ガイム&パンツァー  戦車道・ライダー道極めます!   作:フルーツ大将軍

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第23話です

今回はいつもより長めになっておりおります

では、どうぞ!


第23話「サンダース戦車隊とライダー部隊の隊長です!」

 これまでのガイム&パンツァーは

 

 生徒会チームにプレッシャーをかけられ悩む一真とみほ

 

 その姿をみた優花里は単身でのサンダースへの潜入偵察に踏み切る

 

 一真はそんな優花里の行動を偶然察知し夜罪の協力もあり一真も潜入偵察を行う

 

 一真は着々とサンダースのライダーについて調べ上げる中突如サイレンが鳴りバレたと焦るがその予想は覆される

 

 なんと優花里が見つかってしまった挙句に捕まってしまうだがその優花里の窮地を救ったのは変装した一真だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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                 『サンダース学園艦 艦内通路』

 

「な・・・なんで破神殿がここにいるんですか!?」

 

「ちょっとした学校見学だよ秘密だけどね♪」

 

 一真の登場に優花里が驚きを隠せないでいると一真が軽い調子で答え気絶した隊員を調べ始める

 

「学校見学って・・・」

 

「まぁ色々とね・・・あった」

 

 唖然としている優花里をよそに一真は隊員の懐から鍵のような物を取り出し優花里の手に掛けられている手錠のような物の鍵穴部分に差し込み回すと手錠のような物が外れた

 

「ありがとうございます破神殿」

 

「気にしないでくれ、それよりも早くここから出よう」

 

「それならここからの最短距離を知っています、行きましょう!」

 

 一真は優花里の提案に頷くと優花里の先導で艦内を走り始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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           『サンダース大付属高校 戦車・ライダー道作戦室』

 

「でもユウノ、このサンダースに1人で潜入するなんて勇気あるよなオットボール三等軍曹」

 

「まぁ~相手が悪かったよ内じゃ相手にならないよ」

 

「そんなの当たり前でしょサンダースにはあたしとユウノがいるんだからどんな侵入者も瞬殺よ」

 

「ハッハッハッ・・・キルはなしだぜアリサ」

 

 その頃優花里が一真と一緒に逃げていると知らずにユウノとアキラが呑気に会話しているとそばかすが目立つ少女アリサが胸を張って言いリョウがツッコミを入れる

 

「でもうちに欲しいぐらいだよねオットボール三等軍曹」

 

「そうだな・・・あっ俺もここに来る途中に結構筋の良い奴を見つけてきたんだ」

 

 すると金髪の少女ケイがオットボール三等軍曹こと優花里に関心を寄せるとリョウは変装していた一真の事を思い出す

 

「へぇ~どんな子?」

 

「それがさぁ~一見すると全然そうには見えないけど実は俺なんか目じゃない程の力を持てる資質があるとんでもない奴だ」

 

「まさか流石に冗談が過ぎますよリョウ隊長」

 

 リョウの説明にボーイッシュな少女ナオミが流石に冗談と思ったのかそう言う

 

「そうなら良いんだけどな・・・それにそいつどうやらライダーになりたくないみたいだし、逆にそれほどの素質を持っている奴はライダーになっちゃいけない」

 

「どうしてなんだリョウ?」

 

 神妙に話すリョウにアキラが恐る恐る尋ねる

 

「強すぎる力はいずれ疎まれる物だ、しかも「全く知らない他人」じゃなく「心を許した仲間」にな」

 

 リョウのその言葉に息を詰まらせるケイたち

 

「な~んて柄にもなく言ってみたんだけどどうだ~♪」

 

 リョウはそんな空気を察しおどけたように言いVサインをする

 

「まぁそんな所だろう思っていましたよ」

 

 するとユウノがメガネをクイッと上げて呆れたように言いその場にいる一同もそうであろうとユウノと同じような反応を取る

 

(でもあのクールボーイは本当になっちゃいけないよな・・・)

 

 その中リョウは一真の事を遠い地形線を見るような目で考えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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                『サンダース学園艦内 艦内通路』

 

「もうすぐです破神殿!」

 

「あぁ・・・」

 

 艦内を走っている事数分、優花里は出口が近い事を伝えるが一真は素っ気ない返事をし辺りを怪しむかのように見渡す

 

(ここまで来るのに誰とも会わなかった明らかに人の気配が無さ過ぎる・・・まさか)

 

「この通路を曲がればすぐです!」

 

「いや優花里ちゃん少し待ってくれ」

 

 一真はある考えに辿り着くと曲がろうとする優花里を止める

 

「どうしたのですか破神殿?」

 

「少し確認したい事があるんだ」

 

 一真は優花里にそう答えるとスパイ映画さながらに壁に張り付き覗き込むように曲がった通路の先を見ると

 

「早く警戒態勢解かれないかな~」

 

「早く帰ってサッカーしたいぜ」

 

「その前にライダー道の練習だろう」

 

 通路の出口の前で談笑しながら待ち構えているライダー部隊の隊員がいた

 

「そんな待ち構えていたとは・・・」

 

「相手もバカじゃないって事だな、ここは優花里ちゃんが潜入した会議室からの最短ルート、俺たちよりも相手の方が艦内のことは知っているはずだからな」

 

 優花里はこの事に驚くも一真はさも当然のように説明する、すると一真のケータイに誰からかメールが送られ一真はその内容を確認する

 

(これは・・・このサンダース学園艦内の地図?)

