そんな一真をみほたちは悲しそうな表情で見ていた、天子も溜め息をつくが不安げな表情で一真を見ていた

 

 後日お菓子以外の賞品はチーム側からキャンセルされたと言われている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#####

 

(総一サイド)

 

 

 

 

 

 

 

 

                  『黒森峰学園機甲科 教官室』

 

 その日の夕方、総一は沈みゆく夕日を教官室の窓から眺めていると2回ノックが聞こえる

 

「入って構わないぞ」

 

「失礼します」

 

 教官室に西住みほの姉であるまほが入って来た

 

「先日の件に対して学校側にも許可を貰いました」

 

「そうか、こちらも今さっき文を送った所だ、明後日は頼んぞ」

 

「はい、お任せ下さい」

 

 まほは軽く会釈をすると部屋から出ようとする

 

「この件は君の母君は知っているのか?」

 

「・・・・・」

 

「そうか・・・だが君がそこまでして何故大洗の連中と会いたいんだ?」

 

 総一の質問に答えないまほに総一は微笑し質問を変える

 

「それは・・・」

 

「みほ君だけが目的ではないはずだ、他にも何かあるのか?」

 

 まほは総一の質問に1つの答えがあったが言っていて良いのか悩む素振りを見せる

 

「これまた珍しいな、君がそんなに言い淀むとは・・・遠慮なく言ってくれ」

 

「・・・彼と・・・破神君と話をしてみたいんです、何故あそこまで自分を犠牲しようとしてまで戦車チームの為に戦おうとするのかその理由を・・・どうしても聞きたいんです」

 

 まほの言葉に総一は嬉しそうに笑みを浮かべる

 

「良いだろう、その日はまほ君と一真がゆっくり話が出来る時間を設けよう」

 

「っ!、ありがとうございます・・・失礼します」

 

 まほは一瞬晴れやかな表情を見せるが断りを入れて部屋から出た

 

「あのまほちゃんがカズ君と話したい為に学校側の許可まで取り付けるなんて・・・総一さんの目論見通りですね」

 

「あぁ・・・やはりまほ君は「アタリ」だった、いや「オオアタリ」かもしれない」

 

 すると里彩がお茶と茶菓子を総一のデスクに置き総一もそう応えてお茶を飲む

 

「では大洗の連中は・・・」

 

「まだ現時点では判定は出来ないが私が選んだたとは言え限りなく「ハズレ」に近くなった、みほ君がいるから大丈夫だと思ったのだがな・・・」

 

 すると既に部屋にいた黒森峰の制服を着た白色の髪をボブカットにして黒いリボンを付け背中に長い刀を背負った(銃刀法違反に絶対に引っ掛かる)少女に総一は残念そうに答える

 

「だからこそ新たな動きを始めたんでしょう?、真っ向からカズちゃんたちを倒して「ドライバーを破壊する」方法と「自らドライバーを捨てさせる」方法の2つで」

 

「1度そのチャンスはあったけど、紫に邪魔されたからね、でも・・・まだにとりの方は協力してくれるかもしれない」

 

 その他にも着物を着て頭にはよくお化けが付けてそうな三角頭巾を付けたおっとりとした女子が総一に問いかけ里彩が答えおっとりとした女子が複雑そうな表情をする

 

「全ては一真たちが来てから決めよう、あの裏切り者たちの処遇もな!」

 

 総一は夕日を眺めながら憎々しげに言い握り拳を作る

 

「そういえば・・・「幽々子」、学園には制服で来い流石に目立つ、それに「妖夢」・・・今日は模造刀かなら問題ない」

 

「え~・・・別に機甲科内だったらみんな知っているんだし良いじゃない♪」

 

「幽々子様、そういう問題ではないと思います」

 

 総一はおっとりとした女子「西行寺 幽々子(さいぎょうじ ゆゆこ)」と長い模造刀を背負った幽々子の従者「魂魄妖夢(こんぱく ようむ)」に指摘し妖夢も苦笑いで幽々子に答える

 

「まぁまぁ・・・みんなでお茶でも飲んで落ち着きましょう、今日の茶菓子は総一さんが作った苺大福ですよ~」

 

 里彩はこの状況に一石を投じるように新たなお茶を総一たちに配り幽々子の表情が明るくなる

 

「もぐもぐ・・・やっぱり総一のは美味いけど・・・私にはカズちゃんの方が合うなぁ~」

 

「確かに・・・総一様には悪いですけど私もです」

 

「あらあら・・・」

 

 幽々子と妖夢の感想に里彩は苦笑するが総一は微笑し再び夕日を眺める

 

(あの一真以外の大洗のクズライダー共が!、性懲りもなくこの世界にある「あれ」を手に入れようと邪魔な一真を人間と結託して潰そうとするとは!!)

 

 総一は天子たちに沸々と怒りが沸き思わず湯呑を握り割ってしまうのであった 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回ガイム&パンツァー!

 

 総一からの招待状を受けてみほの前の母校黒森峰学園に向かう一真たち

 

「黒森峰へようこそ大洗の諸君」

 

 黒森峰の戦力が明かしていく総一やまほの真意は!?

 

「これを使え」

 

 そして黒森峰ゲネシスライダーチームとの特別演習で一真はある物を渡される!

 

 第43話「ようこそ黒森峰へ!(前編) 鎧武のゲネシス変身です!」

 

「君は何故そこまでして自分を犠牲に出来る?」

 




いかがでしたか?

今回ここまで遅くなってしまったのは・・・あるライダーゲームをやっていたからです(鎧武のスイカアームズとロードバロンが出てくれたのは嬉しかったです!、欲を言えばバロンはリンゴアームズが出て欲しかったですね)

今回は中々の茶番回でしたが他の作品と違ってダージリンたちの変貌が目立ったと思います。

次回はなんと黒森峰学園に招待され戦力の一部が明かされバロンたちよりも先に鎧武がゲネシス変身します!

第5章はあと2話で終わりますが乞うご期待です!


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