 

 文面には「有効に使えよ」との一言に添付されたデータにはサンダースの学園艦と思われる地図が載っていた

 

「っ!、良いタイミングだ夜罪!、優花里ちゃんこっちだ行くぞ!」

 

「は・・・はい」

 

 そのメールの送り主は夜罪であり感謝すると次は一真が先導する形で艦内を走り始め優花里は半ば呆然としながらも一真の後を付いて行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「それにしても連絡が遅くないか?、もう着いてもいい頃だろう」

 

「そうですね、確認を取ってみます」

 

 その頃サンダースは優花里が捕虜室に到着した時点で連絡がくるはずが一向に来ない事に不審に思ったナオミに促されユウノがケータイを取り出し連絡を取り始める

 

「・・・出ませんね」

 

「何処かで油でも売ってんじゃないの、あっオットボール三等軍曹とお茶でもしているのか!?、俺も付いていけば良かったなぁ~」

 

「いいわね!、私もお供したいわ」

 

 ユウノの電話に出ない事にアキラが呑気に言うとケイも便乗してそう答える

 

 

 

 

 

 

 場所は変わり艦内をパトロールしているライダー部隊の隊員の2人は

 

「昨日のさ「仮面ドライバー」見た~?」

 

「もちろん見たぜかなり熱い展開だったな久しぶりに燃えたぜ!」

 

 楽しく談笑していると優花里を護送した隊員が消えた通路に差し掛かる

 

「あれ・・・なんか聞こえない?」

 

「うん?そういえば聞こえるな、着信音ぽいな?」

 

 すると隊員の1人が電話の着信音のような音が聞こえ音のする方向に向かうと1つの扉があった

 

「ここって・・・」

 

「備品室だな・・・」

 

 2人は頷き合うと1人がドアノブに手を掛け扉を開けるそこには・・・

 

「~!」

 

「~!」

 

 優花里を護送していた隊員の2人が口にガムテープを貼られて手足に縄で縛られたいた

 

「一体どうしたんだ!」

 

 パトロールをしていた2人の隊員が驚きながらもガムテープを剥がし縄を外す

 

「それがいきなり後ろから男に襲われて・・・恐らくあいつも一緒だと思う」

 

「なにっ!、1人じゃなかったのか!?」

 

 解放された隊員が経緯について説明すると解放した隊員が誰かに通信を取り始める

 

 

 

 

 

 

「あれ・・・誰からだ?、はいこちらユウノです」

 

 そうとは知らずに楽しく談笑しているリョウたちはいきなりの通信に一同が注目しながらもユウノが出た

 

『ユウノ副隊長ですか!?、こちらパトロールしていた隊員ですがその途中に捕虜を護送していた隊員が備品室に閉じ込められていたのを発見し話しによると急に背後から男に襲われて捕虜と一緒に逃げたそうです!』

 

「なにっ!?、捕虜が逃げただとっ!」

 

「「「「「っ!?」」」」」

 

 ユウノの言葉にその場にいた一同が驚愕する

 

「分かりました!、厳戒態勢レッドを発令します!、すぐに準備をしてください!」

 

 ユウノはそう言い通信を切るとリョウたちを見合う

 

「任せろ!、俺がすぐに捕まえ直してくるよ!」

 

「アキラ気を付けてどうやら手引きしている男がいるみたいだ、いざとなったら「トルーパー」を使え」

 

「OK!」

 

 ユウノの忠告にアキラは笑みを浮かべながら答え作戦室を出て行く

 

「緊急放送!! 捕虜が脱走した! 厳戒態勢レッド発令! 繰り返す緊急厳戒態勢レッド発令! なお手引きをしている男も発見次第捕えよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 一真と優花里は艦内を走っている事数分後、ユウノの緊急放送が流れる

 

「破神殿!、もうバレてしまいましたよ!」

 

「焦っても仕方ない急ごう!、出口までもうすぐだ!」

 

 焦る優花里を一真は諭しながらも艦内を走っていると

 

「いたぞー!!」

 

「大洗のスパイこれで鬼ごっこは終わりだ!」

 

「観念しやがれ!」

 

 ちょうど一真たちが曲がり角を曲がったところ偶然十数人ものライダー部隊の隊員たちと鉢合わせしてしまう

 

「はっ破神殿・・・」

 

「大丈夫だ、優花里ちゃんはここを動かないで」

 

 怯える優花里を庇うように一真が立ちゆっくりとライダー部隊の隊員に迫る

 

「たった1人で俺たちに挑むとは良い度胸だ!」

 

「どこまでやれるか試してやる!」

 

 ライダー部隊の隊員たちは一真が1人でかかってくる事をバカにするような発言をしながらも一真に迫り

 

 一真とライダー部隊の隊員が一斉に駆け寄る!

 

「もらったぁぁぁぁぁ!!」

 

 ライダー部隊の隊員の1人が一真の顔面目掛けてストレートを繰り出す

 

「ハッ!」

 

 だが一真は紙一重で避けお返しに腹部にカウンターパンチを浴びせる

 

「ぐふっ!」

 

 くらった隊員はお腹を抑えながら倒れてしまう

 

「食らえぇぇぇ!!」

 

 するともう1人の隊員が警棒のような物で一真に襲いかかるが

 

「ふんっ!」

 

 当たる直前に躱しその手を持つと綺麗な背負投げをする

 

「右は任せたぞ!」

 

「おうよっ!」

 

 その直後2人の隊員が一真に掴みかかる

 

「っ!、ハッ!」

 

 しかし一真は振り払い2人の隊員のみぞおちにエルボーを浴びせ悶える暇もなく首根っこを掴み2人をクルッと投げつける

 

「「グハッ!!」」

 

 2人の隊員は通路に叩きつけられそのまま気絶した

 

「すごい・・・」

 

 優花里は一真の戦闘風景を見て圧巻していた、今も次々とライダー部隊を薙ぎ倒していき

 

「よしっ、優花里ちゃん行こうか」

 

 十数人もいたライダー部隊の隊員を2分も経たないうちに倒してしまった

 

 

 

 

 

「そんなバカな!、10人以上もいたのに簡単に倒すとは」

 

「ほぉ~・・・もう1人はそんなに強いのか」

 

 一方作戦室に置かれた監視カメラのモニターから戦闘の一部始終を見ていたユウノが驚愕しているとその横からリョウが覗き込むように見る

 

「こいつは・・・あの時の」

 

「えっ?、隊長お知り合いなんですか?」

 

 リョウの見覚えのあるような言い様にアキラが尋ねるもリョウはモニターに釘付けのまま何も言わない

 

(金髪じゃないしメガネも掛けてないけど、間違いないあの時のクールボーイだ!)

 

 リョウは自分が声をかけた変装した一真だと確信する

 

 すると一真は監視カメラを見るとケータイを取り出しボタンを押す動作をすると急に監視カメラの映像が次々と消えていく

 

「一体どうしたんだ!?」

 

「何か細工を仕掛けられていたようだな」

 

 動揺するユウノの横でリョウは冷静に言う

 

「そんないつの間に!」

 

「恐らく・・・作戦会議が始まる前だろうな」

 

「ユウノお前ならスパイが何処に逃げそうか分かるはずだ、自分を信じて指示を出せ良いな?」

 

「・・・はい」

 

 リョウに慌てるユウノを諭すように言いユウノは落ち着きを取り戻し頷く

 

「リョウ、オットボール三等軍曹と一緒に逃げている男子といつ会ったの?」

 

「作戦会議に行く前に廊下でな・・・」

 

 ケイの問いにリョウは真剣な表情で答える

 

 

 

 

 

 

 

「もうすぐで出口だ優花里ちゃん!」

 

「は・・・はい!」

 

 その頃一真と優花里はひたすら艦内を走りもうすぐ出口に着きそうだった・・・しかし

 

「来たな!、ユウノ副隊長の予想通りだ!」

 

「ここを通りたければ俺たちを倒していけ!」

 

 出口の前をライダー部隊の隊員で固め戦闘態勢をなる一真も構えを取り突撃しようとすると

 

「引っかかったな!」

 

「ここは一本道もう逃げ場はねえぞ!」

 

 一真たちの後ろから十数人のライダー部隊の隊員が迫り一真たちは退路を絶たれてしまう

 

(クソッ!、流石に数が多い・・・優花里ちゃんを守りながら全員を倒すのは難しすぎる)

 

 一真は咄嗟に心配そうに辺りを見る優花里を庇うように立ち戦極ドライバーを取り出そうとする

 

(いくら数が多くても生身の人間相手に仮面ライダーに変身するわけにはいかない・・・下手をしたら怪我人が出る可能性だってある)

 

 だがいくら敵といえど怪我人が出る事を恐れた一真は戦極ドライバーを収める、だがライダー部隊の隊員はそんな一真の気も知らずに徐々に一真たちに迫り

 

「今だ!、取り押さえろ!!」

 

「「「「「「「「「「うぉぉぉぉぉ!!」」」」」」」」」」

 

 ある隊員の号令で雪崩のように押し寄せ一真と優花里が覚悟を決めたその直前

 

「2人とも伏せて!」

 

 謎の声が聞こえ一真は咄嗟に優花里を抱き抱えるようにして床に伏せるその刹那轟音と強烈な光が発せられる

 

「なっなんだこれはー!」

 

「目が!目がぁぁぁぁぁ!?」

 

 一部で某大佐のような断末魔が聞こえライダー部隊の隊員たちが混乱する

 

(これは閃光手榴弾か・・・でも一体誰が?)

 

 一真が疑問が持っていると打撃音が聞こえそして轟音と光が治まっていき一真は目を開ける

 

 するとそこには倒れているライダー部隊の隊員と・・・・

 

「一真君ひっさしぶり♪」

 

 サンダースの制服を着て赤い山状風の帽子を被った少女がまるで見知った仲のように話し掛け

 

「私もいるけどなぁ~」

 

 背後からも声が聞こえ後ろを向くともう1人サンダースを制服を着て紫のリボンでツインテールにしている紫の山状風の帽子を被った少女が気だるそうに言う

 

「な・・・なんで?」

 

「あ・・・あのー破神殿すいません」

 

「え・・・あぁゴメン!」

 

 驚きのあまり固まっている一真だが申し訳なさそうに声を掛ける優花里に初めて一真は優花里から離れる

 

「いえ・・・むしろ庇ってくれてありがとうございます、それはそうとこのお二方はお知り合いですか?」

 

「あ~え~と・・・」

 

 優花里は問いに一真はどう答えようか決めあぐねていると

 

「初めまして、あなたと同じく大洗女子学園に通っている「射命丸文」」よ、文って読んでね」

 

「同じく「姫海棠はたて」だよ~、はたてで良いよ」

 

2人の少女 射命丸文(しゃめいまる あや)と姫海棠はたて(ひめかいどう はたて)が自己紹介する

 

「では文殿・はたて殿私は・・・」

 

「知っているよ秋山優花里さんでしょ?」

 

 優花里が自己紹介しようとすると先に文が名前を言い当ててしまう

 

「何故私の事を知っているんですか!?」

 

「これでも新聞部だからね、どんな情報も先取りしないと」

 

「まぁ夜罪に教えてもらったんだけどね~」

 

 問いただす優花里に文は手帳を取り出して答えるとはたてがその情報源を話す

 

「夜罪がどうして?」

 

「一真君と秋山優花里さんを護衛するようにね依頼を受けたんだ~1ヶ月分の食券という条件でね♪」

 

「えー!!、私その話は聞いてない!!」

 

「だって私の分しか頼んでないもん♪」

 

 夜罪に報酬を用意させていた事にはたてが驚愕すると文が機嫌が良さそうに答えはたてが憎々しく文を睨む

 

「一真君この出口の向こうはわんさかと敵を待ち構えているよ」

 

「分かっています、ここは別の出口から出た方が良さそうですね」

 

 文の忠告が分かっていたかのように答える

 

「優花里ちゃんゴメン・・・まだ走れるか?」

 

「破神殿、私の事は気にしないでください、行きましょう!」

 

 優花里は自分を気遣う一真は心配なせないように答え一真は頷き文とはたてを見て2人も頷くと別の出口に向かって走り始めた

 

 

 

 

 

「遭遇した捜索隊からの連絡がない・・・もしかしてやられてしまったのか?」

 

 一方作戦室で指揮を取っていたユウノは文とはたてにやられた捜索隊からの連絡が一向に無い事にそんな予想が浮かび思い詰めた表情をする

 

「もう・・・仕方ないか」

 

 するとユウノは何かを決心したような表情でリョウを見る

 

「隊長・・・「トルーパー部隊」の出撃許可を」

 

「ほぉ~大洗のスパイはそこまでの相手か?」

 

 ユウノの進言にリョウはまるで試すかのように尋ねる

 

「は・・・はい」

 

「ちょっとユウノ!?、いくらなんでも無名校のスパイ相手にトルーパーを出すなんて!?」

 

「アリサ、これはライダーチームの問題よ口出しはナッシングだからね」

 

「OK!トルーパー部隊GO!」

 

 口出しするアリサをケイが止めリョウはユウノに許可を出す

 

「ラジャー!、トルーパー部隊出撃!直ちに大洗のスパイを確保せよ!」

 

 

 

 

 

 

「もうすぐで3つ目の出口です!」

 

「もしかしたら先回りされているかもしれませんね」

 

 その頃艦内を走っている一真たちは走りながら話しており優花里はこれまでの事からそんな予想を苦笑いで言う

 

「そう・・・だったみたいだな」

 

 一真が苦々しそうに真正面を見ながら言うと優花里たちも前を見るそこには・・・

 

「よぉー!、やっと会えたなサンダースライダー部隊副隊長のアキラだ、よろしくなボーイ&ガールズ」

 

 まつぼっくりのような鎧を着込んだライダーを率いるアキラがキザに挨拶をする

 

「っていうか圧倒的なガールズ率だな羨ましいぜ!、俺にも誰か紹介して欲しいなぁ~」

 

「あのライダーたちは・・・まさか」

 

 アキラの冗談には全く耳も貸さず一真はアキラの隣にいるライダーたちに注目する

 

「「黒影トルーパー」ですねよくライダー部隊の隊員が変身する量産型ライダーです」

 

 優花里が松ぼっくりの鎧を着込んだライダー黒影トルーパーについて説明し一真が険しい表情で見ると一真たちの背後から数人の黒影トルーパーが現れる

 

「連絡先は捕まえてから聞くとしますか」

 

 アキラはおどけながらも戦極ドライバーを取り出し装着する

 

「変身♪」

 

【マツボックリ!】

 

 アキラは「マツボックリロックシード」を取り出し開錠すると頭上のクラックからマツボックリのような鎧「マツボックリアームズ」がゆっくりと降りドライバーにロックシードをセットしハンガーにロックをかける

 

【lock on!】

 

 和風の待機音が流れアキラはカッティングブレードでロックシードを切る

 

【ソイヤ! マツボックリアームズ! 一撃・イン・ザ・シャドウ!】

 

 アキラの頭にアームズが覆い被さり電子音声とともにアームズが展開され黒影トルーパーに変身した!

 

「さぁ野郎ども行くぜ!」

 

「「「「「ラジャー!」」」」」

 

 アキラの号令により黒影トルーパーたちが一気に一真たちに迫る

 

「文さん・はたてさん!、後ろは任せました!」

 

「任せれました!」

 

「かったるいけどやるしかないね~!」

 

 一真たちも前方を一真が後方を文とはたてが迎え撃つ

 

「生身で向かうとは・・・すぐに片付ける!」

 

 トルーパーの1人が文に向かって長槍型のアームズウェポン「影松」を振る

 

「甘いよ!、ハッ!」

 

 しかし文は簡単に避けると頭部に回し蹴りを浴びせ食らったトルーパーは蹴られた衝撃で通路の壁に叩き付けられそのまま倒れる

 

「な・・・なにっ!?、もう一方を人質に取れ!」

 

 驚愕するトルーパーたちは標的を文からはたてに替える

 

「それって死亡フラグじゃない?」

 

 はたてはツッコミを入れるのもお構いなしに1人のトルーパーが鋭い突きをいれる

 

「無駄だよ~」

 

 しかしはたては難なく避けると胸元にマシンガンパンチを浴びせトルーパーが怯んでいると次にミドルキックを叩き込み食らったトルーパーは転げ倒れる

 

「なんだこの2人は!?、化け物か!?」

 

「まぁ「アタリ」かもしれないね」

 

 後方で2人の強さに驚愕しているトルーパーをよそに前方では一真は次々と襲いかかるトルーパーを薙ぎ倒していく

 

「オラァァァ!」

 

「甘い!」

 

「食らえぇぇぇ!!」

 

「てやっ!!」

 

「がはっ!・・・」

 

「げほっ!・・・」

 

「おいおいまじかよ・・・3人ともトルーパーを普通に殴り飛ばしているぞ・・・」

 

 量産型とはいえ人間よりも遥かに強いはずのトルーパーを生身で倒している事にアキラは仮面の下で引きつった笑みを浮かべる

 

「まぁやることやってから吹っ飛ばれるか・・・はぁぁぁぁぁ!!」

 

 アキラは気合を入れ一真に真正面から突っ込む

 

「はいやっ!」

 

「っ!」

 

 アキラは何度も影松を振り下ろすも全て一真に避け影松を掴む

 

「くっこの!!」

 

「うっ・・・!」

 

 アキラは振り払おうとするも全くビクともしなかった

 

「・・・!」

 

 すると一真はアキラを胸元を蹴りアキラは怯んでしまい影松を手離す

 

「ハァァァ!」

 

「ぐはっ!・・・」

 

 一真は奪った影松を自分の手足のように振るいアキラの鎧から火花を散らしながら転げ倒れる

 

「一真君こっちは片付いたよ~」

 

 一真とアキラが戦っている最中文が戦闘の緊張感もなく手を振りながら言うその傍らでは後方に待ち構えていたトルーパーたちが床に伏せていた

 

「分かりました!」

 

 一真は返事をすると影松を投げ返し呆然と立ち尽くしている優花里や文・はたてと一緒に来た道を戻り始める

 

「お・・・おい!、待て!」

 

 アキラは追い掛けようとするも一真に受けたダメージにより膝まづいてしまう

 

「でもどうするよ一真、もう全部の出口を固められているじゃん、どっから出る?」

 

「確かに艦内からの出入り口はあの3つしかありません!」

 

 艦内を走っているとはたてが一真に尋ね優花里も焦りの色を見せながら言う

 

「それは・・・」

 

 一真はその問に足を止めて考え始める優花里たちも足を止め優花里は心配そうに一真を見る

 

(優花里ちゃんを助ける時に通ったダクトを通って学校から外にでるのもアリだが恐らく学校も既に固めているはずだ・・・でも何処か脱出する手段はあるはずだ!)

 

 一真が必死に脱出手段を考えているとこちらに向かってくる足音が聞こえる

 

「こっちに近付いているね~前方と後方合わせて・・・30ぐらいかな?」

 

「そんなに相手したら身体がもたないよ~」

 

 文も足音が聞こえおおよその数を言うとはたてが愚痴をこぼす

 

「破神殿・・・」

 

「くっ・・・!」

 

 か細い声で呼ぶ優花里になんとか応えようとする一真だが一向に妙案が浮かばない

 

「・・・4人ともこちらです、早く入ってください」

 

 その時一真たちのすぐそばの通路の壁が開きその中から声が聞こえ手が出ると手招きをする

 

「っ!、みなさんあの中に行きましょう!」

 

「ですが破神殿、敵の罠の可能性もあります!」

 

 一真はその言葉を信じ入ろうとするが優花里が懸念の声をあげる

 

「確かに・・・でも今はその手しかない、大丈夫優花里ちゃんは俺が守る!」

 

「破神殿・・・」

 

 一真が真剣な眼差しで言うと優花里は言葉を失ってしまう

 

「まぁ私たちもいるから安心していいよ~」

 

 文も気軽に言い一真たちは手招きする方へと入っていった

 

「何処に行ったんだ?」

 

 その直後アキラたちトルーパー部隊が到着したが一真たちを見失っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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               『サンダース学園艦 秘密通路』

 

「でもこんな所で「蓮子」さんと会えるとは思いませんでした」

 

「私も一真君たちに会えるとは思わなかったよ」

 

 一真たちは手招きをした黒いハットに白いリボンを付けた少女 宇佐見 蓮子(うさみ れんこ)の先導で薄暗い通路を歩いて行く

 

「破神殿、この方もお知り合いなんですか?」

 

「あぁこの人は宇佐見蓮子さん・・・京都のある大学で「秘封倶楽部」っていうサークルをやっているんだ」

 

「今は休学中で就職しているんだけどね」

 

 一真は優花里に蓮子を紹介すると苦笑いで蓮子は付け加える

 

「就職したんですかじゃあ今日は」

 

「まぁ仕事でこっちに来ているんだ」

 

「私たちと同じか~」

 

「でも何処に就職したの?」

 

「あ・・・え~とそれは・・・」

 

 各々が言う中はたての問いに蓮子は言葉を濁らせる

 

「・・・そう言えば「メリー」さんは今はどうしているんですか?」

 

「メリーも私と同じ所に就職しているよ」

 

 一真も不審に思うが蓮子の相方である「マエリベリー・ハーン(通称メリー)」 の事について尋ね蓮子は答える

 

「あの出口から学校外に出る事が出来るよ」

 

「ありがとうございます、でもサンダースの学園艦の中にこんな秘密通路があるとは・・・」

 

「ここは火事やテロなんかの有事の際の秘密の抜け道になっているんだけどそんな事滅多にないからいつの間にか地図からも消えてしまったんだけどね、確かどの学園艦にもあるって聞いたけど」

 

 蓮子は出口を指差して言うと一真は礼を言い今更ながらこの秘密通路について驚くと蓮子は説明する

 

「それでは蓮子さん今日はありがとうございました」

 

「良いよ別に仕事のついでだから、あっそうだまた今度一真君の所にメリーと一緒に遊びに行って良い?」

 

 一真は改めて礼を言うと蓮子からお誘いを受ける

 

「何時でも大歓迎ですよ!」

 

 一真はニッコリと笑みを浮かべながら了承する

 

「ふふ・・・ありがとうじゃあまたね一真君」

 

「では」

 

「蓮子まったねぇ~♪」

 

「何の仕事しているか知らないけど頑張ってね~」

 

「宇佐美殿ありがとうございました」

 

 蓮子も微笑みながら一真たちを見送る

 

「・・・ふぅ~なんとか誤魔化せたかな?」

 

 蓮子は一真たちが外に出た事を確認すると1人呟き始める

 

「全く「一真君のお父さん」は人使いが粗いんだから、まぁ仕事だから仕方ないか」

 

「ちゃっちゃとこれを渡して帰りますか・・・」

 

 蓮子は右手に持っていたジュラルミンケースを視線を落とすと秘密通路を歩き始めるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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                 『サンダース学園艦 学校郊外』

 

 一真たちは蓮子の協力によりやっと外に出る事が出来た

 

「う~んやっと外に出れた!」

 

「でもまだ油断は禁物です」

 

 気持ち良さそうに背伸びをする文に一真が注意を促す

 

「分かっているよこっちの方に私たちが乗ってきた船があるけど一緒に乗る?」

 

「いえここは2手に分かれて逃げましょう、自分たちも脱出の手段は用意しています」

 

 一真の提案に文とはたてをお互いを見て頷き合う

 

「分かったじゃあ一真君絶対に捕まらないでよ、私の報酬がなくなっちゃうから」

 

「えぇ捕まる気はありませんよ」

 

 文の冗談に一真は笑みを浮かべながら答えると文やはたては用意していた船に向かって走り始め一真たちの元を去る

 

「では破神殿、我々も港に向かいましょう!」

 

「いや恐らく港も封鎖されている思うよ」

 

 優花里が港へと向かおうとするが一真がそう答える

 

「ではどうやって脱出するんですか?」

 

「大丈夫ちゃんと用意してあるよまず・・・」

 

「いたぞー!大洗のスパイだー!!」

 

「もう外に出ていたとは」

 

「確保しろー!!」

 

 優花里に説明しようとするとトルーパー部隊が一真たちを発見し物凄い剣幕で押し寄せる

 

「っ!、説明している暇はない!とりあえずこれで目的地まで向かうぞ!」

 

 すると一真はサクラハリケーンロックビークルを取り出し開錠するビークルモードに変形している最中に優花里にヘルメットを渡し自分もヘルメットを被る

 

「行くぞ優花里ちゃんしっかり掴まれよ!」

 

「は・・・はい!」

 

 優花里も大急ぎでメットを被り一真が乗るサクラハリケーンに同乗ししっかりと腰に掴まると一真は目一杯アクセルを回し走り出す

 

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

「ぜ・・・全員避けろー!!」

 

 一真はウィリーしながらトルーパーに突っ込み咄嗟にトルーパーたちは避けてしまい一真たちの突破を許してしまう

 

「ユウノ副隊長すいませんまたもスパイに逃げられました・・・」

 

「大丈夫です相手がロックビークルを使っているのなら位置なんて立ち所に分かりますよ」

 

 トルーパーの1人がユウノに申し訳なさそうに通信を送るとユウノは労いニヤリと笑みを浮かべ手に持っていたケータイに視線を落とす

 

「リョウ隊長、大洗のスパイの所在が判明しましたどうしますか?」

 

「OK!じゃあ俺も向かうとしますか」

 

「ねぇ私も行っても良い?リョウが目をかけた男子がどんな人なのか見てみたいし」

 

「では私もリョウ隊長にあそこまで言わせる相手がどんな男なのか見てみたいです」

 

「わっ私だけ仲間外れはやめてもらいますからね」

 

 ユウノが尋ねるとリョウはノリノリで答えケイたちも付いて行く事になる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#####

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               『サンダース学園艦 艦舷の公園』

 

「よしっここで大丈夫だな」

 

「でも破神殿、こんな所からどうやって脱出するんですか?」

 

 一真はサンダースの海が一望できる公園に辿り着き降りると優花里が尋ねる

 

「ここからはまた違うロックビークルを使って逃げるよ」

 

「違うロックビークルって・・・まさか!?」

 

 優花里は一真の考えを分かり驚愕すると一真は自慢げに笑みを浮かべながら頷き取り出そうとする

 

 その時ワイルドフラワーに乗るトルーパーたちとジープに乗ったリョウたちが一真を取り囲む

 

「っ!、何故この場所が!?」

 

「あなたたちの居場所なんて筒抜けなんですよ」

 

 驚く一真にジープを降りたユウノが自慢げに答える

 

「よぉー!やっぱりあの時のクールボーイだったか、改めて俺はサンダースガーディアンライダー部隊の隊長リョウだ!」

 

「同じくサンダースガーディアンライダー部隊の副隊長にして参謀のユウノです」

 

「まさかあの時の・・・そうかライダー部隊の隊長だったのか」

 

 リョウとユウノは自己紹介すると一真もリョウと会った時の事を思い出し納得する

 

「へぇ~中々良い男じゃない♪、私はサンダース戦車隊の隊長ケイよよろしくね♪」

 

「サンダース戦車隊の副隊長ナオミ・・・」

 

「同じく副隊長のアリサよ良く憶えておくことね!」

 

 ケイたちも自己紹介をする

 

「でもこの顔立ち何処かで見たような・・・」

 

「・・・まさか!?」

 

 ケイたちは一真に既視感を覚えるとユウノがある事に気付く

 

「自分は大洗ライダー部隊隊長の破神一真です」

 

 一真も自己紹介するとサンダースの一同が驚愕する

 

「ほぉ~まさか破神流の後継者だとはな、それならあそこまで強い理由が分かるぜ」

 

 リョウはあまり驚かずに納得した様に言う

 

「い・・・いくら破神流でもこの状況を突破するのは無理だ確保しろ!」

 

「「「「「ラジャー!」」」」」

 

 それに対しユウノは動揺しながらも指示を出しトルーパーたちは一真たちを捕まえようとする

 

「大丈夫ださっきも言っただろう優花里ちゃんは俺が守る!」

 

「破神殿・・・」

 

 怯える優花里に一真が庇うように立ちそう言うと優花里は一真に見蕩れていた

 

「良いなぁ~私もあんな事言ってもらいたいね♪」

 

「じゃあ俺が言ってやろうかケイ?」

 

「冗談はよしてください!」

 

「ケイ隊長ももっと状況を考えてください!」

 

 ケイとリョウの冗談にユウノとアリサが注意する

 

(今だ!)

 

 好機と見た一真はなんと優花里をお姫様抱っこをし海に向かって走り出す

 

「ちょっと破神殿!?」

 

「なっ!、やめろ!」

 

 いきなりの事に赤面する優花里を気にもせずに一真は柵を飛び越え学園艦を飛び降りてしまう

 

 まさかの出来事にナオミを声を荒らげてしまうが一真と優花里の姿は消えてしまう

 

「いくら逃げれないって言っても心中するなんて・・・」

 

(いやあのハガミーの事だから何か手を・・・)

 

 予想外の事にそう呟くユウノだがリョウは真剣な表情で考える

 

 すると何かが浮上する現れるその正体は・・・

 

「あ・・・あれは「ダンテライナー」!?」

 

 タンポポを模したホバー型のロックビークルであるダンテライナーでありそこには一真と優花里が搭乗していた

 

「ではサンダースの皆さん次は試合で会いましょう」

 

 一真はキザなポーズを取り挨拶を済ませると大洗の学園艦に向かって前進する

 

「なんで無名校がロールアウトされたばかりのロックビークルを持っているんだ!?、隊長「Dライナー部隊」の出撃許可を!」

 

 一真がダンテライナーロックビークルを持っている事に声を荒げると半ばヤケになりながらもリョウに進言する

 

「仕方ないな・・・Dライナー部隊GO!」

 

「ラジャー!、Dライナー部隊出撃!、絶対に大洗のスパイを逃がすな!」

 

 リョウはやれやれと言わんばかりに了承するとユウノはすぐに指示を出し出撃させようとするが

 

「ユウノ副隊長、コンピューター管理システムにエラー発生!、ダンテライナー及びチューリップホッパーがロック状態のままから開錠できません!」

 

「なにっ!、そんなバカな!?」

 

(流石はハガミー・・・そっちの方にも細工をしていたか)

 

 隊員の通信に驚愕するユウノだがリョウは納得した面持ちで頷き一真たちはやっとサンダースから脱出することに成功したのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回ガイム&パンツァー!

 

 やっとの事で脱出に成功する一真と優花里

 

「約束の物をお持ちしました」

 

「やっと届いたか~」

 

 蓮子から渡されるサンダースの新兵器!

 

「なんだか今日はみんな真面目だな」

 

 大洗に帰った一真と優花里は早速みほや天子たちに情報を伝え作戦会議を始めるが天子たちライダー部隊の様子が一変していたその理由とは?

 

第24話「大洗への帰還と天子さんたちの決意です」

 

「もう奴に責任を負わせるわけにはいかない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

今回は夜罪に依頼を受けた文とはたてそして謎の行動をする蓮子たち新たな東方キャラの登場とサンダースの隊長・副隊長との対面でした

話しは違いますが仮面ライダードライブではタイプトライドロンが登場しましたね、賛否両論のあのデザインですが自分は凄くカッコよかったと思いましたそれにあのタイヤカキマゼールは中々・・・斬新でした!

次回は一真たちが帰還し杏たちから秘密を聞いた天子たちはどんな反応を見せるのか乞うご期待です!

6/14現在 ゲネシスライダー部隊の2人と文・はたて・蓮子を追加しました!
6/15現在 シュヴァルツと黒影トルーパーとロックシードのクラスを追加しました!

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